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龍神とおとめの魂
結局、おとめを嫁に迎えることとなった。
うなじから魂を取りだし、今は少しずつおとめの魂と自身の魂とが混じり合うのを感じ、身体の奥底から幸せを感じている。
一方、おとめの身体は魂が抜かれたことによって、先程まで寝ていた自身の布団に横たわっていた。いわば抜け殻だ。
おとめの容姿に見惚れたことが始まりではあったが、龍神は肉体が好きになったわけではない。魂があってこそ、おとめはおとめであり続ける。
しかし、やはりおとめは美しい。
寝姿を見たことはあるけれど、輝く金色の髪と伏せた瞼、今は血色を失っているが唇の形も、菩薩や天女のようだ。
そっと頬を撫でると、融合しつつある魂が喜んだ気がした。
「撫でられるのは、好きか?」
ホワッと胸が暖かくなる。
「俺はおとめを撫でるのが好きだ。そうだ、おとめの好ましいところを一つずつあげていこう。俺が寝ていた時に、愛してると何度も囁いてくれていたように」
すると、今度は胸が恥じらうように熱くなる。
「ははは、それは今じゃない方がいいな。融合した魂を戻したら、今度は七日七晩が始まる。その時にじっくり教えてやる」
今すぐに伝えたい溢れる想いを抑えて額に口付けをした。
「だから、早く俺の魂と溶け合ってくれ」
だが、龍神の願いも虚しく、おとめの魂は三日経っても融合が終わらなかった。
見た目はまだ変化を感じられないけれど、肉体は日々、死体として形を変化させているはずだ。
そう思うと、龍神は焦りが出てきた。
半日、いや、数分で終わると思っていた最初の自分を殴ってやりたい。
「こんなことなら、最初から融合などせず……」
しかし、そう思ったり口にする度に龍神の中にあるおとめの魂に叱られているような気がするのだ。
魂になっても、おとめは龍神を支えている……。
「おとめも頑張っているのだから、俺も頑張らねばな」
そうは言っても出来ることは祈ることくらいしかない。眠るおとめの髪を撫で、傍で祈る。これほど己を無力に感じたことはなかった。
おとめのためならば、何でもしたい。
おとめのためならば、どんな無理難題でもこなしてみせよう。だから、どうか、おとめを連れて行かないでくれ……。
「愛している……」
力なく囁くと、龍神の膝にポンと小さな手が置かれた。
「……次郎か。他の二人はどうした?」
「三国は見回りや、ヤエは……遠慮するって」
「そうか」
次郎はおとめの傍により、胸の前で組まれていた手に手を置いた。そして、振り返り、今度は龍神の胸に手で触れる。
「おとめちゃん、皆、おとめちゃんが起きるの待っとるよ。外の山は少しずつ春が近付いてきたんや。この前、雪の下からふきのとうを見つけたんよ。今度、天ぷらにしような??」
その言葉に反応するように魂がチカチカと暖かくなった。
次郎を抱き上げ、そっと抱き締める。
「おとめは喜んでいるぞ」
「ほんま?」
「あぁ、融合は進んではいる。じっくり融合したいようだから、他の奴らにもそう伝えてくれ。もうすぐだ」
「そうか! 良かった。じゃぁ、融合が終わっておとめちゃんが戻ったら教えてな??」
「あぁ」
次郎が去って、先ほどの言葉を思い出す。
じっくり融合したい……きっとそうだ。
「愛しているおとめと、融合が終わらないはずがないからな」
ゆっくりと身体を寄せ、おとめの唇に口付けをする。長く長く、想いと魂を流し込むように……。
どれだけの時間、そうしていただろうか。一瞬のような、数時間のような不思議な時間を龍神は身体の中で感じた。
ふんわりとした優しい香りも感じた。それは朝露を浴びた可憐な花のようであって、甘い果実のようでもある。龍神はそれを知っている。
おとめの香りだ。
それらが自身を包み込み、愛で撫でられているように感じた。
ゆっくりと目を開き、唇を離す。
すると、離したばかりの唇から吐息を感じた。それは龍神のものではなく、確かに今まで触れていた最愛の人の吐息だ。
「お、とめ?」
ゆっくりと瞼を開いたおとめの空のように美しい瞳が龍神を捉えた。そして、その目を細め はい と答えた。
「龍神様、おはようございます」
「おとめ――!! おとめ、おとめ!!」
「はい、龍神様!」
寝ていたおとめを抱き上げ、確かめるように胸に抱く。
冷たかったおとめの体温が、少しずつ温もりを持ち始めている。それに何よりも心臓の音が聞こえるのだ。
それが嬉しくて堪らない。
「よかった、本当に、良かった――!!」
自然と流れ出した涙がおとめの頬に伝う。両手でおとめの頬に触れ、確認するようにおとめを見る。
変わらない美しい娘が、龍神に向けて微笑む。その微笑みが愛情だと伝わってくるようだ。
愛される幸せを感じた。
「おとめ、愛している。もう離すことはできない。離さない。生涯、おとめだけを愛し、おとめと共に生きよう」
「龍神様だけを、愛しています」
笑みを浮かべあい、どちらからともなく口付けをする。それは貪りあうようなものではないけれど、二人の奥底で繋がりあうような幸せな口付けだった。
魂同様、互いが溶けてしまうかと思うほど、ゆっくりと確かめ合う。
満足するまで、その口付けは終わらず、最後には二人で笑い出してしまった。
「このままだと永遠と口付けをしてしまいそう」
「それでも構わないけどな」
「私も。あ、でも! ちょっと言いたいことはあります」
ムッと頬を膨らませたおとめに、龍神は何だと首を傾げる。怒りを孕んでいる表情だが、それすら可愛らしいと口にしそうになり、慌てて言葉を飲み込む。
「何で早く魂を戻してくれなかったんですか?」
「え? いや、融合は終わってなかっただろう?」
「終わってましたよ?? 私の魂を龍神様に移してすぐに終わってました。だから、私の気持ちを伝えられたでしょう?」
「…………え? 終わってたのか?」
「気付いてなかったんですか……?」
龍神は頭の中で煩い独り言を呟きはじめた。
(いつ終わったんだ? いや、終わったら何か合図があるんじゃないのか? その合図があのおとめの気持ちを察する……ん? そうなると魂を抜いた直後くらいには終わっていたのか? いや、まて。そもそも魂が戻す時は……口付け……をするんだったか? そうなると、あの口付けをしていなければ……)
すっとおとめを布団に座らせる。
首を傾げるおとめに龍神は深々と頭を下げた。
「すまない!! 俺としたことが、魂の戻し方を失念していた!!」
そう、魂の融合が終わったことにも気付かず、魂の抜き方は思い出せていたが、戻し方をすっかり忘れていたのだ。
「一度、聞かされたことはあったが……融合したら自然と戻ると勘違いしていた!! 俺がおとめを危険な目に合わせてしまっていたんだ!! 本当にすまない!!」
「…………んぷっ、んふ、ふふふ、ふふ、あははははは!!」
突然、大笑いを始めたおとめに、龍神は驚いて顔を上げる。
すると、おとめはするりと龍神の懐に飛び込み抱き付いた。
「そんな龍神様も大好きです!!」
「え? は?」
「しっかりしてそうで、少し抜けてるのも可愛いんです! でも優しくて、頼りになる。あ、白龍様が仰ってた――龍神様は私が初めてって本当ですか?」
ボッと顔に火が灯ったように熱くなる。それが表情に出ていたらしく、おとめは返事を聞かずに満足そうに 嬉しいな と呟いた。
「私、龍神様は贄の子を何人も抱いてると思ってたの。だから、その、上手なんだなって……でも、そうじゃなくて、私が初めて――私も初めてだから凄く嬉しい」
微笑むその顔が、本当に心の底から幸せを感じていると物語る。初めてだと不慣れで嫌がられる、なんて話を聞いたことがあったが、おとめの考えは違うらしい。
そっと口付けをして、見つめ合う。
「俺には、後にも先にも、おとめだけだ。――その、俺で気持ち良くなってくれるなら、これ以上幸せなことはない」
「ふふ、私も。浮気はダメですよ?」
「するはずがないだろう? あぁ、だが」
おとめが不安そうにするので、龍神はクスリと笑って耳打ちをする。
「元来、龍は絶倫だ。おとめこそ逃げ出すなよ?」
甘い猛毒のような声で囁くと、おとめの身体がフルリと震えた。そして、濡れてうっとりとした瞳を龍神に向ける。
欲を伴った瞳に、龍神は身体の底が熱くなるのを感じた。それが、己の欲だけでなく、おとめと融合した魂からも感じられる。
「欲しいんだな?」
「ん、龍神様でいっぱいにして下さい。私をちゃんとお嫁さんにして?」
「あぁ、俺をおとめだけの夫にしてくれ」
うなじから魂を取りだし、今は少しずつおとめの魂と自身の魂とが混じり合うのを感じ、身体の奥底から幸せを感じている。
一方、おとめの身体は魂が抜かれたことによって、先程まで寝ていた自身の布団に横たわっていた。いわば抜け殻だ。
おとめの容姿に見惚れたことが始まりではあったが、龍神は肉体が好きになったわけではない。魂があってこそ、おとめはおとめであり続ける。
しかし、やはりおとめは美しい。
寝姿を見たことはあるけれど、輝く金色の髪と伏せた瞼、今は血色を失っているが唇の形も、菩薩や天女のようだ。
そっと頬を撫でると、融合しつつある魂が喜んだ気がした。
「撫でられるのは、好きか?」
ホワッと胸が暖かくなる。
「俺はおとめを撫でるのが好きだ。そうだ、おとめの好ましいところを一つずつあげていこう。俺が寝ていた時に、愛してると何度も囁いてくれていたように」
すると、今度は胸が恥じらうように熱くなる。
「ははは、それは今じゃない方がいいな。融合した魂を戻したら、今度は七日七晩が始まる。その時にじっくり教えてやる」
今すぐに伝えたい溢れる想いを抑えて額に口付けをした。
「だから、早く俺の魂と溶け合ってくれ」
だが、龍神の願いも虚しく、おとめの魂は三日経っても融合が終わらなかった。
見た目はまだ変化を感じられないけれど、肉体は日々、死体として形を変化させているはずだ。
そう思うと、龍神は焦りが出てきた。
半日、いや、数分で終わると思っていた最初の自分を殴ってやりたい。
「こんなことなら、最初から融合などせず……」
しかし、そう思ったり口にする度に龍神の中にあるおとめの魂に叱られているような気がするのだ。
魂になっても、おとめは龍神を支えている……。
「おとめも頑張っているのだから、俺も頑張らねばな」
そうは言っても出来ることは祈ることくらいしかない。眠るおとめの髪を撫で、傍で祈る。これほど己を無力に感じたことはなかった。
おとめのためならば、何でもしたい。
おとめのためならば、どんな無理難題でもこなしてみせよう。だから、どうか、おとめを連れて行かないでくれ……。
「愛している……」
力なく囁くと、龍神の膝にポンと小さな手が置かれた。
「……次郎か。他の二人はどうした?」
「三国は見回りや、ヤエは……遠慮するって」
「そうか」
次郎はおとめの傍により、胸の前で組まれていた手に手を置いた。そして、振り返り、今度は龍神の胸に手で触れる。
「おとめちゃん、皆、おとめちゃんが起きるの待っとるよ。外の山は少しずつ春が近付いてきたんや。この前、雪の下からふきのとうを見つけたんよ。今度、天ぷらにしような??」
その言葉に反応するように魂がチカチカと暖かくなった。
次郎を抱き上げ、そっと抱き締める。
「おとめは喜んでいるぞ」
「ほんま?」
「あぁ、融合は進んではいる。じっくり融合したいようだから、他の奴らにもそう伝えてくれ。もうすぐだ」
「そうか! 良かった。じゃぁ、融合が終わっておとめちゃんが戻ったら教えてな??」
「あぁ」
次郎が去って、先ほどの言葉を思い出す。
じっくり融合したい……きっとそうだ。
「愛しているおとめと、融合が終わらないはずがないからな」
ゆっくりと身体を寄せ、おとめの唇に口付けをする。長く長く、想いと魂を流し込むように……。
どれだけの時間、そうしていただろうか。一瞬のような、数時間のような不思議な時間を龍神は身体の中で感じた。
ふんわりとした優しい香りも感じた。それは朝露を浴びた可憐な花のようであって、甘い果実のようでもある。龍神はそれを知っている。
おとめの香りだ。
それらが自身を包み込み、愛で撫でられているように感じた。
ゆっくりと目を開き、唇を離す。
すると、離したばかりの唇から吐息を感じた。それは龍神のものではなく、確かに今まで触れていた最愛の人の吐息だ。
「お、とめ?」
ゆっくりと瞼を開いたおとめの空のように美しい瞳が龍神を捉えた。そして、その目を細め はい と答えた。
「龍神様、おはようございます」
「おとめ――!! おとめ、おとめ!!」
「はい、龍神様!」
寝ていたおとめを抱き上げ、確かめるように胸に抱く。
冷たかったおとめの体温が、少しずつ温もりを持ち始めている。それに何よりも心臓の音が聞こえるのだ。
それが嬉しくて堪らない。
「よかった、本当に、良かった――!!」
自然と流れ出した涙がおとめの頬に伝う。両手でおとめの頬に触れ、確認するようにおとめを見る。
変わらない美しい娘が、龍神に向けて微笑む。その微笑みが愛情だと伝わってくるようだ。
愛される幸せを感じた。
「おとめ、愛している。もう離すことはできない。離さない。生涯、おとめだけを愛し、おとめと共に生きよう」
「龍神様だけを、愛しています」
笑みを浮かべあい、どちらからともなく口付けをする。それは貪りあうようなものではないけれど、二人の奥底で繋がりあうような幸せな口付けだった。
魂同様、互いが溶けてしまうかと思うほど、ゆっくりと確かめ合う。
満足するまで、その口付けは終わらず、最後には二人で笑い出してしまった。
「このままだと永遠と口付けをしてしまいそう」
「それでも構わないけどな」
「私も。あ、でも! ちょっと言いたいことはあります」
ムッと頬を膨らませたおとめに、龍神は何だと首を傾げる。怒りを孕んでいる表情だが、それすら可愛らしいと口にしそうになり、慌てて言葉を飲み込む。
「何で早く魂を戻してくれなかったんですか?」
「え? いや、融合は終わってなかっただろう?」
「終わってましたよ?? 私の魂を龍神様に移してすぐに終わってました。だから、私の気持ちを伝えられたでしょう?」
「…………え? 終わってたのか?」
「気付いてなかったんですか……?」
龍神は頭の中で煩い独り言を呟きはじめた。
(いつ終わったんだ? いや、終わったら何か合図があるんじゃないのか? その合図があのおとめの気持ちを察する……ん? そうなると魂を抜いた直後くらいには終わっていたのか? いや、まて。そもそも魂が戻す時は……口付け……をするんだったか? そうなると、あの口付けをしていなければ……)
すっとおとめを布団に座らせる。
首を傾げるおとめに龍神は深々と頭を下げた。
「すまない!! 俺としたことが、魂の戻し方を失念していた!!」
そう、魂の融合が終わったことにも気付かず、魂の抜き方は思い出せていたが、戻し方をすっかり忘れていたのだ。
「一度、聞かされたことはあったが……融合したら自然と戻ると勘違いしていた!! 俺がおとめを危険な目に合わせてしまっていたんだ!! 本当にすまない!!」
「…………んぷっ、んふ、ふふふ、ふふ、あははははは!!」
突然、大笑いを始めたおとめに、龍神は驚いて顔を上げる。
すると、おとめはするりと龍神の懐に飛び込み抱き付いた。
「そんな龍神様も大好きです!!」
「え? は?」
「しっかりしてそうで、少し抜けてるのも可愛いんです! でも優しくて、頼りになる。あ、白龍様が仰ってた――龍神様は私が初めてって本当ですか?」
ボッと顔に火が灯ったように熱くなる。それが表情に出ていたらしく、おとめは返事を聞かずに満足そうに 嬉しいな と呟いた。
「私、龍神様は贄の子を何人も抱いてると思ってたの。だから、その、上手なんだなって……でも、そうじゃなくて、私が初めて――私も初めてだから凄く嬉しい」
微笑むその顔が、本当に心の底から幸せを感じていると物語る。初めてだと不慣れで嫌がられる、なんて話を聞いたことがあったが、おとめの考えは違うらしい。
そっと口付けをして、見つめ合う。
「俺には、後にも先にも、おとめだけだ。――その、俺で気持ち良くなってくれるなら、これ以上幸せなことはない」
「ふふ、私も。浮気はダメですよ?」
「するはずがないだろう? あぁ、だが」
おとめが不安そうにするので、龍神はクスリと笑って耳打ちをする。
「元来、龍は絶倫だ。おとめこそ逃げ出すなよ?」
甘い猛毒のような声で囁くと、おとめの身体がフルリと震えた。そして、濡れてうっとりとした瞳を龍神に向ける。
欲を伴った瞳に、龍神は身体の底が熱くなるのを感じた。それが、己の欲だけでなく、おとめと融合した魂からも感じられる。
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