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第五章 魔軍襲来
第88話 トルネード
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三郎は驚きから愕然となっていた。
「ば、化け物!」
「くくく。アタイのこの姿を見たからには生かしてはおかないよ。化け物?そうさ、この醜い姿になるのは嫌だったんだよ!貴様の所為でこの姿になったじゃないか!でももうお別れだよ。じゃあな」
「三郎!避けて!」
その蛇の化け物は上半身がぴくりともしなかったが、尾を、つまり蛇の部分を振ったのだ。咄嗟にヌンチャクで受け止めたが、凄まじい力の為吹き飛ばされ、木に背中を打ち付けた。
肺の空気が抜け、ぐはっ!と唸るとタカタミはにやけて笑い声をあげた。
三郎は震えていた。こんな化け物がいる世界なのかと!
ハッとなった。やばいと思い咄嗟に右に避けた。すると今までいた所にまたもや尾が振られ、ドスンと地面を打ちつけていた。
「やべぇ。見えなかったぞ!」
唸りながらも次の手を考えていた。
するとシルフが声を掛けて来た。
「異形の者のようですわね。彼の者は羽を持ち合わせておりません。トルネードはどうですか?竜巻よ」
頭の中にてシルフが言い終わると、そうかと三郎は頷いた。竜巻を作り、一気に上空に巻き上げてそこから落下させればひとたまりもないだろうと。ありがとう!と呟き早速精霊力の錬成を始めたが、即時発動とは行かないようだ。
時間稼ぎが必要だ。
魔力弾を数発撃ち込んだが、あっさりとジャンプして躱された。
「ほう、先程我のシューピリーを防いだやつだな。これは驚いた。魔力弾ではないか!この威力、一発一発が並の魔道士が魔力切れを起こしても賄えない量だな。貴様の名を聞こう」
「俺はルースだ。この名を胸に逝け!」
「貴様は危険だ。今はまだ力が足りないようだが、この魔力量、魔王様のそれを上回る!死ぬがよい」
三郎は次に巨大な霊空刃を放った。やはり避けられてしまい、辛うじて尾を30cm程切り裂くにとどまった。
「これは驚いた。貴様精霊使いか!やはり生かしてはおけぬ。全力をもって倒させてもらうぞ!これを受けられるか!」
またもや先の技の為の貯めに入った。ラッキーだった。肉弾戦を挑まれればひとたまりもなかったが、こちらの遠距離攻撃を警戒して肉弾戦を選ばなかった。口が災いすると言う事を聞くが、この者は会話をしようとした。お陰で錬成の時間を稼ぐ事が出来たのだ。
竜巻をイメージし、手を上にかざした。そして魔法陣が浮かび上がり、トルネードと発した。すると、有り得ない量の精霊力の込められた竜巻が、タカタミの目の前に現れ、驚きの顔をしたその瞬間にタカタミを巻き上げ始めた。そしてその手から放たれたシューピリーと言っていた技が放たれたが、一つは上空に、もう一つはオーガのいる一角に放たれ、味方を消し炭に変えていった。
ぎゃーと叫びながらトルネードの外周を猛スピードで回転し、やがて叫びも聞こえなくなった。どうやら気絶したようだ。そしてオーガ共も巻き込まれていたが、リセ達は三郎の後方の為巻き込まれない位置にいた。
三郎は手のひらを閉じ、一気にてに何かを握っていたとしたら、それを地面に叩きつけるような仕草をした。
すると竜巻が焼く500m上空から地面に向けて、方向を変え始めた。落下速度に加え、トルネード自体の加速を含めほぼ音速にまで加速し、地面に向かっていったのであった。
「ば、化け物!」
「くくく。アタイのこの姿を見たからには生かしてはおかないよ。化け物?そうさ、この醜い姿になるのは嫌だったんだよ!貴様の所為でこの姿になったじゃないか!でももうお別れだよ。じゃあな」
「三郎!避けて!」
その蛇の化け物は上半身がぴくりともしなかったが、尾を、つまり蛇の部分を振ったのだ。咄嗟にヌンチャクで受け止めたが、凄まじい力の為吹き飛ばされ、木に背中を打ち付けた。
肺の空気が抜け、ぐはっ!と唸るとタカタミはにやけて笑い声をあげた。
三郎は震えていた。こんな化け物がいる世界なのかと!
ハッとなった。やばいと思い咄嗟に右に避けた。すると今までいた所にまたもや尾が振られ、ドスンと地面を打ちつけていた。
「やべぇ。見えなかったぞ!」
唸りながらも次の手を考えていた。
するとシルフが声を掛けて来た。
「異形の者のようですわね。彼の者は羽を持ち合わせておりません。トルネードはどうですか?竜巻よ」
頭の中にてシルフが言い終わると、そうかと三郎は頷いた。竜巻を作り、一気に上空に巻き上げてそこから落下させればひとたまりもないだろうと。ありがとう!と呟き早速精霊力の錬成を始めたが、即時発動とは行かないようだ。
時間稼ぎが必要だ。
魔力弾を数発撃ち込んだが、あっさりとジャンプして躱された。
「ほう、先程我のシューピリーを防いだやつだな。これは驚いた。魔力弾ではないか!この威力、一発一発が並の魔道士が魔力切れを起こしても賄えない量だな。貴様の名を聞こう」
「俺はルースだ。この名を胸に逝け!」
「貴様は危険だ。今はまだ力が足りないようだが、この魔力量、魔王様のそれを上回る!死ぬがよい」
三郎は次に巨大な霊空刃を放った。やはり避けられてしまい、辛うじて尾を30cm程切り裂くにとどまった。
「これは驚いた。貴様精霊使いか!やはり生かしてはおけぬ。全力をもって倒させてもらうぞ!これを受けられるか!」
またもや先の技の為の貯めに入った。ラッキーだった。肉弾戦を挑まれればひとたまりもなかったが、こちらの遠距離攻撃を警戒して肉弾戦を選ばなかった。口が災いすると言う事を聞くが、この者は会話をしようとした。お陰で錬成の時間を稼ぐ事が出来たのだ。
竜巻をイメージし、手を上にかざした。そして魔法陣が浮かび上がり、トルネードと発した。すると、有り得ない量の精霊力の込められた竜巻が、タカタミの目の前に現れ、驚きの顔をしたその瞬間にタカタミを巻き上げ始めた。そしてその手から放たれたシューピリーと言っていた技が放たれたが、一つは上空に、もう一つはオーガのいる一角に放たれ、味方を消し炭に変えていった。
ぎゃーと叫びながらトルネードの外周を猛スピードで回転し、やがて叫びも聞こえなくなった。どうやら気絶したようだ。そしてオーガ共も巻き込まれていたが、リセ達は三郎の後方の為巻き込まれない位置にいた。
三郎は手のひらを閉じ、一気にてに何かを握っていたとしたら、それを地面に叩きつけるような仕草をした。
すると竜巻が焼く500m上空から地面に向けて、方向を変え始めた。落下速度に加え、トルネード自体の加速を含めほぼ音速にまで加速し、地面に向かっていったのであった。
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