追放騎手の霊馬召喚〜トウカイテイオーを召喚できずに勘当された俺は、伝説の負け馬と共に霊馬競馬界で成り上がる!

仁徳

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第九章

第十七話 逃げる大和鮮赤

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大和鮮赤ダイワスカーレット視点~





 これは、あたしがとある喫茶店に逃げ込む前の出来事。あたしは運悪くも周滝音アグネスタキオンと出会ってしまった。

 彼を目の前にして鳥肌が立ってしまったあたしは、彼に背を向けると全速力で走り抜ける。

大和鮮赤ダイワスカーレットちゃん待ってよ!」

「嫌だって言っているでしょう!」

「まだ何もしていないじゃないか!」

「まだってことは、これからするつもりだったんじゃないのよ! 誰か! 変質者に追われています! 助けて!」

 誰かに助けてもらおうと声を上げるも、今走っている場所は近道をするために通りかかった裏路地、もし誰かがあたしの声を聞いたとしても、どこから聞こえたのかが分かり難い。

 こんな時に東海帝王トウカイテイオウが現れてあたしを助けてくれるなんて展開になったら胸熱なのだけど、さすがにそんなことは起きないでしょうね。

 こんな時にそんなことを考えるなんて、ラブコメ作品の読みすぎかしら?

 周滝音アグネスタキオンから逃げるために必死になって走っていると、見覚えのある看板が視界に入る。

 あれって確か、何度か来たことのある喫茶店の看板よね?

 マスターに助けを求めれば、匿ってくれるかもしれない。毎回、人がほぼ0人と言う寂しい場所だけどゆっくりしたい時に利用できる穴場の店として、あたし個人は重宝している。

 急いで階段を駆け下り、扉を勢い良く開ける。

 扉を開けたと同時に来店客が来たことを知らせる鈴の音が鳴った。

 あれ? 今日はいつも以上に人が居るじゃない? いつもとは違う時間帯に来たからなのかしら?

「マスター、悪いけれど厨房に入らせてもらうわ」

 厨房に入ることを告げ、マスターの承諾も得ないまま厨房に入ると身を隠す。

大和鮮赤ダイワスカーレットちゃん! パパから逃げないでよ! 今度こそ仲直りがしたいんだよ!」

 走ったことで心拍数が上がった影響により、心臓の鼓動が聞こえてくる中、あの男の声が耳に入ってきた。

 やっぱり撒くことはできなかったみたいね。店内にまで追いかけてくるなんて。こうなってしまった以上、マスターがあたしの隠れ場所を告げないことを祈るしかないわ。

 身を隠しているから、カウンター席の方がどうなっているのかは分からない。今のあたしは、耳に入ってくる声だけでどんな状況なのかを把握しなければならない。

 足音が近付いてくる。どうやらカウンターに向かったようね。

「銀髪のゆるふわロングヘアーに赤い瞳! もしかして君は噂の袖無衣装ローブデコルテちゃんかい?」

 え? 袖無衣装ローブデコルテ? 彼女もここのお店に来て居たの?

 逃げて隠れることばかり考えていたから、来店客の顔をまともに見ていなかった。あの子が居たなんてね。

「いえ、帰国子女の樫の女王よ」

 袖無衣装ローブデコルテが二つ名で否定する。

 それもそうでしょう。肯定すれば、真名を明かすことになるのだから。

「やっぱり袖無衣装ローブデコルテちゃんだ! 僕だよ! 周滝音アグネスタキオンだよ! 君の交配相手だよ!」

「きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!」

 周滝音アグネスタキオンが爆弾発言をした瞬間、袖無衣装ローブデコルテの悲鳴が店内に響く。

 そうだった。アグネスタキオンはローブデコルテと交配し、スイートメデューサと呼ばれる子を産む。彼はあたしを娘だと言うのだ。当然彼女のことを交配相手だと言ってしまってもおかしくはない。

 でも、相手はあの袖無衣装ローブデコルテよ。彼女がそう簡単に捕まるはずがない。きっと蹴りのひとつやふたつはお見舞いして制裁してくれるはず。

「そこまでだ。周滝音アグネスタキオン。さすがにそれ以上はやばい。風紀委員長として見過ごす訳にはいかない」

「そうですよ。いくら他校の生徒でも、それ以上のことをしようとするのであれば、生徒会長としても見過ごす訳にはいきません。停学処分を学園に申請させていただきます」

 周滝音アグネスタキオンの暴挙を止める声が耳に入ってくる。

 この声って大気釈迦流エアシャカール貴婦人ジェンティルドンナ生徒会長よね? 2人とも居るなんて凄い偶然だわ。

 現場で何が起きているのか気になり、ちょっとだけ顔を出す。

 視界には、周滝音アグネスタキオンの脇に腕を回して拘束している大気釈迦流エアシャカールの姿があった。

「あれ? 大気釈迦流エアシャカールじゃないか? 君のこのお店に来ていたんだ?」

「今気付いたのかよ。さっきからお前が抱き付こうとした女の隣に居たじゃないか」

「ごめん、僕の目には袖無衣装ローブデコルテちゃんしか写っていなかったから」

「とにかく、帰るぞ。お前が居たら店に迷惑がかかる。貴婦人ジェンティルドンナ、悪いが俺のポケットの中にタブレットがあるから、支払いを代理でやってくれ」

「分かりました」

 貴婦人ジェンティルドンナ生徒会長が大気釈迦流エアシャカールのポケットに手を突っ込み、彼のタブレットを操作する。

「今、支払いを完了しました。ご馳走様です」

「はぁ? ご馳走様? お前、まさか」

「ええ、既に注文された全員分の支払いを済ませました。あなたの部下が、わたくしたちに迷惑をかけたのですから、当然ですわよね?」

「やってくれたな。まぁ、バカが迷惑をかけたと言うことは事実だ。それは甘んじよう。くそう。周滝音アグネスタキオン帰るぞ」

「いやだああああああぁぁぁぁぁ! 僕は袖無衣装ローブデコルテちゃんと夫婦のように楽しくお話がしたいんだあああああああぁぁぁぁぁ!」

 襟首を掴まれ、引き摺られながら周滝音アグネスタキオン大気釈迦流エアシャカールと共に扉に向かってくる。

 あ、こっちに来た! また隠れないと見つかってしまう!

 再び身を隠し、扉が開いて彼らが出て行くのを待つ。

 数秒後に鈴の音がなり、2人が外に出たと言うことを音で認識すると、ようやくカウンター席に移動した。

「あなたも最悪な日よね。あの男に嫁扱いをされるなんて」

「あなたは大和鮮赤ダイワスカーレット

 私の顔を見た彼女は睨み付けるような視線を送ってくる。

 それもそうでしょう。偶然とは言え、あたしがこの店に逃げ込んだ結果、彼女が怖い思いをしてしまったのだから。

「桜花賞での借りは優駿牝馬オークスで返させてもらうわ。首を洗って待っていなさい!」

 そう思っていたのも束の間、彼女はあたしに宣戦布告をしてきた。

「あれ? あたしがここに逃げ込んで怖い思いをしたから睨んでいるんじゃないの?」

「そんなので睨む訳がないでしょうが! 大気釈迦流エアシャカールが助けていなければ、あいつのキンタマーニを蹴っていたわよ」

 彼女の言葉に苦笑いを浮かべる。実在の競走馬で例えているけれど、全然ぼかしきれていない。

 そもそも、日本語での場合はある意味下ネタだけど、キンタマーニはインドネシアのバリ島にあるリゾート地の名前だったはず。

 オランダのとある地区の名前がスへフェニンゲンと言うものがあるけど、それが日本語の発音ではスケベニンゲンとなるように、海外ではおかしくない名前なの。

 まぁ、日本語も海外では下ネタになるような言葉があるかもしれないけれど、そこまでは知らないわね。

 まぁ、ともかく、前回の桜花賞を勝った者として、宣戦布告をしてきた相手を無下に扱う訳にもいかないわ。

「そう、まぁ、あの男のことなんてどうでも良いわ。その宣戦布告受け取った。もし、あたしとあなたが優駿牝馬オークスに出るようなことになったら、絶対に勝たせないわよ。あなたに負けられない理由があるように、あたしにも負けられない理由があるのだから!」

 そう、あたしは負けられない。生前病気で優駿牝馬オークスに出られずに三冠を逃してしまった彼女に、霊馬となった今、今年度の牝馬三冠を捧げるのだから!
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