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6.蜜
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ようやく確保した週一回の天花と二人きりの時間……と言うほどでと無く、毎度毎度、子天狗たちの修練場に行っているので大した交流はできていなかった。
しかし華月は、子天狗達と楽しそうに修練をしている天花を見ると、心にふんわりと暖かな風か吹くような気がした。
既に修行者達が来てから三ヶ月が経っていた。ちょうど半分が過ぎ、今は夏の盛りである葉月になっている。
いつものように木陰から天花と子天狗達を見守っていた華月は、立ち上がり直射日光が痛いほどの日向に向かう。
「おーい、天花に子天狗! そろそろ休憩にするぞー!」
「はぁーい!!」
元気な子天狗達は走って日陰になっている修練場の縁側に向かい、好き好きに座ったり寝転がったりしている。
天花も縁側に同じように座るかと思ったが、その足は修練場とは反対の川に向かっていた。その後を追うと、川から何かを取り出したところだった。
「なんだ? それ?」
「うわぁ!! びっくりしたぁ。なんだ、華月様ですか」
「おう。天花、それなんだ? 壺と柄杓??」
少し重そうなそれを取り出した天花は、濡れることも気にせず抱えてニコリと微笑んだ。
「内緒です。すぐに分かりますよ」
そう言って、抱えたまま修練場に向かった。
修練場で子天狗達に湯呑みを持ってくるように言った天花は、壺を置いて蓋を開ける。
「水か??」
「ふふ、ただの水ではないんですよ。さ、華月様もどうぞ」
天花は壺と一緒に用意してい湯呑みを出して、柄杓を使い壺に入った液体を注いでくれた。差し出されたそれは、無色透明で特に香りがあるわけではない。
「飲んでみて下さい。スッキリしますよ」
「……?? ――ッうっま!! え、美味しい……」
思わず声が出るほどそれは爽やかなそれは、口の中の暑さを取り除いてくれるようだ。それでいて、どこか塩味もあり、暑さで疲れた体に染み渡る。この味を知ってはいるが、なぜこんなにも美味しいのだろうか。
湯呑みにあるそれを飲み干して、天花に返す。
「爽やかでしょう?」
「すごいな、レモン水だろ? でも甘くて……何を入れたんだ?」
「ただのレモン水ですよ。でも、ただレモンを入れたんじゃなくて、子天狗達も飲みやすいようにあらかじめレモンを蜂蜜と塩で漬けておいたんです。壺の底にレモンが沈んでいますけど、それももちろん食べれます。いりますか?」
「あぁ!!」
今度は少しのレモン水にいくつかの輪切りレモンを入れてくれた。少し厚めに切られたそれを口に含むと先程より甘しょっぱく、でもレモンの爽やかさが口の中を駆け抜け、とても美味しい。
癖になりそうだ。
「少し塩味が強いんですけど、最近は暑い日が続いているので、多少ならいいかなと。食べ過ぎは良くないですけどね」
「いや、この塩味がいいな。ただ甘いだけじゃなくて」
そんな話をしていると、わらわらと子天狗達が集まり二人を囲む。
「ずる~い!! 華月様がぬけがけしてる!!」
「本当だ!! 今日は特別が待ってるって聞いたのはボクたちが先なのに!!」
「天花様ー! 早く下さい!! 特別ってなんですか?」
一気に捲し立てる子天狗達を宥めながら、天花は一人一人の湯呑みに丁寧にレモン水とレモンの欠片を入れていく。
それを飲んだ子天狗達は、一様に目を輝かせ飛び跳ねるように喜び笑みを浮かべた。
「すっぱーい!!」
「あまーい!!」
「おいしい!! ねぇ、ねぇ、どんな術を使ったの!?」
その言葉に天花はふふふと嬉しそうに笑った。その顔に華月の胸がギュッと締め付けられ、涙が出そうになった。
「術なんて使ってないですよ、ただ台所をお借りして調理をしただけです」
「すごいねぇ~、天花様ってカカ様みたい!!」
そう言ったのはねね坊だ。そのねね坊の言葉に天花はまたふふっと笑う。
「料理が出来る人が皆が母上なら、世の中は母上だらけになりますよ?」
「違うよぉ! 天花様は優しくて、良い香りで、言葉も綺麗で、お料理上手で、お洗濯も、お掃除も凄いでしょう? それに笑顔が素敵です!!」
(――ッ!!)
ねね坊の言葉に華月は目を開き、そして胸を抱えるように上半身を倒した。
「!? 華月様!? どうかされましたか?」
そう言って、天花の優しくて暖かい手が華月の背中に触れる。もう、どうしようもない程……華月は目を逸らしていた事実に触れてしまった。
(天花が、好きだ。ねね坊の言葉が効いたな……天花……)
ふぅと息を吐いて、いつも通りの笑顔で顔を上げる。
「悪い、ちょっとレモンが喉に」
「一気に飲んでしまったんですか?? ちゃんと噛まないとダメですよ?」
「美味しくてつい、な?」
既にレモン水を飲み終えた子天狗達もホッとした顔をして、また各々で遊びだす。手を引かれた天花は夏物の薄い羽織の袖をフワリと揺らし、陽の光が強い場所へと出ていく。
陽の光に輝き眩しい天花に、もう華月は目が離せなくなっていた。
夕刻、ようやく解放された天花と修行者の寝所に向かい歩く。その時、華月はふとした疑問を口にした。
「そういや、台所の天狗がよく貸してくれたな?」
「ええ、手伝ってくれた礼だからいくらでもと。快く貸してくださいましたよ」
「……手伝い? え、まさか手伝ってんのか?」
立ち止まった華月に、天花は振り返り おかしいですか? と問い返してきた。おかしくはないが、時間が無いだろう。修練し、座学をし、その予習復習だって天花は怠っていない。それにこうして子天狗達とも遊んでやっているのに、その上……手伝いの時間があるのだろうか。
まさかと思い、華月は更に質問をした。
「さっき子天狗達が言ってた、掃除、洗濯も手伝ったりしてるのか!?」
「え? ええ。してますよ??」
当たり前のように返す天花に思わず手で目を覆った。
この天花という奴はどうなっているんだ。本当は四、五人に分裂できるのではと疑いたくなる。
「時間、どうしてるんだ?」
「もちろん、修練は怠らないようにしてます。それでも時間が空く時があるので、手伝いを申し出たんです。修行者が多いのでどこも手が足りていないらしく、常に大忙しですよ」
そう言って笑う天花は、どこか楽しそうだ。
「私の家は人数が少ないので、大勢で大量の料理や洗濯をするのはとても新鮮で楽しいんです。それに、翡翠も手伝っていますよ」
華月は思わずまた出たなと言いそうになるのをグッと抑えて、興味無さそうにふぅんと鼻で答える。しかし、天花はそれに気付かないで話を続けた。
「そうそう、先日は風が強かったので飛ばされたシーツが翡翠の頭から被さってしまったんです。それを見た子天狗達が「お化けだー」と行って喜んだんです。それに翡翠も「お化けだぞー」と答えて遊んでいました。まぁ、私達にとってお化けも妖も身近ですけど、あの光景は面白かったです」
「…………天花はその時、笑ったのか?」
「え? 面白かったですから笑いましたよ?」
先程とは違う胸の締めつけに、華月は表情が暗くなりそうになるのを必死で抑え、ニコリと笑う。
「楽しそうでなによりだ!!」
少しわざとらしかったかと思い、天花を見る。すると、目を瞬かせ、「はい!」と満面の笑みを浮かべてくれた。
その笑みが自分だけに向いていないのを実感してしまい、胸の痛みは全身に広がるような気がした。
「あぁ、そうだ天花。今度、俺と街へ行こう!!」
「街、ですか?」
「山にこもりっきりだと、人間がどうやって生活してるか分からないだろ? だから、ほとんどの妖はたまに街へ下って人間を観察する。あの山だと街にはほとんど下ってないだろ?? お前にはそれが必要だけど、一人は危険だ」
少し考えていた天花だが、こくんと小さく頷いた。
「よっし!! じゃぁ、いつにする!?」
「え? あ、そうですね。明日は夕刻まで座学があるので、明後日なら。お互いに昼まで修練ですよね? 汗を流してから正門で。いかがでしょう?」
「あぁ!! もちろん大丈夫だ!! 楽しみにしてるな!!」
「ふふっ、一応修練の延長ですよね?」
遊びに行くようにはしゃぐ華月に天花が笑いながら言うと、思わず華月は頬を染めてしまった。
「そうだな。そうそう、修練だ」
「でも、私も」
「でも?」
「私も楽しみです」
そう言って、天花は柔らかく微笑んだ。
しかし華月は、子天狗達と楽しそうに修練をしている天花を見ると、心にふんわりと暖かな風か吹くような気がした。
既に修行者達が来てから三ヶ月が経っていた。ちょうど半分が過ぎ、今は夏の盛りである葉月になっている。
いつものように木陰から天花と子天狗達を見守っていた華月は、立ち上がり直射日光が痛いほどの日向に向かう。
「おーい、天花に子天狗! そろそろ休憩にするぞー!」
「はぁーい!!」
元気な子天狗達は走って日陰になっている修練場の縁側に向かい、好き好きに座ったり寝転がったりしている。
天花も縁側に同じように座るかと思ったが、その足は修練場とは反対の川に向かっていた。その後を追うと、川から何かを取り出したところだった。
「なんだ? それ?」
「うわぁ!! びっくりしたぁ。なんだ、華月様ですか」
「おう。天花、それなんだ? 壺と柄杓??」
少し重そうなそれを取り出した天花は、濡れることも気にせず抱えてニコリと微笑んだ。
「内緒です。すぐに分かりますよ」
そう言って、抱えたまま修練場に向かった。
修練場で子天狗達に湯呑みを持ってくるように言った天花は、壺を置いて蓋を開ける。
「水か??」
「ふふ、ただの水ではないんですよ。さ、華月様もどうぞ」
天花は壺と一緒に用意してい湯呑みを出して、柄杓を使い壺に入った液体を注いでくれた。差し出されたそれは、無色透明で特に香りがあるわけではない。
「飲んでみて下さい。スッキリしますよ」
「……?? ――ッうっま!! え、美味しい……」
思わず声が出るほどそれは爽やかなそれは、口の中の暑さを取り除いてくれるようだ。それでいて、どこか塩味もあり、暑さで疲れた体に染み渡る。この味を知ってはいるが、なぜこんなにも美味しいのだろうか。
湯呑みにあるそれを飲み干して、天花に返す。
「爽やかでしょう?」
「すごいな、レモン水だろ? でも甘くて……何を入れたんだ?」
「ただのレモン水ですよ。でも、ただレモンを入れたんじゃなくて、子天狗達も飲みやすいようにあらかじめレモンを蜂蜜と塩で漬けておいたんです。壺の底にレモンが沈んでいますけど、それももちろん食べれます。いりますか?」
「あぁ!!」
今度は少しのレモン水にいくつかの輪切りレモンを入れてくれた。少し厚めに切られたそれを口に含むと先程より甘しょっぱく、でもレモンの爽やかさが口の中を駆け抜け、とても美味しい。
癖になりそうだ。
「少し塩味が強いんですけど、最近は暑い日が続いているので、多少ならいいかなと。食べ過ぎは良くないですけどね」
「いや、この塩味がいいな。ただ甘いだけじゃなくて」
そんな話をしていると、わらわらと子天狗達が集まり二人を囲む。
「ずる~い!! 華月様がぬけがけしてる!!」
「本当だ!! 今日は特別が待ってるって聞いたのはボクたちが先なのに!!」
「天花様ー! 早く下さい!! 特別ってなんですか?」
一気に捲し立てる子天狗達を宥めながら、天花は一人一人の湯呑みに丁寧にレモン水とレモンの欠片を入れていく。
それを飲んだ子天狗達は、一様に目を輝かせ飛び跳ねるように喜び笑みを浮かべた。
「すっぱーい!!」
「あまーい!!」
「おいしい!! ねぇ、ねぇ、どんな術を使ったの!?」
その言葉に天花はふふふと嬉しそうに笑った。その顔に華月の胸がギュッと締め付けられ、涙が出そうになった。
「術なんて使ってないですよ、ただ台所をお借りして調理をしただけです」
「すごいねぇ~、天花様ってカカ様みたい!!」
そう言ったのはねね坊だ。そのねね坊の言葉に天花はまたふふっと笑う。
「料理が出来る人が皆が母上なら、世の中は母上だらけになりますよ?」
「違うよぉ! 天花様は優しくて、良い香りで、言葉も綺麗で、お料理上手で、お洗濯も、お掃除も凄いでしょう? それに笑顔が素敵です!!」
(――ッ!!)
ねね坊の言葉に華月は目を開き、そして胸を抱えるように上半身を倒した。
「!? 華月様!? どうかされましたか?」
そう言って、天花の優しくて暖かい手が華月の背中に触れる。もう、どうしようもない程……華月は目を逸らしていた事実に触れてしまった。
(天花が、好きだ。ねね坊の言葉が効いたな……天花……)
ふぅと息を吐いて、いつも通りの笑顔で顔を上げる。
「悪い、ちょっとレモンが喉に」
「一気に飲んでしまったんですか?? ちゃんと噛まないとダメですよ?」
「美味しくてつい、な?」
既にレモン水を飲み終えた子天狗達もホッとした顔をして、また各々で遊びだす。手を引かれた天花は夏物の薄い羽織の袖をフワリと揺らし、陽の光が強い場所へと出ていく。
陽の光に輝き眩しい天花に、もう華月は目が離せなくなっていた。
夕刻、ようやく解放された天花と修行者の寝所に向かい歩く。その時、華月はふとした疑問を口にした。
「そういや、台所の天狗がよく貸してくれたな?」
「ええ、手伝ってくれた礼だからいくらでもと。快く貸してくださいましたよ」
「……手伝い? え、まさか手伝ってんのか?」
立ち止まった華月に、天花は振り返り おかしいですか? と問い返してきた。おかしくはないが、時間が無いだろう。修練し、座学をし、その予習復習だって天花は怠っていない。それにこうして子天狗達とも遊んでやっているのに、その上……手伝いの時間があるのだろうか。
まさかと思い、華月は更に質問をした。
「さっき子天狗達が言ってた、掃除、洗濯も手伝ったりしてるのか!?」
「え? ええ。してますよ??」
当たり前のように返す天花に思わず手で目を覆った。
この天花という奴はどうなっているんだ。本当は四、五人に分裂できるのではと疑いたくなる。
「時間、どうしてるんだ?」
「もちろん、修練は怠らないようにしてます。それでも時間が空く時があるので、手伝いを申し出たんです。修行者が多いのでどこも手が足りていないらしく、常に大忙しですよ」
そう言って笑う天花は、どこか楽しそうだ。
「私の家は人数が少ないので、大勢で大量の料理や洗濯をするのはとても新鮮で楽しいんです。それに、翡翠も手伝っていますよ」
華月は思わずまた出たなと言いそうになるのをグッと抑えて、興味無さそうにふぅんと鼻で答える。しかし、天花はそれに気付かないで話を続けた。
「そうそう、先日は風が強かったので飛ばされたシーツが翡翠の頭から被さってしまったんです。それを見た子天狗達が「お化けだー」と行って喜んだんです。それに翡翠も「お化けだぞー」と答えて遊んでいました。まぁ、私達にとってお化けも妖も身近ですけど、あの光景は面白かったです」
「…………天花はその時、笑ったのか?」
「え? 面白かったですから笑いましたよ?」
先程とは違う胸の締めつけに、華月は表情が暗くなりそうになるのを必死で抑え、ニコリと笑う。
「楽しそうでなによりだ!!」
少しわざとらしかったかと思い、天花を見る。すると、目を瞬かせ、「はい!」と満面の笑みを浮かべてくれた。
その笑みが自分だけに向いていないのを実感してしまい、胸の痛みは全身に広がるような気がした。
「あぁ、そうだ天花。今度、俺と街へ行こう!!」
「街、ですか?」
「山にこもりっきりだと、人間がどうやって生活してるか分からないだろ? だから、ほとんどの妖はたまに街へ下って人間を観察する。あの山だと街にはほとんど下ってないだろ?? お前にはそれが必要だけど、一人は危険だ」
少し考えていた天花だが、こくんと小さく頷いた。
「よっし!! じゃぁ、いつにする!?」
「え? あ、そうですね。明日は夕刻まで座学があるので、明後日なら。お互いに昼まで修練ですよね? 汗を流してから正門で。いかがでしょう?」
「あぁ!! もちろん大丈夫だ!! 楽しみにしてるな!!」
「ふふっ、一応修練の延長ですよね?」
遊びに行くようにはしゃぐ華月に天花が笑いながら言うと、思わず華月は頬を染めてしまった。
「そうだな。そうそう、修練だ」
「でも、私も」
「でも?」
「私も楽しみです」
そう言って、天花は柔らかく微笑んだ。
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