1 / 7
一話 僕と久美
しおりを挟む
秋深く、まんまるな月が帰り道を照らす。回りの家のあちこちでは当然ながら明かりが付いており、小さな笑い声が聞こえる。
真っ暗な十九時過ぎの帰宅。購買担当という内勤の僕だが、これでもかなり早く帰れた方であった。
ガチャ。築三十年以上の中古の戸建ての扉を押し開ける。
「あっ! お養父さん、おかえりなさい」
玄関にて靴を脱ぐ僕へ、居間から明るい声が届く。配膳をしていた高校一年の養娘である久美が、制服姿のまま、満面の笑みにて顔をのぞかせる。
「あっ、ごめんな。久美」
反対に申し訳なさそうな表情を作る僕は、急ぎ背広を脱ぎ、手を洗って夕飯の準備に参加するが、
「もうほとんど終わってるから、大丈夫だよ?」
言葉の通り、温かい汁物や料理が食卓に並べられて、箸置きすら置かれていた。
「(妻がいないからって、こんなことさせて)……本当にすまない」
ヤングケアラーという言葉を思い浮かべて、胸が小さく痛む。
「もぅ、お義父さんは真面目過ぎっ」
エプロンをほどきつつこちらへ近寄り、つんつん、と胸のあたりを指で押してくる。
「今のあたしがあるのは、全てお養父さんとのおかげなんだから」
「――ありがとう。でも、久美。お養母さんのおかげでもあるぞ?」
小さく笑いながら返す。
「……そうだね」
そう返すと、一瞬だがほんの僅かに寂しそうに笑った。僕か、あるいは妻でなければ気づけないような、瞬きほどの微細さで。
この義娘のこんな表情を見る度に思う。僕は本当に、父親をしてあげられているのだろうか? ――と。
飯塚秀一こと僕は、今年でちょうど四十歳になる凡庸な会社員だった。中小企業の購買課に勤めており、樹脂やプラスチック製品の買い付けをしていた。
中肉中背で、能力も欲も人並みと取り立てて特筆すべきことはなく、エキストラを絵に描いたような存在であると言えた。ただ一点を除いて――、
飯塚久美(旧姓は羽橋久美)という養子が同居していることだ。久美の父親はかつての僕の親友であり、久美がまだ五歳の時、つまり十一年前のある日、奥さんと共に交通事故に遭ってしまった。
搬送先で何とか延命を図るも、容態が安定しない日々がずっと続いた。彼には親兄弟がおらず、奥さんは実家と絶縁状態。そんな二人が生死の狭間で唯一気にしていたのが、久美のみであった。
最期の面会の際に、あいつは言った。
――遺産はあまりないが、多少の額にはなるであろう生命保険金を、好きに使っていい。だから、久美を引き取ってくれ。あの娘を託せるのは、お前だけだ――
元より金など二の次で、親友の、しかも面識のある久美を、放っておくなどできなかった。
また、僕と妻の間に子供がいなかったことや、妻の義理堅い性格も手伝い、登記上の手続きもすませ、彼女を養子として迎えられた。安心して気が抜けてしまったように、やがて羽橋夫妻は亡くなった。
それからしばらくは久美の涙をぬぐう日々が続いた。自己の運命を呪い、塞ぎ込み、顔見知り程度の我々を大いに不信がった。僕はまだしも、人生を預けてくれた、妻には申し訳ない気持ちでいっぱいであった。
だが、止まない雨がないように、僕と妻の熱意は、少しずつ、彼女の凍った心を、溶かしていった。
六歳は拒絶の年で、
七歳からは馴れのための練習期間となり、
八歳でようやく、小さな笑顔をみせはじめ、
十歳ぐらいから、家族と呼べるような仲となれた――。
過ぎ去る日々の中で振り返ると、僕は、久美に同情し過ぎていたのかもしれない。もちろん、悪いことをすれば叱った。例えば、道路への飛び出しなどの危ない事態には本気で怒った。
だがそれは久美を心配してのことであり、久美も僕のそう言った怒りを、いつも理解してくれた。
そうして心から接した日々の積み重ねは、分厚く深い信頼の層となった。
それだけじゃない。いつしかお互いが何を考えているのか、どうしたいのかも、話さずとも共有できるように通じ合っていった。
心身をもって望み、時間をかければ、健全で温かい家族の愛は、血の繋がりがなくても実現できる。
……その時の僕は、そう信じていた。
「――さん?」
「!」
夕食を終えた僕は、成長した久美を見つつ、ぼーっとしていたようだ。
「お養父さん。疲れてる?」
長いまつげをシパシパさせ、大きな瞳で僕を見やって心配してくれる。親馬鹿を地で行くけど、こうやって間近で見ても、結構かわいい方だと思う。学校でも男の子から人気なんじゃないかな?
「ごめん、ごめん。何でもないよ」
そう言って、いつまでも若くない中年らしく、小さな皺を刻んで笑う。久美は吐息が届く距離のまま、
「――ソファに座って休みなよ。カフェオレでも用意するから」
優しく気遣ってくれるのはいつものことだが、ここのところ、いつにも増して気を利かしてくれているように感じた。パタパタとスリッパを鳴らして、対面キッチンへと戻る。
不思議がる理由は、ここ数日で久美の負担は確実に増えてしまっているためだ。なぜなら、家事を行ってくれている妻が、会社からの長期出張を命じられ、三日前から米国のフロリダ州へ出張しているためだ。
妻は僕よりも遥かに優秀な人間で、英語が堪能なのはもちろん、事務処理も営業もでき、家事までやってのける優良女性社員であった。その妻がいない中、本来であれば僕がやらないといけない家のことを、ほとんど久美がしてくれている。
「あ、ありがとう。でも、本当に無理するなよ?」
勉強やクラブで忙しいはずなのに、時間を作り、夕食はおろか僕の分のお弁当まで用意してくれていた。
三日坊主で終わってくれれば逆に気楽だが、きっとそうはならない。久美の性格と傾向から、一度決めたことは、最後までやり抜くだろう。
「(どこかで、落ち着けてあげないと)ふぅ」
と言いつつも、ここのところ会社も忙しい。急激な円安や原材料の値上げで、てんやわんやだ。
カチャ、
「おまたせいたしました~」
霞のような柔らかい湯気が立ち昇る。久美がカフェオレとクッキーを、ソファの前にあるテーブルに置く。
「ありがとう、久美」
そう言って少し横へとずれる。久美はスカートを抑えつつ、静かに腰を降ろす。
「ふふっ」
笑みをこぼす久美は、やはり快活としていた。
「どうした?」
「だって、お義父さんとこうやって二人きりって、久しぶりだし」
そういって、わずかに距離を詰めてくる。
「――そうだったかもな」
妻と相談してのことだが、思春期に入ったころくらいから、少しずつ距離を取るようにしていた。親離れできないことへの配慮と、逆に毒親にならないための予防策であった。
しかし、こうやってみると、距離を取り過ぎていたのかもしれないと反省する。
「ふぅー、ふぅー」
長めのセーターの袖を伸ばして、マグカップを持つ久美は、ズズズ、っと音を立てて飲む。僕はカップを手に取りつつ、
「なかなかの猫舌ですな」
笑いながら一口、飲む。
「猫舌女子高生、……ラノベでありそうじゃない?」
いや、やっぱないかな? っと打ち消すように笑いかける久美が、本当に愛おしかった。
――高校はどうだ? などと、心配しているようでしていないセリフは言わない。そう言った根幹的なことは、本当の信頼関係が築けていれば、向こうから話しかけてくる。そう信じて十年以上、支えてきたつもりだ。
いや、支えてきた、なんて言葉自体が自惚れか――、
「ねぇ、お養父さん」
そう言って、肩を寄せてくる。
「あたしのこと、好き?」
……こんなセリフを言わせるのは、父母の愛が足りなかったからだろうか。久美は妻に遠慮している節が少しあり、二人っきりの今だからこそ、こんな動作となって現れたのかもしれない。
「うん、好き。そして大切だ」
そう言って、久美の頭を撫でる。柔らかな薄い栗色の髪に触れる。
久美はますますこちらへ身体を傾けて
「あたしもお養父さんのこと、大好きだよ」
照れながら呟く彼女へ、そこはお養母さんもだろう? っと言おうと思ったけど、水を差すような気がして止めた。
女性特有の髪の淡い香りが鼻孔をくすぐる。――そうか、久美も女子から女性へなりかけているんだな。
「ねぇねぇ」
無邪気に甘えるような、伺うような上目遣いで僕を見る。
「なに?」
お小遣いの催促かな? それもいいだろう。同世代の子達に比べて、久美は物欲が少ない、あるいは抑圧しているきらいがあった。
「ちょっと、変な話をしてもいい?」
「変な話?」
斜め上な感はあったが、別に構わない。これまで、妻との特別な約束を除いて、久美とはできる限り隠し事なしで接してきた。
むしろ、少しでも話し辛いことがあるなら、真っ正面から受け止め、おくびなく返していきたい――、
「あのね。お養父さんじゃなくて、パパ、って呼んでもいい?」
少し恥ずかしそうに告げた言葉は、十二分に可愛らしかった。久美の幼少時から、親に対する二人称について、パパとママはやめようと妻が言い出し、僕もそれに応じた。
「(そう呼びたかったのか、気付けなくてごめんな)うん、構わないけど――」
「お義母さんが帰ってくるまでの間だけ」
そう言って右腕をギュッっと抱きしめてはにかむ。十六にもなる養娘の積極的なスキンシップを少し喜び、少し照れ、少し心配しつつ返す。
「えっと、それが変な話?」
「あ、違うの。あのね、お養父さ――パパ」
抱きしめる力を、少し弱めつつ、
「パパはさ、オナニーとかするの?」
真っ暗な十九時過ぎの帰宅。購買担当という内勤の僕だが、これでもかなり早く帰れた方であった。
ガチャ。築三十年以上の中古の戸建ての扉を押し開ける。
「あっ! お養父さん、おかえりなさい」
玄関にて靴を脱ぐ僕へ、居間から明るい声が届く。配膳をしていた高校一年の養娘である久美が、制服姿のまま、満面の笑みにて顔をのぞかせる。
「あっ、ごめんな。久美」
反対に申し訳なさそうな表情を作る僕は、急ぎ背広を脱ぎ、手を洗って夕飯の準備に参加するが、
「もうほとんど終わってるから、大丈夫だよ?」
言葉の通り、温かい汁物や料理が食卓に並べられて、箸置きすら置かれていた。
「(妻がいないからって、こんなことさせて)……本当にすまない」
ヤングケアラーという言葉を思い浮かべて、胸が小さく痛む。
「もぅ、お義父さんは真面目過ぎっ」
エプロンをほどきつつこちらへ近寄り、つんつん、と胸のあたりを指で押してくる。
「今のあたしがあるのは、全てお養父さんとのおかげなんだから」
「――ありがとう。でも、久美。お養母さんのおかげでもあるぞ?」
小さく笑いながら返す。
「……そうだね」
そう返すと、一瞬だがほんの僅かに寂しそうに笑った。僕か、あるいは妻でなければ気づけないような、瞬きほどの微細さで。
この義娘のこんな表情を見る度に思う。僕は本当に、父親をしてあげられているのだろうか? ――と。
飯塚秀一こと僕は、今年でちょうど四十歳になる凡庸な会社員だった。中小企業の購買課に勤めており、樹脂やプラスチック製品の買い付けをしていた。
中肉中背で、能力も欲も人並みと取り立てて特筆すべきことはなく、エキストラを絵に描いたような存在であると言えた。ただ一点を除いて――、
飯塚久美(旧姓は羽橋久美)という養子が同居していることだ。久美の父親はかつての僕の親友であり、久美がまだ五歳の時、つまり十一年前のある日、奥さんと共に交通事故に遭ってしまった。
搬送先で何とか延命を図るも、容態が安定しない日々がずっと続いた。彼には親兄弟がおらず、奥さんは実家と絶縁状態。そんな二人が生死の狭間で唯一気にしていたのが、久美のみであった。
最期の面会の際に、あいつは言った。
――遺産はあまりないが、多少の額にはなるであろう生命保険金を、好きに使っていい。だから、久美を引き取ってくれ。あの娘を託せるのは、お前だけだ――
元より金など二の次で、親友の、しかも面識のある久美を、放っておくなどできなかった。
また、僕と妻の間に子供がいなかったことや、妻の義理堅い性格も手伝い、登記上の手続きもすませ、彼女を養子として迎えられた。安心して気が抜けてしまったように、やがて羽橋夫妻は亡くなった。
それからしばらくは久美の涙をぬぐう日々が続いた。自己の運命を呪い、塞ぎ込み、顔見知り程度の我々を大いに不信がった。僕はまだしも、人生を預けてくれた、妻には申し訳ない気持ちでいっぱいであった。
だが、止まない雨がないように、僕と妻の熱意は、少しずつ、彼女の凍った心を、溶かしていった。
六歳は拒絶の年で、
七歳からは馴れのための練習期間となり、
八歳でようやく、小さな笑顔をみせはじめ、
十歳ぐらいから、家族と呼べるような仲となれた――。
過ぎ去る日々の中で振り返ると、僕は、久美に同情し過ぎていたのかもしれない。もちろん、悪いことをすれば叱った。例えば、道路への飛び出しなどの危ない事態には本気で怒った。
だがそれは久美を心配してのことであり、久美も僕のそう言った怒りを、いつも理解してくれた。
そうして心から接した日々の積み重ねは、分厚く深い信頼の層となった。
それだけじゃない。いつしかお互いが何を考えているのか、どうしたいのかも、話さずとも共有できるように通じ合っていった。
心身をもって望み、時間をかければ、健全で温かい家族の愛は、血の繋がりがなくても実現できる。
……その時の僕は、そう信じていた。
「――さん?」
「!」
夕食を終えた僕は、成長した久美を見つつ、ぼーっとしていたようだ。
「お養父さん。疲れてる?」
長いまつげをシパシパさせ、大きな瞳で僕を見やって心配してくれる。親馬鹿を地で行くけど、こうやって間近で見ても、結構かわいい方だと思う。学校でも男の子から人気なんじゃないかな?
「ごめん、ごめん。何でもないよ」
そう言って、いつまでも若くない中年らしく、小さな皺を刻んで笑う。久美は吐息が届く距離のまま、
「――ソファに座って休みなよ。カフェオレでも用意するから」
優しく気遣ってくれるのはいつものことだが、ここのところ、いつにも増して気を利かしてくれているように感じた。パタパタとスリッパを鳴らして、対面キッチンへと戻る。
不思議がる理由は、ここ数日で久美の負担は確実に増えてしまっているためだ。なぜなら、家事を行ってくれている妻が、会社からの長期出張を命じられ、三日前から米国のフロリダ州へ出張しているためだ。
妻は僕よりも遥かに優秀な人間で、英語が堪能なのはもちろん、事務処理も営業もでき、家事までやってのける優良女性社員であった。その妻がいない中、本来であれば僕がやらないといけない家のことを、ほとんど久美がしてくれている。
「あ、ありがとう。でも、本当に無理するなよ?」
勉強やクラブで忙しいはずなのに、時間を作り、夕食はおろか僕の分のお弁当まで用意してくれていた。
三日坊主で終わってくれれば逆に気楽だが、きっとそうはならない。久美の性格と傾向から、一度決めたことは、最後までやり抜くだろう。
「(どこかで、落ち着けてあげないと)ふぅ」
と言いつつも、ここのところ会社も忙しい。急激な円安や原材料の値上げで、てんやわんやだ。
カチャ、
「おまたせいたしました~」
霞のような柔らかい湯気が立ち昇る。久美がカフェオレとクッキーを、ソファの前にあるテーブルに置く。
「ありがとう、久美」
そう言って少し横へとずれる。久美はスカートを抑えつつ、静かに腰を降ろす。
「ふふっ」
笑みをこぼす久美は、やはり快活としていた。
「どうした?」
「だって、お義父さんとこうやって二人きりって、久しぶりだし」
そういって、わずかに距離を詰めてくる。
「――そうだったかもな」
妻と相談してのことだが、思春期に入ったころくらいから、少しずつ距離を取るようにしていた。親離れできないことへの配慮と、逆に毒親にならないための予防策であった。
しかし、こうやってみると、距離を取り過ぎていたのかもしれないと反省する。
「ふぅー、ふぅー」
長めのセーターの袖を伸ばして、マグカップを持つ久美は、ズズズ、っと音を立てて飲む。僕はカップを手に取りつつ、
「なかなかの猫舌ですな」
笑いながら一口、飲む。
「猫舌女子高生、……ラノベでありそうじゃない?」
いや、やっぱないかな? っと打ち消すように笑いかける久美が、本当に愛おしかった。
――高校はどうだ? などと、心配しているようでしていないセリフは言わない。そう言った根幹的なことは、本当の信頼関係が築けていれば、向こうから話しかけてくる。そう信じて十年以上、支えてきたつもりだ。
いや、支えてきた、なんて言葉自体が自惚れか――、
「ねぇ、お養父さん」
そう言って、肩を寄せてくる。
「あたしのこと、好き?」
……こんなセリフを言わせるのは、父母の愛が足りなかったからだろうか。久美は妻に遠慮している節が少しあり、二人っきりの今だからこそ、こんな動作となって現れたのかもしれない。
「うん、好き。そして大切だ」
そう言って、久美の頭を撫でる。柔らかな薄い栗色の髪に触れる。
久美はますますこちらへ身体を傾けて
「あたしもお養父さんのこと、大好きだよ」
照れながら呟く彼女へ、そこはお養母さんもだろう? っと言おうと思ったけど、水を差すような気がして止めた。
女性特有の髪の淡い香りが鼻孔をくすぐる。――そうか、久美も女子から女性へなりかけているんだな。
「ねぇねぇ」
無邪気に甘えるような、伺うような上目遣いで僕を見る。
「なに?」
お小遣いの催促かな? それもいいだろう。同世代の子達に比べて、久美は物欲が少ない、あるいは抑圧しているきらいがあった。
「ちょっと、変な話をしてもいい?」
「変な話?」
斜め上な感はあったが、別に構わない。これまで、妻との特別な約束を除いて、久美とはできる限り隠し事なしで接してきた。
むしろ、少しでも話し辛いことがあるなら、真っ正面から受け止め、おくびなく返していきたい――、
「あのね。お養父さんじゃなくて、パパ、って呼んでもいい?」
少し恥ずかしそうに告げた言葉は、十二分に可愛らしかった。久美の幼少時から、親に対する二人称について、パパとママはやめようと妻が言い出し、僕もそれに応じた。
「(そう呼びたかったのか、気付けなくてごめんな)うん、構わないけど――」
「お義母さんが帰ってくるまでの間だけ」
そう言って右腕をギュッっと抱きしめてはにかむ。十六にもなる養娘の積極的なスキンシップを少し喜び、少し照れ、少し心配しつつ返す。
「えっと、それが変な話?」
「あ、違うの。あのね、お養父さ――パパ」
抱きしめる力を、少し弱めつつ、
「パパはさ、オナニーとかするの?」
1
あなたにおすすめの小説
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
肉食御曹司の独占愛で極甘懐妊しそうです
沖田弥子
恋愛
過去のトラウマから恋愛と結婚を避けて生きている、二十六歳のさやか。そんなある日、飲み会の帰り際、イケメン上司で会社の御曹司でもある久我凌河に二人きりの二次会に誘われる。ホテルの最上階にある豪華なバーで呑むことになったさやか。お酒の勢いもあって、さやかが強く抱いている『とある願望』を彼に話したところ、なんと彼と一夜を過ごすことになり、しかも恋人になってしまった!? 彼は自分を女除けとして使っているだけだ、と考えるさやかだったが、少しずつ彼に恋心を覚えるようになっていき……。肉食でイケメンな彼にとろとろに蕩かされる、極甘濃密ラブ・ロマンス!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる