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不毛な同棲生活
苦痛な舌技
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オレは他の女には、見向きもしない。
今はただ、ゲイとの快楽を楽しみたいだけだ。
ナツは徐々に本性を現してきたのか、それとも、嫉妬に狂って、被害妄想を起こしているのか。
一緒に住んでいると、ナツは不明な点が多い。
ナツのマンションに住み始めて、二ヶ月以上経つが、一度も郵便物が届いた事は無い。
単に送られてくる郵便物が無いだけなのか知らないが、何か不自然さを感じる。
オレの杞憂だといいのだが、何故かナツには違和感を感じてしまう。
それともう一つ、ナツは家にいるとき、一切携帯を触らない。と言うか、携帯を見た事が無い。
普通ならば、四六時中スマホを弄っているが、ナツに限っては、一度もスマホを手にしたことがない。
テレビも無く、常に部屋の中はシーンとして、カーテンはいつも閉まったままだ。
オレが来る前は、どうやって過ごしていたのだろうか。
変わったヤツなのか、少し病んでるところがあるのか。
一つだけ言えるのは、ナツは秘密主義であることには違いない。
人を信用しないという考えは、オレと一緒だ。
だが、何かが違う。
過去に父親に犯され、護身用として常に携帯していたナイフで父親を刺し、傷害事件になったが、正当防衛という事で罪は問われなかった。
それと、児童養護施設に預けられていた姉がいる、という事。
ナツは一度も鴨志田と会ったことは無いという。
冷静に考えてみると、それは少し不自然じゃないだろうか?
母親がガンで亡くなる数日前に、姉の存在を知ったというが、何か引っかかる。
しかも、鴨志田が亡くなった日と、母親が亡くなった日が一緒だという。
偶然といえばそれまでだが…
だが、何もかも謎だ。
こっちに被害が及ばなければ、何をしようと勝手だが、そろそろナツとの生活を解消したいと思っている。
ナツには色々世話になった。それは感謝しても感謝しきれない程だ。
だが、身体の関係を結んでから、極度の嫉妬深い女に豹変した。
そういうタイプの女なのか。
とにかく、ナツと生活するのは無理だという事だ。
どうする?ハッキリと言って別れるべきか。
それとももう少し様子を見るか。
様子を見ると言っても、ただ引き伸ばしているだけだから、意味が無い。
直感だが、これ以上ここにいてはいけない…ヤバいような気がする。
死ぬ事に恐怖は無い。
だが、そういう次元の問題ではなく、上手く表現出来ないが、オレの身の回りに、何かが起こりそうな予感がする。
とにかく、ここから出る。もう束縛されるのはうんざりだ。
時計に目をやる。もうすぐ、午前4時になる。
ナツが帰ってくる時間だ。
ナツが帰ってきたら、ここを離れると伝えよう。
しばらくして玄関のドアが開いた。
「たらいま~」
ナツは酔っぱらって帰って来た。
仕事柄、酒を飲むのが当たり前だが、酒を飲まないオレとしては、酒臭さと、香水の匂いが混ざって、不快な匂いを放つ。
「おかえり」
いつものように、ナツが帰ってくるまで起きて待っている。
「亮ちゃん、たらいま~、いつも起きててくれてありまとうね~」
いつもより酒の量が多かったのだろう、かなり酔っている。
「ねぇ、亮ちゃん、私の事好きぃ?」
ナツはもたれかかり、身体を擦り寄せてきた。
「何だよ、いきなり」
「どっちなの~、好きなの、キライなのぉ?」
返答に困った。今日こそは、ここを出ていこうと思って、話をしようと思ったが、こんな泥酔状態じゃ話にならない。
「あぁ、好きだよ」
とりあえず話を合わせた。
「んふふ~、じゃあ恒例のザーメンチェックねぇ」
ナツはオレのチャックを下ろし、股間をまさぐってきた。
「おい、もういいだろ!今日はどこにも出掛けてないって!」
「ウソ!絶対に外に出たでしょ?本当の事言いなさい!」
何故、こんなに疑り深いのか。
「今日は夕方まで寝て、ナツに起こされたろ。それから一歩も外に出てないって言ってるじゃないか」
「ウソだ!ホントは、他の女のとこに行ったんでしょ?」
「そっちこそ、オレを信用しないのか!いい加減にしろ!」
「…じゃあオチンチン出して。舐めてあげるから」
「もういいだろ…毎日毎日そんな事ばっかして何がしたいんだ?」
するとナツは声を上げて、ワンワンと泣いた。
「…だって、亮ちゃん他の女に取られるかもしんないって思ったら…」
「言っとくけど、この数ヶ月女と話したのはナツだけしかいなんだよ」
「…ホント?」
「ホントなんだ」
「…じゃあ、オチンチン見せて!私の事好きなら見せられるでしょ?」
何で、わざわざ精子の量を確かめる必要があるんだ。
このままじゃラチが明かないから、オレはズボンとパンツを下ろした。
「あぁ、亮ちゃんのオチンチン…暖か~い」
肉棒に頬ずりしながら、裏筋を舐め出した。
ナツのフェラは飽きた。
毎日だと、気持ち良く無い。
おまけに、女よりも男と交わる方が何倍も気持ちいい。
こういう時は、ハッテン場で会ったゲイとのアナルセックスを必死に思い出す。
ナツのフェラでは、射精出来ない。
頭の中で、ゲイとの交わりを必死に浮かべ、気持ちを高める。
自分の中で、波が押し寄せるかのように、大量のザーメンを吐き出した。
「ん~、亮ちゃんいつもいっぱい出るね。そんなに気持ち良かった?」
酒臭い…近寄るな。
「分かったから、さっさとシャワー浴びて寝よう」
この射精で、かなりのエネルギーを使う。
今はフェラが苦痛で仕方ない。
今日はもう無理だ。
起きたらナツにハッキリ言おう、ここを出ていくと。
今はただ、ゲイとの快楽を楽しみたいだけだ。
ナツは徐々に本性を現してきたのか、それとも、嫉妬に狂って、被害妄想を起こしているのか。
一緒に住んでいると、ナツは不明な点が多い。
ナツのマンションに住み始めて、二ヶ月以上経つが、一度も郵便物が届いた事は無い。
単に送られてくる郵便物が無いだけなのか知らないが、何か不自然さを感じる。
オレの杞憂だといいのだが、何故かナツには違和感を感じてしまう。
それともう一つ、ナツは家にいるとき、一切携帯を触らない。と言うか、携帯を見た事が無い。
普通ならば、四六時中スマホを弄っているが、ナツに限っては、一度もスマホを手にしたことがない。
テレビも無く、常に部屋の中はシーンとして、カーテンはいつも閉まったままだ。
オレが来る前は、どうやって過ごしていたのだろうか。
変わったヤツなのか、少し病んでるところがあるのか。
一つだけ言えるのは、ナツは秘密主義であることには違いない。
人を信用しないという考えは、オレと一緒だ。
だが、何かが違う。
過去に父親に犯され、護身用として常に携帯していたナイフで父親を刺し、傷害事件になったが、正当防衛という事で罪は問われなかった。
それと、児童養護施設に預けられていた姉がいる、という事。
ナツは一度も鴨志田と会ったことは無いという。
冷静に考えてみると、それは少し不自然じゃないだろうか?
母親がガンで亡くなる数日前に、姉の存在を知ったというが、何か引っかかる。
しかも、鴨志田が亡くなった日と、母親が亡くなった日が一緒だという。
偶然といえばそれまでだが…
だが、何もかも謎だ。
こっちに被害が及ばなければ、何をしようと勝手だが、そろそろナツとの生活を解消したいと思っている。
ナツには色々世話になった。それは感謝しても感謝しきれない程だ。
だが、身体の関係を結んでから、極度の嫉妬深い女に豹変した。
そういうタイプの女なのか。
とにかく、ナツと生活するのは無理だという事だ。
どうする?ハッキリと言って別れるべきか。
それとももう少し様子を見るか。
様子を見ると言っても、ただ引き伸ばしているだけだから、意味が無い。
直感だが、これ以上ここにいてはいけない…ヤバいような気がする。
死ぬ事に恐怖は無い。
だが、そういう次元の問題ではなく、上手く表現出来ないが、オレの身の回りに、何かが起こりそうな予感がする。
とにかく、ここから出る。もう束縛されるのはうんざりだ。
時計に目をやる。もうすぐ、午前4時になる。
ナツが帰ってくる時間だ。
ナツが帰ってきたら、ここを離れると伝えよう。
しばらくして玄関のドアが開いた。
「たらいま~」
ナツは酔っぱらって帰って来た。
仕事柄、酒を飲むのが当たり前だが、酒を飲まないオレとしては、酒臭さと、香水の匂いが混ざって、不快な匂いを放つ。
「おかえり」
いつものように、ナツが帰ってくるまで起きて待っている。
「亮ちゃん、たらいま~、いつも起きててくれてありまとうね~」
いつもより酒の量が多かったのだろう、かなり酔っている。
「ねぇ、亮ちゃん、私の事好きぃ?」
ナツはもたれかかり、身体を擦り寄せてきた。
「何だよ、いきなり」
「どっちなの~、好きなの、キライなのぉ?」
返答に困った。今日こそは、ここを出ていこうと思って、話をしようと思ったが、こんな泥酔状態じゃ話にならない。
「あぁ、好きだよ」
とりあえず話を合わせた。
「んふふ~、じゃあ恒例のザーメンチェックねぇ」
ナツはオレのチャックを下ろし、股間をまさぐってきた。
「おい、もういいだろ!今日はどこにも出掛けてないって!」
「ウソ!絶対に外に出たでしょ?本当の事言いなさい!」
何故、こんなに疑り深いのか。
「今日は夕方まで寝て、ナツに起こされたろ。それから一歩も外に出てないって言ってるじゃないか」
「ウソだ!ホントは、他の女のとこに行ったんでしょ?」
「そっちこそ、オレを信用しないのか!いい加減にしろ!」
「…じゃあオチンチン出して。舐めてあげるから」
「もういいだろ…毎日毎日そんな事ばっかして何がしたいんだ?」
するとナツは声を上げて、ワンワンと泣いた。
「…だって、亮ちゃん他の女に取られるかもしんないって思ったら…」
「言っとくけど、この数ヶ月女と話したのはナツだけしかいなんだよ」
「…ホント?」
「ホントなんだ」
「…じゃあ、オチンチン見せて!私の事好きなら見せられるでしょ?」
何で、わざわざ精子の量を確かめる必要があるんだ。
このままじゃラチが明かないから、オレはズボンとパンツを下ろした。
「あぁ、亮ちゃんのオチンチン…暖か~い」
肉棒に頬ずりしながら、裏筋を舐め出した。
ナツのフェラは飽きた。
毎日だと、気持ち良く無い。
おまけに、女よりも男と交わる方が何倍も気持ちいい。
こういう時は、ハッテン場で会ったゲイとのアナルセックスを必死に思い出す。
ナツのフェラでは、射精出来ない。
頭の中で、ゲイとの交わりを必死に浮かべ、気持ちを高める。
自分の中で、波が押し寄せるかのように、大量のザーメンを吐き出した。
「ん~、亮ちゃんいつもいっぱい出るね。そんなに気持ち良かった?」
酒臭い…近寄るな。
「分かったから、さっさとシャワー浴びて寝よう」
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今はフェラが苦痛で仕方ない。
今日はもう無理だ。
起きたらナツにハッキリ言おう、ここを出ていくと。
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