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第1章
第31話 依頼を申し込んだら彼女が出来ました
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受付へ行くと、驚いた事に綺麗なおねぇさんばかりだった。
「レ、レイラさん?う、受付の人が皆変わっているんですが!?」
「トニーは知らないの?うんとね、受付嬢さんは皆さん三泊四日の研修旅行に行っていたんですよ。あっ!綺麗な子がいるからって、目移りして口説いていたらレイラショックなんだからね!」
「しないよ。俺がレイラにぞっこんなのは知っているだろ?俺を信じろ!」
「ごめんなさい」
「うん。心配無いよ。依頼受託頑張ってな。間違いなく反対されるから、その時は違約金を置いていこうかと言ってやるんだよ」
テテテテと小走りに向かうと少しして戻ってきた。
「やっぱり反対されたわ。そのね、ヘキサマジシャンがパーティーリーダーだから問題ないって言っても嘘付き呼ばわりされたの」
「見せれば良いのか?」
「お願いします」
「えっと、六連星のリーダーですが、何が問題なんですか?」
黄緑の肩までの長さの髪で、目がくりくりっとした可愛らしいお姉さんだ。多分18歳位と年上かな。スタイルも中々良さそうで、気が強い感じかな。もしもレイラがいなければ全力でアタックしたいレベルだ。
「貴方ねぇ!貴方が死ぬのは勝手だけど、自殺願望に彼女を巻き込んじゃ駄目よ」
「あのなぁ、俺達はゴブリンジェネラルを倒しているんだ。その推奨レベル以下なら問題ないだろうに」
「あなたペテン師?彼女にヘキサマジシャンだと信じ込ませているようね」
面倒臭くなってきた。
「本当だと証明すれば良いのか?」
「恥をかくだけよ!」
「何よ貴女、トニーに謝りなさいよ!トニーは嘘を言わないし紳士なんだからね!」
「ヘキサマジシャンだなんている訳がないのよ。可哀想に、散々弄ばれて、身も心も全てを握られているのね!?大丈夫。おねぇさんが貴女を助けてあげるわ」
「同じ布団で寝てもまだ婚約しただけだからって手を出してこなくて、私まだ生娘のままなのよ。体は支配されていないわよ!彼のお陰で命を繋いだのは間違いないの。紳士なんだからね!」
「ヘタレなの?まあいいわ。貴方、この子を開放してあげなさい!」
「解放も何も支配なんてされてないもん!それよりヘキサマジシャンだったらどうしてくれるの!?貴女失礼過ぎるわよ!」
「そうねぇ、この男の性奴隷になってあげるわよ」
ぶっ!…俺は噎せた
「分かったわ。孕むといいわ。私の夫になる前に他の女で練習して上手になって貰うのに丁度良いわ。で、あり得無いけど、嘘だったら何を要求するのよ?」
「そうねぇ。掃除人資格の剥奪とこの町から追放でどうかしら?」
「ちょっと待って!嘘だったらそれで良いけど、流石に本当だった時にそれは色々な意味で不味いから、俺とレイナの関係に溝が出来るから駄目だ」
「それでしたら私が受付嬢を辞めて、貴方の女として掃除人をするのではどうかしら?」
「そんな綺麗な顔でそもそも戦えるのかよ?」
「ふふふ。一応私は掃除人と掛け持ちなのよ。レベルは5ですけど」
「分かったわ。受けて立ちます!でも謝るなら今のうちよ!」
「貴方も泣いて謝るならそれで手打ちにするけど、最後のチャンスよ!さあ、この子を手放すか、私をモノにするか!」
「事実だから謝らないぞ」
「成立よ!さあ、恥をかくと良いわ!私の手に触れながら成立と口に出しなさい!」
俺は掌を合わせ、成立と呟くと何かが現れたが、敵意がないので無視した。
「じゃあ証明するから見ていろよ!ライト!」
ダンジョン等を照らすライトが現れた。
「そんなの使える人は多いわよ。!」
「ダーク」
受付嬢に使ってやった。目眩し程度だから問題ない。
短くキャッ!と悲鳴が聞こえたので解除しようとしたが、掻き消えた。
「これで2つ目だ」
「嘘?ツインマジシャンだなんて…でも流石にもう無いに決まっているわ」
「ファイヤーアロー、アイスアロー」
左手に焔をまとわせ、右手にアイスアローを発現させ、消した。
「これで4つだぞ」
「そ、そんな?有り得ないわ…まさか?本当なの」
「今ならトニー様を疑って申し訳ありませんって言ってレイラに謝れば許さない事は無いぞ」
「嘘?もう無理よ。手遅れなの。謝ってももう遅いの。やって」
意味が分からなかったが、エアーボールとアースアローを発現させた。
彼女はその場に崩れ落ちると、その周りに何かが出て、契約はなされた!魂に刻んだと口にし消え去った。
「あんた特殊スキル持ちか?契約スキルの使い手か?」
「はい。ジャッジメントを使いました」
ゲームではお目に掛かる事は無かったが、確か弓使い系のユニークジョブのスキルにそんなのが有ったな。取り消すのにはレベル10の呪術が必要の筈だ。成長すれば類稀な弓の力と、嘘を見抜けるようになる筈だ。まだそこまでいっていないようだが、純粋に仲間と見れば使える!レイラの事も有るから彼女を解除する迄は面倒をお願いし、その後解除する事にすれば良いか。
俺はさてどうする?と頭が痛くなるのであった。
「レ、レイラさん?う、受付の人が皆変わっているんですが!?」
「トニーは知らないの?うんとね、受付嬢さんは皆さん三泊四日の研修旅行に行っていたんですよ。あっ!綺麗な子がいるからって、目移りして口説いていたらレイラショックなんだからね!」
「しないよ。俺がレイラにぞっこんなのは知っているだろ?俺を信じろ!」
「ごめんなさい」
「うん。心配無いよ。依頼受託頑張ってな。間違いなく反対されるから、その時は違約金を置いていこうかと言ってやるんだよ」
テテテテと小走りに向かうと少しして戻ってきた。
「やっぱり反対されたわ。そのね、ヘキサマジシャンがパーティーリーダーだから問題ないって言っても嘘付き呼ばわりされたの」
「見せれば良いのか?」
「お願いします」
「えっと、六連星のリーダーですが、何が問題なんですか?」
黄緑の肩までの長さの髪で、目がくりくりっとした可愛らしいお姉さんだ。多分18歳位と年上かな。スタイルも中々良さそうで、気が強い感じかな。もしもレイラがいなければ全力でアタックしたいレベルだ。
「貴方ねぇ!貴方が死ぬのは勝手だけど、自殺願望に彼女を巻き込んじゃ駄目よ」
「あのなぁ、俺達はゴブリンジェネラルを倒しているんだ。その推奨レベル以下なら問題ないだろうに」
「あなたペテン師?彼女にヘキサマジシャンだと信じ込ませているようね」
面倒臭くなってきた。
「本当だと証明すれば良いのか?」
「恥をかくだけよ!」
「何よ貴女、トニーに謝りなさいよ!トニーは嘘を言わないし紳士なんだからね!」
「ヘキサマジシャンだなんている訳がないのよ。可哀想に、散々弄ばれて、身も心も全てを握られているのね!?大丈夫。おねぇさんが貴女を助けてあげるわ」
「同じ布団で寝てもまだ婚約しただけだからって手を出してこなくて、私まだ生娘のままなのよ。体は支配されていないわよ!彼のお陰で命を繋いだのは間違いないの。紳士なんだからね!」
「ヘタレなの?まあいいわ。貴方、この子を開放してあげなさい!」
「解放も何も支配なんてされてないもん!それよりヘキサマジシャンだったらどうしてくれるの!?貴女失礼過ぎるわよ!」
「そうねぇ、この男の性奴隷になってあげるわよ」
ぶっ!…俺は噎せた
「分かったわ。孕むといいわ。私の夫になる前に他の女で練習して上手になって貰うのに丁度良いわ。で、あり得無いけど、嘘だったら何を要求するのよ?」
「そうねぇ。掃除人資格の剥奪とこの町から追放でどうかしら?」
「ちょっと待って!嘘だったらそれで良いけど、流石に本当だった時にそれは色々な意味で不味いから、俺とレイナの関係に溝が出来るから駄目だ」
「それでしたら私が受付嬢を辞めて、貴方の女として掃除人をするのではどうかしら?」
「そんな綺麗な顔でそもそも戦えるのかよ?」
「ふふふ。一応私は掃除人と掛け持ちなのよ。レベルは5ですけど」
「分かったわ。受けて立ちます!でも謝るなら今のうちよ!」
「貴方も泣いて謝るならそれで手打ちにするけど、最後のチャンスよ!さあ、この子を手放すか、私をモノにするか!」
「事実だから謝らないぞ」
「成立よ!さあ、恥をかくと良いわ!私の手に触れながら成立と口に出しなさい!」
俺は掌を合わせ、成立と呟くと何かが現れたが、敵意がないので無視した。
「じゃあ証明するから見ていろよ!ライト!」
ダンジョン等を照らすライトが現れた。
「そんなの使える人は多いわよ。!」
「ダーク」
受付嬢に使ってやった。目眩し程度だから問題ない。
短くキャッ!と悲鳴が聞こえたので解除しようとしたが、掻き消えた。
「これで2つ目だ」
「嘘?ツインマジシャンだなんて…でも流石にもう無いに決まっているわ」
「ファイヤーアロー、アイスアロー」
左手に焔をまとわせ、右手にアイスアローを発現させ、消した。
「これで4つだぞ」
「そ、そんな?有り得ないわ…まさか?本当なの」
「今ならトニー様を疑って申し訳ありませんって言ってレイラに謝れば許さない事は無いぞ」
「嘘?もう無理よ。手遅れなの。謝ってももう遅いの。やって」
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「あんた特殊スキル持ちか?契約スキルの使い手か?」
「はい。ジャッジメントを使いました」
ゲームではお目に掛かる事は無かったが、確か弓使い系のユニークジョブのスキルにそんなのが有ったな。取り消すのにはレベル10の呪術が必要の筈だ。成長すれば類稀な弓の力と、嘘を見抜けるようになる筈だ。まだそこまでいっていないようだが、純粋に仲間と見れば使える!レイラの事も有るから彼女を解除する迄は面倒をお願いし、その後解除する事にすれば良いか。
俺はさてどうする?と頭が痛くなるのであった。
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