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イザナギ学院一年生編
第38話 学園祭最終日。 其の一。
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学園祭最終日。控室にて、俺は龍斗と向かい合っていた。
「やっぱり悠馬と戦うとしたら、決勝戦だと思ってたよ」
「俺もだ」
そう言うと、龍斗は微笑んだ。
「ん?」
「いや。悩み事があったみたいだけど、吹っ切れたみたいだなって」
俺は思わず、龍斗を見る。
「バレてたのか?」
「あれだけ思いつめた顔してたらそりゃあ、ね」
――そんなに顔に出てたのか……。
「ああ、悩みなら吹っ切れたよ」
「そっか」
俺は少し目を逸らしながら、龍斗に言う。
「実はな、龍斗。俺はお前の事が羨ましかったんだ」
「え?」
今度は龍斗が俺の事をまじまじと見つめてくる。
「イケメンだしハイスペックだし、アイツらと同じクラスだし。数年かけて強くなってきた俺にたった二か月程度で追いついて来るし」
――何よりも主人公だしな。
「だけど、俺は勝つよ。この戦い」
――ストーリーなんて関係ねえ、俺は俺の道を進みながら皆を救ってみせる。
俺がそう言うと、龍斗は笑った。
「ふ、ははは。あはは!」
「な、なんだよ? 俺なんか変なこと言ったか?」
龍斗は、涙をぬぐいながら俺にこう返した。
「ごめんごめん。まさか、悠馬からそんなことを言われる日が来るなんて」
「どういう……?」
「悠馬。実は僕も悠馬の事が羨ましかったんだ」
龍斗は、そのまま言葉を続けた。
「モテないモテないって自分で言ってる癖して、滅茶苦茶モテてるし。凄く強くて、誰よりも勇敢だし。それに、みんなから頼りにされて信頼もされてる。悠馬なら大丈夫だってね」
――そっか……お互い様だったんだな。
「マジか」
「うん。だから、この戦い。負けてはあげられないな」
「じゃあ、お互い全てを出し切って全力でぶつかろうぜ! 負けても恨みっこないしだからな!」
「うん!」
そう言うと、俺達は拳をぶつけあった。
『学園祭最終日! いよいよ選抜戦Cブロック決勝戦の選手たちの入場だ!!』
俺達が入場すると、いつもより倍近く多く歓声が湧き上がる。
『それでは選手を紹介します! もう言わずと知れた実力者! これまでの試合、圧倒的な戦闘力で対戦相手をねじ伏せてきた鈴木悠馬選手! 決勝戦でも我々にその強さを見せつけてくれるのでしょうか! 学園長、続けて鳴神選手の紹介をお願いします』
――決勝は実況二人なのか……。てか茜が実況やんのか。
俺の紹介が終わると、次は龍斗の紹介に移る。
『悠馬に対するのは、期待の超新星。鳴神龍斗選手だ。第二回戦では現在処分が検討されている有田智貴選手の、卑劣な脅しと罠に膝を屈しかけるも、土壇場で赤い鎧のようなものを纏い逆転したのは印象的だったな。続く第三回戦でもその力を存分に発揮して、同じSクラスで実力は格上だったハズの黒井狂夜に勝利したのは驚かされた』
黒井狂夜。スキルにより暴走状態となる事で超攻撃的になる、本来であれば龍斗の決勝で戦う相手だったのだが……。
――どうやら俺がいるせいで、決勝じゃなくて準決勝にズレたらしいな。
『それでは両選手、準備はよろしいでしょうか! 3,2,1! 試合開始!』
そうして、俺達の戦いの火蓋が切って落とされた。
「行くよ! 悠馬!」
――チッ! 最初から覚醒を切ってきたか!
試合が始まった途端、悠馬が覚醒を発動させながら突っ込んできたので、俺も神威と疾風迅雷・真を発動させて迎え撃つ。
『おっと! 最初に仕掛けたのは鳴神選手だッ! 鳴神選手は何らかのスキルを発動させ突撃し、同じく鈴木選手も自己強化スキルと思しき物を発動させて迎え撃ったぁ! 望月学園長。あの二人の発動させたスキルは一体……?』
『鳴神選手の方は分からんが、恐らく前に邪神教団の幹部が攻め込んだ時に発動させたスキルだろう。中々に凄まじかったぞ。悠馬のスキルは神威と言うらしい、どうやら加護系のスキルの発展スキルだそうだ。結構なステータス補正が付くとか言ってたな』
『なるほど、聖人ならではのスキルなんですね。ところで……その、鈴木選手と学園長に交友関係があるという噂があるのですが……?』
『ん? 交友関係というか、悠馬は半ば私の弟子のようなモノだからな』
『そ、そうでしたか。道理で無茶苦茶な強さな訳ですね』
『いや。正直、今の悠馬が強いのとそれはあまり関係ないと思うぞ?』
俺は繰り出された悠馬の剣を弾くと、もう片方の剣でがら空きになった悠馬の胴を薙ぎ払おうとするが避けられる。
「ハッ!」
「フッ!」
数合打ち合った後鍔迫り合いに移行したが、龍斗が鍔迫り合い中にスキルを発動させたのを見て、押し切られる直前に身を捻って繰り出されたスキルを躱し、俺は龍斗の肩を蹴り飛ばして距離を取り、体勢を立て直す。
――今度は俺の番だ!
俺はタラリアを発動させて、空中を駆けながら龍斗に襲い掛かった。
「ッ!」
咄嗟に龍斗は俺の発動させたイグニススラッシュを剣で防ぐ。
――ま、早々簡単には行かないよな。だけど!
俺はもう片方の剣でレイスラッシュを発動させ、龍斗に放つ。しかし龍斗は身を翻して後ろに跳び、俺の攻撃を回避した。
――チッ! やってみるか……借りるぞ加藤!
ミラージュデコイを発動させると、デコイに紛れながら俺は龍斗を攻撃する。
「クッ!」
龍斗は俺を見分けようと片っ端から攻撃するものの、攻撃したのは全てデコイだった。
「これで!!」
俺がディメンジョンスラッシュを発動させ龍斗を攻撃しようとした瞬間、龍斗が魔法スキルを発動させるのが見えた。
――あれはドレイク・バースト!?
「しまッ!?」
龍斗が自爆覚悟で地面に放ったドレイク・バーストにより、デコイは全て吹っ飛び俺は視界を塞がれた。
「ハァァァァ!」
「このッ!」
そして龍斗がスキルを発動させながら突っ込んできたので、俺も紫電一閃・真を発動させ、お互いに壁まで吹っ飛びもうもうと土煙が上がる。
「グッ……」
俺が膝を突きながらも、なんとか立ち上がったその時。土煙が晴れ、中から龍装を纏った龍斗が現れた。
「やっぱり悠馬と戦うとしたら、決勝戦だと思ってたよ」
「俺もだ」
そう言うと、龍斗は微笑んだ。
「ん?」
「いや。悩み事があったみたいだけど、吹っ切れたみたいだなって」
俺は思わず、龍斗を見る。
「バレてたのか?」
「あれだけ思いつめた顔してたらそりゃあ、ね」
――そんなに顔に出てたのか……。
「ああ、悩みなら吹っ切れたよ」
「そっか」
俺は少し目を逸らしながら、龍斗に言う。
「実はな、龍斗。俺はお前の事が羨ましかったんだ」
「え?」
今度は龍斗が俺の事をまじまじと見つめてくる。
「イケメンだしハイスペックだし、アイツらと同じクラスだし。数年かけて強くなってきた俺にたった二か月程度で追いついて来るし」
――何よりも主人公だしな。
「だけど、俺は勝つよ。この戦い」
――ストーリーなんて関係ねえ、俺は俺の道を進みながら皆を救ってみせる。
俺がそう言うと、龍斗は笑った。
「ふ、ははは。あはは!」
「な、なんだよ? 俺なんか変なこと言ったか?」
龍斗は、涙をぬぐいながら俺にこう返した。
「ごめんごめん。まさか、悠馬からそんなことを言われる日が来るなんて」
「どういう……?」
「悠馬。実は僕も悠馬の事が羨ましかったんだ」
龍斗は、そのまま言葉を続けた。
「モテないモテないって自分で言ってる癖して、滅茶苦茶モテてるし。凄く強くて、誰よりも勇敢だし。それに、みんなから頼りにされて信頼もされてる。悠馬なら大丈夫だってね」
――そっか……お互い様だったんだな。
「マジか」
「うん。だから、この戦い。負けてはあげられないな」
「じゃあ、お互い全てを出し切って全力でぶつかろうぜ! 負けても恨みっこないしだからな!」
「うん!」
そう言うと、俺達は拳をぶつけあった。
『学園祭最終日! いよいよ選抜戦Cブロック決勝戦の選手たちの入場だ!!』
俺達が入場すると、いつもより倍近く多く歓声が湧き上がる。
『それでは選手を紹介します! もう言わずと知れた実力者! これまでの試合、圧倒的な戦闘力で対戦相手をねじ伏せてきた鈴木悠馬選手! 決勝戦でも我々にその強さを見せつけてくれるのでしょうか! 学園長、続けて鳴神選手の紹介をお願いします』
――決勝は実況二人なのか……。てか茜が実況やんのか。
俺の紹介が終わると、次は龍斗の紹介に移る。
『悠馬に対するのは、期待の超新星。鳴神龍斗選手だ。第二回戦では現在処分が検討されている有田智貴選手の、卑劣な脅しと罠に膝を屈しかけるも、土壇場で赤い鎧のようなものを纏い逆転したのは印象的だったな。続く第三回戦でもその力を存分に発揮して、同じSクラスで実力は格上だったハズの黒井狂夜に勝利したのは驚かされた』
黒井狂夜。スキルにより暴走状態となる事で超攻撃的になる、本来であれば龍斗の決勝で戦う相手だったのだが……。
――どうやら俺がいるせいで、決勝じゃなくて準決勝にズレたらしいな。
『それでは両選手、準備はよろしいでしょうか! 3,2,1! 試合開始!』
そうして、俺達の戦いの火蓋が切って落とされた。
「行くよ! 悠馬!」
――チッ! 最初から覚醒を切ってきたか!
試合が始まった途端、悠馬が覚醒を発動させながら突っ込んできたので、俺も神威と疾風迅雷・真を発動させて迎え撃つ。
『おっと! 最初に仕掛けたのは鳴神選手だッ! 鳴神選手は何らかのスキルを発動させ突撃し、同じく鈴木選手も自己強化スキルと思しき物を発動させて迎え撃ったぁ! 望月学園長。あの二人の発動させたスキルは一体……?』
『鳴神選手の方は分からんが、恐らく前に邪神教団の幹部が攻め込んだ時に発動させたスキルだろう。中々に凄まじかったぞ。悠馬のスキルは神威と言うらしい、どうやら加護系のスキルの発展スキルだそうだ。結構なステータス補正が付くとか言ってたな』
『なるほど、聖人ならではのスキルなんですね。ところで……その、鈴木選手と学園長に交友関係があるという噂があるのですが……?』
『ん? 交友関係というか、悠馬は半ば私の弟子のようなモノだからな』
『そ、そうでしたか。道理で無茶苦茶な強さな訳ですね』
『いや。正直、今の悠馬が強いのとそれはあまり関係ないと思うぞ?』
俺は繰り出された悠馬の剣を弾くと、もう片方の剣でがら空きになった悠馬の胴を薙ぎ払おうとするが避けられる。
「ハッ!」
「フッ!」
数合打ち合った後鍔迫り合いに移行したが、龍斗が鍔迫り合い中にスキルを発動させたのを見て、押し切られる直前に身を捻って繰り出されたスキルを躱し、俺は龍斗の肩を蹴り飛ばして距離を取り、体勢を立て直す。
――今度は俺の番だ!
俺はタラリアを発動させて、空中を駆けながら龍斗に襲い掛かった。
「ッ!」
咄嗟に龍斗は俺の発動させたイグニススラッシュを剣で防ぐ。
――ま、早々簡単には行かないよな。だけど!
俺はもう片方の剣でレイスラッシュを発動させ、龍斗に放つ。しかし龍斗は身を翻して後ろに跳び、俺の攻撃を回避した。
――チッ! やってみるか……借りるぞ加藤!
ミラージュデコイを発動させると、デコイに紛れながら俺は龍斗を攻撃する。
「クッ!」
龍斗は俺を見分けようと片っ端から攻撃するものの、攻撃したのは全てデコイだった。
「これで!!」
俺がディメンジョンスラッシュを発動させ龍斗を攻撃しようとした瞬間、龍斗が魔法スキルを発動させるのが見えた。
――あれはドレイク・バースト!?
「しまッ!?」
龍斗が自爆覚悟で地面に放ったドレイク・バーストにより、デコイは全て吹っ飛び俺は視界を塞がれた。
「ハァァァァ!」
「このッ!」
そして龍斗がスキルを発動させながら突っ込んできたので、俺も紫電一閃・真を発動させ、お互いに壁まで吹っ飛びもうもうと土煙が上がる。
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