85 / 111
第五章 魔軍襲来
第84話 魔物の大群
しおりを挟む
三郎がドアを開けると慌てた兵士が一方的にまくし立てていた
「勇者様、た、大変です。魔物の大群に囲まれました」
はあ?となったが、三郎は取り急ぎ収納からリセの武器等を出し、馬車の外に出た。
するとかなりの数の魔物に半包囲される形で囲まれているのが分かった。
「はあ?なんでだよ?」
と間の抜けた声を出していた。
とりあえず精霊術の初歩だけはシルフに教えてもらっていた。精霊力を刃の形にイメージし、手に力を集めて腕を振ればそこから見えない刃が飛んで行く。普通の魔法で言えばウインドカッターのようなものが出せるのだ。
刃をイメージし、精霊力を強く注ぎ込めば大きい刃が展開できる。
完全に回復しないうちにシルフを召喚するのは体に響く為、シルフはあまり教える時間がなかった。イメージが大事なんだと強調していた。
下位から中位までの風以外の精霊は三郎が自由に召喚し、使役できる。風だけはシルフにしか出来ないとの事だったので、物は試し土の精霊を呼び出したら、どうやらゴーレム連想したようで、ゴーレムが現れた。次に水の精霊を呼び出したが、そう言えば体験使いの漫画では水の精霊は馬型だったよなと頭をよぎったので、馬型で現れた。
ゴーレムには馬車に魔物を近づけるな、水の精霊には左翼の魔物を駆逐するようにしてときはなった。
三郎自身は魔力弾を使うか仮称とし霊空刃と呼んでいたこれを使うかが、魔力を使った三郎自体のの戦闘になる。
「リーナ、リセと一緒に頼む」
騎獣の戦いに長けているリセにリーナを預ける方が得策と判断していた。
「リーナ、命を預けるわ。三郎を私達でサポートするのよ!」
ワオンと短く嘶いた。
王都が辛うじて視認出来る位置にいたが、煙が見えた。
「シルフいるか?」
「はい、マスターここに」
「攻撃を頼みたいけど、行ける?」
「問題ないわ。でも、今は私の力が無くても行けますわ。ここぞという時まで温存した方が良いと思いますわ」
「そっか。時間に制限が有るんだったね。じゃあ後で頼むよ。俺とリーナとリセがヤバそうなら適時助太刀を頼むね」
「分かりました」
そうしてすうっと消えていった。
魔物は二足歩行のタイプで身長が2m程ある。額に特徴的な角がある。
「気を付けて。オーガよ」
リセが教えてくれた。三郎は教えられていた主要な魔物の中にオーガが有ったのを思い出した。
「よおし!新たに得た力を試しますか!えっと、騎士団の方は馬車を背に自分の身を守る事のみ考えて!決して無理はしないでください」
隊長は気の毒な位狼狽えていた。
「大丈夫ですって。こいつら大した事ないですから。ただ、数が多いから周りをよく見ていてください」
リセを見て三郎はアホな事を言った。
「こいつらを倒しちゃる!だから後でご褒美が欲しいなぁ!」
「何を言っているの?馬鹿じゃないの?この数相手でいつまで持つか分かんないんだよ?はいはい。分かりました。ご褒美はこの中の誰も死ななかったらちょっとだけ付き合ってあげるから、ね。無理をしてはだめなんだからね!」
「よおっしゃぁ!やる気が出たぞ!さて、俺様のターンと行きますか!よぉし、いっぱいチュパチュパするぞ!」
「こ、こら!少しだけだから!あっ?この人やる気出たのはいいけど、これじゃあ単なるむっつりスケベじゃないの。もう。まあいいわ。チュパチュパなんて、た、たいした事ないんだから!リーナ行くわよ!」
水の精霊が駆けた側と反対を受け持つ事にした。正面は勿論三郎だ。
先ずはジャブ代わりに魔力弾を数発発射した。先頭が消え失せ、後続がグォぉと叫びながら駆け出した。
間髪入れずに霊空刃を数刃放つと、100刃位飛んで行き、そこに有ったモノを情け容赦なく切断し、木々が倒れ、魔物が霧散していく。
そうして本格的な乱戦に突入するのであった。
「勇者様、た、大変です。魔物の大群に囲まれました」
はあ?となったが、三郎は取り急ぎ収納からリセの武器等を出し、馬車の外に出た。
するとかなりの数の魔物に半包囲される形で囲まれているのが分かった。
「はあ?なんでだよ?」
と間の抜けた声を出していた。
とりあえず精霊術の初歩だけはシルフに教えてもらっていた。精霊力を刃の形にイメージし、手に力を集めて腕を振ればそこから見えない刃が飛んで行く。普通の魔法で言えばウインドカッターのようなものが出せるのだ。
刃をイメージし、精霊力を強く注ぎ込めば大きい刃が展開できる。
完全に回復しないうちにシルフを召喚するのは体に響く為、シルフはあまり教える時間がなかった。イメージが大事なんだと強調していた。
下位から中位までの風以外の精霊は三郎が自由に召喚し、使役できる。風だけはシルフにしか出来ないとの事だったので、物は試し土の精霊を呼び出したら、どうやらゴーレム連想したようで、ゴーレムが現れた。次に水の精霊を呼び出したが、そう言えば体験使いの漫画では水の精霊は馬型だったよなと頭をよぎったので、馬型で現れた。
ゴーレムには馬車に魔物を近づけるな、水の精霊には左翼の魔物を駆逐するようにしてときはなった。
三郎自身は魔力弾を使うか仮称とし霊空刃と呼んでいたこれを使うかが、魔力を使った三郎自体のの戦闘になる。
「リーナ、リセと一緒に頼む」
騎獣の戦いに長けているリセにリーナを預ける方が得策と判断していた。
「リーナ、命を預けるわ。三郎を私達でサポートするのよ!」
ワオンと短く嘶いた。
王都が辛うじて視認出来る位置にいたが、煙が見えた。
「シルフいるか?」
「はい、マスターここに」
「攻撃を頼みたいけど、行ける?」
「問題ないわ。でも、今は私の力が無くても行けますわ。ここぞという時まで温存した方が良いと思いますわ」
「そっか。時間に制限が有るんだったね。じゃあ後で頼むよ。俺とリーナとリセがヤバそうなら適時助太刀を頼むね」
「分かりました」
そうしてすうっと消えていった。
魔物は二足歩行のタイプで身長が2m程ある。額に特徴的な角がある。
「気を付けて。オーガよ」
リセが教えてくれた。三郎は教えられていた主要な魔物の中にオーガが有ったのを思い出した。
「よおし!新たに得た力を試しますか!えっと、騎士団の方は馬車を背に自分の身を守る事のみ考えて!決して無理はしないでください」
隊長は気の毒な位狼狽えていた。
「大丈夫ですって。こいつら大した事ないですから。ただ、数が多いから周りをよく見ていてください」
リセを見て三郎はアホな事を言った。
「こいつらを倒しちゃる!だから後でご褒美が欲しいなぁ!」
「何を言っているの?馬鹿じゃないの?この数相手でいつまで持つか分かんないんだよ?はいはい。分かりました。ご褒美はこの中の誰も死ななかったらちょっとだけ付き合ってあげるから、ね。無理をしてはだめなんだからね!」
「よおっしゃぁ!やる気が出たぞ!さて、俺様のターンと行きますか!よぉし、いっぱいチュパチュパするぞ!」
「こ、こら!少しだけだから!あっ?この人やる気出たのはいいけど、これじゃあ単なるむっつりスケベじゃないの。もう。まあいいわ。チュパチュパなんて、た、たいした事ないんだから!リーナ行くわよ!」
水の精霊が駆けた側と反対を受け持つ事にした。正面は勿論三郎だ。
先ずはジャブ代わりに魔力弾を数発発射した。先頭が消え失せ、後続がグォぉと叫びながら駆け出した。
間髪入れずに霊空刃を数刃放つと、100刃位飛んで行き、そこに有ったモノを情け容赦なく切断し、木々が倒れ、魔物が霧散していく。
そうして本格的な乱戦に突入するのであった。
1
あなたにおすすめの小説
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
ファンタジーは知らないけれど、何やら規格外みたいです 神から貰ったお詫びギフトは、無限に進化するチートスキルでした
渡琉兎
ファンタジー
『第3回次世代ファンタジーカップ』にて【優秀賞】を受賞!
2024/02/21(水)1巻発売!
2024/07/22(月)2巻発売!(コミカライズ企画進行中発表!)
2024/12/16(月)3巻発売!
2025/04/14(月)4巻発売!
2025/09/12(金)5巻発売!同日コミカライズ開始!
2026/03/16(月)コミカライズ1巻発売!
応援してくださった皆様、誠にありがとうございます!!
刊行情報が出たことに合わせて02/01にて改題しました!
旧題『ファンタジーを知らないおじさんの異世界スローライフ ~見た目は子供で中身は三十路のギルド専属鑑定士は、何やら規格外みたいです~』
=====
車に轢かれて死んでしまった佐鳥冬夜は、自分の死が女神の手違いだと知り涙する。
そんな女神からの提案で異世界へ転生することになったのだが、冬夜はファンタジー世界について全く知識を持たないおじさんだった。
女神から与えられるスキルも遠慮して鑑定スキルの上位ではなく、下位の鑑定眼を選択してしまう始末。
それでも冬夜は与えられた二度目の人生を、自分なりに生きていこうと転生先の世界――スフィアイズで自由を謳歌する。
※05/12(金)21:00更新時にHOTランキング1位達成!ありがとうございます!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
{完結保証}規格外の最強皇子、自由に生きて無双する〜どこへ行っても、後世まで語られる偉業を残していく、常識外れの皇子〜
Saioonji
ファンタジー
母に殴られ、命を奪われた――そのはずだった。
だが目を覚ました先は、白く豪奢な王城の一室。
赤子の身体、仕えるメイド、そして“皇子”という立場。
前世では愛されず、名前すら価値を持たなかった少年が、
今度は世界の中心に生まれ落ちてしまった。
記憶を失ったふりをしながら、
静かに、冷静に、この世界を観察する皇子。
しかし彼の中には、すでに常識外れの思考と力が芽生えていた。
――これは復讐でも、救済でもない。
自由を求めただけの少年が、
やがて国を、歴史を、価値観そのものを揺るがしていく物語。
最強であることすら、彼にとってはただの前提条件だった。
重複投稿作品です
小説家になろうとカクヨムにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる