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決意
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力を貸してくれ!って軽々しく言うなよ。
鬼たがなんだか、知らないが
バケモノ相手に剣なんて、振れる訳ないだろ…
「…桃希さんっ!はやく剣を抜いて下さい
!」
「桃希くん!…君はコイツらを倒せる人男だ!」
沙流と乾が俺に声をかけてるが、
俺からしたらお前ら二人の方がおかしい。
バケモノ相手に、素手同然の装備で攻撃しているし、平然と戦っている。
俺は絶対無理。
「…俺には無理だ…お前ら二人でどうにかしろよ!!」
俺はそう言って逃げようとしたが…
「…桃希さん、まだ夢だと思ってませんか??…これは現実なんです。」
そんなこと、わかってんだよ…。
「この場所に戦える力を持った人
は自分と沙流。そして桃希くんしか居ないんだ!さっき、鬼に追われているおじいさんをみただろ?
君の住む村、女木を守りたくないのか!?」
…吉備じーちゃん。
無事に逃げられたみたいだな。…よかつた。
「…山岡太郎のひとり息子が、こんな男とは思わなかったよ。」
乾はオヤジのこと知ってるのか??
「ガキの頃は、剣術教えてくれたけどあのグータラオヤジの何を知ってるんだよ!!」
「それに、桃希さんは神社に居る師匠からも、教わってますよね?
二人から教わった剣術…女木の為に使って下さい!」
「口調は悪いけど、桃希さんが強くて優しい人っていうのは、この村の人が一番知ってます!」
コイツさらっと俺に悪口言いやがった。
「…さらっと、口調が悪いって、悪口いうなよ、沙流。 しょーがない…やってやるよ!」と俺は家から持ってきた真剣を鞘から抜いた。
「う゛わぁぁぁ!!!」
決意はしたけれど、怖いものは怖い。
叫びながら、鬼に斬りかかる瞬間
俺の中から今まで感じたことのない、力が沸き上がってくるのを感じながら、
無心で目の前の敵鬼を倒して行った。
まるで俺の力でないような、
よくわからない力に戸惑っていた…。
鬼たがなんだか、知らないが
バケモノ相手に剣なんて、振れる訳ないだろ…
「…桃希さんっ!はやく剣を抜いて下さい
!」
「桃希くん!…君はコイツらを倒せる人男だ!」
沙流と乾が俺に声をかけてるが、
俺からしたらお前ら二人の方がおかしい。
バケモノ相手に、素手同然の装備で攻撃しているし、平然と戦っている。
俺は絶対無理。
「…俺には無理だ…お前ら二人でどうにかしろよ!!」
俺はそう言って逃げようとしたが…
「…桃希さん、まだ夢だと思ってませんか??…これは現実なんです。」
そんなこと、わかってんだよ…。
「この場所に戦える力を持った人
は自分と沙流。そして桃希くんしか居ないんだ!さっき、鬼に追われているおじいさんをみただろ?
君の住む村、女木を守りたくないのか!?」
…吉備じーちゃん。
無事に逃げられたみたいだな。…よかつた。
「…山岡太郎のひとり息子が、こんな男とは思わなかったよ。」
乾はオヤジのこと知ってるのか??
「ガキの頃は、剣術教えてくれたけどあのグータラオヤジの何を知ってるんだよ!!」
「それに、桃希さんは神社に居る師匠からも、教わってますよね?
二人から教わった剣術…女木の為に使って下さい!」
「口調は悪いけど、桃希さんが強くて優しい人っていうのは、この村の人が一番知ってます!」
コイツさらっと俺に悪口言いやがった。
「…さらっと、口調が悪いって、悪口いうなよ、沙流。 しょーがない…やってやるよ!」と俺は家から持ってきた真剣を鞘から抜いた。
「う゛わぁぁぁ!!!」
決意はしたけれど、怖いものは怖い。
叫びながら、鬼に斬りかかる瞬間
俺の中から今まで感じたことのない、力が沸き上がってくるのを感じながら、
無心で目の前の敵鬼を倒して行った。
まるで俺の力でないような、
よくわからない力に戸惑っていた…。
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