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夢
霧がかった意識。白く染まった視界に誰かの影が見える。ライトなのか……。もし、ライトなのなら、謝りたい。
「ごめんなさい!」
「大丈夫……じゃないな」
段々と鮮明に、目の前で腕を組んだ男が見えてきた。レイルだ。不機嫌な表情を隠そうともしない。
「ここは」
「繋ぎの泉だ。夢の狭間に危うく流される所だったんだぞ」
レイルの背後、水流が天へと向かって噴き出し、それを中心に泉ができている。その周りにはなにもない。真っ白な雲のようなものが世界を満たしていた。
「夢の狭間……流されるってどういう事だ? 天国じゃないか?」
「お前なぁ……。まぁ、いい。時間がないから聞け。神の力でお前は、夢を感じられる様になった」
「どういうことだ? 夢を感じられるって、見るの間違いじゃないのか?」
「口を挟むな。夢には種類があるが、説明している暇はない。重要なことだけ言っておく」
「え? ま、まって!」
「待てない。死の予言夢を感じる為には、特殊な条件が存在する。それを見つけろ」
「ど、どういうことだ!?」
「死なれる訳にはいかないんだ。兎に角、見つけろ」
レイルの焦りと同調するように、白かった空間が段々と紅く染まっていく。まるで、夕焼けのようだ。
「くそ! もうダメか。ケチな神様だ。それじゃ、互いに頑張ろうぜ。九条 透」
夕焼けよりも紅く染まり、段々とレイルが見えなくなっていく。
「待ってくれ! まだ聞きたいことが!」
レイルへと伸ばした手は、レイルに届かず空を切った。
「後、もう少し優しくなれ」
全てが紅く見えなくなるその刹那に見たレイルは笑っていた。
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初めての投稿です。
結構ノリに任せて書いているのでかなり読み辛いし、分かり辛いかもしれませんがよろしくお願いします。主人公がボーイズでラブするのはかなり先になる予定です。
※ストックが切れ次第緩やかに投稿していきます。