配達の仕事から戻ると私の机が無かった

緋色萩

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5.そもそも自分のやらかした事で悪い評価を私へ押し付けてくる

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遅くなりました。誠に申し訳ないです。
待って下さっている方が居りましたらそれはもう本当に、ありがとうございます。



このお話もついに5話目となりました。
創作のお話であったなら、大きく展開が動いたりしてワクワクするようなタイミングの話数だなと思います。
残念ながら、ここにそんなものはありません(断言)。
あるのは私の自虐と不可解な存在『I』の暴虐だけです。



書いていてなんだか泣けてきましたが、脇に置きましょう。
体調が全く戻らないので、一年勤めてきて2回目の休日以外の休みを取りました。


ただし仕事場には行きました。
連絡と他の用があり、結局40分ほどは支店に居ました。
タイムカードは切っていないので全くのただ働きです。



それではタイトルについて。
今までより判り辛いというか、そもそも今まで書いた話全部そんな感じですね。
延々と継続して続いたパワハラについてなので、こんなタイトルになりました。



私はメール便専属で配達するドライバーとして雇われました。
不可解な事に配達に使う車は、数ヶ月経とうが影も形もありませんでした。


なんでも他のセンターで必要になってしまい、後回しになってしまったとの事。
そりゃもうしかたない。何せ、常に人手も車も不足気味なのです。
私は受付業務を手伝い、その合間にドライバー試験を受ける為に勉強をしていました。
この試験に合格しなければ、営業車を運転する許可が出ないのです。


その頃に悲劇が起きました


年度末を迎え、本社から勤め先の支店長が代わるという転勤の指示が下されたのです。
以前の支店長には色々とお世話になり、私は心から残念でした。



やってきたのが『I』です。
こう言ってしまうと何ですが、つまり私の方が勤め先に居る時間としては先輩です。
『I』に敬意という概念を理解するだけの共通認識は望めませんので無意味ですが。


深海の底からやってきた『I』の正体(比喩です)を知らぬ私は、受付業務にやたらと詳しくなりながらも、ドライバーの試験を受ける前日を迎えました。
実は2回目の挑戦でした。1度目は遅い降雪の日で、慌てた私はしっかり落とされました。

試験を合格していない私は練習の際にも誰かを隣に乗せないと、会社の規則にのっとって営業車で公道を走れません。
至極めんどうな事に、練習時において支店長を乗せて走らねばならないという指導項目があったので、私は『I』を助手席に、支店の周りで運転を練習しました。



休憩をした時の事です。『I』は私にこう切り出しました。

「宅急便を配達するドライバーが足りない。そちらに行かないか」


私の受けるメール便専属ドライバーのための試験は、この翌日に行われました。
本気で何を言っているのだろう、と訳がわからなくなったのを覚えています。


とみに人手の足りなかったこのころ、とにかく『I』はドライバーが欲しかったのです。
私が断ると引き下がったのですが、そもそもこの時点で馬脚が見えていました。


このころ、メール便専属のドライバーは見習いの私を含めて3人いました。

一人はお世話になっている先輩ドライバーさん。
一人は『K』とします。非常に癖がある人物とだけ言いましょう。
そして私です。

私の配達するように言われた範囲は、いままで『K』の配達していた地域でした。
だいたい杉並区と同じくらいの範囲です。
非常に広い上にこのごろはメール便の量が多く、常にメール便が滞っていました。


メール便にも、つきまとう業務上の数字があります。つまりは目標です。
翌々日配完率という代物です。
業務において、支店に届けられたメール便を配る人に応じて仕分けてから、その翌日に配るのが理想とされます。

私に割り振られる地域は、その数字が非常に悪いと言われていました。
『K』と私で割り振り、不良率を下げようと以前の支店長は考えていたようです。



私は無事に試験を合格し、メール便専属のドライバーとして経験を積みました。



そんな中で『I』は忙しい上に人手の足りない支店の状況に、どこかの狂った電波を拾ったようでした。



なんの相談もなく、『K』が配達ドライバーとして引き抜かれました。



広い範囲でどうにか配達する感覚を掴むのに必死だった私は、突如としてその面積を増やされました。


今までに任されていた場所の、二倍近い面積が加わりました。
合計した面積が、今私の担当する杉並区相当の地域です。

一人で全域は間違いなくカバーできません。
二つに割った地域を、交互に配る以外にありません。
翌々日配完率は、当然ながら悪いままとなりました。


お陰様でその頃の私の記憶は、ひたすらに配って終えてのそれ以外ほぼありません。
帰宅時間が21時近いのもざらにありました。




慣れてきたのは半年を経ての事です。ようやく、私にも余裕が出来てきました。


そんな中で、『I』が私に話しかけてきました。




「翌々日配完率がものすごく悪い。改善しようとしているのか」



そもそも誰が撒いた種でしょうか。24時間休まず私にメール便を配れとでも。
『I』にとって支店で働く誰もが数字を良くするための奴隷でしかないようです。


メール便を配るのにかまけて、上司が名状しがたきものであることに気づかなかった。
それが現状を招いたのですから確かに私にも非はありました。




ここで私から、読んで下さっている皆様にお詫びを申し上げます。

なるべく読みやすいようにと私でも心がけてはいるのですが、この作品は一気呵成に一時間弱くらいで書きあげています。
勢いがないと書けません。なので、誤字や間違い、表現のおかしい場所など多々あります。
なるべく直したいのですが、心身ともに疲れ切って見返すのが難しい現状です。
読んで下さる皆様方、本当に申し訳ありません。


次で最終話とする予定です。
オチのつけかたはどうしようか考え中だったりします。
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感想 1

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みんなの感想(1件)

ブラックベリィ

本当に、そういうコトをされている方達がいるなら、それは本社に届けるべき内容ですね。
配達業界のネームバリューを落とす要因になりますから………。
また、地域のお客様への迷惑行為となりますので、是非、その事実は報告した方が良いですよ。
ちなみに、私もニャンコ便のメール&荷物仕分けなどしていたコトがあります。
幸いにも、親切な方ばかりでしたので、そこまで困るコトはありませんでした(笑)
ただ、横文字に癖字、電話番号無しには困りましたけど………(苦笑)
そういう方達が上に居て、大変でしょうけど、地域の皆さんの為に頑張って下さい。
まぁ…イヤになったら辞めちゃえば良いんですよ。
訴えて勝つも有りですよ。
部署を突然変えられて大変な状態に成っている(必要なモノが散乱など)の写真を撮って置いて、本社に駆け込むも有りです。
その地域に、宅配便が無くなるのは困りますからね。
頑張れ。

2018.02.20 緋色萩

感想をいただきまして、泣きたくなるくらいに嬉しいです。
残念ながら、自分でも信じたくないですが、これは現実に在った事です。
本社に報告する為に、今は受けたパワハラについてまとめています。
メール便を届ける事はとてもやりがいがあって楽しいのですが、なにしろ上司がこれです。
丁寧で真摯な感想、本当にありがとうございます。
いただいた励ましの言葉で、明日を生きていこうと思います。


そもそも存在しない住所・部屋番号無し・届け先の方の名前が違う、他エトセトラ。
メール便配達の準備をしていると、宛名表記のテキトーさ加減にいつも驚かされます。

解除

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