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第3章
第217話 方針決定
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アーリバンについて情報を集めようとしたが、フリオールが国境を越えて以来だれも国境を超えておらず、アーリバン側の国境警備隊も入れ替わりがない為まるで情報が無いのが現状だ。
それを踏まえて作戦を練ろうとしたが・・・・
「そんなのアジトを突き止めてレオンがぺったんこすれば終わりだろ?でいいだろ?」
相変わらず能天気なニーナだが、実際問題としてそれしかない。
「それで良いんじゃない?どうせあんたは落とすのが得意なんだから」
なんだかんだと言って結局アジトを突き止めて遥か上空から1号岩を落下させれば全てを飲み込むのだからとパーティーメンバー全員の意見が重なった。
ではどうやって調べるか?
はい!行き当たりばったり!
俺の得意技です!
取り敢えず王都ではない町かその周辺に飛ぶ事にした。
「じゃあ、俺の切り札であるでかい岩をゲットした所に飛ぼうと思う。そこから王都まで歩いて1日か2日かもだけどね」
「でもどうやってアーリバンに行かれるのですか?」
皆エンピアルの発言にえっ?となった。
「タウンドリフトを使えば行けると思うけど?」
「多分使えませんよ?」
「どうして?」
「あの国との国境の上空には網があるんです。だからそれに絡め取られると思います」
「でもみっちゃんを始め皆を各国に飛ばせたよ」
「はい。外敵の侵入を警戒し、出られても簡単には入れません」
「じゃあ俺がひとりが2人ずつ飛んで国境を超えるのは?元々そうやって飛び越えたぞ」
「国境警備隊がいる所から離れていないと無理だと思います」
「絡め取られるとどうなる?」
「死ぬまでその場に絡め取られ続けられると思います」
「どうやったら解除できる?」
「はい。絡め取られた後の事は知らないのですが、その絡める網を解除するのには三種の神器を1箇所に集めれば可能と聞きます。それで誤って解除しないように儀式の時以外は別の場所に保管していると聞いています」
「王冠以外はあるから、取り敢えずそれを探そう」
結局先ずは国境警備隊の近くの町に行き、そこから俺とアイリーンが進んだのを逆流して行く事になった。
エンピアルがいて良かった。
知らなかったらどうなっていた事やら。
奴隷だったとはいえ、褒賞用として高度な教育を受けており、アーリバンの事はかなり詳しいから、彼女の案内に従う。
また、国境を飛び越える時は更に慎重に行かないとだ。
そうして会議が終わると、用意して貰った食料や何やらを収納に入れ、俺は広間に出る。
大勢の関係者が俺が飛ぶのに合わせて見送りに来た。
皆に見送られながら先ずは1人を除き国境近くに飛ばしたが、その場に残ったのは2号さんだった。
そしてカラビナを固定し合い、俺も飛んだ。
そしてみっちゃんからおねだりをされるのであった。
それを踏まえて作戦を練ろうとしたが・・・・
「そんなのアジトを突き止めてレオンがぺったんこすれば終わりだろ?でいいだろ?」
相変わらず能天気なニーナだが、実際問題としてそれしかない。
「それで良いんじゃない?どうせあんたは落とすのが得意なんだから」
なんだかんだと言って結局アジトを突き止めて遥か上空から1号岩を落下させれば全てを飲み込むのだからとパーティーメンバー全員の意見が重なった。
ではどうやって調べるか?
はい!行き当たりばったり!
俺の得意技です!
取り敢えず王都ではない町かその周辺に飛ぶ事にした。
「じゃあ、俺の切り札であるでかい岩をゲットした所に飛ぼうと思う。そこから王都まで歩いて1日か2日かもだけどね」
「でもどうやってアーリバンに行かれるのですか?」
皆エンピアルの発言にえっ?となった。
「タウンドリフトを使えば行けると思うけど?」
「多分使えませんよ?」
「どうして?」
「あの国との国境の上空には網があるんです。だからそれに絡め取られると思います」
「でもみっちゃんを始め皆を各国に飛ばせたよ」
「はい。外敵の侵入を警戒し、出られても簡単には入れません」
「じゃあ俺がひとりが2人ずつ飛んで国境を超えるのは?元々そうやって飛び越えたぞ」
「国境警備隊がいる所から離れていないと無理だと思います」
「絡め取られるとどうなる?」
「死ぬまでその場に絡め取られ続けられると思います」
「どうやったら解除できる?」
「はい。絡め取られた後の事は知らないのですが、その絡める網を解除するのには三種の神器を1箇所に集めれば可能と聞きます。それで誤って解除しないように儀式の時以外は別の場所に保管していると聞いています」
「王冠以外はあるから、取り敢えずそれを探そう」
結局先ずは国境警備隊の近くの町に行き、そこから俺とアイリーンが進んだのを逆流して行く事になった。
エンピアルがいて良かった。
知らなかったらどうなっていた事やら。
奴隷だったとはいえ、褒賞用として高度な教育を受けており、アーリバンの事はかなり詳しいから、彼女の案内に従う。
また、国境を飛び越える時は更に慎重に行かないとだ。
そうして会議が終わると、用意して貰った食料や何やらを収納に入れ、俺は広間に出る。
大勢の関係者が俺が飛ぶのに合わせて見送りに来た。
皆に見送られながら先ずは1人を除き国境近くに飛ばしたが、その場に残ったのは2号さんだった。
そしてカラビナを固定し合い、俺も飛んだ。
そしてみっちゃんからおねだりをされるのであった。
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