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セレーネの町から戻り、コリコの町には再び穏やかで活気のある日常が流れていた。
水辺の町で得た新しい知識や食材は、私のパン作りに素晴らしいひらめきを与えてくれる。
セレーネの塩を使ったパンは鉱夫たちに「汗をかいた後に最高だ」と喜ばれ、水辺の酵母で作ったふんわりとしたパンは子供たちのお気に入りになった。
季節はゆっくりと巡り、初夏の爽やかな風がカフェのテラスを心地よく吹き抜けていく。
ふと工房の壁にかけたカレンダーに目をやると、ある日付に小さな花の印がつけられていることに気づいた。
私がこの世界に来て、初めてこの陽だまりの工房の鍵を受け取った日だった。
もうすぐ、私がこの町に来てからちょうど一年が経とうとしていた。
「もう、一年……」
思わず小さな声が漏れた。
思い返せばあっという間の一年だった。
都会の生活に疲れ果て、希望もなくこの世界にやってきた私。
それが今ではこんなにもたくさんの笑顔に囲まれて、大好きなパンを焼く毎日を送っている。
エララさん、ボルギンさん、フェンウィック先生、ハーフリングの子供たち。
そして、いつも私の隣で静かに支えてくれるルゥフさん。
みんなとの出会いが、私の人生をかけがえのないものにしてくれた。
「ユイ?」
私がカレンダーを見つめ物思いに耽っていると、工房の奥からルゥフさんが顔を覗かせた。
彼は薪の整理をしてくれていたらしい。
その銀色の毛並みに、木の粉が少しだけついていた。
「どうかしたのか。難しい顔をしている」
「ううん、難しい顔じゃないんです。ただ、もうすぐ私がここへ来てから一年になるんだなあって」
私がそう言って微笑むと、ルゥフさんは「そうか。もうそんなになるのか」と、どこか遠い目をして呟いた。
彼の金色の瞳が、カレンダーの日付と私の顔を交互に見つめている。
その瞳の奥に、何か特別な思いが宿っているのを私は感じた。
その日から、ルゥフさんの様子がほんの少しだけ変わった。
彼は相変わらず毎日私の仕事を手伝ってくれるし、カフェの警備もしてくれる。
けれど仕事の合間に、一人で森へ出かけていくことが増えたのだ。
いつもなら「巡回に行ってくる」と一言くれるのに、最近は何も言わずにふらりと姿を消してしまう。
そして森から帰ってきた彼の体からは、嗅いだことのない甘くて清らかな花の香りが微かに漂ってくるのだった。
「ルゥフさん、最近よく森へ行かれますね。何か珍しいものでも見つけましたか?」
私が尋ねても、彼は「いや、別に」と少し歯切れ悪く答えるだけ。
その仕草が何かを隠しているようで、私の好奇心をくすぐった。
きっと私に何か内緒にしていることがあるのだろう。
彼のすることだから、私を困らせるようなことではないはずだ。
実はその頃のルゥフさんは、私への感謝を伝えるための特別な贈り物を探してくれていた。
彼が森の動物たちにまで相談していたことを、私はまだ知らない。
ルゥフさんはまず森で一番の長老である、大きなフクロウの元を訪ねたらしい。
夜の森、月明かりが差し込む一番高い木の枝で、彼はフクロウに問いかけた。
「長老。俺はユイに感謝を伝えたい。あいつがここへ来て一年になる。何か特別な贈り物を知らないか」
フクロウはその大きな目をゆっくりと瞬かせ、静かに答えたという。
『ほう、あの陽だまりの娘にか。あやつが来てから、この森の空気もどこか優しくなったように感じるわい。特別な贈り物とな。それならば一つだけ心当たりがある』
フクロウは、森の奥深く誰も足を踏み入れない聖域にある、清らかな泉の話をした。
その泉のほとりにだけ咲く、伝説の花があるのだと。
『その名は「月光花」。年に一度、たった一夜だけ月の光を浴びて優しい光を放ちながら咲く幻の花じゃ。そしてその花が咲くのは、偶然か必然か。ちょうど、あの娘がお前たちの前に現れたあの夜なのだよ』
その話を聞いたルゥフさんの心は決まった。
ユイへの贈り物に、これ以上ふさわしいものはない、と。
彼は次に森で一番の知恵者である、年老いた銀狐の元を訪れた。
狐はルゥフさんの話を聞くと、その細い目をさらに細めてにやりと笑ったという。
『へえ、あの無口なお前さんが人間の娘っ子のためにねえ。面白い。いいだろう、その泉までの道案内、このわしが引き受けてやろうじゃないか。ただし、お前さんの焼くあの美味いパンのおすそ分けが条件だがね』
こうして森の生き物たちの協力を得たルゥフさんは、私に内緒で一人で森の奥深くへと向かったのだ。
そして一年記念の日の前日。
夕暮れ時、森から帰ってきたルゥフさんの体からは、今までで一番強く甘く清らかな香りがした。
その腕には大きな葉に優しく包まれた、何かの塊が抱えられている。
私が気づく前に、彼はそれをそっと工房の裏手にある自分の部屋へと運び込んでしまった。
その日の夜、店の営業と片付けがすべて終わり、カフェが静けさを取り戻した頃だった。
私は明日の記念日のために、特別なケーキを焼こうと工房で準備を始めていた。
この一年間の感謝を込めた、私からルゥフさんへのささやかなプレゼントだ。
そんな時、工房のドアが静かにノックされた。
ルゥフさんだった。
彼はどこか緊張した面持ちで、そこに立っていた。
「ユイ。少し、来てほしい場所があるんだ」
彼の真剣な声に頷き、私はエプロンを外して彼の後についていった。
彼が私を導いたのは、工房の裏庭だった。
いつもは薪が積まれ、洗濯物が干してあるだけの殺風景な場所。
けれどその夜の裏庭は、私の知らない幻想的な空間へと生まれ変わっていた。
「わあ……!」
思わず声が漏れた。
裏庭のあちこちに、見たこともない美しい花が飾られていたのだ。
その花は月明かりを浴びて、自らが淡い銀色の光を放っている。
一つ一つの花びらが、まるで夜光貝のように優しく静かに輝いていた。
その柔らかな光が裏庭全体を夢の世界のように包み込んでいる。
そして花の周りにはボルギンさんに作ってもらったのだろうか、小さなランプがいくつも灯され温かいオレンジ色の光を添えていた。
「綺麗……。このお花、なんていう名前なんですか?」
「月光花、というそうだ」
ルゥフさんが少し照れたように、ぽつりと言った。
「年に一度、この夜にだけ咲くらしい。お前がここへ来た夜に」
その言葉に私ははっとした。
この美しい光景は、すべて私のために。
彼がこの一年の記念日のために、用意してくれたのだ。
森から漂ってきた甘く清らかな香りの正体は、この月光花だった。
嬉しさと感動で胸がいっぱいになる。
言葉を失って立ち尽くす私の前に、ルゥフさんが一歩歩み寄る。
そして不器用な、けれど心の底からの言葉でゆっくりと話し始めた。
「ユイ。お前がここに来てくれて、一年だ」
彼の金色の瞳が、月光花の光を浴びてまっすぐに私を見つめている。
「お前が来る前の俺は、ただ森の中で一人で生きていただけだった。誰かと心を繋ぐことも、温かい飯を食うことも忘れていた」
「ルゥフさん……」
「だが、お前が焼いたあの温かいパンが俺の心を溶かしてくれた。お前の笑顔がこの町を、俺の毎日を明るく照らしてくれた。ユイが来てから、毎日が温かいんだ」
彼の心のこもった言葉の一つ一つが、私の心にじんわりと染み込んでいく。
「ありがとう、ユイ。ここへ来てくれて」
そのまっすぐな言葉に、私の目から自然と涙が溢れ出した。
悲しい涙じゃない。
嬉しくて温かくて、幸せな涙だった。
「私の方こそ、ありがとうございます……!」
私も涙で震える声で、必死に言葉を紡いだ。
「私がこの世界でこうして笑っていられるのは、最初にルゥフさんが私のパンを食べてくれたからです。怖くて不安で一人ぼっちだった私を、ルゥフさんが見つけてくれたからです」
「ユイ……」
「ルゥフさんがいてくれたから、私はここで頑張れました。あなたの優しさが、あなたの強さがいつも私を守ってくれました。私がここにいられるのは、ルゥフさん、あなたのおかげなんです……!」
もう言葉にならなかった。
ただ感謝の気持ちが涙となって溢れてくる。
そんな私の前に、ルゥフさんの大きな手がそっと差し出された。
私はその手に、自分の手をゆっくりと重ねる。
彼の手はいつもと同じように、大きくてごつごつとしていて、そしてどこまでも温かかった。
彼は私の手を、優しくそして力強く握りしめてくれた。
私たちは月光花の穏やかな光に包まれながら、しばらくの間ただ静かに手を取り合っていた。
お互いの存在がどれだけかけがえのないものか、その手の温もりだけで痛いほど伝わってくる。
月光花の放つ柔らかな光が、私たち二人を静かに照らし続けていた。
水辺の町で得た新しい知識や食材は、私のパン作りに素晴らしいひらめきを与えてくれる。
セレーネの塩を使ったパンは鉱夫たちに「汗をかいた後に最高だ」と喜ばれ、水辺の酵母で作ったふんわりとしたパンは子供たちのお気に入りになった。
季節はゆっくりと巡り、初夏の爽やかな風がカフェのテラスを心地よく吹き抜けていく。
ふと工房の壁にかけたカレンダーに目をやると、ある日付に小さな花の印がつけられていることに気づいた。
私がこの世界に来て、初めてこの陽だまりの工房の鍵を受け取った日だった。
もうすぐ、私がこの町に来てからちょうど一年が経とうとしていた。
「もう、一年……」
思わず小さな声が漏れた。
思い返せばあっという間の一年だった。
都会の生活に疲れ果て、希望もなくこの世界にやってきた私。
それが今ではこんなにもたくさんの笑顔に囲まれて、大好きなパンを焼く毎日を送っている。
エララさん、ボルギンさん、フェンウィック先生、ハーフリングの子供たち。
そして、いつも私の隣で静かに支えてくれるルゥフさん。
みんなとの出会いが、私の人生をかけがえのないものにしてくれた。
「ユイ?」
私がカレンダーを見つめ物思いに耽っていると、工房の奥からルゥフさんが顔を覗かせた。
彼は薪の整理をしてくれていたらしい。
その銀色の毛並みに、木の粉が少しだけついていた。
「どうかしたのか。難しい顔をしている」
「ううん、難しい顔じゃないんです。ただ、もうすぐ私がここへ来てから一年になるんだなあって」
私がそう言って微笑むと、ルゥフさんは「そうか。もうそんなになるのか」と、どこか遠い目をして呟いた。
彼の金色の瞳が、カレンダーの日付と私の顔を交互に見つめている。
その瞳の奥に、何か特別な思いが宿っているのを私は感じた。
その日から、ルゥフさんの様子がほんの少しだけ変わった。
彼は相変わらず毎日私の仕事を手伝ってくれるし、カフェの警備もしてくれる。
けれど仕事の合間に、一人で森へ出かけていくことが増えたのだ。
いつもなら「巡回に行ってくる」と一言くれるのに、最近は何も言わずにふらりと姿を消してしまう。
そして森から帰ってきた彼の体からは、嗅いだことのない甘くて清らかな花の香りが微かに漂ってくるのだった。
「ルゥフさん、最近よく森へ行かれますね。何か珍しいものでも見つけましたか?」
私が尋ねても、彼は「いや、別に」と少し歯切れ悪く答えるだけ。
その仕草が何かを隠しているようで、私の好奇心をくすぐった。
きっと私に何か内緒にしていることがあるのだろう。
彼のすることだから、私を困らせるようなことではないはずだ。
実はその頃のルゥフさんは、私への感謝を伝えるための特別な贈り物を探してくれていた。
彼が森の動物たちにまで相談していたことを、私はまだ知らない。
ルゥフさんはまず森で一番の長老である、大きなフクロウの元を訪ねたらしい。
夜の森、月明かりが差し込む一番高い木の枝で、彼はフクロウに問いかけた。
「長老。俺はユイに感謝を伝えたい。あいつがここへ来て一年になる。何か特別な贈り物を知らないか」
フクロウはその大きな目をゆっくりと瞬かせ、静かに答えたという。
『ほう、あの陽だまりの娘にか。あやつが来てから、この森の空気もどこか優しくなったように感じるわい。特別な贈り物とな。それならば一つだけ心当たりがある』
フクロウは、森の奥深く誰も足を踏み入れない聖域にある、清らかな泉の話をした。
その泉のほとりにだけ咲く、伝説の花があるのだと。
『その名は「月光花」。年に一度、たった一夜だけ月の光を浴びて優しい光を放ちながら咲く幻の花じゃ。そしてその花が咲くのは、偶然か必然か。ちょうど、あの娘がお前たちの前に現れたあの夜なのだよ』
その話を聞いたルゥフさんの心は決まった。
ユイへの贈り物に、これ以上ふさわしいものはない、と。
彼は次に森で一番の知恵者である、年老いた銀狐の元を訪れた。
狐はルゥフさんの話を聞くと、その細い目をさらに細めてにやりと笑ったという。
『へえ、あの無口なお前さんが人間の娘っ子のためにねえ。面白い。いいだろう、その泉までの道案内、このわしが引き受けてやろうじゃないか。ただし、お前さんの焼くあの美味いパンのおすそ分けが条件だがね』
こうして森の生き物たちの協力を得たルゥフさんは、私に内緒で一人で森の奥深くへと向かったのだ。
そして一年記念の日の前日。
夕暮れ時、森から帰ってきたルゥフさんの体からは、今までで一番強く甘く清らかな香りがした。
その腕には大きな葉に優しく包まれた、何かの塊が抱えられている。
私が気づく前に、彼はそれをそっと工房の裏手にある自分の部屋へと運び込んでしまった。
その日の夜、店の営業と片付けがすべて終わり、カフェが静けさを取り戻した頃だった。
私は明日の記念日のために、特別なケーキを焼こうと工房で準備を始めていた。
この一年間の感謝を込めた、私からルゥフさんへのささやかなプレゼントだ。
そんな時、工房のドアが静かにノックされた。
ルゥフさんだった。
彼はどこか緊張した面持ちで、そこに立っていた。
「ユイ。少し、来てほしい場所があるんだ」
彼の真剣な声に頷き、私はエプロンを外して彼の後についていった。
彼が私を導いたのは、工房の裏庭だった。
いつもは薪が積まれ、洗濯物が干してあるだけの殺風景な場所。
けれどその夜の裏庭は、私の知らない幻想的な空間へと生まれ変わっていた。
「わあ……!」
思わず声が漏れた。
裏庭のあちこちに、見たこともない美しい花が飾られていたのだ。
その花は月明かりを浴びて、自らが淡い銀色の光を放っている。
一つ一つの花びらが、まるで夜光貝のように優しく静かに輝いていた。
その柔らかな光が裏庭全体を夢の世界のように包み込んでいる。
そして花の周りにはボルギンさんに作ってもらったのだろうか、小さなランプがいくつも灯され温かいオレンジ色の光を添えていた。
「綺麗……。このお花、なんていう名前なんですか?」
「月光花、というそうだ」
ルゥフさんが少し照れたように、ぽつりと言った。
「年に一度、この夜にだけ咲くらしい。お前がここへ来た夜に」
その言葉に私ははっとした。
この美しい光景は、すべて私のために。
彼がこの一年の記念日のために、用意してくれたのだ。
森から漂ってきた甘く清らかな香りの正体は、この月光花だった。
嬉しさと感動で胸がいっぱいになる。
言葉を失って立ち尽くす私の前に、ルゥフさんが一歩歩み寄る。
そして不器用な、けれど心の底からの言葉でゆっくりと話し始めた。
「ユイ。お前がここに来てくれて、一年だ」
彼の金色の瞳が、月光花の光を浴びてまっすぐに私を見つめている。
「お前が来る前の俺は、ただ森の中で一人で生きていただけだった。誰かと心を繋ぐことも、温かい飯を食うことも忘れていた」
「ルゥフさん……」
「だが、お前が焼いたあの温かいパンが俺の心を溶かしてくれた。お前の笑顔がこの町を、俺の毎日を明るく照らしてくれた。ユイが来てから、毎日が温かいんだ」
彼の心のこもった言葉の一つ一つが、私の心にじんわりと染み込んでいく。
「ありがとう、ユイ。ここへ来てくれて」
そのまっすぐな言葉に、私の目から自然と涙が溢れ出した。
悲しい涙じゃない。
嬉しくて温かくて、幸せな涙だった。
「私の方こそ、ありがとうございます……!」
私も涙で震える声で、必死に言葉を紡いだ。
「私がこの世界でこうして笑っていられるのは、最初にルゥフさんが私のパンを食べてくれたからです。怖くて不安で一人ぼっちだった私を、ルゥフさんが見つけてくれたからです」
「ユイ……」
「ルゥフさんがいてくれたから、私はここで頑張れました。あなたの優しさが、あなたの強さがいつも私を守ってくれました。私がここにいられるのは、ルゥフさん、あなたのおかげなんです……!」
もう言葉にならなかった。
ただ感謝の気持ちが涙となって溢れてくる。
そんな私の前に、ルゥフさんの大きな手がそっと差し出された。
私はその手に、自分の手をゆっくりと重ねる。
彼の手はいつもと同じように、大きくてごつごつとしていて、そしてどこまでも温かかった。
彼は私の手を、優しくそして力強く握りしめてくれた。
私たちは月光花の穏やかな光に包まれながら、しばらくの間ただ静かに手を取り合っていた。
お互いの存在がどれだけかけがえのないものか、その手の温もりだけで痛いほど伝わってくる。
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