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第四章
第七話 エウリュアレとスカイの関係
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「何ですて!」
俺の言葉に、目の前にいる美しい容姿の女の子が声を上げる。
彼女の様子を見て、女の子の後ろに立っていたカーマがクスクスと笑っていた。
「この私の美しさに勝る美貌の持ち主がいるですって! 姉妹以外で、そんな存在が許さないわ! カーマ! 今すぐにその女をここに呼び出してちょうだい!」
俺の言葉がよっぽどショックだったのだろう。彼女は取り乱し、声を上げてカレンを呼ぶようにカーマに要求する。
「そんなことできる訳がないでしょう。この世界に呼び出せるのは、ワタシの神の駒として選ばれたユウリだけなのよ」
「そんな訳ないでしょうが! この私だって、あなたのこの空間に入ってこられたのよ。なら、できるに決まっているわ!」
女の子が声を上げて愛の神に訴えると、カーマは小さく息を吐く。
「本当よ。あなたが入ってこられたのは、マジでイレギュラーなのですから。むしろこっちが聞きたいです。どうやってワタシの空間に入って来られたのですか?」
「どうやってと言われても、普通に入って来られたのだけど?」
カーマの問いに、美しい容姿の女の子が首を傾げる。
「あのですね。ワタシが作り出したこの空間は、神であってもそう簡単には入って来られないようになっているのですよ」
普通は俺だけしか入ることができないと説明すると、カーマは豊満な胸の前で腕を組む。
「多分、あなたの存在を意味する名前が影響しているのでしょう。『遠くに飛ぶ女』『広く彷徨う女』これらが干渉して、ワタシの神域に入って来ることができたのでしょうね」
「『遠くに飛ぶ女』『広く彷徨う女』を意味する名前ってことは……君はエウリュアレ?」
「そうよ、良く知っているわね。私は絶世の美少女三姉妹の一人――」
「確かゴルゴーン三姉妹って化け物のはずだよな?」
「お前もそれを言うんかい!」
俺が思わず口走ってしまうと、エウリュアレは声を荒げる。すると彼女の体は光り出し、光が消えると同時に姿を怪物へと変えた。
紫の髪は無数の蛇に変わり、背中からは黄金の翼が生え、手は青銅になる。
そして無数の蛇が俺を捕らえようと一斉に襲い掛かった。だが、彼女の頭部の蛇が俺を捕らえることはなかった。
「まったく、ワタシのパートナーに何をする気だったのですか? 彼に手を出そうとするなら、ワタシが全力であなたを排除しますよ」
カーマが素早く俺の前に立ち、右手から炎を出すと蛇を燃やして行く。
「あなた、女の子の髪になんてことを」
「蛇と化した髪の毛で、触手プレイをしようとしたからではないですか。燃やされたくなければ、おとなしくすることね」
愛の神が俺を守ったことで、エウリュアレは一度舌打ちをすると再び光に包み込まれる。そして化け物になる前の美しい容姿に戻った。
「なぁ、そろそろどうして俺が呼び出されたのか教えてもらえないか? このエウリュアレと関係がありそうな気がするけど」
「さすがユウリね! そのとおりよ。実はこの悪い女神に脅されて、カーマちゃん困って大ピンチなの! だからユウリに助けて貰いたいんだ」
説明をしながらカーマが俺の背後に回ると肩に手を置く。その際に彼女の豊満な胸が背中に当たってしまった。
正直、若干ドキドキしてしまうが、カーマだから変な気分にはならない。もし、これがカレンだったら正常ではいられなかったかもしれない。
「俺に助けろだと? いったい何をやらせる気だ」
「多分ユウリも知っていると思うけど、彼女の妹さんのメデューサちゃんが、処女神アテナの神殿で海神ポセイドンと交わったことで、アテナの怒りを買って呪いで化け物にされたじゃない?」
カーマの言葉に無言で頷く。
その伝説は俺も知っている。人間の俺には分からないが、どうしてよりにもよって処女神の神殿で交わってしまったのだろうか? 嫌がらせだったのだろうか?
「それでシスコンの彼女がアテナに抗議に行ったところ、再び処女神を怒らせたから、彼女もメデューサちゃん同様に怪物にされちゃったことを恨んでいてね。その仕返しと言う名の嫌がらせとして、彼女がこの世界に送った神の駒を倒してほしいのよ」
「ちょっと、そんな言い方をしたら、私が心の狭い女のようになってしまうじゃない! シスコンなのは認めるけど、そんな小ちゃすぎる動機で、アテナの神の駒を倒す依頼をお願いした訳ではないのだからね」
エウリュアレの言葉に、俺は苦笑いを浮かべてしまう。
シスコンなのは認めるんだ。
「あー、悪いのだけど、そのお願い事は聞けないよ」
「何でよ!」
「そうですよ。あなたが彼女のお願いごとを聞いてくれないと、ワタシも困ってしまうのです」
「だが断る」
二人が抗議してくるも、俺は断る。一歩遅かった。もし、この依頼がスカイたちと出会う前なら、俺は二人のお願いごとを聞いてあげただろう。
「悪いが、エウリュアレの神の駒であるスカイとは協力関係にある。そして彼は、アテナの神の駒を仲間にしている。彼女に手を出すと言うことは、スカイとの同盟を破綻させることになる。だから断る」
承諾しない理由を答えると、エウリュアレの肩が震えた。
これは少しまずいかもしれないな。最悪の場合は彼女がまた暴れてしまうかもしれない。
「スカイ! あんた何アテナの神の駒と仲良くしているのよ! 私は最初に言ったわよね! アテナの神の駒だけには負けるなって!」
エウリュアレが凄い剣幕で言葉を捲し立てるが、俺に言われても困る。まぁ、彼女の言葉をそのままスカイに伝えれば大丈夫か。
「そう言う訳だから、俺はスカイと敵対するきっかけを作りたくない。俺の方にも思惑があるんだ。だから今回ばかりは、カーマたちのお願いを聞けない。カーマに何が起きたのか分からないが、自分が撒いた種から出た芽くらい、自分で刈り取ってくれ」
「そうですか。ユウリがそう言うのでしたら仕方がないですね」
あれ? 予想以上にすんなり諦めてくれたな。俺の予想ではもう少し食い下がると思っていたのに?
そんなことを思っていると、俺の意識が遠退きだす。カーマとエウリュアレが言い合っているのが一瞬だけ見えた。
「おい、大丈夫か?」
スカイの言葉が耳に入り、俺は意識が戻った。
どうやら現実世界に戻らされたみたいだ。
少しボーとする中、エウリュアレの言葉を思い出す。
「そうだ。スカイ、さっきエウリュアレに会ってきた」
「何!」
女神に会ったことを告げると、彼は両手を上げてオーバーリアクションをする。
「ま、またまた。冗談はよしてくれ。神の駒はこっちの世界に来たら、二度と神々とは出会えない」
「確かに普通はそうだよな。だけど俺だけは特別に会うことができる。エウリュアレが言っていたぞ『スカイ! あんた何アテナの神の駒と仲良くしているのよ! 私は最初に言ったわよね! アテナの神の駒だけには負けるなって!』この言葉に聞き覚えあるか?」
スカイに訊ねると、彼は額から脂汗を流す。
やっぱり、あの子がアテナの神の駒だと分かっておきながら仲間にしたんだな。
「だ、大丈夫だ。エウリュアレが言っていたのは『負けるな』だ『倒せ』とは一言も言っていない」
苦し紛れの言葉をスカイが言うが、彼の言いたいことも分かる。だってお前は彼女のファンだからな。ファンとしてあの子を倒したくないと言う気持ちは、プレイヤーキャラとして使ったときに同感したのを覚えている。
「それよりも、君たちを俺たちのアジトに招待しようと思っている。俺はハルナを掴むから、ユウリは彼女たちを頼む……ハルナ、睨み合いはその辺にしてくれアジトに帰ろう」
スカイが俺から離れ、ハルナのところに向かう。俺も睨み合ってあるアリサと、戸惑っているカレンの腕を掴むと、スカイが俺の服を握った。
その瞬間転移スキルを発動したようで、気が付くとどこかの建物の中にいた。
ここって確か、スカイがこの世界に来た時に作った家の地下室か?
そんなことを考えていると、扉が開かれ、中からパンツ一枚着て上半身裸の女の子が出て来た。
これって色々とやばくない?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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「蛇と化した髪の毛で、触手プレイをしようとしたからではないですか。燃やされたくなければ、おとなしくすることね」
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正直、若干ドキドキしてしまうが、カーマだから変な気分にはならない。もし、これがカレンだったら正常ではいられなかったかもしれない。
「俺に助けろだと? いったい何をやらせる気だ」
「多分ユウリも知っていると思うけど、彼女の妹さんのメデューサちゃんが、処女神アテナの神殿で海神ポセイドンと交わったことで、アテナの怒りを買って呪いで化け物にされたじゃない?」
カーマの言葉に無言で頷く。
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「それでシスコンの彼女がアテナに抗議に行ったところ、再び処女神を怒らせたから、彼女もメデューサちゃん同様に怪物にされちゃったことを恨んでいてね。その仕返しと言う名の嫌がらせとして、彼女がこの世界に送った神の駒を倒してほしいのよ」
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スカイの言葉が耳に入り、俺は意識が戻った。
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「そうだ。スカイ、さっきエウリュアレに会ってきた」
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スカイが俺から離れ、ハルナのところに向かう。俺も睨み合ってあるアリサと、戸惑っているカレンの腕を掴むと、スカイが俺の服を握った。
その瞬間転移スキルを発動したようで、気が付くとどこかの建物の中にいた。
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