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2匹目―明るく恐ろしい炎―
12.私の魅力はなに?
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朝。着替えのついでに吉兵衛は姿鏡で自身の上半身を映す。
太ってはないが痩せてもいない。昔に比べたら筋肉もない身体に情けなくてため息が出る。
(こんなののどこがいいのやら―――ん?)
いつの間にか窓の外にいた灯し火が真っ赤な顔でこちらを見ていた。
―――
「……なに見てんだいこの助平」
「じゃあカーテンを閉めて着替えてほしいっス!」
吉兵衛はパーカーを雑に羽織り灯し火を招く。彼が顔を真っ赤にしている。
意味が心底分からない。
「ウブだねえ、こんな情けない身体に欲情するのかい?」
「あー、もうっ!勿論するっスよ」
突然吉兵衛は灯し火に片手で自身の両手を拘束されてしまった。
抵抗しようにも妖怪ゆえの力なのかまるで拘束具を使われたみたいに手の自由がきかない。
(……身動きがとれない)
「冗談はおよし。私は男だよ」
「誘ったんスか?冗談で?そんな酷い人だったんスか?」
灯し火の声は震えていた。
怒りとも、我慢の限界ともつかない熱を孕んで。
「コッチは何百年もお預け食らってるんっスよ……!」
次の瞬間、灯し火は吉兵衛と唇を重ねた。
―――
「や、やめな灯し火っ。学校が―――」
「大丈夫っス。間に合わせるように時間歪めといたんで」
耳元で囁かれる声は甘いのに、背筋に電気が走るような妖の気配を纏っている。
「妖気が濃いと、こういう芸当できるんスよ。だから――」
灯し火は吉兵衛の手を絡め取り、喉の奥で笑った。
「いーっぱいできるっスから」
そう言って灯し火は吉兵衛の尻の孔に唾で濡らした自身の指を沈めた。
「やめって、おくれっ」
「大丈夫っスよ初代。すぐに気持ちよくなるっスからねー」
グズった子供をあやすように吉兵衛にキスを落とす。
これがセックスの始まりだった。
―――
「はあ、夢みたいっス。初代のナカ気持ちいいっ」
「嫌だ」と快楽で涙を流しながら言う愛しい人を目の前に我慢できる男はいない。「無理っス」ときっぱりと笑顔で返した灯し火はまた吉兵衛のナカへと魔羅を沈めていった。
太ってはないが痩せてもいない。昔に比べたら筋肉もない身体に情けなくてため息が出る。
(こんなののどこがいいのやら―――ん?)
いつの間にか窓の外にいた灯し火が真っ赤な顔でこちらを見ていた。
―――
「……なに見てんだいこの助平」
「じゃあカーテンを閉めて着替えてほしいっス!」
吉兵衛はパーカーを雑に羽織り灯し火を招く。彼が顔を真っ赤にしている。
意味が心底分からない。
「ウブだねえ、こんな情けない身体に欲情するのかい?」
「あー、もうっ!勿論するっスよ」
突然吉兵衛は灯し火に片手で自身の両手を拘束されてしまった。
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(……身動きがとれない)
「冗談はおよし。私は男だよ」
「誘ったんスか?冗談で?そんな酷い人だったんスか?」
灯し火の声は震えていた。
怒りとも、我慢の限界ともつかない熱を孕んで。
「コッチは何百年もお預け食らってるんっスよ……!」
次の瞬間、灯し火は吉兵衛と唇を重ねた。
―――
「や、やめな灯し火っ。学校が―――」
「大丈夫っス。間に合わせるように時間歪めといたんで」
耳元で囁かれる声は甘いのに、背筋に電気が走るような妖の気配を纏っている。
「妖気が濃いと、こういう芸当できるんスよ。だから――」
灯し火は吉兵衛の手を絡め取り、喉の奥で笑った。
「いーっぱいできるっスから」
そう言って灯し火は吉兵衛の尻の孔に唾で濡らした自身の指を沈めた。
「やめって、おくれっ」
「大丈夫っスよ初代。すぐに気持ちよくなるっスからねー」
グズった子供をあやすように吉兵衛にキスを落とす。
これがセックスの始まりだった。
―――
「はあ、夢みたいっス。初代のナカ気持ちいいっ」
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