色づく世界の端っこで

星夜るな

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第一章

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「今結果がわかったので発表します。和中さん五十点、香山さん五十五点、夏海くん三十点日比野さん六十二点です。青団八十点。緑団百十七点です。お疲れさまでした。」

それを聞いた途端和中さんは、アチャーという顔で夏海くんは、その場で崩れ落ちた。
香山さんは、んーという顔で日比野先輩は、
「もうちょっとあっても良かったなー。」
と言っていた。


そして、淡々と種目が終わっていく。







そんな感じて障害物競走も終わりを告げた。








片付けも終わり、帰ろうとしたときそこには父がいた。


どうして



「よう!今日は入りやすかったぜ。」

僕は、覚悟を決めて

「一緒には住みません。」
父が笑う。不気味な笑みで

「今日は違う。お前さ。母のこと知ってるか?」

母?なんではなしがでて来るんだろう。


「はい。」


「いや、お前は知らない。」

知らない?



「知ってます。」



「いや、お前が思ってるのは、義母だろ?」


父は、眉を下げながら言った。

こんな父は知らない。

というか義母?
家を出ていった。
育ててくれたのは実母ではない?


頭が混乱してくる。

「やっぱり知らないよな!そうだよな。教えてやろうか?」


ニヤリと笑う。

さっきから情緒不安定だ。



「…。」

父が何かを言いそうになり口を開けた瞬間。


「言うないでくださいよ。」

静かな声で誰かが言った。
この声は…
振り向くとそこには…。










ーーーーーーーー


こんちには筆者です。
一つの出来事で書く話が長いので、障害物競走は、近いうちに番外編として書きたいと思います。

楽しみにしてくださいった方はすみません。

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