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第一章
第六話 お約束のイベント発生
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ギルドに入った途端に、俺たちは強面の男から声をかけられた。
やっぱりギルドに入ると強制イベントが発生してしまうか。えーと、確かこいつはバベルって名前だったよな。
聖神戦争のサブストーリーであるギルドでは、どこのギルドに入っても、強制的にバベル、ボブ、ルーの三人組との戦闘イベントが発生するのだ。
選択したキャラによって内容が若干変わるが、男性だった場合は先輩風を吹かせ、挨拶をするものだと絡み、女性キャラの場合はナンパする感じで絡んでくる。
因みにオネェキャラもいるのだが、そいつを選択した場合は、身の危険を感じて絡まれないと言う特殊イベントが発生する。
まぁ、普通の男なら、お尻の処女を散らすようなことはしたくないと思うだろう。
「おい、そこのお前、このギルドでは見ない顔だな? 新人か?」
「まぁ、そんなところだ」
「そうかそうか。俺の名はバベル。このギルドのAランク冒険者だ。ここはお前のようなガキが来るようなところじゃない。さっさと帰ってママのおっぱいでもしゃぶるんだな。ハハハ!」
うん、まさにテキストどおりのセリフを言ってくる。でも、この後は俺が独自に喋るターンだ。俺がこれから言う言葉で、こいつはどんな反応を示してくれるのだろうか?
まぁ、俺の境遇をそのまま言ってみるとするか。
「悪いが、ママのおっぱいをしゃぶったことがないんだ」
転生前の俺は、赤子の頃に母親から母乳を飲んでいたらしい。だけどこの世界ではまだ母親を見たことがないし、母乳を飲んでいたのかも分からない。
「そ、そうか。なんか悪いことを聞いたな」
さっきまで強気で人をバカにするような態度をとっていた彼が、申し訳なさそうな態度で謝る。
こいつ、こんな顔もするんだな。ゲームではなかったパターンだから、なんだか新鮮だ。
そんなことを考えていると、バベルはカレンに視線を向ける。
「ぐはっ! なんて美しくも可愛らしいお嬢さんだ! 俺の心のハートが大ダメージを受けてしまう。特に艶のある美しい髪に吸い込まれそうなほどの魅力を持っている赤い瞳なんて最高じゃないか。なぁ、こんなイケメンよりも俺たちと一緒に冒険しないか?」
「…………」
バベルが声をかけるも、カレンは無視して顔を俯かせた。
「俺様と会話ができないほど恥ずかしがりやがって、とてもキュートではないか。隣にいるこいつが羨ましいぜ。ああ、もう我慢出来ねぇ、力付くでも俺たちのパーティーに入ってもらおう」
バベルがカレンに触れようと手を伸ばす。
そうはさせるかよ。スキル発動! 【俊足】
購入したばかりのスキルを発動し、瞬時にバベルの背後に回る。そしてカレンに触れようとした腕を掴み、そのまま後に持っていく。
「いってぇ!」
「おい、バベル。何ちゃっかり俺の推しに触れようとしている。彼女に触れようとするなら、まず事務所に話を通すのが筋ってものだろう」
続いて【肉体強化】を発動し、掴んだ腕に力を入れる。
「いってぇ! 痛い! 痛い! ボブ、ルー助けてくれ」
肉体強化した俺の握力が強かったらしく、バベルは涙目になりながら仲間に助けを乞う。
「おのれ! よくもアニキを泣かせたな!」
「母ちゃんにしか泣かされたことがないって自慢していたのに、伝説がぶち壊しじゃないか」
そんなしょうもないことを伝説にするなよ。Aランクなのに小物感で出てしまうじゃないか。
リーダーを助けようと、ボブとルーが椅子から立ち上がって殴りかかってくる。
Aランク冒険者だけあって早いな。でも、俺には止まって見えるよ。
スキル【俊足】により、強化された足で素早く二人の背後に回る。そして二人の首筋に手刀を放った。
一撃を受けた二人は、その場で尻を突き出した状態で倒れた。
漫画やラノベを読んで、俺もやってみたいと思ったけど、実現できる日が来るなんて感動だ。
パワーアップした自分に心の中で歓喜しつつも、次の標的であるバベルに視線を向ける。
「はい。これで二人倒した。あとはバベルだけだ」
彼には何が起きたのかが分かっていないようで、突然倒れた仲間を見て唖然としていた。
悪いが、今のうちに倒させてもらうよ。
再びバベルの背後に回ると、ボブとルーたちにしたように、首筋に手刀を叩き込む。
「グハッ!」
手刀を叩き込まれたボブは床に倒れると動かなくなった。どうやら気絶したみたいだ。
さて、これで強制イベントは終了。これで心置きなくギルドで依頼を受けることができる。
「嘘だろう。Aランクの冒険者チームであるバベルボブルが一瞬でやられてしまうなんて」
「あの男、いったい何者なんだ?」
俺が瞬時にAランク冒険者たちを倒したことで、ギルド内にいる冒険者たちがざわめく。
この反応、ゲームにはなかったな。ゲームをしていた頃は、強制イベントが終わった段階で、何事もなかったかのように普通にしているから、少し違和感がある。
まぁ、今はそんな細かいことはどうでもいいか。
そんなことを考えていると、カレンが俺のところにやってくる。
「ユウリ強いのね。まさかAランクの冒険者を一瞬で倒すなんて凄いわ。あなたなら、安心して背中を預けられそうね」
カレンが笑みを向けながら俺のことを褒めてくれる。
またカレンから誉められた! めちゃくちゃ嬉しい! 推しからの褒め言葉は何度聞いても飽きない!
ああ、また心が満たされる。本当に幸せだ。
「おい、そこのお前!」
幸せな気分に浸っていると、知らないおっさんの声が聞こえてきた。
チッ何だよ。人がせっかく満たされているところに水を差してくるやつは!
振り返ると、そこには誰も立っていなかった。
あれ? おっさんらしき人物から声をかけられたような気がしたけど、気のせいか?
「おい、俺はこっちだ! もっと目線を下にしろ!」
下から声が聞こえ、足元を見る。すると髭を生やした子どもが声をかけていた。
いや、背が小さいから子どもと思っていたけど、こいつは大人だ。顔に皺があるし、膨れ上がっている筋肉からしても、子どもな訳がない。
「ワシはここのギルドマスターだ。Aランクを一瞬で倒したお前に頼みがあるのだ。町を出て西に行ったところにある、イザナイの洞窟に夢見の花と言う植物がある。それを取って来てくれないか? お前のような若くして凄腕の人物にしか頼めないのだ」
夢見の花って言えば、ギルド内で受けられる依頼の中では、凄く簡単な依頼のはず。それなのに、どうして俺なんかに声がかかるんだ? しかもギルドマスター直々のお願いだなんて。
「ユウリ、この依頼受けようよ。ギルドマスター困っている」
カレンが俺の服の袖を引っ張りながらお願いしてくる。
もう、そんな上目遣いで言わないでくれ! おっさんの頼みではなく、カレンの頼みであれば、全力で引き受けてあげるに決まっているのだから。
「分かった。カレンの頼みを断る訳にはいかない。イザナイの洞窟に行こうか」
「いや、お願いしているのはワシなんだけど……まぁいいや。夢見の花を持って帰ってくれれば、報酬の方も用意してやる」
報酬か。夢見の花の報酬はたかが知れているけど、ないよりかマシか。
「よし、それじゃあ行って来るよ」
「ああ、頼んだ」
カレンと一緒にギルドに出ると【肉体強化】と【俊足】のスキルを発動し、推しをお姫様抱っこする。
「え、えええ! ちょっと、いきなり何をするの! こういうのはいくらなんでもまだ早い」
「早いところイザナイの洞窟に向かって夢見の花を取って終わらせよう。そのためにはこうするのが一番なんだ」
カレンの返答を聞かずに、俺は地を蹴って走り出す。
俺が走ると風が吹き、道を歩いている女性のスカートが舞い上がる。
ロングスカートの女性は被害がなかったが、ミニスカートの女性はパンツが丸見えとなり、男たちの視線を集めていた。
思いっきり町中を走って外に出るとイザナイの洞窟に向かう。そして洞窟の中に入り、脳内に記憶しているマップを参考にして花が咲いている場所に辿り着く。
あった。あの青い花だ。
採取する植物を発見したときだ。
「オーラオラオラ!」
突然男の声が聞こえてきたかと思うと、進行方向に数多くの武器が降り注ぎ、道を塞いだ。
「ハハハ、俺はついているぜ。まさか神の駒を二人同時に葬ることができるのだからな」
最後まで読んでいただきありがとうございます。
面白かった! この物語は期待できる! 続きが早く読みたい!
など思っていただけましたら、【感想】や【お気に入り登録】をしていただけると、作者のモチベが上がり、更新が早くなります。
【感想】は一言コメントや誤字報告でも大丈夫です。気軽に書いていただけると嬉しいです。
何卒宜しくお願いします。
やっぱりギルドに入ると強制イベントが発生してしまうか。えーと、確かこいつはバベルって名前だったよな。
聖神戦争のサブストーリーであるギルドでは、どこのギルドに入っても、強制的にバベル、ボブ、ルーの三人組との戦闘イベントが発生するのだ。
選択したキャラによって内容が若干変わるが、男性だった場合は先輩風を吹かせ、挨拶をするものだと絡み、女性キャラの場合はナンパする感じで絡んでくる。
因みにオネェキャラもいるのだが、そいつを選択した場合は、身の危険を感じて絡まれないと言う特殊イベントが発生する。
まぁ、普通の男なら、お尻の処女を散らすようなことはしたくないと思うだろう。
「おい、そこのお前、このギルドでは見ない顔だな? 新人か?」
「まぁ、そんなところだ」
「そうかそうか。俺の名はバベル。このギルドのAランク冒険者だ。ここはお前のようなガキが来るようなところじゃない。さっさと帰ってママのおっぱいでもしゃぶるんだな。ハハハ!」
うん、まさにテキストどおりのセリフを言ってくる。でも、この後は俺が独自に喋るターンだ。俺がこれから言う言葉で、こいつはどんな反応を示してくれるのだろうか?
まぁ、俺の境遇をそのまま言ってみるとするか。
「悪いが、ママのおっぱいをしゃぶったことがないんだ」
転生前の俺は、赤子の頃に母親から母乳を飲んでいたらしい。だけどこの世界ではまだ母親を見たことがないし、母乳を飲んでいたのかも分からない。
「そ、そうか。なんか悪いことを聞いたな」
さっきまで強気で人をバカにするような態度をとっていた彼が、申し訳なさそうな態度で謝る。
こいつ、こんな顔もするんだな。ゲームではなかったパターンだから、なんだか新鮮だ。
そんなことを考えていると、バベルはカレンに視線を向ける。
「ぐはっ! なんて美しくも可愛らしいお嬢さんだ! 俺の心のハートが大ダメージを受けてしまう。特に艶のある美しい髪に吸い込まれそうなほどの魅力を持っている赤い瞳なんて最高じゃないか。なぁ、こんなイケメンよりも俺たちと一緒に冒険しないか?」
「…………」
バベルが声をかけるも、カレンは無視して顔を俯かせた。
「俺様と会話ができないほど恥ずかしがりやがって、とてもキュートではないか。隣にいるこいつが羨ましいぜ。ああ、もう我慢出来ねぇ、力付くでも俺たちのパーティーに入ってもらおう」
バベルがカレンに触れようと手を伸ばす。
そうはさせるかよ。スキル発動! 【俊足】
購入したばかりのスキルを発動し、瞬時にバベルの背後に回る。そしてカレンに触れようとした腕を掴み、そのまま後に持っていく。
「いってぇ!」
「おい、バベル。何ちゃっかり俺の推しに触れようとしている。彼女に触れようとするなら、まず事務所に話を通すのが筋ってものだろう」
続いて【肉体強化】を発動し、掴んだ腕に力を入れる。
「いってぇ! 痛い! 痛い! ボブ、ルー助けてくれ」
肉体強化した俺の握力が強かったらしく、バベルは涙目になりながら仲間に助けを乞う。
「おのれ! よくもアニキを泣かせたな!」
「母ちゃんにしか泣かされたことがないって自慢していたのに、伝説がぶち壊しじゃないか」
そんなしょうもないことを伝説にするなよ。Aランクなのに小物感で出てしまうじゃないか。
リーダーを助けようと、ボブとルーが椅子から立ち上がって殴りかかってくる。
Aランク冒険者だけあって早いな。でも、俺には止まって見えるよ。
スキル【俊足】により、強化された足で素早く二人の背後に回る。そして二人の首筋に手刀を放った。
一撃を受けた二人は、その場で尻を突き出した状態で倒れた。
漫画やラノベを読んで、俺もやってみたいと思ったけど、実現できる日が来るなんて感動だ。
パワーアップした自分に心の中で歓喜しつつも、次の標的であるバベルに視線を向ける。
「はい。これで二人倒した。あとはバベルだけだ」
彼には何が起きたのかが分かっていないようで、突然倒れた仲間を見て唖然としていた。
悪いが、今のうちに倒させてもらうよ。
再びバベルの背後に回ると、ボブとルーたちにしたように、首筋に手刀を叩き込む。
「グハッ!」
手刀を叩き込まれたボブは床に倒れると動かなくなった。どうやら気絶したみたいだ。
さて、これで強制イベントは終了。これで心置きなくギルドで依頼を受けることができる。
「嘘だろう。Aランクの冒険者チームであるバベルボブルが一瞬でやられてしまうなんて」
「あの男、いったい何者なんだ?」
俺が瞬時にAランク冒険者たちを倒したことで、ギルド内にいる冒険者たちがざわめく。
この反応、ゲームにはなかったな。ゲームをしていた頃は、強制イベントが終わった段階で、何事もなかったかのように普通にしているから、少し違和感がある。
まぁ、今はそんな細かいことはどうでもいいか。
そんなことを考えていると、カレンが俺のところにやってくる。
「ユウリ強いのね。まさかAランクの冒険者を一瞬で倒すなんて凄いわ。あなたなら、安心して背中を預けられそうね」
カレンが笑みを向けながら俺のことを褒めてくれる。
またカレンから誉められた! めちゃくちゃ嬉しい! 推しからの褒め言葉は何度聞いても飽きない!
ああ、また心が満たされる。本当に幸せだ。
「おい、そこのお前!」
幸せな気分に浸っていると、知らないおっさんの声が聞こえてきた。
チッ何だよ。人がせっかく満たされているところに水を差してくるやつは!
振り返ると、そこには誰も立っていなかった。
あれ? おっさんらしき人物から声をかけられたような気がしたけど、気のせいか?
「おい、俺はこっちだ! もっと目線を下にしろ!」
下から声が聞こえ、足元を見る。すると髭を生やした子どもが声をかけていた。
いや、背が小さいから子どもと思っていたけど、こいつは大人だ。顔に皺があるし、膨れ上がっている筋肉からしても、子どもな訳がない。
「ワシはここのギルドマスターだ。Aランクを一瞬で倒したお前に頼みがあるのだ。町を出て西に行ったところにある、イザナイの洞窟に夢見の花と言う植物がある。それを取って来てくれないか? お前のような若くして凄腕の人物にしか頼めないのだ」
夢見の花って言えば、ギルド内で受けられる依頼の中では、凄く簡単な依頼のはず。それなのに、どうして俺なんかに声がかかるんだ? しかもギルドマスター直々のお願いだなんて。
「ユウリ、この依頼受けようよ。ギルドマスター困っている」
カレンが俺の服の袖を引っ張りながらお願いしてくる。
もう、そんな上目遣いで言わないでくれ! おっさんの頼みではなく、カレンの頼みであれば、全力で引き受けてあげるに決まっているのだから。
「分かった。カレンの頼みを断る訳にはいかない。イザナイの洞窟に行こうか」
「いや、お願いしているのはワシなんだけど……まぁいいや。夢見の花を持って帰ってくれれば、報酬の方も用意してやる」
報酬か。夢見の花の報酬はたかが知れているけど、ないよりかマシか。
「よし、それじゃあ行って来るよ」
「ああ、頼んだ」
カレンと一緒にギルドに出ると【肉体強化】と【俊足】のスキルを発動し、推しをお姫様抱っこする。
「え、えええ! ちょっと、いきなり何をするの! こういうのはいくらなんでもまだ早い」
「早いところイザナイの洞窟に向かって夢見の花を取って終わらせよう。そのためにはこうするのが一番なんだ」
カレンの返答を聞かずに、俺は地を蹴って走り出す。
俺が走ると風が吹き、道を歩いている女性のスカートが舞い上がる。
ロングスカートの女性は被害がなかったが、ミニスカートの女性はパンツが丸見えとなり、男たちの視線を集めていた。
思いっきり町中を走って外に出るとイザナイの洞窟に向かう。そして洞窟の中に入り、脳内に記憶しているマップを参考にして花が咲いている場所に辿り着く。
あった。あの青い花だ。
採取する植物を発見したときだ。
「オーラオラオラ!」
突然男の声が聞こえてきたかと思うと、進行方向に数多くの武器が降り注ぎ、道を塞いだ。
「ハハハ、俺はついているぜ。まさか神の駒を二人同時に葬ることができるのだからな」
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