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世界、2
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初デートの時ってさ、やっぱり張り切って、
「いや~、どこに行こうかな?静かな喫茶店で二人でお話ししようかな?でも、その時天気が良かったら外の席で話するのもいいしなぁ~。いや待てよ、二人で隣町の大型市場で買い物するのもいいしなぁー、あぁどうしようっ」と人生最大の決定をするものである。
ここで男の真価が問われると言っても過言ではない。
スタートでミスしたら…後は何かに身を任せよう。
とここで、その人生最大の決定を間違った、否。
決定すらし得なかった敗北者たる者がいる。
お洒落なスーツを着て
しゃれた靴まではいて
またされて身をよじらせて
いかにも出来る男が
形骸化と化し、歩いていた。
「そんなに落ち込まないで下さい。誰だって失敗はするものです。」
シッパイ?あぁ、死敗ね
「それに私だってうっかりしてました。全てブレイブ様にお任せしてしまって…」
うっかりされる程の人間、なんだなぁ…
「でも私は久しぶりに訪れる場所なんです。この機会に来られて良かったです」
あぁ喜んで貰えて嬉しいよ…
二人の目に、いや一人の美少女と灰になった何かの目に飛び込んで来たのはこれまた石造りの塔。
その高さ故に旅人の目印さえさるそれは…
王国図書館に一緒に来て…
…………………………
「って~、何で初デートで図書館に来なくちゃならないんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
その塔ー王国図書館さえも倒れるような声で失敗者は
叫んだ。
「いやいやいや、まぁデートの場所は決めてなかったですよはい。でもさでもさでもさ、何でよりによって今日!いや、輝かしい未来の最初の階段を上ろうとしてる時にぃぃぃ…」
店が全部休みなんだぁぁぁ!
大地は揺れ、腰を下ろしていた雲も逃げ、食後のお休みタイムであっただろう鳥も逃げた。なるほど人間もまだ捨てたもんではないなと思わせる力、奥義 恥を使い自然いや、万物に対して叫んでいた。
「お、落ち着いてくださいブレイブ様っ!私は本がとてもとても大っ好きなのです。だから本当に嬉しいです!」
「はぁはぁはぁ、ティアール。」
「はい?」
「落ち着いてよーく考えるんだ」
いや、お前がな!とツッコミをしたくなる発言をしたブレイブは相手を探るような話し方で話し始めた。
「初デートで。天気の良い日に。楽しくお喋りが出来そうな日に。図書館…いや、~強制静寂作動システム作動中~《暗黙の了解の元で…》的なタイトルがつきそうな場所にくる人って、前例ある?」
和かなその笑みに恐怖を感じながらも、ティアールは明るく応えた。
「いや、聞いたことはありません。それであれば私たちが先駆者ですね!お話しをしたい年頃である恋人達にあえて自制心をつけさせ、強靭な精神力を…
良い訓練かもしれないですね!」
ティアールは頑張ってフォローした、否。フォローせざろう得なかった。このままにすると、私の大好きな勇敢な騎士が自害するかもしれない、と危惧して一生懸命フォローした。しかし、嘘はつけなかった…
「いやいやいやいや、『訓練』って言ったよね、訓練って!あぁそうですか、そうですよね!見えない猿ぐつわをされたも同然な所に連行されるんですもんねっ!そりゃぁ訓練だぁぁぁぁぁぁ!」
隣の廃人ならぬ、灰人が絶叫していた。今日何度目であろう、空間を壊したのは…いや、今のうちにありったけの声を吐き出すつもりなのかもしれない。もはや諦めなのか、怒りなのか判断もつきやしない。そんな灰人を目の当たりにし、
「………………」
「やった、俺は先駆者になったぞ!これを我が国に広めればぁ、如何なる争いも~勝てるようになるかもしれないな、このクソ野郎のお陰で!…ってティアール?」
可憐な少女は泣いていた。
「いや~、どこに行こうかな?静かな喫茶店で二人でお話ししようかな?でも、その時天気が良かったら外の席で話するのもいいしなぁ~。いや待てよ、二人で隣町の大型市場で買い物するのもいいしなぁー、あぁどうしようっ」と人生最大の決定をするものである。
ここで男の真価が問われると言っても過言ではない。
スタートでミスしたら…後は何かに身を任せよう。
とここで、その人生最大の決定を間違った、否。
決定すらし得なかった敗北者たる者がいる。
お洒落なスーツを着て
しゃれた靴まではいて
またされて身をよじらせて
いかにも出来る男が
形骸化と化し、歩いていた。
「そんなに落ち込まないで下さい。誰だって失敗はするものです。」
シッパイ?あぁ、死敗ね
「それに私だってうっかりしてました。全てブレイブ様にお任せしてしまって…」
うっかりされる程の人間、なんだなぁ…
「でも私は久しぶりに訪れる場所なんです。この機会に来られて良かったです」
あぁ喜んで貰えて嬉しいよ…
二人の目に、いや一人の美少女と灰になった何かの目に飛び込んで来たのはこれまた石造りの塔。
その高さ故に旅人の目印さえさるそれは…
王国図書館に一緒に来て…
…………………………
「って~、何で初デートで図書館に来なくちゃならないんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
その塔ー王国図書館さえも倒れるような声で失敗者は
叫んだ。
「いやいやいや、まぁデートの場所は決めてなかったですよはい。でもさでもさでもさ、何でよりによって今日!いや、輝かしい未来の最初の階段を上ろうとしてる時にぃぃぃ…」
店が全部休みなんだぁぁぁ!
大地は揺れ、腰を下ろしていた雲も逃げ、食後のお休みタイムであっただろう鳥も逃げた。なるほど人間もまだ捨てたもんではないなと思わせる力、奥義 恥を使い自然いや、万物に対して叫んでいた。
「お、落ち着いてくださいブレイブ様っ!私は本がとてもとても大っ好きなのです。だから本当に嬉しいです!」
「はぁはぁはぁ、ティアール。」
「はい?」
「落ち着いてよーく考えるんだ」
いや、お前がな!とツッコミをしたくなる発言をしたブレイブは相手を探るような話し方で話し始めた。
「初デートで。天気の良い日に。楽しくお喋りが出来そうな日に。図書館…いや、~強制静寂作動システム作動中~《暗黙の了解の元で…》的なタイトルがつきそうな場所にくる人って、前例ある?」
和かなその笑みに恐怖を感じながらも、ティアールは明るく応えた。
「いや、聞いたことはありません。それであれば私たちが先駆者ですね!お話しをしたい年頃である恋人達にあえて自制心をつけさせ、強靭な精神力を…
良い訓練かもしれないですね!」
ティアールは頑張ってフォローした、否。フォローせざろう得なかった。このままにすると、私の大好きな勇敢な騎士が自害するかもしれない、と危惧して一生懸命フォローした。しかし、嘘はつけなかった…
「いやいやいやいや、『訓練』って言ったよね、訓練って!あぁそうですか、そうですよね!見えない猿ぐつわをされたも同然な所に連行されるんですもんねっ!そりゃぁ訓練だぁぁぁぁぁぁ!」
隣の廃人ならぬ、灰人が絶叫していた。今日何度目であろう、空間を壊したのは…いや、今のうちにありったけの声を吐き出すつもりなのかもしれない。もはや諦めなのか、怒りなのか判断もつきやしない。そんな灰人を目の当たりにし、
「………………」
「やった、俺は先駆者になったぞ!これを我が国に広めればぁ、如何なる争いも~勝てるようになるかもしれないな、このクソ野郎のお陰で!…ってティアール?」
可憐な少女は泣いていた。
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