2 / 41
日照り
いつものように畑で野菜の様子を見る。おとめは一つ一つ、丁寧に確認するが……状況は最悪と言っていいだろう。
「――小さすぎる」
かろうじて食べれそうな数個の野菜を収穫し、今度は川へ向かった。
普段の水流の十分の一程の水が、チョロチョロと弱々しく流れている。これでは、魚も取れまい。
仕方なくおとめは、少ない水を手で掬い口に含んだ。
この水もあと何日持つだろうか。
全ては燦々と輝く、この憎たらしいほど良い天気のせいだ。
帝都では日照りの影響がもっと酷いらしく、作物が不足し餓死者も出ているらしい。まだ死者が出ていないから、この村はマシなのかもしれないけれど……。
そんなことを考えながら立ち上がり、家へと戻る。
「ただいまー」
「おかえり、おとめ」
「おとめちゃん。おかえり」
「あれ? 村長が来るなんて珍しいですね」
狭い部屋の中に、母と村長が対面して座っている。いつまでも老けない母と、この日照りによる干ばつで頭を悩ませて毛が一気に抜け落ちた村長。
全く違う二人を、おとめは訝しげに眺めなが母の隣に座った。
(悪い人じゃないけど、良い人でもない)
おとめは素直な感想を心で呟く。
母一人、子一人で、その子供は外国の血を濃く引いている。そんな子供を追い出さずに村に置いてくれているが、決して自分から関わろうとはしない。それが村長だ。
村長にはおとめと同じ歳の孫娘、きよがいるけれど、帝都の人と結婚したが上手くいかずに出戻りしており、きよをもうどこにも嫁にやらないと豪語する狂愛ぶりだ。
きよ自体は良い子なので引く手数多、全くもって迷惑な老人……というわけだ。
そんな老人――村長が家を訪れたということは、嫌な予感がしても仕方がないというものだ。
「で、さっきのことだけど、トヨさんお願いだよ。頼まれてくれ」
「お断りします」
トヨとは母の名前だ。いつも柔和で明るいトヨが、地獄の底のような低い声で返事をしたものだから、おとめは驚いてトヨの横顔を見た。
それに気付いていないのか、トヨは低い声のまま村長を威嚇するように睨みつけている。
「これが村の危機ならば、全員が納得するよう会合を開くべきです」
「それは開いたって言ったろう?」
「男衆だけでの会合でしょう? 男が居ない家は女主人が参加するべきです」
「それは駄目だよ。男衆の会合に女は参加できん」
あぁ。まただ。おとめは眉間に皺を寄せる。この村は何かある度に男衆だけで決め事をつくる。それがどれだけ女子供に不利だろうと、自分達が良ければ良いのだろう。
自分とその家族が安泰ならばなんでも良いのだ。
村とは共に助け合うものだ言ってはいるものの、実態はそんなものだ。他は知らないけれど、どこの村も変わらないのだろう。
「そうですか。それは残念です。しかし、おとめを渡すことはできません」
「あ、私のことだったの?」
まさか自分のことだとは思わず、おとめは素っ頓狂な声を出してしまった。それを聞いた村長は、トヨからおとめに標的を変えてきた。
「そうなんだよ! おとめちゃん。最近、日照りが酷いだろう? もう、裏の川も干上がる寸前だ。だから……龍神様に頼もうと思うんだ」
「龍神様って……迷信でしょ?」
おとめは頭を回転させ、龍神について学んだことを思い出す。村の古い書物に書かれている、絵巻にそれは書いてあった。
この村の子供なら誰でも知っている、昔話だ。
裏の山にある大きな湖。そこに棲む龍神は天候を操り、人々に寄り添う優しき龍だけれど、怒りに触れると雷鳴を轟かせ山を崩し、里を土砂が襲うというものだった。
ただの天災をそうやって伝承させ、注意喚起しているのだろう。
それを村では、山の怒りに触れないように、人間と山は適度な距離を保つように……入る時は敬意を持って、山から恵みを拝借するのだという心構えでいるように。それを教えとしている。
そこまで思い出して、おとめは首を傾げた。
「そんな居るかもわからない龍神様にどうやって頼むんです?」
「湖に、入るんじゃよ」
「それ、死にますよね??」
当たり前のことを当たり前に言ってしまい、その場の空気は凍りついた。そしておとめは察した。
「私に、死ねと」
「違う。龍神様に頼むために贄になってくれないか?」
「いやいや、死ぬだけじゃん。もっとやりかたがあるでしょう? それに私が沈んでも、龍神様は困るですよ? 見た目違うし」
もし龍神が居たとしても、見た目がこの国の人とは全く違う人間が贄で降りてきたら驚いて拒否するに違いない。
「だがな……龍神様の伝承には贄として沈むのは清らかな娘じゃないんと駄目だとある」
「初物をお望みで」
冷たい声がでたおとめだが、これで自分に白羽の矢が立ってしまった理由が判明した。
十三から十八という年齢の未婚の女はこの村には今、私ときよしかいないのだ。他の子達は既に婚約者がいたり嫁にいっている。
そして、きよは一度嫁に出ているので、事実は知らないけれど清くはないという男衆の下衆な判断なのだろう。もしくは、そういうことにして、村長がきよを贄にすることを避けようとしたのかもしれない。
おとめにとってはそんな些事はどちらでも構わないけれど――どちらにせよ、おとめしか贄の役割が担えないというわけだ。
「おとめちゃん……」
「一つ、約束してください」
懇願するような声の村長を、おとめは真っ直ぐ見た。何でも言ってくれという村長はやはりどこか嘘臭いけれど、それを信じるしかないだろう。
「母に何があっても、母を守ってください」
「おとめ!!」
覚悟の言葉に、トヨは悲鳴に似た声をあげた。
「もちろんじゃ!! あぁ、よかった……本当にありがとう。そうしたら、明日の朝、迎えにくるからの」
「え、明日?」
想像以上の早さにおとめは目を瞬くが、どうせ村の人の殆どが見送ったり儀式をしたりするのだろう。その時に挨拶をすればいい。
長い別れの挨拶は、トヨだけだ。
「わかりました」
「ではな、トヨさん。頼んだよ」
そういうと、村長は家を出ていった。
おとめは黙ったままの隣のトヨを見た。正座した膝の上で硬く握られた手は、ブルブルと震えている。
怒るのは当然だろう。だが、おとめも何も考えずにそうしたわけではない。
「お母さん……私の贄の儀式が終わったらさ、お父さんのところに行きなよ」
「――!! ……」
一瞬だけ顔を上げたけれど、トヨはまた俯く。
きっとおとめの言いたいことが分かったのだろう。だが、そうするには母親として悲しすぎる。
おとめもそれを理解できないわけではない。
けれど、自分が死んだこの村でトヨが生きていけるほど強くもないことを知っている。おとめを育てるということが、母であるトヨを強くしていたのだから。
「今から村を出ても捕まるだろうし、なら素直に贄になったほうが村のためになるでしょ? それにさ、貯めた金とお父さんがこっそり送ってくれた金貨を変えれば……一人なら英国に行けるよ」
その言葉を最後に、沈黙が二人を包む。
沈黙のままトヨは立ち上がり、玄関に向かった。そして、家を出る直前で「贄にするためにおとめを育てたんじゃない」と絞り出したような小さな声で呟いたのが聞こえた。
おとめだって、そんなつもりは全くなかった。
いつか貯めた金でトヨと二人で英国へ行き、父親と再会し、あわよくば現地の素敵な人と結ばれれば――。そんな夢を見ていたのだから。
一人きりになった家はやけに広く、すきま風の音が妙に大きく感じられた。
「――小さすぎる」
かろうじて食べれそうな数個の野菜を収穫し、今度は川へ向かった。
普段の水流の十分の一程の水が、チョロチョロと弱々しく流れている。これでは、魚も取れまい。
仕方なくおとめは、少ない水を手で掬い口に含んだ。
この水もあと何日持つだろうか。
全ては燦々と輝く、この憎たらしいほど良い天気のせいだ。
帝都では日照りの影響がもっと酷いらしく、作物が不足し餓死者も出ているらしい。まだ死者が出ていないから、この村はマシなのかもしれないけれど……。
そんなことを考えながら立ち上がり、家へと戻る。
「ただいまー」
「おかえり、おとめ」
「おとめちゃん。おかえり」
「あれ? 村長が来るなんて珍しいですね」
狭い部屋の中に、母と村長が対面して座っている。いつまでも老けない母と、この日照りによる干ばつで頭を悩ませて毛が一気に抜け落ちた村長。
全く違う二人を、おとめは訝しげに眺めなが母の隣に座った。
(悪い人じゃないけど、良い人でもない)
おとめは素直な感想を心で呟く。
母一人、子一人で、その子供は外国の血を濃く引いている。そんな子供を追い出さずに村に置いてくれているが、決して自分から関わろうとはしない。それが村長だ。
村長にはおとめと同じ歳の孫娘、きよがいるけれど、帝都の人と結婚したが上手くいかずに出戻りしており、きよをもうどこにも嫁にやらないと豪語する狂愛ぶりだ。
きよ自体は良い子なので引く手数多、全くもって迷惑な老人……というわけだ。
そんな老人――村長が家を訪れたということは、嫌な予感がしても仕方がないというものだ。
「で、さっきのことだけど、トヨさんお願いだよ。頼まれてくれ」
「お断りします」
トヨとは母の名前だ。いつも柔和で明るいトヨが、地獄の底のような低い声で返事をしたものだから、おとめは驚いてトヨの横顔を見た。
それに気付いていないのか、トヨは低い声のまま村長を威嚇するように睨みつけている。
「これが村の危機ならば、全員が納得するよう会合を開くべきです」
「それは開いたって言ったろう?」
「男衆だけでの会合でしょう? 男が居ない家は女主人が参加するべきです」
「それは駄目だよ。男衆の会合に女は参加できん」
あぁ。まただ。おとめは眉間に皺を寄せる。この村は何かある度に男衆だけで決め事をつくる。それがどれだけ女子供に不利だろうと、自分達が良ければ良いのだろう。
自分とその家族が安泰ならばなんでも良いのだ。
村とは共に助け合うものだ言ってはいるものの、実態はそんなものだ。他は知らないけれど、どこの村も変わらないのだろう。
「そうですか。それは残念です。しかし、おとめを渡すことはできません」
「あ、私のことだったの?」
まさか自分のことだとは思わず、おとめは素っ頓狂な声を出してしまった。それを聞いた村長は、トヨからおとめに標的を変えてきた。
「そうなんだよ! おとめちゃん。最近、日照りが酷いだろう? もう、裏の川も干上がる寸前だ。だから……龍神様に頼もうと思うんだ」
「龍神様って……迷信でしょ?」
おとめは頭を回転させ、龍神について学んだことを思い出す。村の古い書物に書かれている、絵巻にそれは書いてあった。
この村の子供なら誰でも知っている、昔話だ。
裏の山にある大きな湖。そこに棲む龍神は天候を操り、人々に寄り添う優しき龍だけれど、怒りに触れると雷鳴を轟かせ山を崩し、里を土砂が襲うというものだった。
ただの天災をそうやって伝承させ、注意喚起しているのだろう。
それを村では、山の怒りに触れないように、人間と山は適度な距離を保つように……入る時は敬意を持って、山から恵みを拝借するのだという心構えでいるように。それを教えとしている。
そこまで思い出して、おとめは首を傾げた。
「そんな居るかもわからない龍神様にどうやって頼むんです?」
「湖に、入るんじゃよ」
「それ、死にますよね??」
当たり前のことを当たり前に言ってしまい、その場の空気は凍りついた。そしておとめは察した。
「私に、死ねと」
「違う。龍神様に頼むために贄になってくれないか?」
「いやいや、死ぬだけじゃん。もっとやりかたがあるでしょう? それに私が沈んでも、龍神様は困るですよ? 見た目違うし」
もし龍神が居たとしても、見た目がこの国の人とは全く違う人間が贄で降りてきたら驚いて拒否するに違いない。
「だがな……龍神様の伝承には贄として沈むのは清らかな娘じゃないんと駄目だとある」
「初物をお望みで」
冷たい声がでたおとめだが、これで自分に白羽の矢が立ってしまった理由が判明した。
十三から十八という年齢の未婚の女はこの村には今、私ときよしかいないのだ。他の子達は既に婚約者がいたり嫁にいっている。
そして、きよは一度嫁に出ているので、事実は知らないけれど清くはないという男衆の下衆な判断なのだろう。もしくは、そういうことにして、村長がきよを贄にすることを避けようとしたのかもしれない。
おとめにとってはそんな些事はどちらでも構わないけれど――どちらにせよ、おとめしか贄の役割が担えないというわけだ。
「おとめちゃん……」
「一つ、約束してください」
懇願するような声の村長を、おとめは真っ直ぐ見た。何でも言ってくれという村長はやはりどこか嘘臭いけれど、それを信じるしかないだろう。
「母に何があっても、母を守ってください」
「おとめ!!」
覚悟の言葉に、トヨは悲鳴に似た声をあげた。
「もちろんじゃ!! あぁ、よかった……本当にありがとう。そうしたら、明日の朝、迎えにくるからの」
「え、明日?」
想像以上の早さにおとめは目を瞬くが、どうせ村の人の殆どが見送ったり儀式をしたりするのだろう。その時に挨拶をすればいい。
長い別れの挨拶は、トヨだけだ。
「わかりました」
「ではな、トヨさん。頼んだよ」
そういうと、村長は家を出ていった。
おとめは黙ったままの隣のトヨを見た。正座した膝の上で硬く握られた手は、ブルブルと震えている。
怒るのは当然だろう。だが、おとめも何も考えずにそうしたわけではない。
「お母さん……私の贄の儀式が終わったらさ、お父さんのところに行きなよ」
「――!! ……」
一瞬だけ顔を上げたけれど、トヨはまた俯く。
きっとおとめの言いたいことが分かったのだろう。だが、そうするには母親として悲しすぎる。
おとめもそれを理解できないわけではない。
けれど、自分が死んだこの村でトヨが生きていけるほど強くもないことを知っている。おとめを育てるということが、母であるトヨを強くしていたのだから。
「今から村を出ても捕まるだろうし、なら素直に贄になったほうが村のためになるでしょ? それにさ、貯めた金とお父さんがこっそり送ってくれた金貨を変えれば……一人なら英国に行けるよ」
その言葉を最後に、沈黙が二人を包む。
沈黙のままトヨは立ち上がり、玄関に向かった。そして、家を出る直前で「贄にするためにおとめを育てたんじゃない」と絞り出したような小さな声で呟いたのが聞こえた。
おとめだって、そんなつもりは全くなかった。
いつか貯めた金でトヨと二人で英国へ行き、父親と再会し、あわよくば現地の素敵な人と結ばれれば――。そんな夢を見ていたのだから。
一人きりになった家はやけに広く、すきま風の音が妙に大きく感じられた。
あなたにおすすめの小説
婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜
紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。
連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
女の子がほとんど産まれない国に転生しました。
さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。
100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳
そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。
当面は2日に1話更新予定!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ハイスぺ幼馴染の執着過剰愛~30までに相手がいなかったら、結婚しようと言ったから~
cheeery
恋愛
パイロットのエリート幼馴染とワケあって同棲することになった私。
同棲はかれこれもう7年目。
お互いにいい人がいたら解消しようと約束しているのだけど……。
合コンは撃沈。連絡さえ来ない始末。
焦るものの、幼なじみ隼人との生活は、なんの不満もなく……っというよりも、至極の生活だった。
何かあったら話も聞いてくれるし、なぐさめてくれる。
美味しい料理に、髪を乾かしてくれたり、買い物に連れ出してくれたり……しかも家賃はいらないと受け取ってもくれない。
私……こんなに甘えっぱなしでいいのかな?
そしてわたしの30歳の誕生日。
「美羽、お誕生日おめでとう。結婚しようか」
「なに言ってるの?」
優しかったはずの隼人が豹変。
「30になってお互いに相手がいなかったら、結婚しようって美羽が言ったんだよね?」
彼の秘密を知ったら、もう逃げることは出来ない。
「絶対に逃がさないよ?」
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。