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第2章
野営
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小休憩の後に馬車を1時間程走らせていたが、馬がバテ始めたのと完全に薄暗がりになりこれ以上進むのは危険だと判断した。
そこからは皆で歩く事にし、馬車から馬を切り離し、ノエルとシャロンが各々馬を引き連れて行く。稲生を馬に乗せ、太一は馬車を収納に入れる。馬車では入れないが馬や徒歩ならなんとか入れるような藪の中に入って行く。5分程進みテントが張れそうな場所を見つけた。
そこまでは太一の生活魔法にあるライトと言う小さな玉のようなふわっとした明かりで足元を照らす。そういう魔法で明かりを灯し、なんとか歩いていた。ノエルとシャロンは馬を木に繋ぎ、太一は収納からテントと馬車を出した。
馬車の底にくくりつけてある板を出して来た。馬車のシートの背もたれを外して床に置いた。次に座席の上に板を置いていく。そうする事で寝るスペースができるのだ。なんとか頑張れば3人寝れるような大きさであり、そこに布団をひいていった。稲生と稲垣を寝かせる事にした。女性とはいえ3人が寝るには狭いのだ。男性2人位が丁度良い。
テントは出した時には既に組み上がっていた。そう昨日テントを購入した後に、近くに人目のつかない空き地がありそこで組み立てを行い、組み立てたままで収納に入れた。勿論周りに誰もいない事を確認してからだ。そしてそのテントに皆が買ってくれた布団を出していく。
そして見張りをどうするかになった。シャロンとノエルが御者をする事になる。太一は魔法で敵を蹴散らして行く。太一が現状一番強いその為攻撃の要になるので戦闘時には太一頼みになってしまうからたいちの体力は温存したいと皆が言っていたのだ。だが太一を見張りから外す、それを行うと御者をするシャロンとノエルの負担が大きくなってしまう。その為太一も見張りに加わる事になった。回復魔法でかなりの力を使ったノエルを先に寝かせ、シャロンが最初の見張り、次に太一、そしてノエルの順番になった。
勿論由美子や美夏は見張りは行った事がない。
少なく共左腕を失った美夏や右手を失った稲垣に見張りをさせる事はできない。稲生は片足が無く論外だ。手足を失った3人には休息が必要であった。美夏は腕を失ったショックが大きく、一度は太一に食って掛かる位にまで持ち直していたが、それでもやはり自らの腕が無い事を再認識し、ずっとすすり泣いていたのだ。
途中からはシャロンがそっと背中をさすっていた。ノエルとは相性が悪そうだったが、面識の無かったシャロンに対しては美夏は黙って抱きしめられ、背中をさするに任せていた。
ただ由美子には申し訳ないが、五体満足な者として協力して貰わねばならなかった。御者も由美子にも教えていき、御者も出来る様にする話になった。
そして見張りもそうだ。ただ最初の見張りではなく、一番きつい真ん中をやるという。理由は好きな太一に見張りのノウハウを教えて貰いたいからとはっきりと言ったのだ。
どこの見張りに加わるかというような事を聞くと、太一と一緒がいいと言っていたのだ。
鎧を着たままでは寛いで寝れないので、皆に鎧を脱ぐようにさせ、収納に入れさせ寝間着に着替えさせていた。
鎧を脱いで休んで貰い、体力を温存して貰わなければならない。万が一襲撃を受けた時に防御力が落ちるリスクと体力が落ちるリスクを天秤に掛けたが、体力が落ちる方が危険だと判断したからだ。
また、真っ暗な中、こんな馬車の入れないような所に我々がいるとは思われないだろうが、獣や魔物は来かねないので、どのみち見張りは必要だった。この暗さでは敵兵が来ないと見込んでいたので、由美子に経験をさせ、見張りが可能な者の数を増やそうとしたのだ。
今後の旅を考えると、今日は真ん中の見張りを対地が受け持った。シャロンとノエルには休息が必要だった。シャロンに代わり太一と由美子の2人の見張りになったが、シャロンは由美子にだけ聞こえるように
「頑張って。太一に甘えると良いよ。優しいから」
一言声を掛けて見張りを交代するのであった。
そこからは皆で歩く事にし、馬車から馬を切り離し、ノエルとシャロンが各々馬を引き連れて行く。稲生を馬に乗せ、太一は馬車を収納に入れる。馬車では入れないが馬や徒歩ならなんとか入れるような藪の中に入って行く。5分程進みテントが張れそうな場所を見つけた。
そこまでは太一の生活魔法にあるライトと言う小さな玉のようなふわっとした明かりで足元を照らす。そういう魔法で明かりを灯し、なんとか歩いていた。ノエルとシャロンは馬を木に繋ぎ、太一は収納からテントと馬車を出した。
馬車の底にくくりつけてある板を出して来た。馬車のシートの背もたれを外して床に置いた。次に座席の上に板を置いていく。そうする事で寝るスペースができるのだ。なんとか頑張れば3人寝れるような大きさであり、そこに布団をひいていった。稲生と稲垣を寝かせる事にした。女性とはいえ3人が寝るには狭いのだ。男性2人位が丁度良い。
テントは出した時には既に組み上がっていた。そう昨日テントを購入した後に、近くに人目のつかない空き地がありそこで組み立てを行い、組み立てたままで収納に入れた。勿論周りに誰もいない事を確認してからだ。そしてそのテントに皆が買ってくれた布団を出していく。
そして見張りをどうするかになった。シャロンとノエルが御者をする事になる。太一は魔法で敵を蹴散らして行く。太一が現状一番強いその為攻撃の要になるので戦闘時には太一頼みになってしまうからたいちの体力は温存したいと皆が言っていたのだ。だが太一を見張りから外す、それを行うと御者をするシャロンとノエルの負担が大きくなってしまう。その為太一も見張りに加わる事になった。回復魔法でかなりの力を使ったノエルを先に寝かせ、シャロンが最初の見張り、次に太一、そしてノエルの順番になった。
勿論由美子や美夏は見張りは行った事がない。
少なく共左腕を失った美夏や右手を失った稲垣に見張りをさせる事はできない。稲生は片足が無く論外だ。手足を失った3人には休息が必要であった。美夏は腕を失ったショックが大きく、一度は太一に食って掛かる位にまで持ち直していたが、それでもやはり自らの腕が無い事を再認識し、ずっとすすり泣いていたのだ。
途中からはシャロンがそっと背中をさすっていた。ノエルとは相性が悪そうだったが、面識の無かったシャロンに対しては美夏は黙って抱きしめられ、背中をさするに任せていた。
ただ由美子には申し訳ないが、五体満足な者として協力して貰わねばならなかった。御者も由美子にも教えていき、御者も出来る様にする話になった。
そして見張りもそうだ。ただ最初の見張りではなく、一番きつい真ん中をやるという。理由は好きな太一に見張りのノウハウを教えて貰いたいからとはっきりと言ったのだ。
どこの見張りに加わるかというような事を聞くと、太一と一緒がいいと言っていたのだ。
鎧を着たままでは寛いで寝れないので、皆に鎧を脱ぐようにさせ、収納に入れさせ寝間着に着替えさせていた。
鎧を脱いで休んで貰い、体力を温存して貰わなければならない。万が一襲撃を受けた時に防御力が落ちるリスクと体力が落ちるリスクを天秤に掛けたが、体力が落ちる方が危険だと判断したからだ。
また、真っ暗な中、こんな馬車の入れないような所に我々がいるとは思われないだろうが、獣や魔物は来かねないので、どのみち見張りは必要だった。この暗さでは敵兵が来ないと見込んでいたので、由美子に経験をさせ、見張りが可能な者の数を増やそうとしたのだ。
今後の旅を考えると、今日は真ん中の見張りを対地が受け持った。シャロンとノエルには休息が必要だった。シャロンに代わり太一と由美子の2人の見張りになったが、シャロンは由美子にだけ聞こえるように
「頑張って。太一に甘えると良いよ。優しいから」
一言声を掛けて見張りを交代するのであった。
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