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第一章
プロローグ
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キーンコーンカーンコーン
「授業終わりにするわよ」
「「「「「「「「はあああああああい」」」」」」」
「はああああ終わった終わった!」
「ねえねえ、今日これからどこ行く?」
「カラオケでもいくか・・・?(笑)」
「いいねいいねw そしたら?」
「そうだな・・・」
生徒達が次々に帰っていく。
「さてと。帰ろうかな」
翡翠昌(ひすい しょう)。この物語の主人公である。
ガラガラガラ
「翡翠!」
「おう。ゼク」
この男はぜくと。本名はZexis。海外から日本に来た翡翠の親友だ。
「今日、いのこりか?」
「いや、違うけど」
「一緒に帰ろうぜ」
「いいけど」
「ちょっと~ 私じゃなくて翡翠君に話しかけるってどういうこと?」
如月りくこ。ぜくとの彼女である。
「え、だってお前いのこりだろ? 帰り遅くなるんじゃないのか?」
「待っててよ~ 可愛い彼女だよ?」
「だってお前遅えんだもん」
り「仕方ないじゃん~ 英語苦手なんだもん。のん先生全問正解するまで返してくれなくてさ~」
「・・・」
「ああ! さてはのん先生のこと考えてたな?! 私を差し置いてあの超お色気教師のことを」
「い、いや別に俺は」
「もう翡翠君聞いてよおお」
「聴くも何もまんまみてたぞ、夫婦漫才」
「漫才じゃないもん~」
目をばってんにして翡翠へかけよるりくこ。
「リア充羨ましいんだけど」
「ほほう」
「なんだよその眼は」
「お前も彼女欲しがったりするんだなって」
「まあな。」
「りくこお前にやるよ」
「ちょっと?! あなたそれでも私の彼氏!?」
「遠慮しておく」
「ちょ。それもそれで傷つくんですけど・・・」
「待っててやれよ。可愛いチャーム美女りくこ様だぞ」
「今更おだてられても喜ばないぞーだ」
「あっはは・・・まあ、うん。そうするよ。すまないな、誘っておきながら」
「いや、いいよ。」
「なんなら翡翠君も待っててくれてもいいよ?」
「何のためにだっての」
「私の下僕として」
「断る」
「ケチ」
「彼氏いなければ待っていたけどな
「ごめんね私たち熱愛なの
「なにそれプラチナムカツクからやめてくれない?」
「ふ、私たちの熱愛っぷりを見て羨ましがるといいわ」
「止めてくれ・・・ほんと鬱になる」
「お前も彼女作りなよ」
「そう簡単に出来るかっての・・・」
「須藤(すどう)なんてどうだ?」
チラ
すどうふ「・・・・・・」
須藤文香(すどうふみか)。みな略してすどうふと呼んでいる。
「いや・・・多分付き合ってくれないだろう。」
「・・・・・・」
「いやうん。悪かった。あの無口女とは誰とも話せないよな」
「文香はまあ、入学した当時からの付き合いだけどさ。」
「初耳なんだが。そうなのか? 話してるの見たこと一度もないんだが」
「そうか? よく話してるほうだけどな」
「いつ」
「朝登校中に」
「え」
「登校の時間帯一緒だからよく会うんだ」
「お前ら一緒に登校してるの?
「おう
「頻度は?
「毎日
「信じられない・・・」
「だろうな。学校じゃあまり声出さないしな文香は」
「ん~・・・私も一度も話したことないんだー」
「そうなのか?」
「うん~・・・唯一話したことがない生徒。あの子以外ならもう全校生徒全員お話したことあるのになあ」
「ふうん・・・」
「翡翠君。私の事紹介してよ」
「いいけど」
須藤のところによってく。
「おい、文香。いまの聞いてたか?」
「・・・うん」
凄いちっちゃな声で返答する。
「りくこが話したいんだとさ」
「・・・わかった」
凄いちっちゃな声で返答しながら席を立ち上がりテテテテ。りくこに寄っていく。
「・・・」
「あ・・・あの。初めまして。私りくこ。知ってるとは思うけど」
「・・・」
頷く須藤。
「あ、あの、私須藤さんとお話してみたくて
「・・・・った」
「うん??」
「りっちゃん、今月入って少し太ったよね」
「」
魂が抜けたようにりくこは固まる。須藤はそんな彼女を真顔で見つめていた。
「・・・須藤って変わってんな」
「いやうん。俺もあんな文香は初めて見た」
「・・・昌」
翡翠に駆け寄ってくる須藤。
「ん?」
「校門で待ってるから来て」
「了解」
タタタタタタ
「須藤なんだって?」
「校門で待ってるから来いだと。」
「お前と須藤の関係よくわかんねえ・・・」
「翡翠君、いつも須藤さんと帰るの?」
「いや、帰りは基本的別々かな」
「そなんだ。」
「送ってけばいいのに。ポイント高いぞ?」
「いや俺直でバイトだしいつもは」
「今日はバイトないのか?」
「おう」
「今日は最後まで送ってってやれよ。」
「お~ 気が向いたらなー」
「絶対だぞー」
「報告待ってるからねー」
「おー お前らには絶対報告しないから安心しとけ」
「またせたな」
「うん」
「何の用だ?」
「とりあえず、一緒に帰ろうか」
「お、おう・・・?」
しばらく沈黙しながら帰る
「・・・いいわよ」
「ん? 何が」
「昌の彼氏になってもいいわよ?」
急な提案に言葉がつまってしまう翡翠。
しばらく沈黙。
「い、いや。うん。なんか無理させちゃったかな。ごめんな? でも嬉しかったぞ」
「・・・」
「で、話ってなんだよ」
「・・・」
下を向く須藤。
「今日、このあとゴミ捨ての行くんだよね?」
「ああ。バイト休みだし、今日中に溜まったごみ全部捨てに行きたいんだ」
「そう」
「ああ。でもなんだ。話ってその話?」
「うん」
「学校で話してくれれば良かったのに」
「じーっ・・・」
「学校では極力話してる姿を見られたくないと見た」
「うん」
「お前、可愛いんだからもっと学校で話とかすればモテるぞ?」
「・・・」
(余計なお世話ってか)
「最近あの地域、通り魔事件があるでしょ?」
「今朝もニュースになってたな。」
「ゴミ捨て場は。・・・特に気を付けてね」
「ふうん? お前がそんな心配するなんて珍しいな」
「あなた今日死相出てるから」
「まさか。大丈夫だよそんな心配しなくても。もしそうだったら逃げるさ」
「・・・」
「なんだよ。今日は妙に心配してくれるんだな。」
「・・・」
「大丈夫だ。」
「・・・」
「大丈夫だ。すぐにゴミ捨てて帰るから」
「そう・・・」
「ああ」
「・・・ねえ」
「あん?」
「携帯出して」
「・・・はい。」
ぴっぴっぴっぴっぴっぴっぴっぴ
「はい。」
「何したんだ?」
「私のメールアドレスと携帯番号保存しておいたから。帰ってきたらちゃんと連絡すること。」
「・・・」
「・・・指切り」
「?」
「速やかに帰ること」
「じゃあね」
「また明日学校で」
ガチャン
「・・・様子おかしかったなあいつ。そういえば」
~回想~
「・・・気を付けて」
「今日のあなた死相が出てるから気を付けて」
「ゴミ捨て場は。・・・特に気を付けてね」
「私のメールアドレスと携帯番号保存しておいたから。帰ってきたらちゃんと連絡すること。」
~ ~
昌「・・・いや、まさかな。とりあえず、ゴミ捨て行くか」
「授業終わりにするわよ」
「「「「「「「「はあああああああい」」」」」」」
「はああああ終わった終わった!」
「ねえねえ、今日これからどこ行く?」
「カラオケでもいくか・・・?(笑)」
「いいねいいねw そしたら?」
「そうだな・・・」
生徒達が次々に帰っていく。
「さてと。帰ろうかな」
翡翠昌(ひすい しょう)。この物語の主人公である。
ガラガラガラ
「翡翠!」
「おう。ゼク」
この男はぜくと。本名はZexis。海外から日本に来た翡翠の親友だ。
「今日、いのこりか?」
「いや、違うけど」
「一緒に帰ろうぜ」
「いいけど」
「ちょっと~ 私じゃなくて翡翠君に話しかけるってどういうこと?」
如月りくこ。ぜくとの彼女である。
「え、だってお前いのこりだろ? 帰り遅くなるんじゃないのか?」
「待っててよ~ 可愛い彼女だよ?」
「だってお前遅えんだもん」
り「仕方ないじゃん~ 英語苦手なんだもん。のん先生全問正解するまで返してくれなくてさ~」
「・・・」
「ああ! さてはのん先生のこと考えてたな?! 私を差し置いてあの超お色気教師のことを」
「い、いや別に俺は」
「もう翡翠君聞いてよおお」
「聴くも何もまんまみてたぞ、夫婦漫才」
「漫才じゃないもん~」
目をばってんにして翡翠へかけよるりくこ。
「リア充羨ましいんだけど」
「ほほう」
「なんだよその眼は」
「お前も彼女欲しがったりするんだなって」
「まあな。」
「りくこお前にやるよ」
「ちょっと?! あなたそれでも私の彼氏!?」
「遠慮しておく」
「ちょ。それもそれで傷つくんですけど・・・」
「待っててやれよ。可愛いチャーム美女りくこ様だぞ」
「今更おだてられても喜ばないぞーだ」
「あっはは・・・まあ、うん。そうするよ。すまないな、誘っておきながら」
「いや、いいよ。」
「なんなら翡翠君も待っててくれてもいいよ?」
「何のためにだっての」
「私の下僕として」
「断る」
「ケチ」
「彼氏いなければ待っていたけどな
「ごめんね私たち熱愛なの
「なにそれプラチナムカツクからやめてくれない?」
「ふ、私たちの熱愛っぷりを見て羨ましがるといいわ」
「止めてくれ・・・ほんと鬱になる」
「お前も彼女作りなよ」
「そう簡単に出来るかっての・・・」
「須藤(すどう)なんてどうだ?」
チラ
すどうふ「・・・・・・」
須藤文香(すどうふみか)。みな略してすどうふと呼んでいる。
「いや・・・多分付き合ってくれないだろう。」
「・・・・・・」
「いやうん。悪かった。あの無口女とは誰とも話せないよな」
「文香はまあ、入学した当時からの付き合いだけどさ。」
「初耳なんだが。そうなのか? 話してるの見たこと一度もないんだが」
「そうか? よく話してるほうだけどな」
「いつ」
「朝登校中に」
「え」
「登校の時間帯一緒だからよく会うんだ」
「お前ら一緒に登校してるの?
「おう
「頻度は?
「毎日
「信じられない・・・」
「だろうな。学校じゃあまり声出さないしな文香は」
「ん~・・・私も一度も話したことないんだー」
「そうなのか?」
「うん~・・・唯一話したことがない生徒。あの子以外ならもう全校生徒全員お話したことあるのになあ」
「ふうん・・・」
「翡翠君。私の事紹介してよ」
「いいけど」
須藤のところによってく。
「おい、文香。いまの聞いてたか?」
「・・・うん」
凄いちっちゃな声で返答する。
「りくこが話したいんだとさ」
「・・・わかった」
凄いちっちゃな声で返答しながら席を立ち上がりテテテテ。りくこに寄っていく。
「・・・」
「あ・・・あの。初めまして。私りくこ。知ってるとは思うけど」
「・・・」
頷く須藤。
「あ、あの、私須藤さんとお話してみたくて
「・・・・った」
「うん??」
「りっちゃん、今月入って少し太ったよね」
「」
魂が抜けたようにりくこは固まる。須藤はそんな彼女を真顔で見つめていた。
「・・・須藤って変わってんな」
「いやうん。俺もあんな文香は初めて見た」
「・・・昌」
翡翠に駆け寄ってくる須藤。
「ん?」
「校門で待ってるから来て」
「了解」
タタタタタタ
「須藤なんだって?」
「校門で待ってるから来いだと。」
「お前と須藤の関係よくわかんねえ・・・」
「翡翠君、いつも須藤さんと帰るの?」
「いや、帰りは基本的別々かな」
「そなんだ。」
「送ってけばいいのに。ポイント高いぞ?」
「いや俺直でバイトだしいつもは」
「今日はバイトないのか?」
「おう」
「今日は最後まで送ってってやれよ。」
「お~ 気が向いたらなー」
「絶対だぞー」
「報告待ってるからねー」
「おー お前らには絶対報告しないから安心しとけ」
「またせたな」
「うん」
「何の用だ?」
「とりあえず、一緒に帰ろうか」
「お、おう・・・?」
しばらく沈黙しながら帰る
「・・・いいわよ」
「ん? 何が」
「昌の彼氏になってもいいわよ?」
急な提案に言葉がつまってしまう翡翠。
しばらく沈黙。
「い、いや。うん。なんか無理させちゃったかな。ごめんな? でも嬉しかったぞ」
「・・・」
「で、話ってなんだよ」
「・・・」
下を向く須藤。
「今日、このあとゴミ捨ての行くんだよね?」
「ああ。バイト休みだし、今日中に溜まったごみ全部捨てに行きたいんだ」
「そう」
「ああ。でもなんだ。話ってその話?」
「うん」
「学校で話してくれれば良かったのに」
「じーっ・・・」
「学校では極力話してる姿を見られたくないと見た」
「うん」
「お前、可愛いんだからもっと学校で話とかすればモテるぞ?」
「・・・」
(余計なお世話ってか)
「最近あの地域、通り魔事件があるでしょ?」
「今朝もニュースになってたな。」
「ゴミ捨て場は。・・・特に気を付けてね」
「ふうん? お前がそんな心配するなんて珍しいな」
「あなた今日死相出てるから」
「まさか。大丈夫だよそんな心配しなくても。もしそうだったら逃げるさ」
「・・・」
「なんだよ。今日は妙に心配してくれるんだな。」
「・・・」
「大丈夫だ。」
「・・・」
「大丈夫だ。すぐにゴミ捨てて帰るから」
「そう・・・」
「ああ」
「・・・ねえ」
「あん?」
「携帯出して」
「・・・はい。」
ぴっぴっぴっぴっぴっぴっぴっぴ
「はい。」
「何したんだ?」
「私のメールアドレスと携帯番号保存しておいたから。帰ってきたらちゃんと連絡すること。」
「・・・」
「・・・指切り」
「?」
「速やかに帰ること」
「じゃあね」
「また明日学校で」
ガチャン
「・・・様子おかしかったなあいつ。そういえば」
~回想~
「・・・気を付けて」
「今日のあなた死相が出てるから気を付けて」
「ゴミ捨て場は。・・・特に気を付けてね」
「私のメールアドレスと携帯番号保存しておいたから。帰ってきたらちゃんと連絡すること。」
~ ~
昌「・・・いや、まさかな。とりあえず、ゴミ捨て行くか」
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