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第3章.バイブレーション茶道部【桃瀬春子】
第33話.ヒトリニナリタイ夜(後編)
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「ほらほら、お兄ちゃん♡あたしのセクシーなお尻をオカズにシコシコして~ん♡」
フリフリ、フリフリ。
クソッ、仕切り直そうとわざわざ後編へ話を跨いだというのに、尚も尻を振り続けているとは、我が妹ながらなんて鬱陶しいヤツなんだ。
この粘着質な面倒くさいしつこさと、煽るように尻を振るそのムカつく動き……某電鉄すごろくゲームの貧乏神か己は!
委員長のトレビアンヒップを差し置いて、こんな著しく価値の低い低俗なケツで妥協しては、プロオナニストの名が廃るというもの……
なにより、俺の”漢”としてのプライドが許さねぇ!
青山和哉は、今日のファーストエクスタシーを委員長のあのお尻に捧げると誓ったんだ!
プリプリ、プリプリ。
「遠慮しなくていいんだよ~♡あたしのお尻でシコシコぴゅっぴゅっして~ん♡」
イラッ。
目の前で興味のない尻を振られるという行為が、これ程までに不愉快かつ目障りとは……
この後委員長のお尻で気持ち良く抜くためにも、なんとしても、シコらずにこの貧乏神のケツ振りを止めなければ……
……よし、この作戦でいくか。
「なぁ円香、お前、明日から始まる性力の達人の攻略についての打ち合わせをしに来たんだろ。俺のオナニーはとりあえず置いといてさ、その話し合いをしようじゃないか!」
「そんなの、別に後からでいいじゃん!私は、今すぐお兄ちゃんのオカズになりたいの!私のプリティなお尻をオカズに、お兄ちゃんにシコシコぴゅっぴゅっしてもらいたいの!」
どっから湧いてくるんだ、その奇天烈な欲求は……
「……俺だってそうしたいのは山々なんだが……でも、それ以上に性力の達人攻略に向けての話し合いの方が俺たちには重要だろ」
「なんで?私の生尻よりも重要な事なんて、この世には存在しないでしょ!」
いや、いっぱいあるだろ……
少なくとも、目の前のこのプリティ(笑)な生尻よりかは、画面の中の委員長のお尻の方が数億倍価値があるのは確かだ。
白河さんのお楽しみエチエチヒップに比べたら、お前のそのケツなんぞ、刺身のツマとかサンドイッチに添えられてるパセリみたいなもんだ。
……なんて事を告げるわけにもいかず、その思いは喉元に留めて話を続ける。
「円香、俺がなんでお前の生尻を差し置いて、性力の達人攻略に躍起になっているかわかるか?」
「あれでしょ!どうせスケベなお兄ちゃんの事だから、早く新しい変態女と出会いたいだけでしょ!私というスーパー美少女がいつも一緒にいるのに、ほんと浮気性なんだから、ぷんぷん!」
「違う、そうじゃないんだよ、円香」
「じゃあ、なんでなの?何か他に理由があるの?」
「知りたいか、本当の理由を」
「うん!教えてよ、お兄ちゃん!私、理由を知りたいよ!……尻だけに、知りたいってねwなんつってw」
プリプリ。
イラッ。
た、耐えろ、耐えるんだ俺!
委員長の尻で気持ちよく抜くために、今は殺意を押し殺せ、青山和哉!
「理由はな、その……お前と早くセックスがしたいからだ///」
「……はにゃ!?///」
「俺はな、早く性力の達人を攻略して、お前とセックスがしたいんだよ、円香!///お前の生尻をオカズにシコるのも、そりゃあ魅力的だけど、俺はそれ以上に、お前のマンコにこのちんぽをぶっ挿して、2人で一緒に気持ち良くなりてーんだよ!///」
「はにゃにゃ!?///」
「だから円香、俺たち2人のセックスの為に、今はその”あたシコ”の衝動を抑えて、一緒に性力の達人の攻略に向けての話し合いをしようぜ!」
「ふにゅ~///……わ、わかったよ///お兄ちゃんがそこまで言うなら、ミーティングを始めよっかな///」
よかった~、コイツがチョロインで助かった~。
アホだけど、その分思考回路が単純だから、誘導しやすくて助かるぜ。
「妹とそんなにセックスがしたいとか、お兄ちゃんはほんと、どうしようもないシスコン野郎なんだから、まったくもぅ……えへへ///」
その、幸せそうな締まりのないふにゃふにゃの照れ顔を見て思う。
……たまには、素直にデレてやるのも悪くはないのかな、と。
「そんじゃ!改めまして、性力の達人攻略に向けたミーティングを始めます!いぇーい、ドンドンパフパフ!」
「あの~、円香さん、とりあえずその丸出しの乳と尻をしまってもらっていいですか?」
「そんな、照れなくていいのに♡」
違う、ただただ目障りなんだよ。
「まぁ、読者サービスの一環ということで、このマヌケな格好のまま話を進めてくよ!」
マヌケだという自覚がありながらも、構わず実行してくるのがコイツの厄介なところだ。
「そんな押し付けがましいサービスシーンがあってたまるか。ドコに需要があるってんだ」
「需要しかないでしょ!見よ、この現役JKのFカップおっぱい!」
ぽよよん♡
……俺にしか見えてないんだよなぁ。
「見よ!この現役JKの安産型の桃尻!」
ぷりりん♡
……だから、俺以外には見えてねーんだって。
「今後も、ジャンジャンバリバリサービスしていくので、人気投票開催の暁には、是非とも【青山円香】へ清き1票をヨロシクお願いします♡」
ぽよよん♡ぷりりん♡
今後、人気投票が開催されるなんてことは有り得ないわけだが、それでも1つだけ確かな事がある……
こんな作品に投じられる1票が、清らかなわけねーだろ!!!
「んで、話を戻したいんだが、次に攻略する変態女はどんなヤツなんだ?」
「ふっふっふっ、聞いて喜べ!次のターゲットはお兄ちゃんももちろんご存じの、江口杉学園第3位の美少女だよ!」
「3位ってなると、水泳部の水上か!?アイツ、あんな健全なスポーツ少女ってナリのくせして、変態女だったのかよ!?」
「ん?違うよ?茶道部の3年生、桃瀬春子さんだよ!」
「……はぁ?桃瀬が3位だと?」
何を言ってるんだ、コイツは?
ソレは、おかしいだろ。
3位以下の順位の変動に関しては、各個人の趣味嗜好による影響を受けるとは思うが、当学園の上位2名の選出においては、一切の例外の余地は無い。
1位、緑川楓。
2位、桃瀬春子。
この2人の序列は”絶対”だ。
美少女が異様に多い我が江口杉学園においても、この2人だけは特に別格。
明らかに”モノ”が違う。
と言っても、決して他の女子たちのレベルが低いというわけではない。
江口杉学園の女子生徒たちは、何故か異常な程にマジでハイレベル揃いだ。
円香を含め、他の学校なら文句無しでナンバーワンを名乗れるであろう逸材たちが、群雄割拠のようにひしめきあっている。
そんな、”低俗なR18エロweb小説の舞台”にお誂え向きな当学園においても、それでも、緑川と桃瀬の地位が揺らぐことは決して有り得ない。
”1000年に1人”レベルの緑川と、ソレに引けを取らない、”全国の美少女グランプリを余裕で総ナメにできる”レベルの桃瀬。
その圧倒的ツートップの”聖域”に踏み込み、あろうことか取って代わったと吹聴するのは、いったいどこの不届き者だろうか?
呆れを通り越して、その阿呆の名前を是非とも教えてもらいたくなる。
「百歩譲って仮にでも桃瀬が3位だとして、じゃあ2位は誰になるんだよ」
「もちろん、楓さんだよ!」
「……じゃあ、いったい1位は誰なんだよ!?」
「発表します!江口杉学園ナンバーワン美少女は~、ドゥルルルルルルルルルル!」
んな下手くそな巻き舌ドラムロールで煽らなくていいから、さっさと教えろ。
「江口杉学園ナンバーワン美少女は、もちろんこの私、青山円香ちゃんでーす♡イエイ♡」
……
言うと思ったよ!
前にタクシーの運転手にも、自分が学園イチの美少女だとかほざいてたしな、そういえば。
アレはてっきりその場限りのギャグみたいなものかと思っていたのだが、よもや本気の発言だったのか……
緑川と桃瀬の容姿を認知していながらも、それでも尚自分の方が格上だと言い張る彼女のその確固たるズレた自信が、現状のドヤ顔からも残念だが見て取れる。
「楓さんも桃瀬さんも、もちろん相当な美人ではあるけどさ、相手が悪かったよね」ドヤァ
相手が悪かったというよりは、その相手のアタマ,もしくは視力に著しい欠陥があるというのが正確な分析であろう。
アホだアホだとは前々から思ってはいたが、まさかこれ程までの痛い勘違い野郎だったとは……
鏡で自分の姿を見たことがないなんてこともなかろうに、どうしてここまでの認識のズレが発生してしまうのか甚だ疑問である。
「妹が学園ナンバーワン美少女だと、お兄ちゃんも鼻が高くなるでしょ!にしし!」
妹が大嘘つきである事に対して、俺の鼻が高くなるなんてことはないが、お前さんのその鼻が伸びてしまわないか、お兄ちゃんは心配だよ……
って、待てよ、桃瀬が学園ランキング3位だというフェイクニュースのインパクトがデカ過ぎて危うく受け流しかけたが……
「え!?桃瀬春子って、変態女だったの!?」
「うん、実はそうなの。彼女、めちゃくちゃドスケベでド下品な生粋のメス豚なんだよ」
酷い言われようだが、目の前のめちゃくちゃドスケベかつド下品なメス豚がそうまで言うのなら、実際にそうなんだろう。
「にしても、あんな美人さんがド変態だなんて、流石の私も驚いちゃったよ。人は見かけによらないんだね~」
その点に関しては、お前のクラスメイトの女子たちも、まさか憧れの円香ちゃんが、兄の部屋で乳と尻を丸出しにしている変態だとは思ってもいないだろう。
しかし、である。
そう言われてみたものの、やはりニワカには信じがたい情報だ。
”あの”桃瀬春子が変態だという話は、どうしたって俺には納得ができないのだ。
ソレに比べたら、まだ”地球平面説”の方がよっぽど腑に落ちる内容にさえ思えてくる。
清廉潔白を体現したような”大和撫子”の桃瀬春子が、よもや性力の達人とは……
緑川がそうであったのも十分な衝撃ではあったが、桃瀬に対しての驚きようといったらその比ではない。
俺の17年間の人生において、コレは2番目にインパクトが強い”驚き”かもしれない。
ちなみに序列1位は当然、緑川のあのデカ乳輪を初めて目撃した時である。
ほとんど接点の無い俺からして、桃瀬にはむしろ”性”とは対極の位置に存在する”ピュア”そのもののイメージ像を抱いていたので、ある意味で裏切られたような気分だ。
まぁ、それは俺が彼女に一方的にプラトニックな属性を押し付けていただけなので、”当たり屋”みたいなもんだから文句を言う筋合いは無いのは分かってはいるが、だからこそより一層気になってくる。
あの純粋無垢にしか見えない大和撫子の裏の顔とは、いったいどのようなものなのだろうか……
「んで、どうやって桃瀬を攻略するんだ?前回の緑川にやったみたいに、今回もGPSを取り付けて調査したりするのか?」
「いや、今回はね、桃瀬さんの性癖について改めて調査する必要は無いんだよ」
「ん?そうなのか?」
「実はね、もう把握してるんだ、彼女の”絶頂条件”は」
「へ~、いつの間に性癖暴露を使ったんだ?」
「入学して間もない頃に、学園内の全部活を見学がてら巡ってたんだけど、その時にたまたま目撃しちゃったんだよね」
「え?……つまり、桃瀬って、茶道部の部活中に致しちゃってるってことなのか?」
「ちゃってるってことなのです」
桃瀬の家って、確か茶道の桃瀬流の家元だとか聞いた事があるが、良家のお嬢様のくせして、なんてリスキーな事をしでかしてやがるんだ、アイツは。
学校で致すなら、俺のようにトイレの個室で済ませるのが常識的だと思うのだが。
「でも、部活中にヤッてたなら、俺も是非とも観賞したかったな~」
「見たいなら、実際に見に行っちゃう?」
「え?そんな簡単に見れんの?」
「うん、見れるよ。だって桃瀬さん、部活中はほぼ100%ヤッてるからね」
「あの大和撫子、そんなお盛んだったのか……」
「うん、確認の為に何回か茶道部に顔を出した事があったけど、もれなくヤッちゃってました」
「と言われても、やはり信じがたい気持ちが勝つな……」
「だからこそ、明日早速茶道部に行ってみようよ!論より証拠って言うし、お兄ちゃんも実際に自分の目で確認してみればいいでしょ」
「確かに、自分の目で直接確認しないことには、この件は到底納得できんな」
「んじゃ、明日の放課後、一緒に茶道部の部活体験に行こ!部長の桃瀬さんには、いつでも遊びに来ていいよって言われてるし、私の方から昼休みにお願いしておくよ」
「わかった、じゃあ明日、その本丸に乗り込むとするか……でゅふふ♡」
緑川に続き、あの桃瀬春子のオナニーを直接拝見できるとは、なんとも素晴らしい役得だな♡
「って言っても、お兄ちゃんみたいな”素人童貞”には、彼女の”行為”は見破れないと思うけどね~、ぷぷぷw」
「んだよ馬鹿にしやがって。プロオカズハンターの俺が、目の前で致している行為を見逃すわけねーだろ」
「どうだろ、私は見抜けないと思うけどw」
「いや、俺は絶対に見破れる!見逃す事など絶対に有り得ん!」
「そこまで言うなら、勝負しよっか」
「いいだろう、望むところだ!」
「お兄ちゃんが、桃瀬さんがどうやって致しているかを見破れたらお兄ちゃんの勝ち。見破れなかったら、私の勝ち」
「おう、それでいいぜ」
「私が勝ったら、お兄ちゃんは私の願いを1つ叶えること、それでいい?」
「わかった」
「お兄ちゃんが勝ったら、この前みたいに、私のオマンコをティッシュ代わりにオナニーさせてあ・げ・る♡」
「え、あ、いや、それは……勘弁してください」
「もぅ~、そんな照れなくていいのに///また好きなだけ妹のオマンコのナカにぴゅっぴゅっしていいんだよ♡」
「……いや、あの、別の報酬でお願いします」
照れてるわけじゃねーよ、あれ以来トラウマになってんだぞ、こっちは……
結局、『お兄ちゃんが勝つことなんて有り得ないから、考えるだけ無駄だよねw』という青山家の悪役令嬢の一存で、俺の勝利報酬は無しとなった。
まぁ、俺たち兄妹の”不平等条約”は今に始まった事ではないので、今回も受け入れてやることにする。
なにより、桃瀬の情事を生で観賞できるという”役得”が確定している以上、俺としては正直なところ、このくだらない勝負の勝ち負けなどどう転んでも構わんのだがな。
「私が勝ったら、お兄ちゃんに何をさせようかな~、むふふ♡やっぱりアレかな~、いや、せっかくだし、アレの方がいいかな~、ふひひ♡」
……前言撤回。
どうやら今回は、勝ちに拘った方がよさそうだ。
「というわけで、明日の放課後は茶道部に乗り込むからヨロシクね、お兄ちゃん!んじゃ、アリーヴェデルチッチ~♪」
そう言って円香は、行儀悪くバタンッと閉められた扉の音と共に、俺の部屋を跡にした。
……
やっと訪れた、待ち望んだ静寂に包まれる。
やった!ついに邪魔者がいなくなった!
これで、心置きなく委員長のお尻で抜けるぞ!
スマホ画面にその美しいTバック写真を素早く表示させた俺は、イキり勃った肉棒を全力で扱き始めた。
シコシコ、シコシコ。
委員長の尻!委員長のケツ!委員長のヒップ!
白河望美の、ブルーハワイトロピカルTバック!
シコシコ、シコシコ。
「うっ、委員長っ!」
ビュルッ!ビュルルッ!ビュルビュルッ!!!ビュルルッ!ビュルッ……
はぁー、はぁー。
今夜は、熱い夜になりそうだ……
******
シコシコ、シコシコ。
「うっ、望美っ!」
ビュルッ!ビュルルッ!ビュルビュルッ!!!ビュルルッ!ビュルッ……
ふぅ~。
コレで、今夜の射精回数が6回目に達した。
結局オカズの内訳は、委員長4回,夏希1回,緑川1回の配分となった。
俺の今日のコンディション的に、次がラストの発射である。
本日の締めもやはり、夏希に担ってもらうとするか……
デカ尻ポニテDカップ幼馴染のことを想いながら、俺は握り慣れた肉棒を再度激しく扱き始める。
シコシコ、シコシコ。
夏希、夏希、夏希っ!
シコシコ、シコシコ。
(それにしても、ほんと、お兄ちゃんは相変わらずどうしようもないシスコン野郎だよね~w♡むふふ♡)
シコシコ、シコシコ。
(妹とそんなにセックスがしたいとか、お兄ちゃんはほんと、どうしようもないシスコン野郎なんだから、まったくもぅ……えへへ///)
……クソッ、円香のヤツ、脳内でさえ俺の邪魔をしてきやがる。
今日のお前は戦力外なんだ、しゃしゃり出てくるんじゃねーよ!
……そんな可愛い表情を見せつけてきたところで、今日は絶対にお前では抜かねーからな!///
******
翌朝。
朝食を済ませた俺は、身支度を整えるために眠たい目を擦りながら洗面所へと向かう。
その道中、2階からドカドカと行儀の悪い足音を響かせながら階段を降りてきた制服姿の妹と鉢合わせる。
彼女の両の手には、俺の部屋のゴミ箱から今しがた無断で回収してきたであろう、使用済みシコティッシュが握りしめられていた。
「いや~、大漁、大漁♡流石は非モテ思春期男子、昨晩もお盛んだったね♡」
右手に4玉,左手に3玉、合計7玉の”白マリモ”を自らの顔の前に掲げ、えらくご満悦な表情を俺に向けてくるマイシスター。
くんくん、くんくん。
「おえっ、くっさっ!♡お兄ちゃんのおちんぽミルク、相変わらず濃厚すぎて臭すぎなんだが!♡うえっ♡おえっ♡でも、この臭さがクセになるんだよね~♡ふひひ♡」
朝っぱらからキマってんな……
「お兄ちゃん、なんだかんだ言いつつもさ、結局あの後私をオカズに7回もシコってんじゃんw♡どんだけ妹のこと好きなんだよ、このシスコン野郎w!♡にしし♡」
自惚れるな、妹よ。
お前が担ったのは、7分の1だけだぞ……
フリフリ、フリフリ。
クソッ、仕切り直そうとわざわざ後編へ話を跨いだというのに、尚も尻を振り続けているとは、我が妹ながらなんて鬱陶しいヤツなんだ。
この粘着質な面倒くさいしつこさと、煽るように尻を振るそのムカつく動き……某電鉄すごろくゲームの貧乏神か己は!
委員長のトレビアンヒップを差し置いて、こんな著しく価値の低い低俗なケツで妥協しては、プロオナニストの名が廃るというもの……
なにより、俺の”漢”としてのプライドが許さねぇ!
青山和哉は、今日のファーストエクスタシーを委員長のあのお尻に捧げると誓ったんだ!
プリプリ、プリプリ。
「遠慮しなくていいんだよ~♡あたしのお尻でシコシコぴゅっぴゅっして~ん♡」
イラッ。
目の前で興味のない尻を振られるという行為が、これ程までに不愉快かつ目障りとは……
この後委員長のお尻で気持ち良く抜くためにも、なんとしても、シコらずにこの貧乏神のケツ振りを止めなければ……
……よし、この作戦でいくか。
「なぁ円香、お前、明日から始まる性力の達人の攻略についての打ち合わせをしに来たんだろ。俺のオナニーはとりあえず置いといてさ、その話し合いをしようじゃないか!」
「そんなの、別に後からでいいじゃん!私は、今すぐお兄ちゃんのオカズになりたいの!私のプリティなお尻をオカズに、お兄ちゃんにシコシコぴゅっぴゅっしてもらいたいの!」
どっから湧いてくるんだ、その奇天烈な欲求は……
「……俺だってそうしたいのは山々なんだが……でも、それ以上に性力の達人攻略に向けての話し合いの方が俺たちには重要だろ」
「なんで?私の生尻よりも重要な事なんて、この世には存在しないでしょ!」
いや、いっぱいあるだろ……
少なくとも、目の前のこのプリティ(笑)な生尻よりかは、画面の中の委員長のお尻の方が数億倍価値があるのは確かだ。
白河さんのお楽しみエチエチヒップに比べたら、お前のそのケツなんぞ、刺身のツマとかサンドイッチに添えられてるパセリみたいなもんだ。
……なんて事を告げるわけにもいかず、その思いは喉元に留めて話を続ける。
「円香、俺がなんでお前の生尻を差し置いて、性力の達人攻略に躍起になっているかわかるか?」
「あれでしょ!どうせスケベなお兄ちゃんの事だから、早く新しい変態女と出会いたいだけでしょ!私というスーパー美少女がいつも一緒にいるのに、ほんと浮気性なんだから、ぷんぷん!」
「違う、そうじゃないんだよ、円香」
「じゃあ、なんでなの?何か他に理由があるの?」
「知りたいか、本当の理由を」
「うん!教えてよ、お兄ちゃん!私、理由を知りたいよ!……尻だけに、知りたいってねwなんつってw」
プリプリ。
イラッ。
た、耐えろ、耐えるんだ俺!
委員長の尻で気持ちよく抜くために、今は殺意を押し殺せ、青山和哉!
「理由はな、その……お前と早くセックスがしたいからだ///」
「……はにゃ!?///」
「俺はな、早く性力の達人を攻略して、お前とセックスがしたいんだよ、円香!///お前の生尻をオカズにシコるのも、そりゃあ魅力的だけど、俺はそれ以上に、お前のマンコにこのちんぽをぶっ挿して、2人で一緒に気持ち良くなりてーんだよ!///」
「はにゃにゃ!?///」
「だから円香、俺たち2人のセックスの為に、今はその”あたシコ”の衝動を抑えて、一緒に性力の達人の攻略に向けての話し合いをしようぜ!」
「ふにゅ~///……わ、わかったよ///お兄ちゃんがそこまで言うなら、ミーティングを始めよっかな///」
よかった~、コイツがチョロインで助かった~。
アホだけど、その分思考回路が単純だから、誘導しやすくて助かるぜ。
「妹とそんなにセックスがしたいとか、お兄ちゃんはほんと、どうしようもないシスコン野郎なんだから、まったくもぅ……えへへ///」
その、幸せそうな締まりのないふにゃふにゃの照れ顔を見て思う。
……たまには、素直にデレてやるのも悪くはないのかな、と。
「そんじゃ!改めまして、性力の達人攻略に向けたミーティングを始めます!いぇーい、ドンドンパフパフ!」
「あの~、円香さん、とりあえずその丸出しの乳と尻をしまってもらっていいですか?」
「そんな、照れなくていいのに♡」
違う、ただただ目障りなんだよ。
「まぁ、読者サービスの一環ということで、このマヌケな格好のまま話を進めてくよ!」
マヌケだという自覚がありながらも、構わず実行してくるのがコイツの厄介なところだ。
「そんな押し付けがましいサービスシーンがあってたまるか。ドコに需要があるってんだ」
「需要しかないでしょ!見よ、この現役JKのFカップおっぱい!」
ぽよよん♡
……俺にしか見えてないんだよなぁ。
「見よ!この現役JKの安産型の桃尻!」
ぷりりん♡
……だから、俺以外には見えてねーんだって。
「今後も、ジャンジャンバリバリサービスしていくので、人気投票開催の暁には、是非とも【青山円香】へ清き1票をヨロシクお願いします♡」
ぽよよん♡ぷりりん♡
今後、人気投票が開催されるなんてことは有り得ないわけだが、それでも1つだけ確かな事がある……
こんな作品に投じられる1票が、清らかなわけねーだろ!!!
「んで、話を戻したいんだが、次に攻略する変態女はどんなヤツなんだ?」
「ふっふっふっ、聞いて喜べ!次のターゲットはお兄ちゃんももちろんご存じの、江口杉学園第3位の美少女だよ!」
「3位ってなると、水泳部の水上か!?アイツ、あんな健全なスポーツ少女ってナリのくせして、変態女だったのかよ!?」
「ん?違うよ?茶道部の3年生、桃瀬春子さんだよ!」
「……はぁ?桃瀬が3位だと?」
何を言ってるんだ、コイツは?
ソレは、おかしいだろ。
3位以下の順位の変動に関しては、各個人の趣味嗜好による影響を受けるとは思うが、当学園の上位2名の選出においては、一切の例外の余地は無い。
1位、緑川楓。
2位、桃瀬春子。
この2人の序列は”絶対”だ。
美少女が異様に多い我が江口杉学園においても、この2人だけは特に別格。
明らかに”モノ”が違う。
と言っても、決して他の女子たちのレベルが低いというわけではない。
江口杉学園の女子生徒たちは、何故か異常な程にマジでハイレベル揃いだ。
円香を含め、他の学校なら文句無しでナンバーワンを名乗れるであろう逸材たちが、群雄割拠のようにひしめきあっている。
そんな、”低俗なR18エロweb小説の舞台”にお誂え向きな当学園においても、それでも、緑川と桃瀬の地位が揺らぐことは決して有り得ない。
”1000年に1人”レベルの緑川と、ソレに引けを取らない、”全国の美少女グランプリを余裕で総ナメにできる”レベルの桃瀬。
その圧倒的ツートップの”聖域”に踏み込み、あろうことか取って代わったと吹聴するのは、いったいどこの不届き者だろうか?
呆れを通り越して、その阿呆の名前を是非とも教えてもらいたくなる。
「百歩譲って仮にでも桃瀬が3位だとして、じゃあ2位は誰になるんだよ」
「もちろん、楓さんだよ!」
「……じゃあ、いったい1位は誰なんだよ!?」
「発表します!江口杉学園ナンバーワン美少女は~、ドゥルルルルルルルルルル!」
んな下手くそな巻き舌ドラムロールで煽らなくていいから、さっさと教えろ。
「江口杉学園ナンバーワン美少女は、もちろんこの私、青山円香ちゃんでーす♡イエイ♡」
……
言うと思ったよ!
前にタクシーの運転手にも、自分が学園イチの美少女だとかほざいてたしな、そういえば。
アレはてっきりその場限りのギャグみたいなものかと思っていたのだが、よもや本気の発言だったのか……
緑川と桃瀬の容姿を認知していながらも、それでも尚自分の方が格上だと言い張る彼女のその確固たるズレた自信が、現状のドヤ顔からも残念だが見て取れる。
「楓さんも桃瀬さんも、もちろん相当な美人ではあるけどさ、相手が悪かったよね」ドヤァ
相手が悪かったというよりは、その相手のアタマ,もしくは視力に著しい欠陥があるというのが正確な分析であろう。
アホだアホだとは前々から思ってはいたが、まさかこれ程までの痛い勘違い野郎だったとは……
鏡で自分の姿を見たことがないなんてこともなかろうに、どうしてここまでの認識のズレが発生してしまうのか甚だ疑問である。
「妹が学園ナンバーワン美少女だと、お兄ちゃんも鼻が高くなるでしょ!にしし!」
妹が大嘘つきである事に対して、俺の鼻が高くなるなんてことはないが、お前さんのその鼻が伸びてしまわないか、お兄ちゃんは心配だよ……
って、待てよ、桃瀬が学園ランキング3位だというフェイクニュースのインパクトがデカ過ぎて危うく受け流しかけたが……
「え!?桃瀬春子って、変態女だったの!?」
「うん、実はそうなの。彼女、めちゃくちゃドスケベでド下品な生粋のメス豚なんだよ」
酷い言われようだが、目の前のめちゃくちゃドスケベかつド下品なメス豚がそうまで言うのなら、実際にそうなんだろう。
「にしても、あんな美人さんがド変態だなんて、流石の私も驚いちゃったよ。人は見かけによらないんだね~」
その点に関しては、お前のクラスメイトの女子たちも、まさか憧れの円香ちゃんが、兄の部屋で乳と尻を丸出しにしている変態だとは思ってもいないだろう。
しかし、である。
そう言われてみたものの、やはりニワカには信じがたい情報だ。
”あの”桃瀬春子が変態だという話は、どうしたって俺には納得ができないのだ。
ソレに比べたら、まだ”地球平面説”の方がよっぽど腑に落ちる内容にさえ思えてくる。
清廉潔白を体現したような”大和撫子”の桃瀬春子が、よもや性力の達人とは……
緑川がそうであったのも十分な衝撃ではあったが、桃瀬に対しての驚きようといったらその比ではない。
俺の17年間の人生において、コレは2番目にインパクトが強い”驚き”かもしれない。
ちなみに序列1位は当然、緑川のあのデカ乳輪を初めて目撃した時である。
ほとんど接点の無い俺からして、桃瀬にはむしろ”性”とは対極の位置に存在する”ピュア”そのもののイメージ像を抱いていたので、ある意味で裏切られたような気分だ。
まぁ、それは俺が彼女に一方的にプラトニックな属性を押し付けていただけなので、”当たり屋”みたいなもんだから文句を言う筋合いは無いのは分かってはいるが、だからこそより一層気になってくる。
あの純粋無垢にしか見えない大和撫子の裏の顔とは、いったいどのようなものなのだろうか……
「んで、どうやって桃瀬を攻略するんだ?前回の緑川にやったみたいに、今回もGPSを取り付けて調査したりするのか?」
「いや、今回はね、桃瀬さんの性癖について改めて調査する必要は無いんだよ」
「ん?そうなのか?」
「実はね、もう把握してるんだ、彼女の”絶頂条件”は」
「へ~、いつの間に性癖暴露を使ったんだ?」
「入学して間もない頃に、学園内の全部活を見学がてら巡ってたんだけど、その時にたまたま目撃しちゃったんだよね」
「え?……つまり、桃瀬って、茶道部の部活中に致しちゃってるってことなのか?」
「ちゃってるってことなのです」
桃瀬の家って、確か茶道の桃瀬流の家元だとか聞いた事があるが、良家のお嬢様のくせして、なんてリスキーな事をしでかしてやがるんだ、アイツは。
学校で致すなら、俺のようにトイレの個室で済ませるのが常識的だと思うのだが。
「でも、部活中にヤッてたなら、俺も是非とも観賞したかったな~」
「見たいなら、実際に見に行っちゃう?」
「え?そんな簡単に見れんの?」
「うん、見れるよ。だって桃瀬さん、部活中はほぼ100%ヤッてるからね」
「あの大和撫子、そんなお盛んだったのか……」
「うん、確認の為に何回か茶道部に顔を出した事があったけど、もれなくヤッちゃってました」
「と言われても、やはり信じがたい気持ちが勝つな……」
「だからこそ、明日早速茶道部に行ってみようよ!論より証拠って言うし、お兄ちゃんも実際に自分の目で確認してみればいいでしょ」
「確かに、自分の目で直接確認しないことには、この件は到底納得できんな」
「んじゃ、明日の放課後、一緒に茶道部の部活体験に行こ!部長の桃瀬さんには、いつでも遊びに来ていいよって言われてるし、私の方から昼休みにお願いしておくよ」
「わかった、じゃあ明日、その本丸に乗り込むとするか……でゅふふ♡」
緑川に続き、あの桃瀬春子のオナニーを直接拝見できるとは、なんとも素晴らしい役得だな♡
「って言っても、お兄ちゃんみたいな”素人童貞”には、彼女の”行為”は見破れないと思うけどね~、ぷぷぷw」
「んだよ馬鹿にしやがって。プロオカズハンターの俺が、目の前で致している行為を見逃すわけねーだろ」
「どうだろ、私は見抜けないと思うけどw」
「いや、俺は絶対に見破れる!見逃す事など絶対に有り得ん!」
「そこまで言うなら、勝負しよっか」
「いいだろう、望むところだ!」
「お兄ちゃんが、桃瀬さんがどうやって致しているかを見破れたらお兄ちゃんの勝ち。見破れなかったら、私の勝ち」
「おう、それでいいぜ」
「私が勝ったら、お兄ちゃんは私の願いを1つ叶えること、それでいい?」
「わかった」
「お兄ちゃんが勝ったら、この前みたいに、私のオマンコをティッシュ代わりにオナニーさせてあ・げ・る♡」
「え、あ、いや、それは……勘弁してください」
「もぅ~、そんな照れなくていいのに///また好きなだけ妹のオマンコのナカにぴゅっぴゅっしていいんだよ♡」
「……いや、あの、別の報酬でお願いします」
照れてるわけじゃねーよ、あれ以来トラウマになってんだぞ、こっちは……
結局、『お兄ちゃんが勝つことなんて有り得ないから、考えるだけ無駄だよねw』という青山家の悪役令嬢の一存で、俺の勝利報酬は無しとなった。
まぁ、俺たち兄妹の”不平等条約”は今に始まった事ではないので、今回も受け入れてやることにする。
なにより、桃瀬の情事を生で観賞できるという”役得”が確定している以上、俺としては正直なところ、このくだらない勝負の勝ち負けなどどう転んでも構わんのだがな。
「私が勝ったら、お兄ちゃんに何をさせようかな~、むふふ♡やっぱりアレかな~、いや、せっかくだし、アレの方がいいかな~、ふひひ♡」
……前言撤回。
どうやら今回は、勝ちに拘った方がよさそうだ。
「というわけで、明日の放課後は茶道部に乗り込むからヨロシクね、お兄ちゃん!んじゃ、アリーヴェデルチッチ~♪」
そう言って円香は、行儀悪くバタンッと閉められた扉の音と共に、俺の部屋を跡にした。
……
やっと訪れた、待ち望んだ静寂に包まれる。
やった!ついに邪魔者がいなくなった!
これで、心置きなく委員長のお尻で抜けるぞ!
スマホ画面にその美しいTバック写真を素早く表示させた俺は、イキり勃った肉棒を全力で扱き始めた。
シコシコ、シコシコ。
委員長の尻!委員長のケツ!委員長のヒップ!
白河望美の、ブルーハワイトロピカルTバック!
シコシコ、シコシコ。
「うっ、委員長っ!」
ビュルッ!ビュルルッ!ビュルビュルッ!!!ビュルルッ!ビュルッ……
はぁー、はぁー。
今夜は、熱い夜になりそうだ……
******
シコシコ、シコシコ。
「うっ、望美っ!」
ビュルッ!ビュルルッ!ビュルビュルッ!!!ビュルルッ!ビュルッ……
ふぅ~。
コレで、今夜の射精回数が6回目に達した。
結局オカズの内訳は、委員長4回,夏希1回,緑川1回の配分となった。
俺の今日のコンディション的に、次がラストの発射である。
本日の締めもやはり、夏希に担ってもらうとするか……
デカ尻ポニテDカップ幼馴染のことを想いながら、俺は握り慣れた肉棒を再度激しく扱き始める。
シコシコ、シコシコ。
夏希、夏希、夏希っ!
シコシコ、シコシコ。
(それにしても、ほんと、お兄ちゃんは相変わらずどうしようもないシスコン野郎だよね~w♡むふふ♡)
シコシコ、シコシコ。
(妹とそんなにセックスがしたいとか、お兄ちゃんはほんと、どうしようもないシスコン野郎なんだから、まったくもぅ……えへへ///)
……クソッ、円香のヤツ、脳内でさえ俺の邪魔をしてきやがる。
今日のお前は戦力外なんだ、しゃしゃり出てくるんじゃねーよ!
……そんな可愛い表情を見せつけてきたところで、今日は絶対にお前では抜かねーからな!///
******
翌朝。
朝食を済ませた俺は、身支度を整えるために眠たい目を擦りながら洗面所へと向かう。
その道中、2階からドカドカと行儀の悪い足音を響かせながら階段を降りてきた制服姿の妹と鉢合わせる。
彼女の両の手には、俺の部屋のゴミ箱から今しがた無断で回収してきたであろう、使用済みシコティッシュが握りしめられていた。
「いや~、大漁、大漁♡流石は非モテ思春期男子、昨晩もお盛んだったね♡」
右手に4玉,左手に3玉、合計7玉の”白マリモ”を自らの顔の前に掲げ、えらくご満悦な表情を俺に向けてくるマイシスター。
くんくん、くんくん。
「おえっ、くっさっ!♡お兄ちゃんのおちんぽミルク、相変わらず濃厚すぎて臭すぎなんだが!♡うえっ♡おえっ♡でも、この臭さがクセになるんだよね~♡ふひひ♡」
朝っぱらからキマってんな……
「お兄ちゃん、なんだかんだ言いつつもさ、結局あの後私をオカズに7回もシコってんじゃんw♡どんだけ妹のこと好きなんだよ、このシスコン野郎w!♡にしし♡」
自惚れるな、妹よ。
お前が担ったのは、7分の1だけだぞ……
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