【完結】不遇スキル『動物親和EX』で手に入れたのは、最強もふもふ聖霊獣とのほっこり異世界スローライフでした

旅する書斎(☆ほしい)

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エルロンさんにもらった地図を広げ、俺とフェンは日当たりの良さそうな場所を探し始めた。薬草を育てるには、やっぱり太陽の光が欠かせないからな。

『レオン、この地図に載ってる「陽だまりの丘」っていうところ、名前からして良さそうじゃない?』

フェンが地図の一点をちょんちょんと前足で指し示す。確かに、名前からして期待できそうだ。

「よし、まずはそこへ行ってみるか」

俺たちは「陽だまりの丘」を目指して歩き出した。道中、いくつかの小さな村を通り過ぎた。どの村も長閑で、人々は穏やかに暮らしているようだった。

ある村では、広場で子供たちが元気に遊んでいたが、その隅で一人の少年が浮かない顔をしていた。話を聞くと、可愛がっていた子ヤギの元気がなく、何も食べようとしないらしい。

俺は『動物親和EX』で子ヤギに話しかけてみた。すると、どうやらお腹の調子が悪いらしく、特定の薬草を食べれば良くなりそうだということが分かった。幸い、その薬草はエルロンさんにもらった種の中にあり、俺は以前、その薬草の特徴を本で読んだことがあった。

俺は村の近くの森でその薬草を見つけ出し、子ヤギに食べさせてやった。すると、子ヤギはみるみるうちに元気を取り戻し、少年の顔にも笑顔が戻った。少年と村人たちからはとても感謝され、お礼に焼きたてのパンと新鮮なミルクをたくさんもらった。フェンも大喜びだ。

また別の村では、畑の作物の出来が悪くて困っているという農夫に出会った。フェンがその鋭い嗅覚で畑の土を調べてみると、どうやら土の中の栄養が偏っているらしいことが分かった。

俺はイーリスさんの果樹園で教わった知識を思い出し、近くの森で手に入る特定の落ち葉や木の実を混ぜて堆肥を作ることを提案した。農夫は半信半半疑だったが、他に手立てもないと、俺の言う通りに試してみることにした。数日後、俺たちがその村を再び通りかかると、農夫が満面の笑みで駆け寄ってきて、「おかげで作物が元気になった!」と、とれたての野菜を山ほど持たせてくれた。

そんな風に、道草を食いながらも、俺たちは旅を続けた。人助けをするのは気持ちがいいし、フェンも嬉しそうだから、ついつい寄り道が多くなってしまう。

そして、ようやく目的地の「陽だまりの丘」に到着した。だが……。

「うーん、確かに日当たりはいいけど、なんだか風が強すぎるな。それに、土も少し痩せているみたいだ」

名前のイメージとは少し違い、そこは薬草を育てるにはあまり適していなさそうな場所だった。

『そうだね……。それに、なんだか落ち着かない感じがするよ』

フェンも同じように感じたらしい。俺たちは少しがっかりしたが、気を取り直して次の候補地を探すことにした。

いくつかの場所を巡ったが、なかなか「ここだ!」と思える場所には出会えない。日当たりが良くても水場が遠かったり、土壌が悪かったり、あるいは魔物の気配が濃厚だったり。薬草畑を作るというのは、思ったよりも大変なことなのかもしれない。

「なかなか難しいもんだな……」

俺がため息をつくと、フェンが俺の顔を心配そうに見上げてきた。

『大丈夫だよ、レオン!きっと見つかるよ!』

「ああ、そうだな。ありがとう、フェン」

フェンの励ましに、俺は再び元気を取り戻す。

その時だった。フェンが突然、ぴんと耳を立て、ある方向をじっと見つめ始めた。

『レオン!あっちの方から、なんだかすごく優しくて、温かい気配がするよ!キラキラしていて、心が安らぐ感じ!』

フェンが示す方向は、地図にも載っていない、森の奥深くへと続いているようだった。

「優しくて温かい気配……?よし、行ってみよう!お前の勘はよく当たるからな!」

『うん!』

俺たちはフェンの言葉を信じ、その気配がする方へと進んでいった。道なき道を進むことしばらく、不意に視界が開けた。

目の前には、緩やかな丘陵地が広がっていた。燦々と降り注ぐ太陽の光、優しくそよぐ風、そして丘の麓には、キラキラと輝く清らかな小川が流れている。背後には穏やかな森が広がり、色とりどりの花が咲き乱れている。そして何より、そこは不思議なくらい魔物の気配が全くしない、安全で平和な空気に満ち溢れていた。

「すごい……!なんて綺麗な場所なんだ……!」

俺は思わず息をのんだ。まるで、おとぎ話に出てくる楽園のようだ。

『わあ!本当に気持ちがいい場所だね、レオン!空気が美味しい!』

フェンも嬉しそうに駆け回り、芝生の上をごろごろと転がっている。その姿を見ているだけで、俺の心も癒されていくようだ。

「決めた!ここだ、フェン!俺たちの薬草畑は、ここに作ろう!」

『賛成!最高の畑ができるよ、きっと!』

俺とフェンは顔を見合わせ、にっこりと笑い合った。ついに、理想の場所を見つけることができたのだ。

次の日から、俺たちは早速畑作りを開始した。まずは、畑にする場所の土を耕すことからだ。スコップやクワなんて便利なものはないから、手作業でやるしかない……と思っていたのだが。

「みんな、ちょっと手伝ってくれないか?」

俺が『動物親和EX』で森の動物たちに声をかけると、どこからともなくたくさんのモグラたちが集まってきて、あっという間にふかふかの土に耕してくれたのだ。これには本当に驚いた。

「ありがとう、みんな!助かるよ!」

『お安いご用だよ、レオンのお兄ちゃん!』

モグラたちは得意げに胸を張ると、また土の中へと戻っていった。

さらに、ミミズたちは土壌を豊かにしてくれ、小鳥たちは雑草の種や害虫を食べてくれる。まるで、森全体が俺たちの畑作りを応援してくれているかのようだ。フェンもまた、聖霊獣としての不思議な力で、土地全体を清め、植物が育ちやすいように聖なるエネルギーを注ぎ込んでいるようだった。

「本当に、俺たちだけでやってるんじゃないんだな……」

動物たちの協力と、フェンの力添えのおかげで、畑は驚くほどの速さで形になっていった。俺はイーリスさんやエルロンさんにもらった種を、一つ一つ丁寧にまいていく。どんな薬草が育つのか、想像するだけでワクワクする。

毎日の水やりも欠かさない。小川から水を汲んでくるのは少し手間だが、これもまた楽しい作業の一つだ。フェンは水遊びをしながら、俺を手伝ってくれる。

種をまいてから数日後、早くも可愛らしい双葉が土から顔を出した。その小さな命の息吹に、俺とフェンは顔を見合わせて喜びの声を上げた。

『やったね、レオン!芽が出たよ!』

「ああ!これからどんどん大きくなるぞ!」

フェンの聖なる力の影響なのか、あるいはこの土地が本当に素晴らしいのか、薬草の芽は驚くべき速さで成長していった。色とりどりの葉が茂り、小さな蕾をつけ始めるものもある。その成長ぶりは、見ていて本当に飽きなかった。

畑仕事の合間には、フェンと一緒に日向ぼっこをしたり、近くの森で木の実やキノコを採ったりして、穏やかな時間を過ごした。食事は、保存食と採れたての木の実や山菜。質素だけど、自然の中で食べるご飯は格別だった。夜は、満天の星空の下、フェンを抱きしめて眠る。こんなスローライフも悪くないな、なんて思うようになっていた。

そんなある日のことだった。俺が薬草畑の手入れをしていると、ふと、人の気配を感じた。振り返ると、少し離れた木の陰から、こちらをじっと見つめている女性がいた。

年は俺と同じくらいだろうか。麻の簡素な服を着ていて、腰には薬草を入れるためと思しき革袋を下げている。肩まで伸びた栗色の髪は少し無造作だが、大きな瞳は好奇心に輝いているように見えた。そして、彼女の周りからは、ふわりとハーブの良い香りが漂ってくる。

俺が気づいたことに、彼女は少し驚いたように肩を揺らし、どうしようか迷っているような素振りを見せた。

「こんにちは。何か御用でしょうか?」

俺がにこやかに声をかけると、彼女は意を決したように、ゆっくりとこちらへ近づいてきた。その手には、数種類の薬草が握られている。

「……あの、この畑は、あなたがお作りになったのですか?」

彼女の声は、少し緊張しているのか、小さくてか細い。

「ええ、まあ、俺と、そこの相棒とで、ですけど」

俺はフェンの方を指さす。フェンは、見慣れない人間を警戒するでもなく、興味深そうに彼女を見上げていた。

彼女は、俺たちの薬草畑をまじまじと見つめ、そして感嘆のため息を漏らした。

「すごい……。こんなに見事に薬草が育っている畑は、初めて見ました。それに、この土地の気……とても清浄で、力が満ちている……」

彼女は、まるで薬草と会話でもするかのように、一つ一つの植物に優しく触れている。その姿から、彼女もまた、薬草を愛する人間なのだということが伝わってきた。

「あなたは、薬草に詳しい方なんですか?」

俺が尋ねると、彼女は少し照れたように頬を染めた。

「えっと……私は、リリアと申します。この近くの森で、薬草を採ったり、簡単な薬を作ったりして、細々と暮らしているんです。あなたの畑があまりにも見事だったので、つい、見入ってしまって……不躾に申し訳ありません」

リリアと名乗った彼女は、丁寧にお辞儀をした。

「いえいえ、とんでもない。俺はレオン、こっちはフェンです。リリアさんも、薬草がお好きなんですね」

『こんにちは、リリア!僕、フェンだよ!よろしくね!』

フェンが元気よく挨拶すると、リリアさんは驚いたように目を見開き、そして嬉しそうに微笑んだ。

「まあ……!お話ができるのですね!なんて可愛らしい……!」

リリアさんはフェンにすっかり魅了されたようで、しゃがみこんでフェンの頭を優しく撫で始めた。フェンも気持ちよさそうに目を細めている。どうやら、また一人、フェンの虜が増えたようだ。

「リリアさんは、この辺りにお住まいなんですか?俺たち、最近ここに畑を作ったばかりで、この辺りのこと、まだよく知らないんです」

俺がそう言うと、リリアさんは頷いた。

「はい、この丘から少し森に入ったところに、小さな小屋を建てて住んでいます。もしよろしければ、今度、私の小屋にも遊びに来ませんか?珍しい薬草の乾燥標本とか、薬の調合に使う道具とか、色々ありますから、レオンさんなら興味を持っていただけるかもしれません」

「本当ですか!?ぜひ、お邪魔させてください!」

薬草についてもっと詳しく知りたいと思っていた俺にとって、リリアさんの誘いは願ってもないことだった。

「よかった。では、また改めてお声がけしますね。……それにしても、この畑の薬草たち、本当に素晴らしいですね。土壌もいいし、何より、愛情を込めて育てられているのがよく分かります」

リリアさんは、再び畑の薬草たちに目を向け、しみじみと言った。その言葉は、俺にとって最高の褒め言葉だった。

「ありがとうございます。そう言ってもらえると、頑張った甲斐があります」

リリアさんはしばらくの間、俺たちの薬草畑を眺めたり、フェンと遊んだりして過ごし、やがて「また近いうちに来ますね」と言って、森の中へと帰っていった。

「なんだか、不思議な雰囲気の人だったな」

『うん!でも、すごく優しくて、いい匂いがしたよ!お花みたいな匂い!』

フェンは嬉しそうに尻尾を振っている。新しい出会いに、俺もフェンも、心が弾んでいた。

リリアさんとの出会いから数日後、俺たちの薬草畑は、さらに緑を濃くし、色とりどりの花を咲かせ始めていた。中には、早くも実をつけ始めたものもある。その成長の速さと生命力には、毎日驚かされるばかりだ。

「これだけ育てば、そろそろ少し収穫してもいいかもしれないな」

俺がそう呟くと、フェンが同意するように「きゅん!」と鳴いた。自分たちで育てた薬草を、初めて収穫する。その瞬間を想像するだけで、胸が高鳴る。
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