神獣使いは魔法の使えない魔法使い!〜異世界召喚された魔法使いはヌンチャクの使い手だった!奴隷少女と格闘派魔法使いの異世界成り上がり物語!〜

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第三章 新天地編

第42話 宿

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 兵士の先導で宿屋街に向かっていた。建物は3階建てや4階建てが多く、大抵は一階に店舗が有った。

 程なくして立派な作りの宿に着いたが、宿の名は憩いの神獣亭と有った。最高級店であり部屋数も多く、いかにも高そうな内装なのだが、その宿の格が高い為かソフィアがポカーンとなっていた。ソフィアはリーナに大丈夫?と言う感じで頬を舐められていた。

「ごめんなさいねリーナ。私、驚いちゃったの」

 馬を預けていたが、驚いた事にリーナは一緒に部屋に案内されており、宿の主自らが部屋へ案内をしていた。

 まず1つ目の部屋だった。受け答えはミライがしていた。

「お部屋を2つと聞いております。神獣様と、神獣様と一緒に泊まる方はあちらになります」
   
「案内ご苦労でした。神獣様の部屋を後で案内してください」

「かしこまりました。ささ、こちらに」

 そうして先に案内された部屋にミライとトニーがとっとと入ってしまい、ルースがあっ!?と唸ったがもう遅かった。だがルースは宿の主人にもう一つの部屋の案内を少し待って貰い、皆がそこに入った。

「トニー悪いけど今日はこの部屋は僕とトニー、もう一つの部屋は女性陣のみにさせて貰うよ。ここはベッドが二つあるし、多分ミライさんがアルテミスとソフィアに僕達に聞かせたくない話があると思うんだ。だよね?それに未婚の男女は部屋を分けなきゃ」

「あら、無粋な事をされるのですわね。流石にリーダーの目は誤魔化せませんか。仕方がありませんわね。本当はトニーと泊まりたかったのですが…。取りあえず全員で部屋を見ましょう?」

 そうして血の涙を流しているとしか思えないトニーをミライが宥めつつ、もう一つの部屋を案内してもらった。ミライ、ソフィア、アルテミス、リーナ、ルーナが泊まる事になった。
 この部屋は神獣連れの為にある部屋で、神獣が寝る寝床が用意されているのだ。

 荷物を置き、先ずは食事となったが、食事は大きい方の部屋に運ばれて来る事になったが、ルーナは疲れからかアルテミスに抱かれたまま早々に寝てしまい、ルーナの分の食事はルースの収納に入れておく事になった。

 所謂スイートという部屋で、小さいながら食堂まであった。主人によると神獣は文字通り神獣で、特に丁重にもてなすのだとか。

 豪華な食事を出されたが、給仕が要るので当たり障りのない会話しか出来なかった。だが特にソフィアとアルテミスはこんなに美味しいのは食べたことが無いとはしゃいでいた。ただルースにはというか、現代の日本の濃い味付けの食事に慣れた者には少し物足りなかった。
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