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第十八話
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それから数日後。
風邪もすっかり治って元気になった楓は、いつもどおりにキッチンに立ち、料理を作っていた。
私は、そんな楓の傍に立ち、笑みを浮かべて訊いてみる。
「何かお手伝いするようなことはあるかな?」
「特にないよ。…それよりも。いつまでメイド服姿のままでいるつもりなの?」
楓は、私の服装が気になるのかそう聞き返してきた。
たしかに、私の今の服装はメイド服だ。
風邪をひいてしまった楓に『ご奉仕』しようと思ってメイド服姿でいたんだけど、治ってしまった後もすっかりクセになってしまい、このままの格好なのである。
たしか楓は、脚フェチだと思ったから、こうしてスカート越しから覗く美脚を見せつけていれば、何かしらのアクションを仕掛けてくるだろう。
そう思っていたのだが。
楓は料理に集中していて、私のことを見ていないようだった。
私は、もじもじとした態度で言う。
「それはその……。弟くんが、私の気持ちに気づくまでだよ」
「香奈姉ちゃんの気持ち? それって……」
「もう! 弟くんったら、鈍感なんだから! この格好でいるってことは、弟くんにしてほしいがあるからなんだよ」
「何をしてほしいの?」
楓は、料理をする手を止めて、こちらに向き直る。
この格好でしてほしいことと言えば、一つしかないと思うんだけど……。
「それは……。恋人同士のカップルがよくやるアレだよ」
「アレって、もしかしてキスのこと?」
「おしい! キスもいいけど、それの一歩か二歩手前のことだよ」
「なんだろう? 想像つかないな……」
「そっか。わからないか……。それなら、仕方がないな」
私は、楓の傍に寄り添い、ギュッと抱きしめた。
本人に自覚がないのなら、こうやってわからせるしかないと思ったのだ。
まったく。
弟くんときたら、こういうのには消極的なんだから。
「香奈姉ちゃん」
「何? キスしたくなったの? 私は、いつでも準備オッケーだよ」
「いや。料理が焦げちゃうなって思って……」
「何よもう! 私よりも、料理の方が気になるの?」
「そういうわけじゃないけど、オムライスはさすがにね。目を離すわけにはいかないし……」
楓は、バツが悪そうにそう言う。
まぁ、卵料理は目が離せないのはたしかだけど。
「わかったわ。それじゃ、夕飯を食べた後で続きをしましょ。それでいいよね?」
「う、うん。香奈姉ちゃんがいいのなら……」
「もちろん、いいわよ。私なら、いつでも──」
私は、胸元に手を添えてそう言っていた。
こうする事の意味は、楓にはよくわかっているはずだ。たぶん……。
お風呂の時間。
楓は、体を温めるようにゆっくりと湯船に浸かっていた。
「ふぅ。なんか久しぶりのお風呂だな」
「うーん。気持ちいい」
私も、約一週間ぶりに楓とお風呂に入っているせいか、体を思い切り伸ばす。
楓が、ちゃんと私の体を支えててくれるので解放的に入れているわけだが。
せっかくなんだし、私のおっぱいをたくさん揉みしだいてもいいんだけどな。二人きりなんだし。
そんな事、とてもじゃないけど、私の口からは言えない。
「ねぇ、弟くん」
「何? 香奈姉ちゃん」
「風邪も治ったことだし、セックスでもしてみる?」
「セックスって……。それは、さすがに……。まだあそこが元気な状態じゃ……」
楓は、恥ずかしさのあまり赤面してそう言った。
言ってみただけなのに、本気にしちゃうなんて。
意外と真面目なんだな。
私は、楓の大事なあそこに手を近づけていき、そのままその箇所を掴んだ。
「うっ」
楓は、ビクンと体を震わせる。
私は、構わずににぎにぎと手を動かす。
たしかに、少し元気がない。
「たしかに元気な状態じゃないね。これは、私が看病する必要があるかも」
私の手のマッサージで元気にしてあげようと思ったが、楓は意外にも抵抗してきた。
「ちょっと……。やめてよ。香奈姉ちゃん」
「やめてほしかったら、はやく元気になりなさい。それ!」
私は、さらに手の動きを激しくして刺激する。
途端、楓の大事なあそこは、ちゃんと勃起した。
それだけじゃ、ダメなんだよね。
ちゃんとしたセックスができるようになるには、もっと元気な状態じゃないと。
「ちょっ……⁉︎ 何を……」
「ちょっとしたマッサージだよ。こうしたら、弟くんのあそこも元気になるんじゃないかな」
「香奈姉ちゃんが、そんなことをするなんて……。それなら、僕は──」
楓は、そう言って私のおっぱいに手を添える。それも両方のおっぱいにだ。
添えるだけなら、まだいい。
楓は、大胆にも私のおっぱいを揉みしだいてきた。
「んっ。弟くん⁉︎ その揉み方は──。ちょっと待って。あんっ」
私は、変な気持ちになって声をあげる。
「香奈姉ちゃんがやめないなら、僕もやめないよ。…どうする?」
そう言いながら、楓はさらにおっぱいをにぎにぎと揉んできた。
それは冗談じゃなくて本気なんだろう。
ただでさえ、女の子のおっぱいは意外と敏感な箇所だ。
揉まれ続けたら、私自身どうなるかわからない。
もしかしたら、楓より先にイってしまうかもしれない。
だけど──
「やってみればいいじゃない」
「え……」
私の言葉に、楓は呆然となる。
すかさず私は言う。
「弟くんがそうしていて気持ちいいと思うのなら、最後までやりなさい。私も、弟くんが元気になるまでやり続けてあげるから」
「え、いや……。僕は、そんなつもりじゃ……。たしかに香奈姉ちゃんのおっぱいは、揉んでいて気持ちいいけど……」
楓は、そう言っておっぱいを揉むのをやめて、優しく撫で始める。
気のせいか、乳房の先端を特にも大事に触っているような。
この際、どっちでもいいか。気持ちいいことには変わりないから。
私は、ゆっくりと楓のあそこから手を離す。
楓のあそこは、ちゃんと元気になってくれたようだ。
「よし! これで心置きなくセックスができるね」
「ホントにセックスするの?」
「そんなの当たり前じゃない。あの時のセックスから、だいぶ期間が経ってるんだよ。そろそろ、欲しいかなって……」
先に湯船から出ると、私はその場に腰を下ろし両手を広げ、楓のことを待つ。
楓の部屋でセックスをすることも考えたが、それだと私が声を上げた時に隆一さんがやって来そうなのでやめておいたのだ。
「さっき言ってたキスの一歩か二歩手前の行為って、まさかセックスのことじゃないよね?」
「違うよ。お風呂場でのセックスは、私たちのスキンシップみたいなものだよ。私がさっき言ったその行為は、あくまでも楓の部屋でやるんだから、これからやるセックスとは別物だよ」
「これからやるセックスの方が、あきらかに重い気がするんだけど……」
「そんなに重く考えなくていいよ。私を抱くだけだっていうイメージでやれば、なんてことはないよ」
「そうなのかな……」
楓は、そう言って湯船から上がり、そのまま私を抱きしめてくる。
後は、楓のあそこを私の中に挿れるだけなんだけど。
これがなかなか難しかったりする。
楓は、本能的に拒否してるのか私の中に挿れようとしないのだ。
挿れやすくなるようにそっと当てがうのだが、楓はあきらかに拒否している。
「私とセックスするのは、嫌?」
「嫌じゃないけど。ゴムが……」
「ゴムなんて、あって無いような物なの。弟くんだって、私の中に挿れる時に、そんなことをいちいち考えたりしないでしょ」
「それは、そうだけど……」
「それに、私とセックスをすることのメリットだってあるんだよ」
「メリット? それって?」
「そんなことくらい、自分で考えなさいよ」
「う、うん」
私の言葉に少し納得したのか、楓は迷いなく私の中に挿れてきた。
この前とは違い、今回はスムーズに入っていく。
途端、私の体全身に電気みたいなのが走る。
「あんっ」
喉の奥からは、私の艶やかな声が出てきた。
楓は、私の喘ぎ声に反応するかのように抱きしめてくる。
私の中に差し込まれた楓のあそこは、さらに私の中を心地良いくらいの感度で抉っていく。
しかし、すぐに行き止まりのところにたどり着き、奥のところをトントンと叩いてくる。
「あっ……。あっ……。あうっ……」
私は、ビクンと体を震わせながらも、楓の体を抱きしめていた。
なにものにも変えがたいこの感覚は、楓とのセックスでしか味わえない。
「どう? 香奈姉ちゃん。気持ちいい?」
「うん。もっとやってよ。弟くん」
「射精はなるべくしないからね」
楓の言葉に、私は言い返すことができずコクコクと頷いていた。
楓も、すっかりその気になったのか何度も挿れたり出したりを繰り返す。
「あっ……。あんっ……」
私の体はどんどん素直になっていき、楓の動きに合わせて、私の体が動いていく。
まるで歯車がちゃんと噛み合ったかのように。
私の喘ぎ声を、楓はどんな気持ちで聞いているんだろう。
今の私にはよくわからない。
だけど大好きな人とのセックスはとても気持ちいい。
風邪もすっかり治って元気になった楓は、いつもどおりにキッチンに立ち、料理を作っていた。
私は、そんな楓の傍に立ち、笑みを浮かべて訊いてみる。
「何かお手伝いするようなことはあるかな?」
「特にないよ。…それよりも。いつまでメイド服姿のままでいるつもりなの?」
楓は、私の服装が気になるのかそう聞き返してきた。
たしかに、私の今の服装はメイド服だ。
風邪をひいてしまった楓に『ご奉仕』しようと思ってメイド服姿でいたんだけど、治ってしまった後もすっかりクセになってしまい、このままの格好なのである。
たしか楓は、脚フェチだと思ったから、こうしてスカート越しから覗く美脚を見せつけていれば、何かしらのアクションを仕掛けてくるだろう。
そう思っていたのだが。
楓は料理に集中していて、私のことを見ていないようだった。
私は、もじもじとした態度で言う。
「それはその……。弟くんが、私の気持ちに気づくまでだよ」
「香奈姉ちゃんの気持ち? それって……」
「もう! 弟くんったら、鈍感なんだから! この格好でいるってことは、弟くんにしてほしいがあるからなんだよ」
「何をしてほしいの?」
楓は、料理をする手を止めて、こちらに向き直る。
この格好でしてほしいことと言えば、一つしかないと思うんだけど……。
「それは……。恋人同士のカップルがよくやるアレだよ」
「アレって、もしかしてキスのこと?」
「おしい! キスもいいけど、それの一歩か二歩手前のことだよ」
「なんだろう? 想像つかないな……」
「そっか。わからないか……。それなら、仕方がないな」
私は、楓の傍に寄り添い、ギュッと抱きしめた。
本人に自覚がないのなら、こうやってわからせるしかないと思ったのだ。
まったく。
弟くんときたら、こういうのには消極的なんだから。
「香奈姉ちゃん」
「何? キスしたくなったの? 私は、いつでも準備オッケーだよ」
「いや。料理が焦げちゃうなって思って……」
「何よもう! 私よりも、料理の方が気になるの?」
「そういうわけじゃないけど、オムライスはさすがにね。目を離すわけにはいかないし……」
楓は、バツが悪そうにそう言う。
まぁ、卵料理は目が離せないのはたしかだけど。
「わかったわ。それじゃ、夕飯を食べた後で続きをしましょ。それでいいよね?」
「う、うん。香奈姉ちゃんがいいのなら……」
「もちろん、いいわよ。私なら、いつでも──」
私は、胸元に手を添えてそう言っていた。
こうする事の意味は、楓にはよくわかっているはずだ。たぶん……。
お風呂の時間。
楓は、体を温めるようにゆっくりと湯船に浸かっていた。
「ふぅ。なんか久しぶりのお風呂だな」
「うーん。気持ちいい」
私も、約一週間ぶりに楓とお風呂に入っているせいか、体を思い切り伸ばす。
楓が、ちゃんと私の体を支えててくれるので解放的に入れているわけだが。
せっかくなんだし、私のおっぱいをたくさん揉みしだいてもいいんだけどな。二人きりなんだし。
そんな事、とてもじゃないけど、私の口からは言えない。
「ねぇ、弟くん」
「何? 香奈姉ちゃん」
「風邪も治ったことだし、セックスでもしてみる?」
「セックスって……。それは、さすがに……。まだあそこが元気な状態じゃ……」
楓は、恥ずかしさのあまり赤面してそう言った。
言ってみただけなのに、本気にしちゃうなんて。
意外と真面目なんだな。
私は、楓の大事なあそこに手を近づけていき、そのままその箇所を掴んだ。
「うっ」
楓は、ビクンと体を震わせる。
私は、構わずににぎにぎと手を動かす。
たしかに、少し元気がない。
「たしかに元気な状態じゃないね。これは、私が看病する必要があるかも」
私の手のマッサージで元気にしてあげようと思ったが、楓は意外にも抵抗してきた。
「ちょっと……。やめてよ。香奈姉ちゃん」
「やめてほしかったら、はやく元気になりなさい。それ!」
私は、さらに手の動きを激しくして刺激する。
途端、楓の大事なあそこは、ちゃんと勃起した。
それだけじゃ、ダメなんだよね。
ちゃんとしたセックスができるようになるには、もっと元気な状態じゃないと。
「ちょっ……⁉︎ 何を……」
「ちょっとしたマッサージだよ。こうしたら、弟くんのあそこも元気になるんじゃないかな」
「香奈姉ちゃんが、そんなことをするなんて……。それなら、僕は──」
楓は、そう言って私のおっぱいに手を添える。それも両方のおっぱいにだ。
添えるだけなら、まだいい。
楓は、大胆にも私のおっぱいを揉みしだいてきた。
「んっ。弟くん⁉︎ その揉み方は──。ちょっと待って。あんっ」
私は、変な気持ちになって声をあげる。
「香奈姉ちゃんがやめないなら、僕もやめないよ。…どうする?」
そう言いながら、楓はさらにおっぱいをにぎにぎと揉んできた。
それは冗談じゃなくて本気なんだろう。
ただでさえ、女の子のおっぱいは意外と敏感な箇所だ。
揉まれ続けたら、私自身どうなるかわからない。
もしかしたら、楓より先にイってしまうかもしれない。
だけど──
「やってみればいいじゃない」
「え……」
私の言葉に、楓は呆然となる。
すかさず私は言う。
「弟くんがそうしていて気持ちいいと思うのなら、最後までやりなさい。私も、弟くんが元気になるまでやり続けてあげるから」
「え、いや……。僕は、そんなつもりじゃ……。たしかに香奈姉ちゃんのおっぱいは、揉んでいて気持ちいいけど……」
楓は、そう言っておっぱいを揉むのをやめて、優しく撫で始める。
気のせいか、乳房の先端を特にも大事に触っているような。
この際、どっちでもいいか。気持ちいいことには変わりないから。
私は、ゆっくりと楓のあそこから手を離す。
楓のあそこは、ちゃんと元気になってくれたようだ。
「よし! これで心置きなくセックスができるね」
「ホントにセックスするの?」
「そんなの当たり前じゃない。あの時のセックスから、だいぶ期間が経ってるんだよ。そろそろ、欲しいかなって……」
先に湯船から出ると、私はその場に腰を下ろし両手を広げ、楓のことを待つ。
楓の部屋でセックスをすることも考えたが、それだと私が声を上げた時に隆一さんがやって来そうなのでやめておいたのだ。
「さっき言ってたキスの一歩か二歩手前の行為って、まさかセックスのことじゃないよね?」
「違うよ。お風呂場でのセックスは、私たちのスキンシップみたいなものだよ。私がさっき言ったその行為は、あくまでも楓の部屋でやるんだから、これからやるセックスとは別物だよ」
「これからやるセックスの方が、あきらかに重い気がするんだけど……」
「そんなに重く考えなくていいよ。私を抱くだけだっていうイメージでやれば、なんてことはないよ」
「そうなのかな……」
楓は、そう言って湯船から上がり、そのまま私を抱きしめてくる。
後は、楓のあそこを私の中に挿れるだけなんだけど。
これがなかなか難しかったりする。
楓は、本能的に拒否してるのか私の中に挿れようとしないのだ。
挿れやすくなるようにそっと当てがうのだが、楓はあきらかに拒否している。
「私とセックスするのは、嫌?」
「嫌じゃないけど。ゴムが……」
「ゴムなんて、あって無いような物なの。弟くんだって、私の中に挿れる時に、そんなことをいちいち考えたりしないでしょ」
「それは、そうだけど……」
「それに、私とセックスをすることのメリットだってあるんだよ」
「メリット? それって?」
「そんなことくらい、自分で考えなさいよ」
「う、うん」
私の言葉に少し納得したのか、楓は迷いなく私の中に挿れてきた。
この前とは違い、今回はスムーズに入っていく。
途端、私の体全身に電気みたいなのが走る。
「あんっ」
喉の奥からは、私の艶やかな声が出てきた。
楓は、私の喘ぎ声に反応するかのように抱きしめてくる。
私の中に差し込まれた楓のあそこは、さらに私の中を心地良いくらいの感度で抉っていく。
しかし、すぐに行き止まりのところにたどり着き、奥のところをトントンと叩いてくる。
「あっ……。あっ……。あうっ……」
私は、ビクンと体を震わせながらも、楓の体を抱きしめていた。
なにものにも変えがたいこの感覚は、楓とのセックスでしか味わえない。
「どう? 香奈姉ちゃん。気持ちいい?」
「うん。もっとやってよ。弟くん」
「射精はなるべくしないからね」
楓の言葉に、私は言い返すことができずコクコクと頷いていた。
楓も、すっかりその気になったのか何度も挿れたり出したりを繰り返す。
「あっ……。あんっ……」
私の体はどんどん素直になっていき、楓の動きに合わせて、私の体が動いていく。
まるで歯車がちゃんと噛み合ったかのように。
私の喘ぎ声を、楓はどんな気持ちで聞いているんだろう。
今の私にはよくわからない。
だけど大好きな人とのセックスはとても気持ちいい。
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