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第一章 リスタート編
第17話 弓を買う
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ジークは本気でお世辞を言われたのだと思ったのだが、お世辞とはいえ自分の立ち回りが格好良かったと言ってくれた事が嬉しかった。そう本当にお世辞を言われたと思ったのだ。
それはともかく、彼らに武器を使わせたと言うか、あげてしまったので、予備武器がない。その為買い足さなきゃと思い、早々に要件を片付ける事にした。
「えっとカレンさん、採取依頼の達成登録と、お金の方をお願いします」
「そうだったわね。ではまずカードを貸してね」
そう言ってカードの更新をしてくれた。
「カードを返しますね。それと買取の方だけれども、薬草は昨日と殆ど一緒ね。魔物除けが金貨1枚と他の薬草が銀貨3枚、それと一応これを返しておくわね」
そう言ってワーウルフの討伐証明部位を渡してきた。
「それと魔石はオークは一個につき金貨1枚、素材の方が金貨3枚で一体につき金貨4枚ね。ちゃんと彼らに渡してあるわよ。ジーク君の分のワーウルフの素材が合計で金貨36枚ね。つまり一頭に付き金貨9枚よ。それとワーウルフの討伐証明分位だけれども、残念だけどジーク君達がまだランク Dになっていないから返すの。ランク D だとランク C の討伐依頼を受けられるのだけれども、その時まで取っておいて。一応腐らない部位だからあの子達にも渡してあるわ。ワーウルフは一匹だけで討伐証明の依頼が達成できるから、ランクが上がった時に出すと良いわ」
そう言って渡してきたのは角だった。一応この部位は最悪買取だけをお願いするとしても金貨1枚にはなると言う。特に急いで換金する必要もないので分かりましたと言ってお金を受け取った。
「それとねジーク君あの子達を助けてくれてありがとう。あの子達も本当に感謝していたのよ。ジーク君のおかげで自分達だけでは本来どうにもならない相手と互角に戦えて、ジークくんの強さに物凄く驚いたといっていたわ。後、女の子達がかっこいい!かっこいいって言ってたから、私もちょっと妬いちゃうかな」
「そうですかきっと助けてくれた僕の事が今は何倍もかっこよく見えるんだと思いますよ。それとまだお金を払っていませんでしたが、明日からの講習の参加費を置いてきますね。8時に来ればいいんでしたっけ?」
「ええそうよ。じゃあまた明日待ってるわ」
「はい!じゃあまた明日!」
と言ってギルドを離れたが、ふとカレンが何を言ったのかを思い出した。女の子達が僕の事をかっこいいって言っていた事に嫉妬するみたいな事を言っていたが、意味が分からなかったんだよね。なぜ妬くの?
カレンさんは相変わらず暇そうにしているなと思う。自分が一杯稼いでカレンさんのお給料にも反映させるぞ!と思う。そう、受付嬢は担当冒険者の稼ぎによって給料が左右される。勿論担当のいない補助のみをする職員もいるので完全な歩合制ではないのだが、担当冒険者が依頼を達成した場合、その依頼のランクによりインセンティブが貰えるのだ。だから受付嬢は担当冒険者が何かしらの依頼を達成してくれないとインセンティブが貰えない。当然ランクの高い依頼程インセンティブが高くなる。かといって無理な依頼を引き受けさせて失敗されると困るから、達成可能な範囲のものをなるべく達成できるように情報を与え、アドバイスをする。その為、冒険者と仲良くやっていなければならないのだ。
ギルドを後にし、先日ミスリルの剣を買った武器店に入った。
「らっしゃい」
「こんにちは」
「おっ!この前の兄さんか。今日はどうしたんだい?」
「人に予備武器などをあげちゃったので買い足そうと思って」
「ひょっとしてロングソードを若い奴にあげていたりするか?」
「えーなんで知ってるんですか」
「やっぱそうか。先程この前兄さんが見せてくれた鉄のロングソードを持った若い奴らが買い物に来てたから、その剣はどうしたのかと聞いたんだ。そうしたらミスリルの剣を使うお前さんの特徴に合うやつに命を助けられ、その時にこれを使えと渡されたけど、返しそびれたと。また会った時に返そうと思うから、自分の武器をちゃんと買いたいんだと言っていたんだ」
「彼らは何を買って行きましたか」
「ロングソードは重たくて長いと言っていたから魔鋼鉄のブロードソードと女の子二人は杖を買って行ったぞ」
「あーなるほど。やっぱりあの子達は魔法が主体でしたか。火魔法の子と水魔法の子がいましたから」
「そのような事を言っていたな。お前さんに感謝していたぞ。ワーウルフの素材や魔石を一匹って言っていたのに2匹あげたんだって?」
「僕もお金は欲しいですが、彼らほどには困っていませんから。受け取りを拒否できない状況で二匹分のお金を渡してあげてくださいとギルドの方に言ったんです。そのお金で装備を買って欲しかったんです」
「そうだろうな。魔鋼鉄のブロードソードは金貨15枚するが、お前さんに貰ったお金だから装備に費やすと言っていたぞ。ちゃんと想いは伝わっているぞ!」
「そうですか!じゃあ僕の方は予備武器を買いますね。まあ、予備武器ですから、そんなに高くないので良いですけどね。そうですね、このダガーを2本と投げナイフを何本か欲しいかな。それと弓も欲しいのですが、僕の体格だとどんな大きさの弓がいいでしょうか?使うかどうか分かりませんが、とりあえず遠くの者を倒す為の弓位は持っておこうと思いまして」
「そうだな。収納の余力にもよるが、通常の戦闘用であればこちらのショートボウの方がいな。狙いを定めての遠距離を目的とするなら、こちらのロングボウだな。どちらか、もしくは二つ共持っていると使い分けができると思うぞ。一つで両方をこなすのは無理があるからな」
「わかりました。僕の方も予定外の収入があったので、やはりこういう時のお金は装備に費やそうと思うんです。一度買えばある意味財産ですからね。じゃあこのショートボウとロングボウ、それと矢が30本位あればいいかな。それと矢筒も」
結局ダガーが2本で金貨1枚、投げナイフが10本セットで金貨1枚、ショートボウが銀貨15枚ロングボウが金貨3枚、矢筒が金貨1枚、矢が一本銅貨5枚だったので、金貨9枚を支払ったのであった。
それはともかく、彼らに武器を使わせたと言うか、あげてしまったので、予備武器がない。その為買い足さなきゃと思い、早々に要件を片付ける事にした。
「えっとカレンさん、採取依頼の達成登録と、お金の方をお願いします」
「そうだったわね。ではまずカードを貸してね」
そう言ってカードの更新をしてくれた。
「カードを返しますね。それと買取の方だけれども、薬草は昨日と殆ど一緒ね。魔物除けが金貨1枚と他の薬草が銀貨3枚、それと一応これを返しておくわね」
そう言ってワーウルフの討伐証明部位を渡してきた。
「それと魔石はオークは一個につき金貨1枚、素材の方が金貨3枚で一体につき金貨4枚ね。ちゃんと彼らに渡してあるわよ。ジーク君の分のワーウルフの素材が合計で金貨36枚ね。つまり一頭に付き金貨9枚よ。それとワーウルフの討伐証明分位だけれども、残念だけどジーク君達がまだランク Dになっていないから返すの。ランク D だとランク C の討伐依頼を受けられるのだけれども、その時まで取っておいて。一応腐らない部位だからあの子達にも渡してあるわ。ワーウルフは一匹だけで討伐証明の依頼が達成できるから、ランクが上がった時に出すと良いわ」
そう言って渡してきたのは角だった。一応この部位は最悪買取だけをお願いするとしても金貨1枚にはなると言う。特に急いで換金する必要もないので分かりましたと言ってお金を受け取った。
「それとねジーク君あの子達を助けてくれてありがとう。あの子達も本当に感謝していたのよ。ジーク君のおかげで自分達だけでは本来どうにもならない相手と互角に戦えて、ジークくんの強さに物凄く驚いたといっていたわ。後、女の子達がかっこいい!かっこいいって言ってたから、私もちょっと妬いちゃうかな」
「そうですかきっと助けてくれた僕の事が今は何倍もかっこよく見えるんだと思いますよ。それとまだお金を払っていませんでしたが、明日からの講習の参加費を置いてきますね。8時に来ればいいんでしたっけ?」
「ええそうよ。じゃあまた明日待ってるわ」
「はい!じゃあまた明日!」
と言ってギルドを離れたが、ふとカレンが何を言ったのかを思い出した。女の子達が僕の事をかっこいいって言っていた事に嫉妬するみたいな事を言っていたが、意味が分からなかったんだよね。なぜ妬くの?
カレンさんは相変わらず暇そうにしているなと思う。自分が一杯稼いでカレンさんのお給料にも反映させるぞ!と思う。そう、受付嬢は担当冒険者の稼ぎによって給料が左右される。勿論担当のいない補助のみをする職員もいるので完全な歩合制ではないのだが、担当冒険者が依頼を達成した場合、その依頼のランクによりインセンティブが貰えるのだ。だから受付嬢は担当冒険者が何かしらの依頼を達成してくれないとインセンティブが貰えない。当然ランクの高い依頼程インセンティブが高くなる。かといって無理な依頼を引き受けさせて失敗されると困るから、達成可能な範囲のものをなるべく達成できるように情報を与え、アドバイスをする。その為、冒険者と仲良くやっていなければならないのだ。
ギルドを後にし、先日ミスリルの剣を買った武器店に入った。
「らっしゃい」
「こんにちは」
「おっ!この前の兄さんか。今日はどうしたんだい?」
「人に予備武器などをあげちゃったので買い足そうと思って」
「ひょっとしてロングソードを若い奴にあげていたりするか?」
「えーなんで知ってるんですか」
「やっぱそうか。先程この前兄さんが見せてくれた鉄のロングソードを持った若い奴らが買い物に来てたから、その剣はどうしたのかと聞いたんだ。そうしたらミスリルの剣を使うお前さんの特徴に合うやつに命を助けられ、その時にこれを使えと渡されたけど、返しそびれたと。また会った時に返そうと思うから、自分の武器をちゃんと買いたいんだと言っていたんだ」
「彼らは何を買って行きましたか」
「ロングソードは重たくて長いと言っていたから魔鋼鉄のブロードソードと女の子二人は杖を買って行ったぞ」
「あーなるほど。やっぱりあの子達は魔法が主体でしたか。火魔法の子と水魔法の子がいましたから」
「そのような事を言っていたな。お前さんに感謝していたぞ。ワーウルフの素材や魔石を一匹って言っていたのに2匹あげたんだって?」
「僕もお金は欲しいですが、彼らほどには困っていませんから。受け取りを拒否できない状況で二匹分のお金を渡してあげてくださいとギルドの方に言ったんです。そのお金で装備を買って欲しかったんです」
「そうだろうな。魔鋼鉄のブロードソードは金貨15枚するが、お前さんに貰ったお金だから装備に費やすと言っていたぞ。ちゃんと想いは伝わっているぞ!」
「そうですか!じゃあ僕の方は予備武器を買いますね。まあ、予備武器ですから、そんなに高くないので良いですけどね。そうですね、このダガーを2本と投げナイフを何本か欲しいかな。それと弓も欲しいのですが、僕の体格だとどんな大きさの弓がいいでしょうか?使うかどうか分かりませんが、とりあえず遠くの者を倒す為の弓位は持っておこうと思いまして」
「そうだな。収納の余力にもよるが、通常の戦闘用であればこちらのショートボウの方がいな。狙いを定めての遠距離を目的とするなら、こちらのロングボウだな。どちらか、もしくは二つ共持っていると使い分けができると思うぞ。一つで両方をこなすのは無理があるからな」
「わかりました。僕の方も予定外の収入があったので、やはりこういう時のお金は装備に費やそうと思うんです。一度買えばある意味財産ですからね。じゃあこのショートボウとロングボウ、それと矢が30本位あればいいかな。それと矢筒も」
結局ダガーが2本で金貨1枚、投げナイフが10本セットで金貨1枚、ショートボウが銀貨15枚ロングボウが金貨3枚、矢筒が金貨1枚、矢が一本銅貨5枚だったので、金貨9枚を支払ったのであった。
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