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1章
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「『僕は、ずっと。色んな事されてきたけど、親だから…。家族だから…。そう思っていて、逆に、いらない僕をおいてくれることに感謝していました。でも、ここに来てから、ほんの僅かな時間だけど。今まで、あそこで暮らすよりも楽しかった。それに、ここの人たちは、僕をしっかりと見てくれている。……。ここに居てもいいと言ってくれた。だから、今…は、もう、あなた達の子どもじゃない。…。もう、親戚の人です。も、う、帰ってください。』」
『ありがとう。水の妖精さん。あの、よかったら、お友達になってください。』
『えっ!いいの?嬉しいよ!大好きだよ。エーリル。』
そのやり取りをしている間に、おじいちゃんとラオルが、もう、手加減は要らない。というように、屋敷の外に二人を追い出した。
そして、ニコニコと笑いながら。
「エーリル。流石、僕の弟だね。」
と、親に本心を言えたことを頭をクシャクシャにしながら、褒めてくれた。
「さっ。早速明日。エーリルの部屋を完成させようか。それに、場所も移動して、リオの隣に部屋を作ろう。」
と、ラオルが、リオと僕を見て。微笑ましそうに笑っている。
おじいちゃんは、甘いお菓子を僕の口に突っ込んで。サワサワと、頭を撫でてくれた。
リオも、撫でていたが、なんとなく嫌だったみたいで、避けていた。
『ありがとう。水の妖精さん。あの、よかったら、お友達になってください。』
『えっ!いいの?嬉しいよ!大好きだよ。エーリル。』
そのやり取りをしている間に、おじいちゃんとラオルが、もう、手加減は要らない。というように、屋敷の外に二人を追い出した。
そして、ニコニコと笑いながら。
「エーリル。流石、僕の弟だね。」
と、親に本心を言えたことを頭をクシャクシャにしながら、褒めてくれた。
「さっ。早速明日。エーリルの部屋を完成させようか。それに、場所も移動して、リオの隣に部屋を作ろう。」
と、ラオルが、リオと僕を見て。微笑ましそうに笑っている。
おじいちゃんは、甘いお菓子を僕の口に突っ込んで。サワサワと、頭を撫でてくれた。
リオも、撫でていたが、なんとなく嫌だったみたいで、避けていた。
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