66 / 191
第八章
第二話 エリーザと夜のレッスン
俺たちは今、宿屋の一室で作戦会議をしていた。
「さて、美少女コンテストに向けた作戦会議だけど、先ほど言った様に、容姿に関しては何も問題ないと思う。見た目審査では間違いなく合格するだろう」
「それは当然でしょう。何せ、ワタクシの親戚ですもの」
エリーザの容姿を誉めると、なぜかマリーが誇らしげに胸を張る。
「でも、本当にあの子爵の息子って見る目がないですよね。エリちゃん、こんなに可愛いのに」
「男という生き物は、ブスに対して冷たい態度をとるということは魔学で証明されている。だけどあの男の目は腐っていると私も思うよ。仮にエリーザの容姿が普通以下だったとしたら、この世界で生きている女のほとんどがブスということになる」
クロエに続き、ミラーカが魔学の研究者らしい表現でエリーザをフォローした。
「だけど、慢心はいけない。確実に優勝するためには、エリーザの魅力を更に引き出すようにしなければならないよな」
腕を組んで俺は考える。すると、酒場でオルテガがバニーガールたちにやらせていたことを思い出した。
「ひとつ提案がある。これは強制できないから、エリーザがやりたくないと思えば、しなくてもいい。ギルドマスターのオルテガと一緒に飲んでいたときの話だが、彼はバニーガールたちに胸や尻を強調させるようなポーズを取らせて喜んでいたんだ」
「あの男、酒場でそんなことをしていますの?」
「まぁ、オルテガさんらしいといえばらしいかもしれないですね」
「なるほど、男は基本的スケベな生き物だ。性欲を刺激するようなポーズを取れば、更に票が集まりやすい」
言葉の途中でマリー、クロエ、ミラーカが口を挟んできたが、俺は続きを語る。
「ミラーカも言ったが、美少女コンテストを見に来る客層は男が殆どのはず、そして彼らは出場者の可愛いポーズやセクシーなポーズを求めているはずだ。観客たちの求める事をすれば、自然と票が集まるのではないかと思うんだが」
「それなら、私からも提案という名のアドバイスをしよう。男たちはラッキースケベ的なものを求めている。水着審査があっただろう? その時にポロリがあれば間違いなく優勝できるはず。エリーザが協力してくれるのであれば、私が細工してやろう」
「そ、それはちょっと……シロウさんだけならともかく、他の殿方にまで見せるわけには」
エリーザが顔を赤くしながらミラーカの提案を拒むと、彼女はブツブツと何かを言っていた。声が小さすぎたので、内容までは聞き取ることができない。
「あのう、シロウさんはわたしの胸やお尻を強調したポーズを見たら、喜びますか?」
小声で何かを呟いていたエリーザだったが、顔を赤くしたまま、彼女は自分の胸や尻が強調されたポーズが見たいのかと俺に訪ねてきた。
うーん、なんて返答をしたらいいのだろうか? 正直に言って、どちらでもいいというのが本音なんだけどなぁ。でも、さすがに今の気持ちを正直に言ってしまっては、彼女のやる気を削ぐことになるだろうな。ここは、嘘でもやる気を維持させる方向で考えたほうがいいだろう。
「俺はエリーザのセクシーなポーズが見たいな」
「そうですか。わかりました。少し恥ずかしいですが、シロウさんがそんなに見たいのなら頑張ってみます」
どうやら、彼女のやる気を削ぐような結果にならずに済んだようだ。
ホッとすると、三つの鋭い視線を感じ、俺は自然と苦笑いを浮かべる。
マリー、クロエ、ミラーカから、普段あまり感じられないようなタイプの視線を送られてくるのだ。
俺、何か彼女たちの機嫌を損ねるようなことを言ってしまったか?
その日の夜、俺は宿屋のベッドで横になっていた。
「明日も早いし、そろそろ寝たほうがいいだろうな」
明かりを消して、今から眠りに就こうとしたときだ。扉が二度ノックされる。
「エリーザです。シロウさん、起きていますか?」
エリーザか。こんなに夜遅い時間帯に何のようだろうか?
「起きているぞ。鍵は空いているから入ってきてくれ」
廊下側にいる彼女に声をかけると、扉が開かれてエリーザが入ってきた。
彼女はなぜかローブを着ており、全身を隠している。
「どうした? そんな格好をして? もしかして外に散歩に行くのか?」
俺は彼女に尋ねた。
普段は服を着ているだけなのに、今はローブを着ている。その理由が、夜の散歩に行くための寒さ対策というのであれば納得がいく。俺に声をかけたのは、護衛をしてもらおうと考えたのだろう。
「ち、違います」
彼女は首を左右に振って、俺の推理を全否定してきた。
うーん、俺の予想が外れてしまったか。でも、それ以外にエリーザがローブを着て、俺の部屋に来る理由が思いつかないのだけどな?
もう少し彼女を観察してみると、若干顔が赤いようにも見えた。
「もしかして風邪でも引いたのか?」
「風邪も引いてはいませんわ。顔が赤いのは緊張しているからです」
緊張? エリーザが? 何を今更俺たちの間で緊張をするようなことがある?
どうして彼女が緊張しているのかが分からないでいると、エリーザは俺の前でローブを脱ぐ。内側に隠されていたものを見た瞬間、彼女が緊張しているという意味がわかった。
エリーザは水着を着ていたのだ。しかも普通の水着とは違い、遥かに布面積が少ない。
そんな彼女を見ていると、俺まで鼓動が激しく高鳴りだした。
「エ、エリーザ! ど、どうしたんだその水着は!」
「こ、これは美少女コンテストの練習用として、ミラーカさんが用意してくれましたの。本番で恥ずかしがっては失敗するから、普段の練習でより恥ずかしいものを身につけて、殿方に見られれば本番では緊張しなくなると」
確かにミラーカが言うことにも一理ある。だけど、これはさすがにやりすぎなのではないか。
頭の中でシミュレーションをしてみる。
今の状態の彼女を人通りの多いところに連れて行ったとしよう。周囲からは痴女扱いをされて、最悪彼女にトラウマを植え付けることにもなる。それにエリーザは騎士爵の娘とはいえ、立派な貴族だ。今の彼女を見たら、卒倒するかもしれない。娘を痴女にしてしまった責任を負うことになり、多額の賠償金を請求されたら、俺はきっと生きてはいられなくなるだろう。
「エリーザ、頼むからその姿で外に出るようなことはしないでくれよ。最悪俺が責任を取ることになるかもしれない」
「シロウさんが責任をとってくれるのであれば、外に出てみるのもいいかもしれませんね」
彼女の言葉に、俺は思わずゾッとしてしまう。
子爵の息子に一泡吹かせる件で忘れていたが、そういえばエリーザは俺のことを嫌っていた。
少しは溝が埋まったかと思っていたが、どうやらそれは俺の勘違いのようだ。
もう少し、彼女との接し方は考えたほうがいいのかもしれないな。
「ふふ、冗談ですわよ。さすがにこの姿は、どう頑張ってもシロウさんにしか見せられないですもの」
「そうですか。それは俺としてもありがたい。それで、俺の部屋に来たのは、その水着を俺に見せるためか?」
「それもありますが、シロウさんにレッスン相手になってもらいたいのです」
「レッスン?」
「はい! 優勝するために、殿方の視点でポージングの指摘をしてもらおうかと」
なるほど、それで彼女が大好きなマリーの部屋ではなく、俺の部屋に来たというわけか。それなら協力しないわけにはいかないよな。
「わかった。俺ができる範囲で協力しよう」
「ありがとうございます。朝まで寝かせませんので、そのつもりで」
こうしてエリーザと、真夜中のレッスンが始まるのであった。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
面白かった! この物語は期待できる! 続きが早く読みたい!
など思っていただけましたら、【感想】や【お気に入り登録】をしていただけると、作者のモチベが上がり、更新が早くなります。
【感想】は一言コメントや誤字報告でも大丈夫です。気軽に書いていただけると嬉しいです。
何卒宜しくお願いします。
「さて、美少女コンテストに向けた作戦会議だけど、先ほど言った様に、容姿に関しては何も問題ないと思う。見た目審査では間違いなく合格するだろう」
「それは当然でしょう。何せ、ワタクシの親戚ですもの」
エリーザの容姿を誉めると、なぜかマリーが誇らしげに胸を張る。
「でも、本当にあの子爵の息子って見る目がないですよね。エリちゃん、こんなに可愛いのに」
「男という生き物は、ブスに対して冷たい態度をとるということは魔学で証明されている。だけどあの男の目は腐っていると私も思うよ。仮にエリーザの容姿が普通以下だったとしたら、この世界で生きている女のほとんどがブスということになる」
クロエに続き、ミラーカが魔学の研究者らしい表現でエリーザをフォローした。
「だけど、慢心はいけない。確実に優勝するためには、エリーザの魅力を更に引き出すようにしなければならないよな」
腕を組んで俺は考える。すると、酒場でオルテガがバニーガールたちにやらせていたことを思い出した。
「ひとつ提案がある。これは強制できないから、エリーザがやりたくないと思えば、しなくてもいい。ギルドマスターのオルテガと一緒に飲んでいたときの話だが、彼はバニーガールたちに胸や尻を強調させるようなポーズを取らせて喜んでいたんだ」
「あの男、酒場でそんなことをしていますの?」
「まぁ、オルテガさんらしいといえばらしいかもしれないですね」
「なるほど、男は基本的スケベな生き物だ。性欲を刺激するようなポーズを取れば、更に票が集まりやすい」
言葉の途中でマリー、クロエ、ミラーカが口を挟んできたが、俺は続きを語る。
「ミラーカも言ったが、美少女コンテストを見に来る客層は男が殆どのはず、そして彼らは出場者の可愛いポーズやセクシーなポーズを求めているはずだ。観客たちの求める事をすれば、自然と票が集まるのではないかと思うんだが」
「それなら、私からも提案という名のアドバイスをしよう。男たちはラッキースケベ的なものを求めている。水着審査があっただろう? その時にポロリがあれば間違いなく優勝できるはず。エリーザが協力してくれるのであれば、私が細工してやろう」
「そ、それはちょっと……シロウさんだけならともかく、他の殿方にまで見せるわけには」
エリーザが顔を赤くしながらミラーカの提案を拒むと、彼女はブツブツと何かを言っていた。声が小さすぎたので、内容までは聞き取ることができない。
「あのう、シロウさんはわたしの胸やお尻を強調したポーズを見たら、喜びますか?」
小声で何かを呟いていたエリーザだったが、顔を赤くしたまま、彼女は自分の胸や尻が強調されたポーズが見たいのかと俺に訪ねてきた。
うーん、なんて返答をしたらいいのだろうか? 正直に言って、どちらでもいいというのが本音なんだけどなぁ。でも、さすがに今の気持ちを正直に言ってしまっては、彼女のやる気を削ぐことになるだろうな。ここは、嘘でもやる気を維持させる方向で考えたほうがいいだろう。
「俺はエリーザのセクシーなポーズが見たいな」
「そうですか。わかりました。少し恥ずかしいですが、シロウさんがそんなに見たいのなら頑張ってみます」
どうやら、彼女のやる気を削ぐような結果にならずに済んだようだ。
ホッとすると、三つの鋭い視線を感じ、俺は自然と苦笑いを浮かべる。
マリー、クロエ、ミラーカから、普段あまり感じられないようなタイプの視線を送られてくるのだ。
俺、何か彼女たちの機嫌を損ねるようなことを言ってしまったか?
その日の夜、俺は宿屋のベッドで横になっていた。
「明日も早いし、そろそろ寝たほうがいいだろうな」
明かりを消して、今から眠りに就こうとしたときだ。扉が二度ノックされる。
「エリーザです。シロウさん、起きていますか?」
エリーザか。こんなに夜遅い時間帯に何のようだろうか?
「起きているぞ。鍵は空いているから入ってきてくれ」
廊下側にいる彼女に声をかけると、扉が開かれてエリーザが入ってきた。
彼女はなぜかローブを着ており、全身を隠している。
「どうした? そんな格好をして? もしかして外に散歩に行くのか?」
俺は彼女に尋ねた。
普段は服を着ているだけなのに、今はローブを着ている。その理由が、夜の散歩に行くための寒さ対策というのであれば納得がいく。俺に声をかけたのは、護衛をしてもらおうと考えたのだろう。
「ち、違います」
彼女は首を左右に振って、俺の推理を全否定してきた。
うーん、俺の予想が外れてしまったか。でも、それ以外にエリーザがローブを着て、俺の部屋に来る理由が思いつかないのだけどな?
もう少し彼女を観察してみると、若干顔が赤いようにも見えた。
「もしかして風邪でも引いたのか?」
「風邪も引いてはいませんわ。顔が赤いのは緊張しているからです」
緊張? エリーザが? 何を今更俺たちの間で緊張をするようなことがある?
どうして彼女が緊張しているのかが分からないでいると、エリーザは俺の前でローブを脱ぐ。内側に隠されていたものを見た瞬間、彼女が緊張しているという意味がわかった。
エリーザは水着を着ていたのだ。しかも普通の水着とは違い、遥かに布面積が少ない。
そんな彼女を見ていると、俺まで鼓動が激しく高鳴りだした。
「エ、エリーザ! ど、どうしたんだその水着は!」
「こ、これは美少女コンテストの練習用として、ミラーカさんが用意してくれましたの。本番で恥ずかしがっては失敗するから、普段の練習でより恥ずかしいものを身につけて、殿方に見られれば本番では緊張しなくなると」
確かにミラーカが言うことにも一理ある。だけど、これはさすがにやりすぎなのではないか。
頭の中でシミュレーションをしてみる。
今の状態の彼女を人通りの多いところに連れて行ったとしよう。周囲からは痴女扱いをされて、最悪彼女にトラウマを植え付けることにもなる。それにエリーザは騎士爵の娘とはいえ、立派な貴族だ。今の彼女を見たら、卒倒するかもしれない。娘を痴女にしてしまった責任を負うことになり、多額の賠償金を請求されたら、俺はきっと生きてはいられなくなるだろう。
「エリーザ、頼むからその姿で外に出るようなことはしないでくれよ。最悪俺が責任を取ることになるかもしれない」
「シロウさんが責任をとってくれるのであれば、外に出てみるのもいいかもしれませんね」
彼女の言葉に、俺は思わずゾッとしてしまう。
子爵の息子に一泡吹かせる件で忘れていたが、そういえばエリーザは俺のことを嫌っていた。
少しは溝が埋まったかと思っていたが、どうやらそれは俺の勘違いのようだ。
もう少し、彼女との接し方は考えたほうがいいのかもしれないな。
「ふふ、冗談ですわよ。さすがにこの姿は、どう頑張ってもシロウさんにしか見せられないですもの」
「そうですか。それは俺としてもありがたい。それで、俺の部屋に来たのは、その水着を俺に見せるためか?」
「それもありますが、シロウさんにレッスン相手になってもらいたいのです」
「レッスン?」
「はい! 優勝するために、殿方の視点でポージングの指摘をしてもらおうかと」
なるほど、それで彼女が大好きなマリーの部屋ではなく、俺の部屋に来たというわけか。それなら協力しないわけにはいかないよな。
「わかった。俺ができる範囲で協力しよう」
「ありがとうございます。朝まで寝かせませんので、そのつもりで」
こうしてエリーザと、真夜中のレッスンが始まるのであった。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
面白かった! この物語は期待できる! 続きが早く読みたい!
など思っていただけましたら、【感想】や【お気に入り登録】をしていただけると、作者のモチベが上がり、更新が早くなります。
【感想】は一言コメントや誤字報告でも大丈夫です。気軽に書いていただけると嬉しいです。
何卒宜しくお願いします。
あなたにおすすめの小説
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
ブラックギルドマスターへ、社畜以下の道具として扱ってくれてあざーす!お陰で転職した俺は初日にSランクハンターに成り上がりました!
仁徳
ファンタジー
あらすじ
リュシアン・プライムはブラックハンターギルドの一員だった。
彼はギルドマスターやギルド仲間から、常人ではこなせない量の依頼を押し付けられていたが、夜遅くまで働くことで全ての依頼を一日で終わらせていた。
ある日、リュシアンは仲間の罠に嵌められ、依頼を終わらせることができなかった。その一度の失敗をきっかけに、ギルドマスターから無能ハンターの烙印を押され、クビになる。
途方に暮れていると、モンスターに襲われている女性を彼は見つけてしまう。
ハンターとして襲われている人を見過ごせないリュシアンは、モンスターから女性を守った。
彼は助けた女性が、隣町にあるハンターギルドのギルドマスターであることを知る。
リュシアンの才能に目をつけたギルドマスターは、彼をスカウトした。
一方ブラックギルドでは、リュシアンがいないことで依頼達成の効率が悪くなり、依頼は溜まっていく一方だった。ついにブラックギルドは町の住民たちからのクレームなどが殺到して町民たちから見放されることになる。
そんな彼らに反してリュシアンは新しい職場、新しい仲間と出会い、ブッラックギルドの経験を活かして最速でギルドランキング一位を獲得し、ギルドマスターや町の住民たちから一目置かれるようになった。
これはブラックな環境で働いていた主人公が一人の女性を助けたことがきっかけで人生が一変し、ホワイトなギルド環境で最強、無双、ときどきスローライフをしていく物語!
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!