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第1章 王都編

第84話 閑話 朝練が凄い事に!

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 翌朝、もう女2人が添い寝している状況にも慣れ、朝下着がやばい事になっている事もなくなっな。
 毎朝クリーンを掛けていたんだよな。

 美女2人に挟まれて何もできないのは、最早確信犯で嫌がらせをしているとしか思えない。
 子どもたちの目の前で俺が求めても2人は受け入れるはずだ。

 だが、子供達の前でそのような事が出来るはずもない。
 生殺しです。
 だからキスだけで我慢です。
 胸も触りません。
 でもね、若い女性というのは、フェロモンがきついんだよ。
 結婚願望はあるけど、今は絶対に無理だ。

 自堕落なスローライフが良いのに、気が付いたら精力的に働く事に。
 なんでこうなったんだろう?と毎日呟いているんだよ。

 朝はヤーナへのキスから始まる。
 よく分からないが、専属契約とはそういうものらしい。
 まあ、美人とのキスは嫌じゃない。

 取り敢えず早朝訓練だったが、ヤーナも参加すると言い出したが、薄着で乳首が透けていたので上から1枚着せて隠したが、また評価があがったらしい。

 あかん・・・夢に出そうだ。

 多分わざとだ。

 ヤーナについては最低限の自衛を目的とする。
 また、体力アップと、彼女いわく俺を落とすのに鍛えた体が良いと吹聴していて、結局ソシアから本人を目の前にして伝わる。

 最近俺も今までで軽蔑していた奴らと同じ事をするのかな?と真剣に思う。
 所謂ハーレムというやつだ。
 男のロマンだが、不誠実以外の何に物でもない。

 それもあり、ハーレムパーティーを解消しなきゃなと思っていた所に、先輩が現れたんだ。

 ベッカード先輩はクラシス姉にぞっこんだから、女性を巡ってのトラブルもなく、よく知っていて全てにおいて完璧だと思った時期もありました・・・

 やぶ蛇だったのだと知るのはこの後だ。

 朝の訓練は程々にしているが、ランニングは子供達も参加していて途中からは重しとして肩車をしたり、おぶったりの負荷要員と化している。

 面白がり喜んでいるから良しとする。
 また、最低限のメイド以外もランニングに参加しており、性奴隷だった女性も俺には挨拶をしたり、護身術を教わろうとしていた。

 男に対する不信を少しでも減らし、社会復帰をさせてやりたい。

 また、ソシアの協力がいるが、性奴隷だった女性の中に堕胎経験がある者を調べ、子宮を欠損修復がしてやってくれと頼んだ。

 俺も何故そんな指示をしたのか分からないが、ソシアに堕胎をすると身籠らなくなったり、万が一不妊処置をされている事に備え、徐々に欠損修復をしてみて欲しいと頼んだ。

 妊娠出来なくなっているのが欠損扱いなら良いが・・・

 因みに朝練は俺が自主的にしている所に皆がそれに乗っかってきているのだ。

 日に日に参加人数が増えていたんだよな。
 俺は皆の自主性に感激すらしていて少しハッスルしており、両肩に子供達を担いで走ったりしていて、よくあんな感じに落とさずに走れるなと不思議がられていたりする。

 因みに・・・ヤーナ、ソシア、マリニア、スニシスとは風呂場で裸の付き合いをしている。
 朝練の後は俺が体のチェックをする事になってしまい、流石に手で胸や股間を隠してもらうが、お尻だけは丸見えなんだよな。

 当初マリニアに対して触って確認していたのが、いつの間にかこうなっていた。
 勿論冒険者モードなので息子さんは寝ていらっしゃいます。
 起きたら大変な事になるのです!

 風呂の後パーティー登録をしにギルドに行き、今日はダンジョンに籠もる事にしたのであった。


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