僕の姉的存在の幼馴染が、あきらかに僕に好意を持っている件〜

柿 心刃

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第二十九話

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いつものことながら香奈姉ちゃんと一緒にシャワーに入るのは緊張してしまう。
いくら後から香奈姉ちゃんが入ってくるとはいえ、どういう姿で入ってくるかによっては、気をつけなきゃいけない。
もしバスタオルすら巻かずに全裸で入ってきたらどうしよう……。
香奈姉ちゃんの場合、あり得ない話じゃないんだよなぁ。
最近だと当たり前のように全裸で入ってくるし……。
こういう時くらいは、落ち着いてシャワーを浴びたいんだけど、香奈姉ちゃんは落ち着かないのかな?
そんなモヤモヤと考えながらシャワーを浴びていた時、浴室のドアが開く。
開けたのは言うまでもなく香奈姉ちゃんだ。
しかもバスタオルを巻いていたのかという期待を裏切って、全裸のままで入ってくる。

「お。ちょうどよかったかな?」

香奈姉ちゃんは、とても嬉しそうな表情でそう訊いてくる。
悪いけどそれに対しての返答は…できなかった。
だって全裸だったし。大きめのおっぱいも下半身の大事なあそこも丸出しだったのだ。
下の方はしっかりと処理しているのかいつものつるぺただった。

「どこ見てるのかな?」
「あ、ごめん……。つい……」
「別に謝らなくてもいいよ。弟くんには、全部見てほしいし……」

香奈姉ちゃんは、そう言って下半身の大事な箇所に手を触れる。
とても恥ずかしそうな表情を浮かべて──

「もしかして、エッチなことを期待しちゃってたりする?」

そう言葉を続けてくる。しかも悪戯っぽい笑みを浮かべて──
その姿を見て期待しない方がどうかしてると思うんだけど……。
ここはあえて反対のことを言った方がいいのかな。
それとも素直になるべきか。

「少しだけ…かな」
「そっか。少しだけ…か。お姉ちゃんとしては、結構期待してもいいと思うんだけどなぁ。実際、ここまで見せているわけなんだし──」

香奈姉ちゃんは、そう言って魅惑のポーズをとってその自慢の裸体を存分に見せつけてくる。
見せられてしまう方としては、目を背けたくなるんだけどな。
香奈姉ちゃんの目の前にいる手前、そんなことはできない。

「せめて胸くらいは隠そうよ……」
「ダメだよ。そんなことしたら、弟くんを楽しませる事ができなくなっちゃう」
「楽しませるって……。シャワーなんだし、一緒に体を洗うくらいしかやる事はないと思うんだけど……」
「あるよ。私のことを抱きすくめる仕事が弟くんにはあるの。もちろん裸でね」

そんなことをしたら、僕の下半身が香奈姉ちゃんの大事なあそこに当たってしまい、理性が保たなくなる。

「それをやったら、確実にその先をやってしまう…よね?」
「むしろやらないの?」
「………」

香奈姉ちゃんの言葉に、僕は押し黙ってしまう。
やるやらないの問題以前に、香奈姉ちゃんがソレを求めてしまっている。
こんなことは、まだ求めてはいけないのに……。

「お。体は素直なんだね」

香奈姉ちゃんは、僕の下半身のあそこを見て笑みを浮かべた。
勃っていたのだ。いつの間にか。
男の本能って、時々自分でもわからないことがある。
やっぱり香奈姉ちゃんの裸体がかなり魅力的なんだろうか。

「あんまり見ないでよ。そんな目で見られてしまうと引っ込んでしまいそうだし」
「それは困っちゃうな。私のところに入りそうなくらいのちょうどいい大きさなのに」

男のあそこを見て『ちょうどいい』とかどうかしてる。
かなりきつそうな感じだと思うんだけど……。
いや。そもそもするつもりはない。

「はっきり言うけど僕は──」
「おっぱいくらいは揉んでもらうからね。絶対に」
「それはさすがに……。やったら確実にその先をやってしまうような……」
「私は、ダメだとは言ってないからね。弟くんが望むような事なら、何をやってもオッケーだよ」

香奈姉ちゃんは、そのままの姿で僕の体に寄り添ってくる。
香奈姉ちゃんを口説くなら今なんだけど、これはこれでちょっと違うような気がする。

「とりあえず、体を洗おうか?」
「うん。そうだね」

そこは同意だったようだ。
さすがにそのままで変なことはできないだろうし。

「汗かいちゃったしね。これからスキンシップをするには必要だよね」
「やっぱりスキンシップはするんだね。わかってはいたけど……」
「当たり前じゃない。今も体が疼いてるんだから──」

香奈姉ちゃんは、下半身の大事な箇所に手を添えてそう言った。
そこに挿入しなきゃダメなのか。
たしかに勃ってはいるけど、それは香奈姉ちゃんの美しい裸体に反応してのことだし。
別にエッチな行為がしたいがための反応ではない。

「ただ抱きすくめるだけだからね。変なことはしないから」
「それだけなの? 私のことはもう好きじゃないんだ?」
「いや、その……。好きだけど……」
「そうだよね。私だって、好きじゃなかったら、こんなことはしないんだけどな」

香奈姉ちゃんは、ムッとした表情でそんなことを言ってくる。
全裸だからかよけいに説得力があるような気がするのは、僕だけだろうか。

「と、とにかく。体を洗ってしまおうよ。とりあえずは、それからかな」
「そうだね。せっかくだから弟くんに洗ってもらおうかな」
「香奈姉ちゃん。お願いだから、冗談はそれくらいにして──」
「冗談なんかじゃないんだけど……。ダメ?」

強請るようにそう言ってくる香奈姉ちゃんが、よけいに可愛かったりする。
仕方ない。

「背中くらいなら」
「ダメだよ。おっぱいも私の大事なあそこもしっかりやってもらわないと」
「洗っているうちに間違って揉んでしまいそうな予感が……」
「別にいいよ。弟くんの手のぬくもりは、とても気持ちいいし」
「絶対にわざとやってるでしょ?」
「さて。どうなんでしょう。私には、何のことかさっぱりわからないな」

そう惚けてみせる香奈姉ちゃんからは、余裕さえ見えていた。
香奈姉ちゃんの裸体を弄るなんて、僕にはできそうにもないんだけど……。
いつものように無意識に体を洗うくらいならできると思うが。
ここで意識しない男なんて、まずいないだろう。

「そういうことなら。遠慮なく洗わせていただきます」

香奈姉ちゃんに怒られたくないので、そう答えることにした。
香奈姉ちゃんは、僕の目の前で両腕を広げてアプローチし始める。

「はやく来て」

そうくると、まずはどこから洗ってしまおうか。
順当にいけばその大きなおっぱいからなんだろうけど、香奈姉ちゃんのことだからそのまま僕に揉ませる気だな。
そうでなかったら、そんなアピールはしてこないし。
できるだけ触りたくないんだけどな。そんな敏感なところは……。

「やっぱり背中からっていうのはダメかな?」
「ダメに決まってるじゃない。私と弟くんの間に遠慮はいらないんだから」

そこまで言われてしまうと、こちらとしてもあきらめるしかないようだ。

「わかったよ。ちょっとの間だけ我慢してね」
「うん」

香奈姉ちゃんは、微笑を浮かべて頷いていた。
香奈姉ちゃんのおっぱいや下半身のあそこはとても敏感な箇所だ。強く洗ってはいけない。
僕は、細心の注意を払いながら香奈姉ちゃんのおっぱいに触れる。
とても柔らかい。
このまま揉みしだいてしまいそうだ。
趣旨が違うので今回はあくまでもスポンジで洗ってあげるだけだが、おっぱいを下から押し上げるだけでも緊張してしまう。

「んっ」

香奈姉ちゃんの声が漏れる。
途端、香奈姉ちゃんは僕の手を掴んでくる。

「ダメだよ。洗うのならきちんと洗ってもらわないと」

さらに僕の手を豊満なおっぱいの先端に触れさせてきた。
先端部はぷにぷにしてて不思議な感触の箇所だ。
ちょっとだけ指で撫でくりまわすと、香奈姉ちゃんの頬がほんのり赤くなる。

「上手だね。私の大事なところの触り方がよくわかってるじゃない」
「あの、その……。柔らかくて……」
「優しく弄ってくれるのは合格点かな」

それ以外にどう触れと?
香奈姉ちゃんのことだから、もっと色々とやってほしいんだろうけど、シャワー中ということもあって我慢してるんだろうな。
だけど僕からしたら香奈姉ちゃんのおっぱいの先端部を弄ってるだけでも、かなりの好感触だ。
柔らかいというかなんというか、心地よいくらいの弾力がある。

「んっ。そんなに激しくされたら……。私、耐えられないかも……」
「やめた方がいいかな?」
「ダメ。そこはしっかりと最後までやってもらわないと──」
「やめるっていう判断はないんだね。香奈姉ちゃんらしいって言えば、そうらしいけど」
「うん。やるからには最後までしっかりしてもらうんだから」

どうやら香奈姉ちゃんには妥協という二文字がないらしい。
それを証拠に、香奈姉ちゃんの下半身の大事なあそこには、僕の下半身の大事なものが当てがわされている。
もう少しだけ位置をずらしたら、確実に挿入しそうな感じだ。
はっきり言っておくが、今の段階でするつもりはない。
しかし、僕の下半身の大事なものはとても素直な反応を見せている。

「弟くん」
「なに?」
「また私とエッチなこと…したいの?」

香奈姉ちゃんは、落ち着かない様子で体をモゾモゾさせてそう訊いてきた。

「いや、したいとかそういうことじゃなくて……。僕はただ──」

僕は、香奈姉ちゃんのおっぱいを優しく揉みしだきながら『言い訳』というものを口に出す。
それを許さないのが香奈姉ちゃんという人だ。

「わかった」

香奈姉ちゃんは、なにを思ったのかその場で振り返り、ゆっくりとした動作で僕の下半身のものを両手で掴む。そして、そのまま先端部を優しく撫で始める。
その気持ちよさといったら、表現できないくらいだった。

「うっ」

僕は、思わず声を漏らす。
これだと引っ込むどころか気持ち良すぎて、よけいに隆起してしまう。
僕の下半身のものは、香奈姉ちゃんの手によって巨大な一物と化した。
それは今までにないくらいの大きさになったかもしれない。

「ちょっと香奈姉ちゃん。これ以上は……」
「ダメ? せっかく立派なものになったのに……」
「…立派にさせて、何をするつもりなの?」
「それは…ねぇ。する事は一つだと思うけど」

香奈姉ちゃんは、思わせぶりな笑みを浮かべてそう言ってくる。
はっきり言っておくが、僕にそのつもりはない。

「エッチなことはしないからね。…言っておくけど」
「してくれないんだ……。ちょっと残念だなぁ。私的には、せっかく気分が乗ってきたのになぁ……」

そんな甘えるような視線で見てきてもダメなものはダメだ。
しかし、その手つきだけはやめてほしい。

「だからって……。僕のものをそんな手つきで触られたら……」
「だって……。弟くんともっと仲良くなりたいんだもん」
「それなら、シャワーから上がった後でも──」
「ダメだよ。…それだと、スキンシップをとることもできなくなっちゃう。今じゃないと、絶対にダメ」

どうしてこのタイミングを狙ってくるんだろうか。
たしかにお互いに『裸』という状況ではあるんだけど。それ以外に何か変わったことはないし。

「何をしてほしいの?」

僕は、おそるおそる訊いてみる。
何をしてくるのかわからないぶんだけ、かえって怖いんだが。
香奈姉ちゃんは、僕に笑みを見せて言った。

「私を頂いちゃってください」
「いや、無理だから」
「無理じゃないよ。やればできるよ」

そうアプローチしてきてもなぁ……。
できる事とできない事があるんだけど。
さすがに今の状況で抱きつくことはできない。

「いいの? 香奈姉ちゃんにもやってほしいタイミングがあるんじゃないの?」
「大丈夫だよ。弟くんになら、何をされたって後悔はないから」

そこまで言われてしまうと、色々と考えてるのがバカみたいだ。
ここまでされたら、むしろ何もしないことの方が失礼だと思うし。
いいよね。一回くらい──

「それじゃ。遠慮なく──。いきます」
「うん。きて──」

香奈姉ちゃんは、無防備な姿を僕に見せつけてくる。
僕は、まず香奈姉ちゃんのおっぱいを揉みしだき、それから下半身の大事な秘部に僕のあそこを挿入させていく。
すっかり大きくなっているので入るかどうか不安だったが、香奈姉ちゃんの中は意外なほどすんなりと入っていった。多少、無理はあったが……。
それにしても、香奈姉ちゃんの中はよく締まってくるな。
貪欲といってもいいくらいに、香奈姉ちゃんは僕のことを求めてくる。

「あんっ」

香奈姉ちゃんの喘ぎ声が聞こえてきたのは、もはや言うまでもない。
それでも求めてくるその貪欲さには、僕も感服するしかなかった。
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