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第一章 はじめての
心と体
しおりを挟む「頼む……元の体に戻してくれぇ…………」
「ふむふむ……」
泣きながらベロベロとお皿を舐めて懇願しているアレット。
流石に床に直で砂糖を出すのは個人的に嫌なので、ちゃんとお皿の上に出してるんだけど……なんか、余計に卑しい感じになってしまっていて心が痛い。
「見た感じ、体と魔力に変化は……無し、かな?」
「成功?」
「恐らく……ね」
やはりこの砂糖は僕の意志を映しているみたいで……心を無にして生んだ砂糖は、食べても何も起こらないみたい。
まだ憶測の域を出ないけどね。
「終わったなら……戻して……戻してぇ……」
ベロベロ、ベロベロ……と何も無い皿を舐めてるアレット。
僕の意志の強さでも、効力の増減はありそうだなぁ……。
「いいや、むしろこれからが本番だぞ人間よ」
「なっ……!? そ、そんなぁ…………」
今後を考えると……治癒効果なんかも欲しい。
食べて傷を治す……そう言われると、イメージするのは栄養素。いっぱい栄養が取れるように願えば……いけそうだよね?
だがしかしなぁ……砂糖単体の栄養素なんて、殆どが炭水化物。プリンみたいに、タンパク質が豊富な乳製品を使ったお菓子じゃないと、効能は無さそう。
炭水化物……か。
過度な炭水化物は脂肪として蓄積される。
それは……つまり……?
「さぁ…………太れ人間よぉ!!」
「へ……? い、いやだぁぁぁぁ!! それだけは嫌ぁぁぁぁぁあ!!」
皿に溢れる砂糖。
溢れ出す女子の悲痛な叫び。
泣きながら砂糖に顔を突っ込むアレット。
そうさ……お菓子は、何時だってダイエットの大敵だったんだぜ異世界よぉぉぉ!!
「うぅ……いやだぁ……いやだぁ……」
これが成功すれば……割と脅威だよね?
皆が甘いもの大好きになって……いっぱい食べて、めちゃくちゃ太って。
ふふふ…………なんて優しい世界征服だろうか!! 世界が幸せに満ち溢れるね!! 糖尿病怖いけど!!
しかし残念ながらアレットがブクブクと太り始める……事はなく。
「ふむ……即効性は無し……か」
即効性の有無も僕次第だったら……最強だよね? 何れ試さなきゃだなぁ!!
「やめて……もう出さないでぇ……」
お菓子はマジで太るからね。仲良かった先輩が偉くなって、製造じゃなくて指示を出す立場になった途端に凄い太ったし。
動かないと……まじで肉になる。
「……アラン、酷い事するね」
「恐ろしいかい?」
「味方なら最高」
イエーイ、とサリュとハイタッチ。パァン! と軽快な音と……パッと晴れたサリュの笑顔。
アレットへの拷問で……少しでも溜飲が下がったのなら、心を鬼にして良かったなぁ。
「ほっほ……楽しそうですの、魔王様」
んおっ、スレット!? いつの間に背後に!?
「わぁお帰り!! 無事だったんだね!! もう、いつ帰ってきたんだよー!!」
「ほほっ……たった今で御座いますぞ」
なんだ、ハイタッチの音で掻き消されたのか! そんなに静かに入ってこなくても……!!
いやぁ……それにしても、怪我も汚れもない、綺麗なままのスレットで良かったぁ……安心したよ。
「圧勝だったのかな?」
「えぇ。これも魔王様のお力のお陰で御座いますぞ」
「ふふ……なら良かったよ」
嬉しそうな雰囲気のスレットに触発されて、僕までニコニコしちゃう。
――――しかしスレットの雰囲気はガラッと変わり……急にキツイ雰囲気に。
何故……?
「では魔王様…………話は変わりますが、あそこで意地汚く皿を舐めてる雌はどうされたので?」
そう、スレットの指を差す方には勿論アレットが…………居て…………?
あれ、何か……今思うと、名前似てない?
「えぇっと……少数で、忍び込んできた……みたい」
ちょ、ちょっと待って……変な汗かいてきた……。
「ほほ、なるほどなるほど……。何時まで経っても、薄汚いやり方しか出来ん奴だ」
「あの……えっと、その……お知り合いで……??」
僕の言葉には答えず、ツカツカと歩み寄るスレット。
こ、こんな刺々しいスレットは初めて……。
「む? なんだ魔物風情が……今、私は忙しいのだ」
……皿を舐める事に、ね。
「……その意地汚さは、昔から変わらぬな」
「フンッ……何様だ、お前は」
犬みたいなポーズで凄まれても……凄くダサいよ、アレットさん……。
「貴様は……自分の殺した相手の骨格も覚えておらぬと言うのかアレットッ!!」
いや、骨格までは流石に覚えてないと思――――――え…………?
「こ、殺したって……どういう事、スレット……?」
名前が似てるから、血の繋がりは薄々感じた……けど、殺された……!?
「…………自身の昇進の為に肉親を殺めた、卑劣な愚妹で御座います」
「い、妹……」
「な……!? あ、あ……え……!?」
スレットの言葉を聞いた瞬間、ガタガタ……ガタガタ……と、皿を舐める事を忘れて震え始めるアレット。
……そりゃそうだよね、自分が殺した相手が目の前で魔物の姿で現れるとか、どんな悪夢だよ……。
「あ、あ、あ……あの、本当に……スレット、兄さん……?」
「……ゴブリンの森で背後から刺されたあの日を、一度も忘れた事はないぞアレット。化けて出るとは……場所が悪かったな」
僕の知ってる、優しげなスレットじゃない……紛れもなく、怒りに満ち溢れた……一人の、男の声。
「い、いや……あの、あれは、誤解で、違くて……その……!!!」
「黙れぃっ!! 貴様が喚いた所で……私の無念も、お前の無様さも……最早、何も変わらん」
そう言って顔を伏せてしまう姿は……見て、られなくて。
魔物の姿のスレット。
魔物のような心のアレット。
傍から見たらスレットの方が外道なのに……人間の方が、外道で。
ズキズキと心が痛くて……モヤモヤと、何とも言えない嫌な気持ちが心を染めて。
「ペール。ソイツ牢屋にぶち込んどいて」
「…………仰せのままに」
もう……今は、何も考えたくないや。
なんだろう……この遣る瀬無い気持ち。
能力を確認、なんて……今はしたくないや。もう……全部、嫌。
「皆……今日はもう休もう」
さっさと寝て……忘れよう。
――――――――――
――――――
――――
――
フカフカのベッドに身を委ねても……頭の中が騒がしくて、寝れなくて。無意味に寝返り打って……目が覚めて。
僕には……姉が居る。
どんな経緯が知らないけど、姉を殺して階級を上げる……そんな事、考えつく事も出来ない。
どうしてそんな事が出来るんだろう。
なんで、殺せてしまうんだろう。
どうして自分の存在を見せる為に、他者を引き摺り降ろすんだろう。
どうして……どうして?
理解出来ない考えが、頭の中をグルグル駆け巡って。
「はぁ…………寝られない」
掻き消すように独り言ちても、消える事は無く。
気晴らしに窓辺に立ち、窓を開けて月明かりを見ても……晴れる事は無く。
「怖い……怖いよ……異世界……」
心のどこかで、自分の置かれてる状況を楽しんでいた。でも…………現実は、キツくてドロドロで。
″死″という概念が……直ぐ隣に居て。
仲間を生かす為に強くする……即ち、敵を殺すという意味だと……気付いてしまって。
僕は……僕は、どうしたら良いんだろう……?
そうやって……一人でごちゃごちゃと考えていたら、不意にコンコンッ、とノックの音が響いてきた。
「……? どうぞ」
部屋の鍵を開けると、静かに開かれる扉。こんな真夜中に……誰が……?
「こんばんは、アレン」
扉の先に居たのは……サリュで。何か用事でも……あるのだろうか。
アレットの処遇とか?
「やぁこんばんは。昼間寝たから寝れないのかい?」
そんな風に話しながら、部屋に招き入れて。
今は……少し、誰か傍に居て欲しいと思ってたから、素直に嬉しい。
「別に、そうじゃないけど……ただ」
「ただ……?」
何故か言い淀み、窓際までゆっくりと歩き出すサリュ。
僕もその後をゆっくりと追い掛けて。
「ただ――――貴方の顔が、辛い時の顔……してたから」
クルッとこちらに振り返り、いつも通りの無表情な顔から放たれた言葉。
顔に出てた恥ずかしさと、指摘された恥ずかしさに……カッと顔が熱くなって。
自分で思ってたより……現実味のある兄妹の話で、心にダメージを受けていた事が恥ずかしくて。
「そう……見えた?」
そんな……陳腐な言葉しか言えなかった。
「うん。全部が面倒臭くなった私のちょっと前くらい。一人で抱え込むと……いつか心が、壊れちゃう」
「そう……かな。自分じゃわかんないなぁ」
「一人で処理出来る問題なんて……僅かだから。これは、体験談」
静かに……懇懇と話すサリュ。
「サリュが言うと、何だか現実味があるね」
「でしょ? 一度壊れた心は……そう易々と戻らない。だから私が助けてあげる」
そう言って無表情で両手を広げるサリュ…………え? 飛び込めと??
「……どうして、そこまでしてくれるの?」
流石にまだ……飛び込む勇気は、無い。
「ん……貴方が私を、当たり前に受け入れてくれたから。初めて出来た……居場所だから」
「それは――――――」
僕にも思惑があっての行動……なのに。そう言われてしまうと……途端に、申し訳なくなる。
「何でも良い。ただ……居心地良いから、ここ」
「そう……?」
「うん。口煩い先輩も、こき使う上官も……利益しか考えない王様も、名誉しか見ない父親も…………誰も、居ない」
日本に居た頃、似たような話聞いたなぁ……なんて思ったら、笑えてきて。
「ふふ……そんな国、無くなっても良いよね?」
ちょっとだけ……現実を忘れられて、元気が出て。
「その通り」
サリュもニヤッと笑ってくれて……心が、雰囲気が軽くなって。
「僕、さ…………あの兄妹の話、しっかり聞いた方が良いかな」
心の奥底で渦巻いてた想いも……スッと言葉に出来た。
魔王という立場……彼らの心に歩み寄る必要がある気がして、そう思ってしまう。
「アランのやりたいようにすれば良い。魔王だからって肩書気にして……全てを背負い込むのは、しんどいと思うけど」
……それもバレてるの? 僕……顔に出過ぎ?
いや、どちらかというと″勇者″の経験から、かな?
「そっか」
僕は……魔王らしさに必死だったのかな? 周りの評価を気にし過ぎたのかな。
「……気が向いたら聞いてみるよ」
「それが良い」
こうなってくると……やっぱり僕は、お菓子作ってるのが一番だなぁ。余計な事は考えないで……目の前のお菓子と、一対一で話し合うのが一番楽しいや。
あ……! サリュの国は砂糖を作る貴族が居るって言ってたし……狙い目だよね?
やっちゃう?
征服しちゃう??
――――そんな風に、萎びた心を鼓舞して。
「じゃ……今は一先ずあれだね。サリュの祖国……攻め入っちゃおうか? ずっと防戦だったし……そろそろ、ね」
砂糖事業を拡大させて、人間に働いて貰って……鉄や銅も製菓器具に変えちゃおうか?
そんでそんで……人間達に製菓技術も教えて、スイーツコンテストなんてやらせてみたり……!?
この苦い世界に、甘いお菓子屋さんを沢山作っちゃって……!?
ふふふ……ワクワクしてきたぞぉ!!
「アラン……悪くて――――凄く、良い顔してる」
「だろ?」
楽しい事を考えて……辛い事は、かき消しちゃえ!
「明日、また会議する? 題名は……ホーヴル王国殲滅戦はどう?」
ホーヴル王国……って言うのかサリュの祖国。
「殲滅はちょっと……命が勿体ないかな。貴重な労働力なんだから! 殺すより死ぬ程働かせようよ!!」
「そう……残念。でもきっと抵抗する。だから一部は私が殲滅する」
「…………明日の会議で話し合おう?」
「ふふふ……そうね。お休み、アラン」
「お休みサリュ。色々……ありがとうね」
「気にしないで」
そう言って部屋から出ていくサリュ。
去り際に見せたフワッとした笑顔は――――――凄く、綺麗で。
月明かりに照らされた、薄い寝間着から出る色気は……とても、魅力的で。
「良し……適度に、頑張ろうかなぁ!!」
また明日から頑張ろう……なんて、思えたり。
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