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レンタルボーイ、金持ちの玩具
息苦しい
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最初の相手が男とは。しかも有名な司会者だ。
まさかこの人がゲイだなんて…芸能界は特殊な世界だ。
オレはこの人に何をやらされるんだ?
得体の知れない恐怖に、オレの身体は震えていた。
「お待ちしておりました。お客様の相手を努めるのは、今日入ったばかりの亮輔と言います」
瓜田はオレの事を紹介した。
「亮輔くんか!今日から一週間ヨロシク頼むよ」
テレビに映ってる時と一緒の笑顔でオレに手を差し出した。
握手のつもりだろうが、オレはこの先起こる出来事を想像し、身体が硬直し、蛇に睨まれたカエルの如く、全く動けない。
それどころか、車内が息苦しくなってきた。
「どうした、今日初めてだから緊張してるのかな?大丈夫、リラックスしてくれたまえ」
日に焼けた浅黒い肌に50代前半とは思えない程の彫りの深い顔立ち。
テレビと同じ柔和な表情で番組を進行していくこの司会者がオレの初めての客だなんて。
「よ、よろしくおねがいします…」
オレは蚊の鳴くような小さな声で挨拶した。
あのオーナーは法に触れないよう、顧客伝えていると言ったが、オレは16才だ。
確か条例で、オレの年齢と性行為をしたら淫行で犯罪になるんじゃないのか?
これじゃ思いっきり法に触れてるじゃないか…
あれはあくまでも建前なのか。
本音はバレなきゃ何しても大丈夫という事なのか…
(逃げよう!)
オレの頭の中でサイレンが鳴った。
これはかなり危険だと。
だが、どうやって逃げる?
ましてや車の中だ。
逃げないとオレはこの司会者の餌食になってしまう!
男同士の絡み合いなんて無理だ!
こんな穏やかな表情の裏には男色の趣味があり、嫌がるオレのアナルをいじくり回されるのかと思うと、鳥肌が立ってきた。
この車は何処に行こうとしてるのだろうか。
ここから窓を開けて脱出しようか…だが、走行中の車の窓から脱出なんて無理だ。
車が停まった時、隙を見計らって逃げるしかない。
車内は無言のまま目的地へ向かって走行している。
司会者は時折オレを頭の先から爪先まで舐めるように見ている。
苦しい…何故か息苦しくなり、上手く呼吸出来ない。
落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせるが、余計にパニックに陥る。
急に鼓動が速くなった。
もしかしてオレは死ぬのか?
このまま呼吸出来ないで死んでいくのか…
今まで経験したことのない発作のような状況でオレはこのまま息耐えるのか…
まぁ、いい。このまま死んでも構わない。
ろくでもない人生から解放される…
「…くん、亮輔くん、起きなさい」
…ん?何だ、ここは何処だ?
天国か地獄か?
「さぁ、亮輔くん、早く降りなさい」
…いつの間にか気を失っていたのか。
あの発作のような鼓動の速さと息苦しさは何だったのか…
今はもう何ともない。
司会者に起こされ、オレは車を降りた。
「ここは…」
目の前にそびえ建つ高層の建物、入り口ではボーイがバッグを持って案内した。
ホテルだ、それもかなり一流なホテルだ。
呆然としているオレに瓜田が声をかけた。
「亮輔さん、これから一週間お願いしますね。では一週間後に迎えに参りますので。それでは」
瓜田は再び運転席に乗り、車は走り去って行った。
「さぁ、亮輔くん!ここのスイートルームを予約しているんだ。これから一週間、私と一緒に過ごそう」
「…はい」
言われるがままにエレベーターに乗り、30階で降りた。
部屋のカードキーを差し込んだ。
中はスイートルームというだけあって全てがきらびやかで豪華絢爛な内装になっている。
だが、オレはスイートルームよりも、これから何が起こるのか、その恐怖が頭の中で支配されていた。
司会者はバッグからゴソゴソと何かを探していた。
「あぁ、あったあった」
何を探していたのか…
「亮輔くん」
司会者がこちらを振り向いた。
「…っ?」
司会者が手にしていたのは浣腸だった…
一体何をやるつもりなんだ?
まさかこの人がゲイだなんて…芸能界は特殊な世界だ。
オレはこの人に何をやらされるんだ?
得体の知れない恐怖に、オレの身体は震えていた。
「お待ちしておりました。お客様の相手を努めるのは、今日入ったばかりの亮輔と言います」
瓜田はオレの事を紹介した。
「亮輔くんか!今日から一週間ヨロシク頼むよ」
テレビに映ってる時と一緒の笑顔でオレに手を差し出した。
握手のつもりだろうが、オレはこの先起こる出来事を想像し、身体が硬直し、蛇に睨まれたカエルの如く、全く動けない。
それどころか、車内が息苦しくなってきた。
「どうした、今日初めてだから緊張してるのかな?大丈夫、リラックスしてくれたまえ」
日に焼けた浅黒い肌に50代前半とは思えない程の彫りの深い顔立ち。
テレビと同じ柔和な表情で番組を進行していくこの司会者がオレの初めての客だなんて。
「よ、よろしくおねがいします…」
オレは蚊の鳴くような小さな声で挨拶した。
あのオーナーは法に触れないよう、顧客伝えていると言ったが、オレは16才だ。
確か条例で、オレの年齢と性行為をしたら淫行で犯罪になるんじゃないのか?
これじゃ思いっきり法に触れてるじゃないか…
あれはあくまでも建前なのか。
本音はバレなきゃ何しても大丈夫という事なのか…
(逃げよう!)
オレの頭の中でサイレンが鳴った。
これはかなり危険だと。
だが、どうやって逃げる?
ましてや車の中だ。
逃げないとオレはこの司会者の餌食になってしまう!
男同士の絡み合いなんて無理だ!
こんな穏やかな表情の裏には男色の趣味があり、嫌がるオレのアナルをいじくり回されるのかと思うと、鳥肌が立ってきた。
この車は何処に行こうとしてるのだろうか。
ここから窓を開けて脱出しようか…だが、走行中の車の窓から脱出なんて無理だ。
車が停まった時、隙を見計らって逃げるしかない。
車内は無言のまま目的地へ向かって走行している。
司会者は時折オレを頭の先から爪先まで舐めるように見ている。
苦しい…何故か息苦しくなり、上手く呼吸出来ない。
落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせるが、余計にパニックに陥る。
急に鼓動が速くなった。
もしかしてオレは死ぬのか?
このまま呼吸出来ないで死んでいくのか…
今まで経験したことのない発作のような状況でオレはこのまま息耐えるのか…
まぁ、いい。このまま死んでも構わない。
ろくでもない人生から解放される…
「…くん、亮輔くん、起きなさい」
…ん?何だ、ここは何処だ?
天国か地獄か?
「さぁ、亮輔くん、早く降りなさい」
…いつの間にか気を失っていたのか。
あの発作のような鼓動の速さと息苦しさは何だったのか…
今はもう何ともない。
司会者に起こされ、オレは車を降りた。
「ここは…」
目の前にそびえ建つ高層の建物、入り口ではボーイがバッグを持って案内した。
ホテルだ、それもかなり一流なホテルだ。
呆然としているオレに瓜田が声をかけた。
「亮輔さん、これから一週間お願いしますね。では一週間後に迎えに参りますので。それでは」
瓜田は再び運転席に乗り、車は走り去って行った。
「さぁ、亮輔くん!ここのスイートルームを予約しているんだ。これから一週間、私と一緒に過ごそう」
「…はい」
言われるがままにエレベーターに乗り、30階で降りた。
部屋のカードキーを差し込んだ。
中はスイートルームというだけあって全てがきらびやかで豪華絢爛な内装になっている。
だが、オレはスイートルームよりも、これから何が起こるのか、その恐怖が頭の中で支配されていた。
司会者はバッグからゴソゴソと何かを探していた。
「あぁ、あったあった」
何を探していたのか…
「亮輔くん」
司会者がこちらを振り向いた。
「…っ?」
司会者が手にしていたのは浣腸だった…
一体何をやるつもりなんだ?
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