99 / 200
【第10部】東の島国・トヨノクニ開国(物理)編 ~悪役令嬢、黒船になる。鎖国? ならば「開国(物理)」して、美味しいお米と温泉をいただきます
第099話 決戦!関ヶ原レッスルマニア:数万の軍勢? 関係ありません、この戦場(リング)は私たちが支配します!
しおりを挟む
天下分け目の地、関ヶ原。
そこには今、東軍(幕府・洗脳兵)五万と、西軍(レヴィーネ・ノブナガ連合軍)三万が対峙していた。
東軍からは、妖刀の瘴気に当てられた暗い殺気と、「死」を望む虚ろな祈りが漂っている。
対する西軍からは、タカニシキを食べて養った英気と、しかし「同胞を殺さねばならないのか」という迷いの空気が漂っていた。
「……空気が重いわね」
両軍の中間地点。わたしは腕組みをして、ピリピリとした戦場を見渡した。
隣には、白い巫女服をアレンジしたアイドル衣装のアリスが立っている。
「うん。……向こうの人たち、みんな『死ぬ気』だよ。こっちの人たちは『殺したくない』って思ってる。……これじゃ、ただの悲劇になっちゃう」
「ええ。脚本家の筋書き通り……なんて、癪に障るわ」
わたしは鉄扇をパチンと閉じた。
これまで各地で「アリーナ」や「ブーダカン」を展開してきたが、この規模の軍勢、そして広大な盆地全体を覆うには、わたしの影だけでは足りないかもしれない。
その時、アリスがハッとしたように懐を探り、一冊の古びた書物を取り出した。
西国巡礼の折、荒廃した古社で見つけたという「古文書」だ。
「レヴィちゃん! ……やっぱり、これだよ!」
アリスがページを開き、わたしに見せる。
そこには、古代の文字で記された「国創りの神話」の一節があった。
『光と闇は、反発する双極にあらず。
闇は「器」を作り、境界を定め、理を敷く。
光は「中身」を満たし、命を育み、安らぎを与える。
二柱の女神は背中合わせに座し、世界という揺り籠を回す――』
「大陸の教会じゃあ、『光と闇は相容れない敵対属性』だって教わってきたけど……嘘だったんだよ!」
アリスの瞳が、確信に輝く。
「光と闇は、喧嘩なんかしてない! 本来は『隣り合う関係』……ううん、二人で一つのシステムだったんだよ!」
「……なるほどね」
わたしはニヤリと笑った。
腑に落ちた。
なぜ、わたしとアリスが、これほどまでに息が合うのか。
それは前世を同じくするからというだけではない。
なぜ、わたしの作る「過酷な環境」と、アリスの「癒やし」がセットになると、人が劇的に強くなるのか。
わたしが「枠(ルール)」を作り、逃げ場をなくす。
アリスが「中身(ライフ)」を守り、死なせない。
それは、究極の「マッチポンプ」であり――最強の育成機関だ。
生命を育てる大いなる循環なのだ。
「だったら、遠慮はいらないわね」
「うん! もう手加減なしだよ!」
わたしとアリスは、背中合わせに立った。
敵軍が、黒い波となって押し寄せてくる。数万の殺意。
「生意気ね。たかだか数万程度の観客で、わたしたちのステージを埋め尽くせると思って?」
わたしは両手を広げた。
足元の影が、アリスの光を受けて爆発的に膨れ上がる。
「アリス、合わせなさい! ……会場のグレードを上げるわよ!」
「了解! ……フルパワーで行くよ!」
わたしの影が、大地を侵食し、物理的な質量を持って隆起する。
ただの壁ではない。関ヶ原全域を覆い尽くす、巨大な屋根、堅牢な柱、そして何万人もの重量に耐えうる観客席。
イメージするのは、前世の記憶にある最大級の屋内競技場。
『ブーダカン』を超え、数多の伝説を生んだ『ドーム』へ!
「逃がさないわよ。……この空間すべてが、わたしの『掌の上』だわ!」
ズゴゴゴゴゴゴゴォォォォッ!!!!
大地が鳴動し、空が閉ざされる。
関ヶ原という盆地そのものが、巨大な漆黒のドーム球場へと変貌していく。
影魔法・領域結界『ザ・ドーム』。
同時に、アリスが杖を掲げる。
「聖なる光よ、隅々まで満たして! この中にある全ての命を、傷も痛みも疲労も……『死』という概念そのものを否定して!!」
カァッ!!!!
ドームの天井(影)に、無数の光の星が灯る。
それは人工の太陽となり、ドーム内を昼間のような明るさで照らし出した。
アリスの光魔法が、わたしの作った閉鎖空間に充満し、濃密な「生命のスープ」のような環境を作り出す。
光魔法・領域結界『常世の楽園』。
敵兵たちが、呆然と空(天井)を見上げ、武器を取り落とす。
「な、なんだここは……?」
「体が……軽い? 傷が消えている?」
わたしはドームの中央、高くせり上がったリングの上で、マイクを握りしめ、アリスと共に叫んだ。
「数万だろうが、数十万だろうが関係ないわ!!」
わたしの声が、アリスの声が、ドーム内の空気を震わせる。
「「この場所は――わたしたちが『設営する』ッ!!!」」
その宣言こそが、新たな世界の理となった。
1.このドーム内では、人は死ねない。
2.脱出条件は、完全燃焼(満足)することのみ。
3.全ての争いは、エンターテインメントとして処理される。
「「ルールはただ一つ!! 『不殺』!!!!!」」
アリスが叫ぶ。
「安心して! どんな怪我しても治してあげるから!!」
わたしが吼える。
「どんな物理も弾き返してみせるから!!! さあ、試合開始よ!!」
わたしは「漆黒の玉座」をハンマーのように振り回した。
「「死ぬ気で……いえ、死ぬほど元気に!! 全力でやり合いなさいッッ!!!」」
カーン!!!!
開戦のゴングが、関ヶ原の空に鳴り響いた。
「う、うおおおおおおおおっ!!」
「死なねえんだな!? ならば思いっきり行けるぞ!」
西軍の迷いが消えた。東軍の死への渇望が、「全力の闘争本能」へと上書きされた。
ドームのありとあらゆる場所で、兵士達が組み合い、殴り合う。
武器を振り回しても傷は立ち所に塞がるので、飛びつかれ、組みつかれ、かえって不利だ。
そうなれば頼れるのは己の四肢のみ。
体力の続く限り、殴り、組み、投げ、極める。
武将も雑兵も関係ない、あるのは怪我なき痛みのみ。
悲劇の戦争は終わった。
ここにあるのは、史上最大の「大運動会」だ。
その熱狂を見下ろしながら、ノブナガが腹を抱えて笑っていた。
「カッカッカ! 見ろ! まさに天下分け目の『大祭り』よ!」
光と闇の最強タッグが作り出した奇跡の空間で、トヨノクニの歴史が大きく動こうとしていた。
そこには今、東軍(幕府・洗脳兵)五万と、西軍(レヴィーネ・ノブナガ連合軍)三万が対峙していた。
東軍からは、妖刀の瘴気に当てられた暗い殺気と、「死」を望む虚ろな祈りが漂っている。
対する西軍からは、タカニシキを食べて養った英気と、しかし「同胞を殺さねばならないのか」という迷いの空気が漂っていた。
「……空気が重いわね」
両軍の中間地点。わたしは腕組みをして、ピリピリとした戦場を見渡した。
隣には、白い巫女服をアレンジしたアイドル衣装のアリスが立っている。
「うん。……向こうの人たち、みんな『死ぬ気』だよ。こっちの人たちは『殺したくない』って思ってる。……これじゃ、ただの悲劇になっちゃう」
「ええ。脚本家の筋書き通り……なんて、癪に障るわ」
わたしは鉄扇をパチンと閉じた。
これまで各地で「アリーナ」や「ブーダカン」を展開してきたが、この規模の軍勢、そして広大な盆地全体を覆うには、わたしの影だけでは足りないかもしれない。
その時、アリスがハッとしたように懐を探り、一冊の古びた書物を取り出した。
西国巡礼の折、荒廃した古社で見つけたという「古文書」だ。
「レヴィちゃん! ……やっぱり、これだよ!」
アリスがページを開き、わたしに見せる。
そこには、古代の文字で記された「国創りの神話」の一節があった。
『光と闇は、反発する双極にあらず。
闇は「器」を作り、境界を定め、理を敷く。
光は「中身」を満たし、命を育み、安らぎを与える。
二柱の女神は背中合わせに座し、世界という揺り籠を回す――』
「大陸の教会じゃあ、『光と闇は相容れない敵対属性』だって教わってきたけど……嘘だったんだよ!」
アリスの瞳が、確信に輝く。
「光と闇は、喧嘩なんかしてない! 本来は『隣り合う関係』……ううん、二人で一つのシステムだったんだよ!」
「……なるほどね」
わたしはニヤリと笑った。
腑に落ちた。
なぜ、わたしとアリスが、これほどまでに息が合うのか。
それは前世を同じくするからというだけではない。
なぜ、わたしの作る「過酷な環境」と、アリスの「癒やし」がセットになると、人が劇的に強くなるのか。
わたしが「枠(ルール)」を作り、逃げ場をなくす。
アリスが「中身(ライフ)」を守り、死なせない。
それは、究極の「マッチポンプ」であり――最強の育成機関だ。
生命を育てる大いなる循環なのだ。
「だったら、遠慮はいらないわね」
「うん! もう手加減なしだよ!」
わたしとアリスは、背中合わせに立った。
敵軍が、黒い波となって押し寄せてくる。数万の殺意。
「生意気ね。たかだか数万程度の観客で、わたしたちのステージを埋め尽くせると思って?」
わたしは両手を広げた。
足元の影が、アリスの光を受けて爆発的に膨れ上がる。
「アリス、合わせなさい! ……会場のグレードを上げるわよ!」
「了解! ……フルパワーで行くよ!」
わたしの影が、大地を侵食し、物理的な質量を持って隆起する。
ただの壁ではない。関ヶ原全域を覆い尽くす、巨大な屋根、堅牢な柱、そして何万人もの重量に耐えうる観客席。
イメージするのは、前世の記憶にある最大級の屋内競技場。
『ブーダカン』を超え、数多の伝説を生んだ『ドーム』へ!
「逃がさないわよ。……この空間すべてが、わたしの『掌の上』だわ!」
ズゴゴゴゴゴゴゴォォォォッ!!!!
大地が鳴動し、空が閉ざされる。
関ヶ原という盆地そのものが、巨大な漆黒のドーム球場へと変貌していく。
影魔法・領域結界『ザ・ドーム』。
同時に、アリスが杖を掲げる。
「聖なる光よ、隅々まで満たして! この中にある全ての命を、傷も痛みも疲労も……『死』という概念そのものを否定して!!」
カァッ!!!!
ドームの天井(影)に、無数の光の星が灯る。
それは人工の太陽となり、ドーム内を昼間のような明るさで照らし出した。
アリスの光魔法が、わたしの作った閉鎖空間に充満し、濃密な「生命のスープ」のような環境を作り出す。
光魔法・領域結界『常世の楽園』。
敵兵たちが、呆然と空(天井)を見上げ、武器を取り落とす。
「な、なんだここは……?」
「体が……軽い? 傷が消えている?」
わたしはドームの中央、高くせり上がったリングの上で、マイクを握りしめ、アリスと共に叫んだ。
「数万だろうが、数十万だろうが関係ないわ!!」
わたしの声が、アリスの声が、ドーム内の空気を震わせる。
「「この場所は――わたしたちが『設営する』ッ!!!」」
その宣言こそが、新たな世界の理となった。
1.このドーム内では、人は死ねない。
2.脱出条件は、完全燃焼(満足)することのみ。
3.全ての争いは、エンターテインメントとして処理される。
「「ルールはただ一つ!! 『不殺』!!!!!」」
アリスが叫ぶ。
「安心して! どんな怪我しても治してあげるから!!」
わたしが吼える。
「どんな物理も弾き返してみせるから!!! さあ、試合開始よ!!」
わたしは「漆黒の玉座」をハンマーのように振り回した。
「「死ぬ気で……いえ、死ぬほど元気に!! 全力でやり合いなさいッッ!!!」」
カーン!!!!
開戦のゴングが、関ヶ原の空に鳴り響いた。
「う、うおおおおおおおおっ!!」
「死なねえんだな!? ならば思いっきり行けるぞ!」
西軍の迷いが消えた。東軍の死への渇望が、「全力の闘争本能」へと上書きされた。
ドームのありとあらゆる場所で、兵士達が組み合い、殴り合う。
武器を振り回しても傷は立ち所に塞がるので、飛びつかれ、組みつかれ、かえって不利だ。
そうなれば頼れるのは己の四肢のみ。
体力の続く限り、殴り、組み、投げ、極める。
武将も雑兵も関係ない、あるのは怪我なき痛みのみ。
悲劇の戦争は終わった。
ここにあるのは、史上最大の「大運動会」だ。
その熱狂を見下ろしながら、ノブナガが腹を抱えて笑っていた。
「カッカッカ! 見ろ! まさに天下分け目の『大祭り』よ!」
光と闇の最強タッグが作り出した奇跡の空間で、トヨノクニの歴史が大きく動こうとしていた。
20
あなたにおすすめの小説
勝手にサインしろと仰いましたので、廃嫡書類に国璽を押して差し上げました
鷹 綾
恋愛
「確認? 面倒だ。適当にサインして国璽を押しておけ」
そう言ったのは、王太子アレス。
そう言われたのは、公爵令嬢レイナ・アルヴェルト。
外交も財政も軍備も――
すべてを裏で処理してきたのは彼女だった。
けれど功績はすべて王太子のもの。
感謝も敬意も、ただの一度もない。
そして迎えた舞踏会の夜。
「便利だったが、飾りには向かん」
公開婚約破棄。
それならば、とレイナは微笑む。
「では業務も終了でよろしいですね?」
王太子が望んだ通り、
彼女は“確認”をやめた。
保証を外し、責任を返し、
そして最後に――
「ご確認を」と差し出した書類に、
彼は何も読まずに署名した。
国は契約で成り立っている。
確認しない者に、王の資格はない。
働きたくない公爵令嬢と、
責任を理解しなかった王太子。
静かな契約ざまぁ劇、開幕。
---
前世ブラックOLの私が転生したら悪役令嬢でした
タマ マコト
ファンタジー
過労で倒れたブラック企業勤めのOLは、目を覚ますと公爵令嬢アーデルハイトとして転生していた。しかも立場は“断罪予定の悪役令嬢”。だが彼女は恋愛や王子の愛を選ばず、社交界を「市場」と見抜く。王家の財政が危ういことを察知し、家の莫大な資産と金融知識を武器に“期限付き融資”という刃を突きつける。理想主義の王太子と衝突しながらも、彼女は決意する――破滅を回避するためではない。国家の金脈を握り、国そのものを立て直すために。悪役令嬢の経済戦争が、静かに幕を開ける。
【完結】異世界で幽霊やってます!?
かずきりり
ファンタジー
目が覚めたら、豪華絢爛な寝室……に、浮かぶ俺。
死んだ……?
まさかの幽霊……?
誰にも認識されず、悲しみと孤独が襲う中で、繰り広げられそうな修羅場。
せめて幽霊になるなら異世界とか止めてくれ!!
何故か部屋から逃げる事も出来ず……と思えば、悪役令嬢らしき女の子から離れる事が出来ない!?
どうやら前世ハマっていたゲームの世界に転生したようだけど、既にシナリオとは違う事が起きている……。
そして何と!悪役令嬢は転生者!
俺は……転……死?幽霊……?
どうなる!?悪役令嬢!
ってか、どうなるの俺!?
---------------------
※こちらの作品はカクヨムにも掲載しています。
断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます
山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。
でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。
それを証明すれば断罪回避できるはず。
幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。
チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。
処刑5秒前だから、今すぐに!
悪役令嬢はモブ化した
F.conoe
ファンタジー
乙女ゲーム? なにそれ食べ物? な悪役令嬢、普通にシナリオ負けして退場しました。
しかし貴族令嬢としてダメの烙印をおされた卒業パーティーで、彼女は本当の自分を取り戻す!
領地改革にいそしむ充実した日々のその裏で、乙女ゲームは着々と進行していくのである。
「……なんなのこれは。意味がわからないわ」
乙女ゲームのシナリオはこわい。
*注*誰にも前世の記憶はありません。
ざまぁが地味だと思っていましたが、オーバーキルだという意見もあるので、優しい結末を期待してる人は読まない方が良さげ。
性格悪いけど自覚がなくて自分を優しいと思っている乙女ゲームヒロインの心理描写と因果応報がメインテーマ(番外編で登場)なので、叩かれようがざまぁ改変して救う気はない。
作者の趣味100%でダンジョンが出ました。
【完結】無能と婚約破棄された令嬢、辺境で最強魔導士として覚醒しました
東野あさひ
ファンタジー
無能の烙印、婚約破棄、そして辺境追放――。でもそれ、全部“勘違い”でした。
王国随一の名門貴族令嬢ノクティア・エルヴァーンは、魔力がないと断定され、婚約を破棄されて辺境へと追放された。
だが、誰も知らなかった――彼女が「古代魔術」の適性を持つ唯一の魔導士であることを。
行き着いた先は魔物の脅威に晒されるグランツ砦。
冷徹な司令官カイラスとの出会いをきっかけに、彼女の眠っていた力が次第に目を覚まし始める。
無能令嬢と嘲笑された少女が、辺境で覚醒し、最強へと駆け上がる――!
王都の者たちよ、見ていなさい。今度は私が、あなたたちを見下ろす番です。
これは、“追放令嬢”が辺境から世界を変える、痛快ざまぁ×覚醒ファンタジー。
王女殿下のモラトリアム
あとさん♪
恋愛
「君は彼の気持ちを弄んで、どういうつもりなんだ?!この悪女が!」
突然、怒鳴られたの。
見知らぬ男子生徒から。
それが余りにも突然で反応できなかったの。
この方、まさかと思うけど、わたくしに言ってるの?
わたくし、アンネローゼ・フォン・ローリンゲン。花も恥じらう16歳。この国の王女よ。
先日、学園内で突然無礼者に絡まれたの。
お義姉様が仰るに、学園には色んな人が来るから、何が起こるか分からないんですって!
婚約者も居ない、この先どうなるのか未定の王女などつまらないと思っていたけれど、それ以来、俄然楽しみが増したわ♪
お義姉様が仰るにはピンクブロンドのライバルが現れるそうなのだけど。
え? 違うの?
ライバルって縦ロールなの?
世間というものは、なかなか複雑で一筋縄ではいかない物なのですね。
わたくしの婚約者も学園で捕まえる事が出来るかしら?
この話は、自分は平凡な人間だと思っている王女が、自分のしたい事や好きな人を見つける迄のお話。
※設定はゆるんゆるん
※ざまぁは無いけど、水戸○門的なモノはある。
※明るいラブコメが書きたくて。
※シャティエル王国シリーズ3作目!
※過去拙作『相互理解は難しい(略)』の12年後、
『王宮勤めにも色々ありまして』の10年後の話になります。
上記未読でも話は分かるとは思いますが、お読みいただくともっと面白いかも。
※ちょいちょい修正が入ると思います。誤字撲滅!
※小説家になろうにも投稿しました。
【完】相手が宜しくないヤツだから、とりあえず婚約破棄したい(切実)
桜 鴬
恋愛
私は公爵家令嬢のエリザベート。弟と妹がおりますわ。嫡男の弟には隣国の姫君。妹には侯爵子息。私には皇太子様の婚約者がおります。勿論、政略結婚です。でもこればかりは仕方が有りません。貴族としての義務ですから。ですから私は私なりに、婚約者様の良い所を見つけようと努力をして参りました。尊敬し寄り添える様にと努力を重ねたのです。でも無理!ムリ!絶対に嫌!あからさまな変態加減。更には引きこもりの妹から明かされる真実?もう開いた口が塞がらない。
ヒロインに隠しキャラ?妹も私も悪役令嬢?ならそちらから婚約破棄して下さい。私だけなら国外追放喜んで!なのに何故か執着されてる。
ヒロイン!死ぬ気で攻略しろ!
勿論、やられたら倍返ししますけど。
(異世界転生者が登場しますが、主人公は異世界転生者では有りません。)
続編として【まだまだ宜しくないヤツだけど、とりあえず婚約破棄しない。】があります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる