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第三章後半『攻城戦イベント』
第124話 汗をかく仕事
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《遠距離職はタルの迎撃を最優先に。近接職は回り込みを警戒してほしい》
予想通り、爆発タルが絡む攻防になっているようだ。青の本陣は和風の城で水堀に囲まれる。門へと長い橋がかかって渡れるものの、幅には限界があり人数が限られた。
『なんとも厄介な構造でござるな』
『一筋縄ではいきませんね』
『でも破城槌はあるっぽいよ』
橋の手前から木製の大きな器具が門の側に見える。車輪付きで中心に作られた先の尖った丸太が前後の動きを繰り返し、門扉に音を立てて激しくぶつかった。
あれが破城槌なのはすぐに分かる。格好の的だが、屋根を持つ構造で上からの攻撃に対する防御を備えていた。
『お、扉のゲージが一割ぐらい減ってる!』
『やはり必須アイテムでござったか』
観察を続けたところ門の上部に作られた櫓でタルが爆発する。上手くやれば向こうのダメージになる考えも正解だ。とはいえ、完全な対応は難しいのか破壊し損ねたものが破城槌の屋根を局所的に壊す。何度か受けられるほどの耐久力は攻めに良くても、守りに回った場合は頭を悩ませる要素だった。
『うーん、ここでの役割はあまりない感じ?』
『そうですね』
横からくる青装備のプレイヤーたちもパラパラとやってきては倒される。邪魔さえすればという無鉄砲さ。城で復活する明確な利点を活用していた。
『情報収集に見て回りましょう。木の陰にお願いします』
『了解』
赤の本陣近く同様に木々が生える箇所へ身を隠す。まずはスキル範囲増幅剤をキュル助に飲んでもらい、透明化を使った。
『半透明になりました! 正真正銘の忍でござる!』
『これで見えなくなるってマジ?』
『おー、イベントは新鮮なことが楽しめるね』
『奇襲に最適』
コヨミさんが一番に喜んでくれる。実験は成功で、対象が一人のスキルや魔法ならパーティメンバーへ、対象がパーティ単位だと周囲へ効果を増幅させた。ただし、対象を取らず自分自身への効果には意味がないと報告があった。
『全員で侵入できればいいんですが』
『拙者だけでも忍び込み城内をかく乱でござるな。タイミングを窺い外に逃げて、追手を皆さまの元へ誘導致しましょう』
忍者部隊でかき乱す間に門扉を打ち破るのが現実的な案だ。一応、どこかに抜け道がないか探すため水堀を周る。
『平気ですれ違えるねー』
ちらほら向かってくる相手も、警戒状態でなければ足元で起こる砂埃にさえ気づかない。
『攻撃していい?』
『もう少し待ってください』
紅さんの位置が伝わると早くも追われてしまい、情報収集どころではなくなる。有名人も大変だ。
しばらく走ると二か所目の門が見えてきた。大きな扉の真横に暗い通路があって、続々とプレイヤーが現れる。赤の城でも見張り塔から出られたので、その陣営のみが使える場所か。
『門によって違いはなさそうでござる』
『同時に攻めても意味ないんかなー』
『橋の狭さを考えるとさ、待ちぼうけが多くなっちゃうわけだし。俺も俺もって人はいるでしょ』
『楽しんでなんぼってやつか』
結果、本隊は助かるはず。今後は分隊の働きが大事になってくる。
三か所目の門まで来たが特に防御の薄い点はなかった。それぞれが等間隔で、手前の拠点に近い門を攻めるのが効率的だ。
『残念ながら抜け道はありませんでしたね。ではでは、拙者もお試しで囮作戦といくでござる』
『自分たちは木々に隠れて待機します』
『わかりました!』
橋を渡るコヨミさんを見送り、透明化を気取られぬように移動する。木の陰なら単純な不意打ちと思ってくれる。
『忍者はジャンプできるんだっけ』
『あの門、普通に高くね?』
『ふっふっふ、忍に不可能はないでござる!』
遠くから走る勢いに任せて宙へ飛んだのが分かった。櫓に届くと壁を蹴って城内へ入る。あれだけ身軽だと、まったく別のゲーム体験になるのだろう。
『さっすが! かっけー!』
『忍への道は等しく開かれていますよ!』
『ちょっとの浮気はありかも。どうにか飛べればなー』
交換品にジャンプ力強化などの変わり種アイテムはなかった。紅さん一人ならコヨミさんにしがみついて……いや、もしくは……。要検討なアイデアが浮かんでは消える。後で皆に相談して挑戦だ。
《本陣に侵入者あり!》
《門の外で破城槌の建設が始まってる!》
《了解した。城攻めの検証は大方が終わっている。本隊に帯同し倒された者は、拠点ではなく本陣へ戻るように》
相手のカウンターはくると分かっていても焦りが生まれる。
『じっくり城内を調査するのは持ち越しですね。近くのパーティへちょっかいを出して、引っ張ってみるでござる』
『お願いします』
ここに別動隊がいると伝わればきっと戦力を割いて向かわせる。それが紅さんともなれば何人引きつけられるか。このパーティの仕事を理解した行動を心掛けたい。
『ほっと、門を飛び下りました。今のところ、ひとパーティに鬼ごっこへ付き合っていただけています』
『お嬢の一撃で蹴散らせるな!』
『急に紅ちゃんが出てきたらびっくりだよね』
コヨミさんが橋を渡り終え戻ってくる。後ろの五人は逃がすものかと勢いが激しい。魔導書に回復魔法をストックし、切れた透明化を自分にのみかけ直す。
『最高の挨拶、お任せするでござる!』
『フレイムマイト』
木々の間に入ってきたところを紅さんの大剣が襲った。
『おら! 挨拶第二号!』
『やっちゃうよー!』
あっという間に二人のプレイヤーを倒し切る。残りの三人も見事な慌てぶりで、簡単に撃退することができた。
『余裕の勝利!』
『次はどれくらいくるかなー』
『もう一つの通ってきた門に移動しましょう。そこでさらに不意打ちを狙います』
『了解』
マラソンに時間を取られるけれど、命を大事に紅さんがうろつく印象を与える。本陣の防衛も経験したいので、タイミングを見て転移しよう。アイテムが手元に残るうちは死に戻りもマイナスだった。
予想通り、爆発タルが絡む攻防になっているようだ。青の本陣は和風の城で水堀に囲まれる。門へと長い橋がかかって渡れるものの、幅には限界があり人数が限られた。
『なんとも厄介な構造でござるな』
『一筋縄ではいきませんね』
『でも破城槌はあるっぽいよ』
橋の手前から木製の大きな器具が門の側に見える。車輪付きで中心に作られた先の尖った丸太が前後の動きを繰り返し、門扉に音を立てて激しくぶつかった。
あれが破城槌なのはすぐに分かる。格好の的だが、屋根を持つ構造で上からの攻撃に対する防御を備えていた。
『お、扉のゲージが一割ぐらい減ってる!』
『やはり必須アイテムでござったか』
観察を続けたところ門の上部に作られた櫓でタルが爆発する。上手くやれば向こうのダメージになる考えも正解だ。とはいえ、完全な対応は難しいのか破壊し損ねたものが破城槌の屋根を局所的に壊す。何度か受けられるほどの耐久力は攻めに良くても、守りに回った場合は頭を悩ませる要素だった。
『うーん、ここでの役割はあまりない感じ?』
『そうですね』
横からくる青装備のプレイヤーたちもパラパラとやってきては倒される。邪魔さえすればという無鉄砲さ。城で復活する明確な利点を活用していた。
『情報収集に見て回りましょう。木の陰にお願いします』
『了解』
赤の本陣近く同様に木々が生える箇所へ身を隠す。まずはスキル範囲増幅剤をキュル助に飲んでもらい、透明化を使った。
『半透明になりました! 正真正銘の忍でござる!』
『これで見えなくなるってマジ?』
『おー、イベントは新鮮なことが楽しめるね』
『奇襲に最適』
コヨミさんが一番に喜んでくれる。実験は成功で、対象が一人のスキルや魔法ならパーティメンバーへ、対象がパーティ単位だと周囲へ効果を増幅させた。ただし、対象を取らず自分自身への効果には意味がないと報告があった。
『全員で侵入できればいいんですが』
『拙者だけでも忍び込み城内をかく乱でござるな。タイミングを窺い外に逃げて、追手を皆さまの元へ誘導致しましょう』
忍者部隊でかき乱す間に門扉を打ち破るのが現実的な案だ。一応、どこかに抜け道がないか探すため水堀を周る。
『平気ですれ違えるねー』
ちらほら向かってくる相手も、警戒状態でなければ足元で起こる砂埃にさえ気づかない。
『攻撃していい?』
『もう少し待ってください』
紅さんの位置が伝わると早くも追われてしまい、情報収集どころではなくなる。有名人も大変だ。
しばらく走ると二か所目の門が見えてきた。大きな扉の真横に暗い通路があって、続々とプレイヤーが現れる。赤の城でも見張り塔から出られたので、その陣営のみが使える場所か。
『門によって違いはなさそうでござる』
『同時に攻めても意味ないんかなー』
『橋の狭さを考えるとさ、待ちぼうけが多くなっちゃうわけだし。俺も俺もって人はいるでしょ』
『楽しんでなんぼってやつか』
結果、本隊は助かるはず。今後は分隊の働きが大事になってくる。
三か所目の門まで来たが特に防御の薄い点はなかった。それぞれが等間隔で、手前の拠点に近い門を攻めるのが効率的だ。
『残念ながら抜け道はありませんでしたね。ではでは、拙者もお試しで囮作戦といくでござる』
『自分たちは木々に隠れて待機します』
『わかりました!』
橋を渡るコヨミさんを見送り、透明化を気取られぬように移動する。木の陰なら単純な不意打ちと思ってくれる。
『忍者はジャンプできるんだっけ』
『あの門、普通に高くね?』
『ふっふっふ、忍に不可能はないでござる!』
遠くから走る勢いに任せて宙へ飛んだのが分かった。櫓に届くと壁を蹴って城内へ入る。あれだけ身軽だと、まったく別のゲーム体験になるのだろう。
『さっすが! かっけー!』
『忍への道は等しく開かれていますよ!』
『ちょっとの浮気はありかも。どうにか飛べればなー』
交換品にジャンプ力強化などの変わり種アイテムはなかった。紅さん一人ならコヨミさんにしがみついて……いや、もしくは……。要検討なアイデアが浮かんでは消える。後で皆に相談して挑戦だ。
《本陣に侵入者あり!》
《門の外で破城槌の建設が始まってる!》
《了解した。城攻めの検証は大方が終わっている。本隊に帯同し倒された者は、拠点ではなく本陣へ戻るように》
相手のカウンターはくると分かっていても焦りが生まれる。
『じっくり城内を調査するのは持ち越しですね。近くのパーティへちょっかいを出して、引っ張ってみるでござる』
『お願いします』
ここに別動隊がいると伝わればきっと戦力を割いて向かわせる。それが紅さんともなれば何人引きつけられるか。このパーティの仕事を理解した行動を心掛けたい。
『ほっと、門を飛び下りました。今のところ、ひとパーティに鬼ごっこへ付き合っていただけています』
『お嬢の一撃で蹴散らせるな!』
『急に紅ちゃんが出てきたらびっくりだよね』
コヨミさんが橋を渡り終え戻ってくる。後ろの五人は逃がすものかと勢いが激しい。魔導書に回復魔法をストックし、切れた透明化を自分にのみかけ直す。
『最高の挨拶、お任せするでござる!』
『フレイムマイト』
木々の間に入ってきたところを紅さんの大剣が襲った。
『おら! 挨拶第二号!』
『やっちゃうよー!』
あっという間に二人のプレイヤーを倒し切る。残りの三人も見事な慌てぶりで、簡単に撃退することができた。
『余裕の勝利!』
『次はどれくらいくるかなー』
『もう一つの通ってきた門に移動しましょう。そこでさらに不意打ちを狙います』
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