義母の連れ子と結婚したい♡ 追いかけて追いかけて、やっと捕まえた義姉と俺のイチャラブ日記♡

東山 庭子

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見送り編

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「こんな時くらい元カレは自重しろよぉぉーーーッッ!!?」
「全く自重しない相川さんに言われたくないですw 」

一週間ほど前に別れたメンバーが、再び空港に再集結した。今日は椿と相川君のお見送りに来たのだ。

大きなスーツケースを持った二人を見ると、改めて長い旅に出るんだな、と実感せざるを得なかった。

「フン!!僕はもう椿ちゃんの今カレ♡♡♡ いや、婚約者だ!!♡♡♡ 即ち!!元カレを排除出来る立場になったのだ!!♡♡♡」
「んなわけねーーだろ!!?アホか!!つーかお前司にも散々世話になってるだろ!?友達大事に出来ねぇ奴はクズだぞ!?」
「ギャーーーーッッ!!!椿ちゃんのバカァァーーーッッ!!!」

どこまでも相川君は相川君である……。

「わ~~かったから!!落ち着け!!立つ鳥跡を濁さずっつーだろ?」
「ゔ~~……ゔ~~……ちゅーしてッッ!!♡♡♡ ちゅーしてくれたら落ち着くから!!」
「まったく……」

椿は相川君の口元を乱暴に掴むと、雑な口付けをした。

「椿ちゃぁぁ~~~ん♡♡♡♡」

相川君が惚けている間に、私たちはそれぞれ別れの挨拶をした。

「元気でな、相棒!!☆」
「お前もな、相棒!!☆」

「デザイナー紹介してくれてありがとう……」
「おう、南と喧嘩すんなよ?」

「仕事紹介してくれてありがとう♡♡♡」
「全部七海の才能だよ♡♡♡」

「大変申し訳ないんだが……相川のこと、よろしく頼む……」
「おう……任せとけw 」

「また呪われたら除霊してね♡♡♡」
「呪われない努力をしろw 」

「椿と過ごした日々はかけがえのない宝物だよ」
「司……私もだよ……」

再び叫び出した相川君を、森川君が羽交締めにして抑えていた。

「南……」

私に向き合った椿が、すごく優しい顔をしていたから、私はやっぱり泣いてしまった……。

中一の時、同じクラスになったことで仲良くなった。ずっとべったりくっ付いていたわけではなかったけど、蓮との関係でストレスを抱えていたあの頃の私を、いつも影に日向に助けてくれた。時には諭してくれたり、時には連れ出してくれたり、追い詰められていた頃の私を何度も何度も救ってくれた。椿は私の恩人であり、大親友だ♡♡♡

「蓮と幸せになれよ……」
「ありがとう椿ぃぃ~~~!!」

椿はメソメソ泣く私を抱き締めてくれて、髪がくしゃくしゃになるほど撫で回してくれた。



「はい、椿ちゃんのチケット♡♡♡」
「まぁ~~た分不相応にファーストクラスじゃねーか!!全く上級国民様はよぉ~~!!」
「分断工作やめろよぉぉーーー!!?」
「それが嫌ならたまには歩み寄れっつーーの!!」
「それは長い目で見てくださいっっ!!」

椿は相川君とギャーギャー喧嘩しながら出国ゲートに向かって歩いて行った。




「まぁ言うてもアイツら、4ヶ月後くらいには帰って来るんだけどなw 」
「つい今生の別れみたいなテンションになっちゃったよね~~」

二人を見送った後の亜耶と七海の会話で若干台無しになった……

空港内のお茶漬け屋さんに入り、みんなで食事をした。

「亜耶……今日亜耶んち行っても良い……?」

痺れを切らしたのか、RYOが控えめに詰め寄った。

「あ~~……やめとけ。ウチの妹、亮二のファンだから多分えらい騒ぎになるぞ?」
「家族公認になれば良いじゃん……」
「……待っててくれるって言ってたのは嘘だったの……?」
「うぅぅ~~……」

亜耶とRYOのやり取りを、周りは固唾を飲んで見守っていた……と思ったら、司君が割って入った。

「まだ待たせてるんだw 」
「すまん……司が体張ってくれたのに……」
「別に体張ってないよw RYO君なら全然アリだもん♡♡♡ ね、RYO君♡♡♡」
「あっ……その……え~~と……」

なんやかんやで、やっぱり司君の顔には弱いらしい……。

「家には来ない方がいいけどさ、ホテルなら行っても良いよ?」
「はあぁぁーーーー!!?」
「亮二にキスされて勃ったら腹括るわ」
「ええぇぇーーーーッッ!!?」

亜耶の一言で、蓮と森川君が激昂した。

「南の前でシモネタ言うんじゃねーよ!!?」
「そうだぞ!!七海に変な話を聞かせるな!!!」

私と七海は顔を見合わせて、苦笑いした。

「普段もっとエロいことしてる癖にね~~♡♡♡」
「私たちおぼこじゃないってのw 」

私たちがヒソヒソ話している横で、RYOは亜耶の言葉に憤っていた。

「じゃあ何!?今まで結構な回数キスしてきたけど、一度も勃ったことないの!!?」
「あ~~、うん。つーかあんだけ密着してたんだから亮二も気付いてただろ?」
「まさか本気で一度も無いとは思わなかったんだもんっ!!だってキスだよ!?俺ばっかりガチガチになってるなんてずるいずるいずるい!!」
「なんでやねん」

隣の席のカップルがこちらを凝視している。イケメン二人で勃つだの勃たないだの言い合いをしていたら、そら注目を集める。そして多分、女性の方はRYOに気付いてる……。このモデル、有名人の自覚が無さ過ぎるw

「受けてやるよ……俺のキスで亜耶のちんこ勃たせてやるッッ!!!」
「ん~~、了解。近場のホテルどこか空いてないかな~~?」

RYO渾身の宣戦布告を受けた亜耶は、普通のテンションでスマホを触っていた。

「お?ラッキー☆ 温浴施設のとこのホテル空いてるってよ♡♡♡ 露天風呂でゆっくりしてからホテル行こうぜ☆」
「そんなノリで行くの!?」
「うん♡♡♡」

亜耶は食事を終えると、困惑した様子のRYOの手を引っ張って出て行った。



「亜耶が既に腹を括った感じに見えたんだけど……」
「あとは勃つかどうかだね~~……」
「外では口に気をつけて?」

いつもの調子で返したら、嗜められてしまった……。




七海たちと別れ、私たちは椿から紹介して貰ったデザイナーさんのお店に向かった。

「いらっしゃいませ♡ 椿からお話は伺ってますよ」

ワイルドな風貌のデザイナーさんは、元々伝統工芸品の職人さん一家の生まれだそうだ。単身南国のジュエリーデザイナーに弟子入りして、何年もあちらで修行をしていたとのことだ。店内には南国風のデザインのものや、和風のデザインのものが沢山あった。

「彫られたモチーフにはそれぞれに意味が込められているんですよ」

モチーフと意味が書いてあるリーフレットをいただき、蓮と二人で見ていたら、奥のテーブル席に案内された。アイスのハーブティーを出していただき、暫く三人で雑談をした。まるで見透かすような目で私たちを見つめてくるデザイナーさんは、私と蓮の話を穏やかな表情で聞き入ってくれた。

「元々あなた方は、愛に溢れた星で双子として生まれたのですね……深い深い絆のエネルギーを感じますよ。何度も何度も生まれ変わり、辛い過去を乗り越えて来たあなた方は、きっとこれからの時代に、周りを巻き込んで新しい波を起こすでしょう。私があなた方にお勧めするのは、波を模った指輪です」

どうやら椿たちと同じ、見える人のようだ。しかも椿よりもっと広く深いところまで見えている人だ。この世界の全てを知っていてもおかしくない雰囲気のデザイナーさんは、柔らかい笑みを浮かべながら、波をデザインした指輪をいくつか見せてくれた。

「あちらでは、幸せは海から波に乗ってやって来ると言われています。時には傷つけ合い、時には見失いながら色々な荒波を乗り越えて、ようやく今の二人になられたあなた方にピッタリだと思いますよ♡」

リーフレットを見たら、波のモチーフは「永遠の愛」と書いてあった。私を見る蓮の表情が、このモチーフに決めたいと訴えていた♡♡♡ もちろん私も大賛成だ♡♡♡

「波のモチーフでお願いします♡♡♡」

デザインをサンプルから選び、サイズを測った。

「納期は通常一ヶ月ほどですが、今回は一週間ほどで出来上がりそうです」
「そんなに早く!?」
「なんだかインスピレーションが湧いて湧いて止まらなくてね♡♡♡ 今すぐにでも作業に入りたいくらいだ♡♡♡」

シャーマニックな感性を持つデザイナーさんは、わくわくしているといった表情でそう言った。サービスで裏側にも幸福のモチーフを刻印してくれるとのことだった♡♡♡

「出来上がるの楽しみだね~~♡♡♡」
「ね~~♡♡ お友達価格にもして貰えたし、良かったよ♡♡♡」

私たちは浮かれた新婚夫婦丸出しで手を繋ぎ、家に帰ったのだった♡♡♡






ーーーーーーー


夏休みが終わる一週間前、ようやく夏休みが取れた父さんが、大喜びで母さんを連れて海外旅行に行った。多忙な父さんは、纏まった休みが取れると母さんと二人きりで出掛けたがる。それはいつものことなのだが、家に残された子供たちも、夫婦になってから初めての二人きりである♡♡♡ 父さんありがとうという気持ちでいっぱいの俺に、南が寄って来た♡♡♡

「蓮、ここの答え間違ってるよ?」

……俺たちは、只今受験勉強真っ最中である……。

南は指定校推薦の制度を活用するつもりで担任とも話をしている。先に自分が受かっておけば俺のサポートに集中出来るからだと、笑って言ってくれた♡♡♡ 俺の奥さん、内助の功が上手すぎる♡♡♡ だから俺は南の期待に応えたくて、今日も真面目に勉学に励むのである。

「ねぇ蓮~~♡♡♡ こっち見てぇ?♡♡♡」

一度部屋に行った南がリビングに戻って来た気配を感じ、頭を上げると、なんと南は裸エプロン姿で俺の前に立っていた♡♡♡♡

「南ぃぃ~~!!?♡♡♡♡」
「ねぇ……今日はキッチンでシない……?♡♡♡」

モジモジしながらそう言う南を見て、あっという間に勃起した俺は、ペンを放り投げ、南に抱き付いた♡♡♡

「南ぃぃ~~♡♡♡ どんな風にシたいのぉ?♡♡♡」
「後ろからシてぇ?♡♡♡ キッチンに立ってる奥さんのこと、本能のままに犯して欲しいの♡♡♡」

普段は向き合ってする体位が殆どだけど、今日は裸エプロンを活かした体位でシたいらしい♡♡♡ 全く、エッチな奥さんだ♡♡♡

南を抱き抱えてキッチンで下ろし、後ろから南を貪りまくった♡♡♡

「アァン♡ んふっ……やだぁ……♡♡ 手つきがエッチだよぉ~~♡♡♡ んっ……もう垂れてきちゃった♡♡♡」

ふと目線を下げると、内股から垂れる愛液がチラッと見えた♡♡♡ 太股を掻き分け、源泉を探し出すと、そこは既に十分過ぎるほど潤っていた♡♡♡

れろぉん♡

「んきゃっ!?♡♡♡ やだ……蓮ったら……♡♡♡」

夢中になって源泉を啜っていると、早く早くと懇願された♡♡♡

「挿れるよ……?♡♡♡」
「早くぅぅ~~♡♡♡」

バックハグをしたまま南の膣内に埋め込んでいくと、南の背中が小刻みに震えだした♡♡♡

「もうイッたの……?♡♡♡」
「言わないでぇ……♡♡♡」

振り返った南は、真っ赤な顔で恥ずかしそうに唇を噛み締めていた♡♡♡

パチュンパチュンパチュンパチュンパチュン

「あんっ♡ あんっ♡ あぁ~~んっ♡ 蓮のおちんぽ気持ちいいっっ♡♡♡ 奥まで気持ちいいよぉぉ~~♡♡♡」
「すごいよ南ぃぃ~~♡♡♡ もうポルチオお迎えしてるよ?♡♡♡ 受精する気満々だね♡♡♡」
「じゅせぇ……受精したいよぉ~~♡♡♡ 蓮のせーし受精したい~~!!♡♡♡♡」
「最近そればっかりだね♡♡♡」
「だって女の子の本能なんだもんっ!!♡♡♡ 女の子はぁ~~……大好きな男の子の赤ちゃん産みたい生き物なんだもんっっ!!♡♡♡♡」
「かわいすぎるぅぅ~~~~!!♡♡♡♡」

ドチュドチュドチュドチュドチュドチュッ♡

「あ゛あ゛ああぁぁぁあ゛あぁぁぁッッ!!♡♡♡♡ 奥ドチュドチュしちゃダメェェ~~~ッッ!!♡♡♡♡」

シンクに手を付いた南の腰を掴み、最奥に打ち付けると、南は激しくイヤイヤと首を振り、快感に悶えていた♡♡♡

グイングイングイングイングインッ…
  
「ドチュドチュ嫌なら奥ぐいぐいしてあげるね?♡♡♡ 南は奥ぐいぐい大好きだもんね?♡♡♡」
「あ゛あぁぁぁ奥ぐいぐい強過ぎるぅぅ~~~!!♡♡♡♡」
「あぁぁ背中の汗美味ぇ~~~♡♡♡♡」

何度も背中に吸い付き、舐めまわしながら腰を押し付けると、南の方からもグイグイと押し付けてきた♡♡♡

「いぐぅぅ~~イッちゃうぅぅ~~~!!♡♡♡♡ あ゛ああぁぁぁもぉいぐぅぅーー~~ッッ!!♡♡♡♡♡ お゛ほおぉぉッッ!!♡♡♡♡♡」

波打つ身体を後ろから眺めるのも、また絶景である♡♡♡ ふと波のモチーフの結婚指輪が新学期前に手に入りそうなことを思い出し、これでクラスの野郎共にも牽制出来るとほくそ笑みながら、まだ絶頂している南をひっくり返した♡♡♡

「ここに乗って♡♡♡」

キッチンに南を乗せ、今度は向かい合って繋がった♡♡♡

「あ゛あぁぁんっ♡ 排卵しちゃうぅぅ~~ん♡♡♡ だめぇぇまたイッちゃうぅぅ~~!!♡♡♡♡ あ゛ッッ♡♡ あ゛~~ッッ♡♡ あ゛ぁぁもぉダメダメダメダメッ!!♡♡♡♡ あ゛ああ゛あぁぁあぁぁぁッッ!!♡♡♡♡♡」
「あ゛あぁぁ俺もイクッッ!!♡♡♡♡ 好きだよ南ッッ!!♡♡♡♡ 好き好き好き好きっっ!!♡♡♡♡ あ゛ぁぁ出るぅぅーー~~ッッ!!♡♡♡♡♡」
 
子宮口にグリグリと亀頭を押し付けながら、孕ませるつもりで最奥に放った♡♡♡ 二人分の汗や体液を吸ったエプロンは湿っており、皺くちゃになっていた♡♡♡ 生々しい南の姿に興奮が収まらず、リビングのソファーでも致してしまった♡♡♡




「あ゛~~……最高だった……♡♡♡」
「気持ち良かったね~~……♡♡♡」

ソファーにごろ寝しながら事後の余韻に浸っていると、南のスマホにチャットが入る音がした。送り主は椿だった。

「あっちでは新学期始まったんだって~~♡♡♡」

送られて来た写真には相変わらず相川がべったり引っ付いていたけど、同じ寮の国際色豊かな面々も写っていて、改めて海外の大学に行ってしまったのだと実感した。

「すごいな椿は……あ、美涼ちゃんからも来た」

南がチャットを開き、二人で画面を見た後、思わず顔を見合わせた。

「……すごく気まずいんだけど……なんて返したら良いと思う?」
「取り敢えず、おめでとうって返したら……?」

チャット欄に表示されていたのは、健吾君と無事初体験を終えたという美涼ちゃんからの浮かれたメッセージだった……。






ーーーーーーー


「ふぃぃ~~……眺めも良いし、天然温泉だし、ここマジで極楽だよな~~……」

これから俺とお泊まりデートをする亜耶は、呑気に露天風呂の寝湯で寝そべっていた。

「これから俺たちが何するか分かってる……?」
「分かってるってw あ、先に言っとくけど、勃たないからって直接ちんこ触るのは無しな?」
「こんなとこで明け透けに言うなよ!?」
「こういうことは先に言っとかないとだろ~~?」

いつにも増して軽いノリで返して来る亜耶に、流石に戸惑いを覚えてしまう……。

いつも、俺が押し掛けなきゃ会ってくれない亜耶。なのにいざ対面すると、ちゃんと友達として接してくれる。そういう亜耶の甘っちょろくて優しいところに何とか付け入ろうと頑張ってきたけど、最後の扉がなかなか開かない……。もう少し、あと少しだと思い込んでいたけど、本日俺に全く興奮していなかったことが無事発覚した……。

旅先に押し掛けてはキスを迫っていたけど、その度に俺は興奮しまくっていたのに……やっぱり男は恋愛対象外なのかな……。

「やっぱり亮二は身体つき綺麗だよな~~……流石プロ……」

寝っ転がりながら俺の身体を凝視する亜耶。そう言う亜耶も、曾祖父さんと父方のお祖父さんの外国の血が混じっているからか、脱ぐと結構ムキムキだ。こんなにもセクシーな身体つきでダンスなんかされたら、女は腰砕けになってしまうだろう。

「亜耶だってボディライン綺麗じゃん……今も踊ってるの?」
「おう、今はダンス部の助っ人に入るくらいだけどな~~」

亜耶は王子様みたいに整った顔だけど、笑うと目尻に皺が寄る。亜耶の真剣な顔に惚れた俺だけど、今では笑った顔も大好きだ♡♡♡

「そろそろ部屋に行くか~~」

何でもないような顔をしてそう言う亜耶。俺は内心ドキドキしてるのに、亜耶が全く動揺してない様子なのが腹が立つ……。



亜耶が予約したのは、キングサイズのベッドがあるこじんまりとした部屋だった。

「ベッド……一個しか無い……」
「二個あってもお前は使わねぇだろ?w 」
「亜耶が予約した部屋ってことがポイントなの!!」
「やることが決まってるんだから、そりゃそういう部屋取るだろ?」

真意の見えない笑顔でそう言われて、思わずムキになった俺は強引に亜耶の唇を奪った。

「んっ……ルールは守れよ?」
「ちんぽ触らない、でしょ?」
「あ~~、うん。キスならどんなキスでも良いからさ、そこは守ってくんない?」
「分かった……♡♡♡」

キスのお許しを得た俺は、舌で唇をつつくと、僅かに開いた口から舌を滑り込ませた♡♡♡



「はぁ~~……ディープなキスしたの久しぶり♡♡♡」
「ねぇ、勃った?♡♡♡」
「う~~ん、ご覧の通りです♡♡♡」

亜耶の股間は、キスをする前と何一つ変わってなかった。俺はしっかりテント張ってんのに、何で亜耶は反応しないんだ!?

「流石にプライドバキバキに折れたんだけど……」
「だって亮二のキスって、サービス精神が足りないんだもん♡♡♡ どうせ今までのキスも受け身でおざなりなキスだったんだろ~~な~~♡♡♡」
「そっ……そんなこと!!?……あるかも……」
「あはははw 自分の欲求だけじゃなくてさ……例えばこんな風に……♡♡♡」

今度は俺がベッドに押し倒されて、亜耶からのキスを受ける♡♡♡ 初めての亜耶からの攻めに目を白黒させていると、グイッと顎を掴まれた♡♡♡



「ふわぁぁ~~……♡♡♡♡ どぉしよ……イッちゃったぁ~~……♡♡♡♡」

しかも二回も……♡♡♡ おかげでパンツがガビガビだ……♡♡♡

「あははははw 後でパンツ買ってきてやるよw 」

余裕の表情を浮かべる亜耶の股間は、相変わらず無反応だ。自分からあんなエッチなキスを仕掛けておいて勃たないなんて有り得る!?

「でもさ~~、悔しいけど、めっちゃ満足してるわ俺w 亮二とキスすると心が満たされる……♡♡♡ もうこれは性欲が絡まない恋愛と言っても過言じゃねーなw 」
「そんなこと有り得る!?俺に興奮しないのに恋愛感情だけは有るっておかしくない!?」
「う~~ん、そんなにおかしいかなぁ?」

心底不思議そうに首を傾げる亜耶が可愛くて、また勃起しそう……♡♡♡

「じゃあ亮二はずっと愛情と性欲はイコールだったの?」
「……そもそも……好きになって付き合った子……いない……」
「わお!?だからずっと自分勝手なキスばっかしてたんだ!!」
「自分勝手ですみませんでした……」

亜耶は軽快な口調で俺を追い詰めてくる。蓮曰く、亜耶は基本的に愛の人だから、椿みたいにめちゃくちゃに追い詰めるようなことはしない。だけど元々の頭のつくりが違うから、いざ本気を出されたら口では絶対に敵わない。

俺のことを金蔓としか思っていない母親と姉を見てきたから、女という生き物がどうしても好きになれなかった。それでも性的に興奮するのは女に対してだから、告白してきた身の程知らずな女の中でも見た目がマシな奴を選んで付き合っていた。そんな恋愛とも言えない恋愛経験しかない俺のキスで、満たされると言って貰えただけでも奇跡なのかもしれない……。

「なあ、俺のキス、気持ち良かった?」
「それはそれはもう……最高でした♡♡♡ 亜耶って経験豊富なんだね……♡♡♡」
「んなわけあるかw 何故かすぐ振られちゃう亜耶君だぞ?w 亮二が気持ち良く感じたとしたら、それは俺の愛なんよ☆」
「どういうこと??」
「亮二のことをよく見て、観察して、向き合った答えが今のキスってこと♡♡♡」

得意気な亜耶の表情は、どうせお前は自分の欲望をぶつけるだけのキスしか出来ないだろ?と言いたげだ。恥ずかしさと腹立たしさとで、感情がグチャグチャになった。苛立ち紛れに亜耶をベッドに押し倒したら、僅かに反応していた股間に気付いた。

「亜耶……ちょっと反応してない……?」
「ははっ……そうだな~~……じゃあ公約通り、腹括っちゃいますか?♡♡♡」

亜耶にひっくり返され、ベッドに縫い付けられた。その後たっぷりと愛情の籠ったキスをされて、その日はキスだけで計6回射精した……♡♡♡



「ほい、パンツ☆」

翌朝、コンビニで換えのパンツを買って来てくれた亜耶は、呆れるでも揶揄うでもなく、いつも通りに接してくれた。

「俺たち、付き合ってるってことで良いの?♡♡♡」
「良いよ♡♡ でもまだセックスは無しな?」
「はぁーー!?有り得ないっっ!!そんなの溜まる一方じゃん!!」
「……あれだけ出してもまだ溜まるんだ??」
「あ~~いや、そういうことじゃなくて、気持ちの問題っつーか……」
「溜まってどうしようもなくなったら、手でシてやるよ♡♡♡」
「え~~!?それよりもっと亜耶に触りたいんだけど……♡♡♡」
「おう、触れ触れ♡♡♡ セックス以外のスキンシップなら何でもアリ♡♡♡」
「言ったな!?♡♡♡ めっちゃベタベタしてやるからな!?♡♡♡」
「良いよ♡♡ それより朝メシ食いに行こうぜ~~♪」

どこまでも軽快なノリで返してくる亜耶に、やっぱり敵わないな、と思いつつ、部屋を出ていく亜耶の後を追いかけた。


同じものを見て、同じものを食べて、同じ時間を共有する。ただそれだけで満たされるものがあるのだと亜耶は教えてくれた。そしてこれからも色んなことを教わっていくのだろう。

恋人になった亜耶からこの先どんどん古い価値観をぶっ壊されていくという面白い未来が待っていることに、この時の俺は全く気付いていなかった♡♡♡
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