僕の姉的存在の幼馴染が、あきらかに僕に好意を持っている件〜

柿 心刃

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第二十八話

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やっぱり香奈姉ちゃんとの関係って、どこかおかしいかもしれない。
僕にとっては姉的な存在なはずなのに、どうしても変なことを意識してしまう。
それは隣に香奈姉ちゃんがいるからかもしれない。

「どうしたの? なにかあった?」

香奈姉ちゃんは、優しい笑みを浮かべてそう訊いてくる。
着ている寝間着はすっかりと乱れていてブラジャーがチラリと見えてしまっている。
普段はそんなだらしない格好は絶対に見せないのに、僕の前ではなんというか不用心だ。

「ううん。なんでもない」

僕は、香奈姉ちゃんから視線を逸らしてそう返す。
乱れたままの寝間着姿を見せていても、その笑顔が変わらないのがなんともいえない。まるでわざと見せびらかしているかのようだ。
まったく。
お姉ちゃんとは思えないくらいの可愛さだ。
僕のそうした心情がわかってしまうのか、香奈姉ちゃんは悪戯っぽい笑みを浮かべる。

「気になるの?」
「なにが?」

僕はあえてそう言って、とぼけてみせた。
すると香奈姉ちゃんは、ムッとした表情になる。

「私のおっぱいを見てたでしょ? 今──」
「そんなことは……。僕はただ──」
「大丈夫だから。私は怒ったりはしないから──。だから正直になってよ」

香奈姉ちゃんのその発言には、僕の対する信頼度が見え隠れしてしまう。
それを根拠に、香奈姉ちゃんはその大きめな胸を見せびらかすためかその部分を誇張させる。
僕が見ていたところは微妙に違うんだけど……。
どうすればいいんだろうか。この場合──
僕は、香奈姉ちゃんをまっすぐに見つめる。
こうして改めて見ると、やっぱり香奈姉ちゃんのことが気になってしまう。
それは『姉』としての香奈姉ちゃんではなく、1人の『女の子』としての香奈姉ちゃんを見てしまうからだと思う。

「さすがに香奈姉ちゃんに、そんなことはできないよ」
「やっぱり、私のことは『お姉ちゃん』って呼んじゃうんだ? それってなんかひどいな……」

香奈姉ちゃんは、そう言って不満げな表情になる。
なにか悪いことを言ってしまっただろうか?
そんなはずはないと思うんだけど……。

「ご、ごめん。…でも僕には、どうしても香奈姉ちゃんをそんな風には見れなくて……」
「そんな風にってことは、なんとなく意識してるってことかな?」
「それは……。僕にはなんとも──」

勘のいい香奈姉ちゃんのことだから、なんとなく察しているのかもしれない。
それでも今は、なにもする気にはなれないのはたしかなことだ。
僕の大事な箇所は今、それほど元気な状態ではないし。
香奈姉ちゃんがなにかしらのことをしてきた時以外は──なにもしないでおこう。
魅力的な体なのはたしかなのだが……。

「なるほどね。弟くんのものが元気がないんだね? それなら納得できる」
「あ、いや……。そういう意味じゃ……」
「ちょっと待っててね。今、準備するから──」

僕の言葉になにかを察したのか、香奈姉ちゃんは寝間着を脱ぎだす。しかも下着も一緒にである。
香奈姉ちゃんの部屋だからなにをしても自由だけど、いきなり脱ぎだすのはどうなんだろう。
一糸纏わぬ香奈姉ちゃんの姿に、僕はなにも言えなくなってしまう。
視線を逸らすことも安易にはできない。
僕のことを試しているのか?
僕の大事な箇所は、少しだが反応していた。

「あの……。香奈姉ちゃん?」
「やっぱり反応しないんだ?」
「反応ってなんの──」
「私のすっぽんぽんを見て、なにも反応しないのかなって……。弟くんのことだから、これを見たらなにかしら反応するはずだと思うし。まったく反応していないのを見ると…なんとなくショックかも……」

香奈姉ちゃんは、1人でなにやらショックを受けている。
こういう時、香奈姉ちゃんのおっぱいを揉んであげれば喜ぶのかな?
試したことないからどうなんだろう。やってみた方がいいのか?
でも──

「僕だって『男』だよ。そこまでされたら、なにもしないわけには──」
「そっか。それなら頑張ってみよっか?」
「うん」
「それじゃ、どこからいってみる? まずはおっぱいから?」

香奈姉ちゃんは、そう言って胸を下からたくしあげて誇張してくる。
そこまでするくらいの胸の大きさだと、僕の手にも余るんじゃないかと不安になってしまう。
しかし何回も揉んできたから、香奈姉ちゃんのおっぱいは見慣れている。
こういう時は──

「それもいいんだけど…まずはここからかな」

僕は、遠慮なく香奈姉ちゃんの下半身の大事な箇所に手を添える。
彼女の股はちょうど良い具合で開いていたのだ。
ちょっと指を動かせば、中に挿入できるくらいに──

「っ……!」

香奈姉ちゃんは、言うまでもなく顔が真っ赤になった。
怒っているわけではない。
イレギュラーなことに対応できなかったのでびっくりしている…といった様子だ。

「あ、ごめん……。いきなり…だったかな?」

僕は、そっと香奈姉ちゃんの大事な箇所から手を離そうとする。
それについても香奈姉ちゃんは引き留めたりはしない。
あえてそうしないのか、はたまたもっとやってほしいのか──

「弟くんは…したい?」
「えっ?」

それは小声で言ってきたため、よく聞こえなかった。

「弟くんはどうしたいの? この先──」
「僕? それは……」

いつの間にやら僕の手は小さく震えていた。
こういう時、なにをしたらいいのかわからなくて動揺してしまっているのが香奈姉ちゃんにバレているのだろう。

「私の大事な箇所に触れたんだから、責任くらい取ってよね。私だって、恥ずかしいんだから……」
「処女は無くなっているのに?」

僕は、香奈姉ちゃんに聞こえないようにボソリと呟くように言う。

「なにか言った?」

香奈姉ちゃんは、あくまでもフレンドリーな笑顔を浮かべてそう訊いてくる。
どうやら聞こえていたみたいだ。
それでも、こう答えておかないと怒りそうな気がするので、素直には答えない。

「いえ、なんでもないです……。香奈姉ちゃんの裸はとても綺麗だなって──」
「なんか誤魔化されてるような気もするんだけど……。まぁ、いいわ。弟くんだから許してあげる。さっさとやってしまいましょう」

そう言って香奈姉ちゃんは、僕にウインクする。
僕からの何かしらの恩恵を得たいと考えてるのかな。
とりあえずは、香奈姉ちゃんの機嫌を損なわないようにしないと……。
僕は、再び香奈姉ちゃんの大事な箇所に手を添える。

「んっ。もう少し優しくできない?」

香奈姉ちゃんは、ビクッと体を震わせてそう言っていた。
いつもと変わらない触り方をしたつもりだが、僕のちょっとした感情の変化にも気づいていたみたいだ。

「ごめん……。ちょっと強かったかな?」
「ううん。いつもどおりなんだけど。…ちょっとね。私のものが弟くんの指先に対応できないっていうか……」

香奈姉ちゃんの秘部はたしかに濡れてはいるが、指先が挿入できそうなくらいには広がってはいない。
ようするに、今はそれを求めてはいないのだ。
だったら、どうして素っ裸になっているんだろう。
その答えは簡単だった。

「代わりに、弟くんの大きなあそこなら受け入れられそうだよ」

香奈姉ちゃんは、頬を赤くしてそう言ってくる。
それは僕の指を香奈姉ちゃんの大事な秘部に挿入するよりもまずくないか?
なんというか、僕自身も裸に近い状態だから完全に拒否はできないんだが……。
香奈姉ちゃんの素っ裸を見ていて、僕の大事な箇所はすっかり元気を取り戻していたのは、たぶん香奈姉ちゃんも知っているはず。
たぶん、今やってしまったら確実に──

「いや……。気持ちはわかるんだけど、今はそんな気分では──」
「弟くんのは、とっても元気そうじゃない。あとは私に任せてもらえれば──」

香奈姉ちゃんは拒否をさせないつもりなのか、僕の大きくなってしまった大事な箇所を優しく掴み、着ていた寝間着のズボンを下ろし始める。
あらわになった僕の大事な箇所は、いつも以上に大きくなっているように感じた。
これが香奈姉ちゃんの大事な秘部に挿入っていくのかって考えると……。
大好きな香奈姉ちゃんのあられもない姿とその喘ぎ声を想像してしまう。
なんとしてもやめさせないと。

「やっぱりなにもしないっていう選択肢は?」
「ないっ! ここまできたんだから、弟くんも覚悟くらいしておきなさい!」

そう言って、僕の大事な箇所をそのままギュッと握ってくる。
痛くはない…と言えば嘘になるが、今は完全に勃った状態のため、女の子の独特な力で握られてしまうと余計な力が入ってしまう。

「うっ」

僕は、耐えきれずに声をもらしてしまう。
僕だけが知っている。
香奈姉ちゃんの大事な秘部は今、とっても繊細な感じになっていることを──
指は入りそうにはないが、僕のあそこなら易々と挿入っていくだろう。
でもやっぱりダメだ。
僕のあそこの先端は、ちょっと濡れている。
こんなものが香奈姉ちゃんの中に入ったら確実に──
それに気づいた香奈姉ちゃんは、僕の大事な箇所の先端を見て、口元に笑みを浮かべる。

「弟くんのアレだね? やっぱり、ちゃんと反応してるんだね。私としては嬉しいかな」

そして、僕の大事なあそこの先端をティッシュで拭う。
正直こんなことをしても僕の大事なあそこからは、いくらでも液が出てくるだろう。
それはわかっているはずなのに。

「ゴムはないの? あれなら少しは──」
「ダメだよ。…今回は、弟くんのものをダイレクトに感じたいの。だから──」
「いや……。ダメなものはダメで……。そもそも──」
「弟くんは、したくないの?」

香奈姉ちゃんは、なにかをねだるかのようにそう訊いてくる。
いくら香奈姉ちゃんでも、そんなことをねだってくるのは……。
さすがに、今したくないかって言われたら、嘘にはなるが。

「僕は、香奈姉ちゃんと…したいです」

そう答えないと、きっと後悔する。
そんなことを感じてしまって、僕の口からそう言っていた。

「それじゃ、最後までちゃんとしよっか?」
「うん」

やっぱり最後までやらないとダメなのか……。
ここからは僕がリードをして香奈姉ちゃんのことを押し倒していた。
僕のあそこは、ちゃんと香奈姉ちゃんの大事な秘部にいき、中に挿入する直前で止める。
ここで入れようかどうか悩んでしまう。しかし──
香奈姉ちゃんなら、きっと僕のことを受け止めてくれる。
それを知ってのことなのか、香奈姉ちゃんは笑みを浮かべて言った。

「さぁ、はやく私の中に入れちゃってよ?」
「………」

それに対しての返答は、言葉ではなく体で示していた。
僕はその場で寝間着を脱ぐと、香奈姉ちゃんを抱きしめる。

「んんっ!」

僕の大きなあそこは、ずんずんと香奈姉ちゃんの秘部の中へと挿入していく。
途端、香奈姉ちゃんの体がビクンとはねる。
香奈姉ちゃんにとっては、かなり刺激が強かったみたいだ。
お互いに素っ裸の状態で抱きしめ合ってのセックス。
もう何回も体を重ねているはずなのに、足りないと言わんばかりにもれてくる香奈姉ちゃんの喘ぎ声。
香奈姉ちゃんの秘部の奥はどうなっているんだろうか?
それを確認してしまいたくなって、何回も抜き差しを繰り返す。
おっぱいを揉んでいくのもわすれない。

「あんっ! もっと…激しく──」

香奈姉ちゃんはどんどん壊れていってしまい、欲しがる女の子へと変貌していく。
僕にしか見せない姿だ。
やばい。
このままだと香奈姉ちゃんの中に出してしまいそうだ。
こんなことを我慢してしまうのは、どう考えても香奈姉ちゃんに対して申し訳ない。
でも、香奈姉ちゃんのためなら……。
やっぱり中に出してしまうのはやめておこう。
僕は、セックスを中断する。

「これ以上は、限界……」

ゆっくりと僕の大事なあそこを香奈姉ちゃんの秘部から抜いていく。
しかしそれを引き留めたのは香奈姉ちゃんだった。

「ダメ。最後までやってくれないと──」

そのまま僕に抱きついてきてしまい、再び僕の大きなあそこは、香奈姉ちゃんの秘部の中に挿入していく。
香奈姉ちゃんの秘部の中が引き締まっていき、僕の大きなあそこを圧迫してくる。
意図的な感じではないから、自然な流れなんだろう。
この状態が続いたら、いくら僕でも香奈姉ちゃんの中に出してしまう。
頼むから僕の大きなあそこを圧迫するのはやめてほしいな。
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