勇者だけど幼女使いと言われていますが何か?

KeyBow

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第1章  入試篇

第44話  試験の行方

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 フォルクスはソニアについてふと思い出した事があった。
 そういえばソニアは追加試験を受ける者の中では一番の実力者の筈だよなと。しかも全体の受験者の中でも上位の実力者である。なのでフォルクスがもし指名しなかったら次の者が指名していた筈だと。ソニアを指名したら残念無念の声が聞こえていたのだ。

 そしてあろう事かソニアは感極まってフォルクスの所に駆け出して抱きついて、ありがとうありがとうと泣きながらひたすら感謝をしていた。

 フォルクスは恥ずかしかった。いくら助けてあげたとはいえ、綺麗なと言うか美少女から人前で熱烈に抱きつかれたのだ。

 優しく背中をさすって合格おめでとうと一言添える。そしてはっとなったソニアに肩を掴まれ引き離された。ソニアが自分が何をしていたのかに気が付き、恥ずかしくなっていたからだ。

「私を合格させて頂きありがとうございます。この御恩は一生忘れません。一生付いていきます。付き従う従者としてお務めさせてください。夜伽でも使い走りでも何でも致しますから、どうかお側で御使えさせてください」

 この様子を皆が見ていたが、特に多くの男達の恨みがましい視線が痛かった。

「なんであいつのところにばっかり美人が集まるんだよ」

 というような声が聞こえてきた。しかし、ソニアの言葉の意味する事をフォルクスは理解できず、合格出来て舞い上がっているのだとしか捉えておらずスルーしてしまった。

 そしてそこからの各チームの選択だったが、正直皆の実力が似たり寄ったりで大した差がない。気の所為か顔の良い者が選ばれているような気がしてならなかった。

 ソニアは結局フォルクスの側から離ようとはしなかった。というよりも、今更そこから別の場所に移動する事ができなかったのだ。

 フォルクスが聞いてみた。

「なぁソニア。気の所為か顔で選んでいる奴が多くないか?」

「多分そうですよね。ほらあの子なんか色目を使っていますよ」

「あっ、ほんとだ。確かにすごいアピールだね」

 フォルクスは魔法展示の時に採点をしていた。名前、魔力量、魔法の良さ、外観だ。そして改めて採点内容を見てみると、外観チェックで評価の高かった者が合格している事が分かった。

 フォルクスはため息をついていた。この中に善良な者が何人かいる事を祈ろうという感じだ。

 ただその後の学園側の生徒の選び方は魔法の伸びしろがあると思われる者を中心に選んでいたような気がしていた。

 結局2次試験の不合格者はこの学園にある下級魔法学校の生徒になるらしい。フォルクス等は上級の方という事だ。

 もうお昼になろうとしていたが、合格者に対しての説明が有るという事で、再度食堂に準備して貰ったランチを食べた。その後に講堂に移動する事になった。

 昼食後、入学に対する話をして貰ったが、10日後に入学式と授業が始まる。また一週間後に入寮ができるのと、基本全員寮から通う事になる。魔法学校は七曜制を導入していると言う。5日間学校に行き、2日休むと言うスタンスだと言う。

 この世界で日本であるような暦を使っている事はないというのだが、この魔法学校だけは別らしい。過去に勇者が伝えていたのだが、それを使っていると。土日に関しては寮を出て泊まりに行く事もOK だと言っていたが、平日は全員寮で寝泊まりしなければならないと。寮といってもチーム毎の部屋であり、寮の建物に風呂と食堂がある。

 大部屋であるフォルクスの部屋には風呂まで有るが、他の部屋には無い。その為、基本的には男女別の大浴場を使う事になる。
 服に関しては制服が支給される。

 そして説明が終わった為引き上げたのだが、ソニアはずっとフォルクスの手を離さず泣いていた。
 シーラ達に合格して良かったねと背中をさすられてようやく落ち着いてきたところだった。

 学校を出た後は真っ直ぐにギルドに向かったのだが、勿論ソニアの事をユリアに報告する為だ。

 ギルドに着いたが、生憎ユリアは応対中だった。

 ユリアがソニアに気がついたので、ソニアは頭の上に手で丸を作りユリアが頷いていた。

 その後証券を換金し、お金の分配になった。
 各自に金額1000枚だ。
 残り500はパーティーの資金として取っておく話になった。

 お金を渡し終わるとフォルクスに3000枚、べソンに1000枚が渡された。そう、初夜権を買い戻すお金だ。

 早速初夜権を開放する事にしたのだが。一応4人共万が一ベソンとフォルクス達と体の関係になる前にレイプされるのが怖いとし、首輪は貞操帯の代わりに着けたままになった。まだ男女の関係になるにはシーラ達は子供だが、周りの変態はお構いなしにレイプするからだ。

 そしてギルドを後にし、次は手数料の支払いの為、奴隷商に向かうのであった。
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