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【第二章】エデンの果実
7.偽りの幸福
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「…あ、れ?」
大輔は思いがけないものを見て、その足を止めた。
忙しいスケジュールをぬって、やっとの思いで着いたホテルのロビーは人でごった返していたが、その二人だけが鮮明に大輔の視界に飛び込んできた。
具合でも悪いのか俯いて顔色の悪い真理と、その肩を抱くようにして足早に玄関を出てタクシー乗り場に向かう不破。
「真理く…」
片手を挙げて合図を送ろうとしたが、二人の危うい雰囲気が遠く離れた大輔のところまで伝わってきて、何も言えずに呆然と見送った。
不破が渡米する前、かつて二人が付き合っていたことは知っていたが、今の真理は馨と暮らしているし、不破だって…そう考えて、杏理と喧嘩別れになったままだったことを思い出し、大輔は二人のことを考えるのをやめ、会場になっている広間に向かった。
突然、杏理から不破と結婚すると打ち明けられたとき、大輔はろくに話も聞かないで反対し、杏理を怒らせてしまった。
けれど、許せるはずがない。
それが純粋に恋愛関係の末の結婚であれば話は違うが、杏理と不破の場合はそうじゃないのだ。
「だって私、誰かと結婚しないと、家に連れ戻されるのよ」
杏理の家の事情は、以前から知っていた。
なんでも江戸時代よりもっと前から続くかなりの名家で、代々、家長は市議会議員をしているという。
長男の真理は跡取りで、芸能界入りも反対されたが、相応の年齢になったら家に戻って跡を継ぐ約束になっていたらしい。
その真理が勘当された今、責任は妹の杏理に回ってきたのだ。
今や父親も親族も、杏理が田舎に戻ってきて跡を継ぐことを疑っていない。
「だからって、なんで不破君なの」
「それは…尊に相談したら、オレが引き受けようかって言ってくれたから」
「おかしいじゃん、そんなの!なにかあるんだって、不破君にも事情が」
「なにかって、なに」
昔から密かに兄の恋人である不破に想いを寄せていた杏理には、大輔の言葉は耳に入らない。
「大輔、私のことはなにを言ってもいいけど、尊のことは、悪く言わないで。尊は、私が困っていたから、助けてくれるだけなの」
そのまま言い争いになり、別れてしまった。
自分がどうしてあんなに強く反対したのか、さっきの真理と不破を見て、わかったような気がした。
二人は、別れてなんかいないのだ。
今も密かに隠れて、愛しあっている。
今こそ杏理が自分を必要としているような気がして、大輔は必死になって杏理を探した。
会場の隅で誰かを探しているように視線を彷徨わせている杏理を視界に捕らえると、自分の考えが間違っていなかったと思い、大輔の顔は綻んだ。
杏理は華やかな広い会場で一人、心細そうにしている。
自分が杏理を探したように、杏理も自分を探しているに違いない。
「杏理!」
駆け寄って、小柄な杏理をぎゅっと抱きしめた。
「大輔!ちょっと、やめてよ」
いきなりの抱擁に驚いた杏理は大輔の身体を離した。
「なんだよ、久し振りに会ったのに…」
「そうだけど」
杏理は大輔を見ようとしないで、また会場の方に目をやった。
「誰か探してるの?」
杏理の視線は今でも会場を彷徨っていて、杏理が探していたのが自分じゃなかったことに大輔はやっと気づいた。
「ねえ、大輔、尊を見なかった?さっきから探してるんだけど…」
「……なんで?」
急に杏理の存在が遠くに感じて、自分でも信じられないくらい冷たい声が出た。
「なんでって、一緒に帰るからに決まってるじゃない」
不破が真理と一緒にホテルを出ていった姿を思い出す。
大事そうに真理の細い肩を抱いて、不破は行ってしまった。
杏理をここに一人、置き去りにして。
杏理はいつだって本当のことは何も知らない。
だから自分が守ってやらなければならない。
「大輔、元気だった?」
不破を探すのを諦めたのか、やっと杏理が正面を向いて微笑しながら聞いてくれた。
「…うん。杏理は?」
「引越しとかで忙しかったけど、やっと落ち着いたわ」
はじけてしまった気持ちはもとには戻らず、ぎこちなさを感じながらも大輔は言った。
「この間は…ごめん」
「どうしたの、急に。気にしてないわよ」
素直に謝ってみれば、杏理は屈託なく許してくれる。
くすぐったくなるような、大輔の大好きな微笑が返ってきて、大輔は嬉しくなった。
「杏理!」
嬉しくてたまらなくて、もう一度、杏理を抱きしめようと腕を伸ばす。
「だめよ、大輔」
アメリカで生まれ育った帰国子女の大輔が、親愛の情の意味でハグするのは昔からで、今まで杏理に拒まれたことなどなかった。
今さらどうして「だめ」なのか、大輔には理解出来ない。
「なんで」
「だって、私は尊と結婚するのよ。大輔と、たとえ友達同士のスキンシップでも、もう出来ないわ、わかるでしょう」
わかるわけがない、どうしてそういうことになるのか。
「なに、言ってんの。だって…偽装でしょ?不破君とは」
大輔の「偽装」という言葉に、杏理は傷ついた顔をする。
「そう…だけど。でも、大輔は、私の気持ち、知ってるでしょう」
杏理が、以前から不破を愛していたことは、他の誰も知らなくても大輔は知っていた。
不破と真理が、ROSYのメンバーに付き合っていることを打ち明けたとき、その場には杏理もいた。
自分の気持ちを隠すことが苦手な不破の態度から、そのことはROSYのメンバーには周知の事実であり、みんなは驚くこともなく、祝福の言葉を口にした。
はじめてその事実を知ったはずの杏理もまた同じように、二人の告白を、喜んで受け入れた。
「世間がなんと言おうと、私は二人の味方よ。真理、家のことなら心配しないで。私が跡を継ぐから大丈夫」
あの時の杏理の言葉には嘘はなかった。
大好きな兄と、愛する男の幸福を、杏理は心から願ったのだ。
けれどその夜、杏理が朝まで泣き続けたことを、大輔だけは知っている。
「それ、どういうこと…」
杏理は毅然とした顔で言った。
「尊を愛してるの。必ず、振り向かせてみせる。だから、大輔のことは大好きだし、親友だと思っているけど、尊に誤解されるようなことはしたくないの。わかってくれるでしょう?」
目の前が真っ暗になって、人々のざわめきも何も感じなくなった。
心臓の音だけがやけに大きく聞える。
「親友」なんて、そんな言葉は要らない。
今更ながら大輔は自分がどれだけ強く杏理を必要としていたのかを知った。
杏理に自分が必要だったんじゃない、自分に杏理が必要だったのだ。
勝気で嘘の苦手な杏理は他人に誤解されやすく、芸能界には敵も多かった。
本当は弱いくせに、人に弱みを見せない杏理を知っているから、大輔は自分が守ってやっているつもりだったのだ。
けれど、そうじゃない。
杏理は自分が思っていたほど、弱くはない。
自分の力で、愛を手に入れようとしている。
杏理を失う今になって、大輔は自分の気持ちに気づいた。
自分は、杏理を、誰より愛しているのだ。
「そうそう、さっき有沢さんに会ったわよ」
いきなり話題を変えた杏理を、大輔は冷めた目で見下ろす。
「有沢さんにノロケられちゃったわ。あの二人、相変わらずラブラブみたい」
兄と友人の幸福を、自分のことのように喜べるのは、自分も同じように幸せだからだ。
大輔の怒りは静かに杏理に向けられた。
本当は、全部、嘘なのに。
みんな嘘の上にありもしない偽りの幸福を演じているだけなのに。
それを知らないで、嘘の中で幸福になろうとしている杏理を許せないと思った。
「……ラブラブなんて、そんなわけない」
「……え、なに?大輔」
大輔は真実を語る自分の冷静さに驚きながら、胸をチクリとさす痛みよりも、自分の言葉に傷ついてゆく杏理の顔に奇妙な高揚感を感じていた。
大輔は思いがけないものを見て、その足を止めた。
忙しいスケジュールをぬって、やっとの思いで着いたホテルのロビーは人でごった返していたが、その二人だけが鮮明に大輔の視界に飛び込んできた。
具合でも悪いのか俯いて顔色の悪い真理と、その肩を抱くようにして足早に玄関を出てタクシー乗り場に向かう不破。
「真理く…」
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突然、杏理から不破と結婚すると打ち明けられたとき、大輔はろくに話も聞かないで反対し、杏理を怒らせてしまった。
けれど、許せるはずがない。
それが純粋に恋愛関係の末の結婚であれば話は違うが、杏理と不破の場合はそうじゃないのだ。
「だって私、誰かと結婚しないと、家に連れ戻されるのよ」
杏理の家の事情は、以前から知っていた。
なんでも江戸時代よりもっと前から続くかなりの名家で、代々、家長は市議会議員をしているという。
長男の真理は跡取りで、芸能界入りも反対されたが、相応の年齢になったら家に戻って跡を継ぐ約束になっていたらしい。
その真理が勘当された今、責任は妹の杏理に回ってきたのだ。
今や父親も親族も、杏理が田舎に戻ってきて跡を継ぐことを疑っていない。
「だからって、なんで不破君なの」
「それは…尊に相談したら、オレが引き受けようかって言ってくれたから」
「おかしいじゃん、そんなの!なにかあるんだって、不破君にも事情が」
「なにかって、なに」
昔から密かに兄の恋人である不破に想いを寄せていた杏理には、大輔の言葉は耳に入らない。
「大輔、私のことはなにを言ってもいいけど、尊のことは、悪く言わないで。尊は、私が困っていたから、助けてくれるだけなの」
そのまま言い争いになり、別れてしまった。
自分がどうしてあんなに強く反対したのか、さっきの真理と不破を見て、わかったような気がした。
二人は、別れてなんかいないのだ。
今も密かに隠れて、愛しあっている。
今こそ杏理が自分を必要としているような気がして、大輔は必死になって杏理を探した。
会場の隅で誰かを探しているように視線を彷徨わせている杏理を視界に捕らえると、自分の考えが間違っていなかったと思い、大輔の顔は綻んだ。
杏理は華やかな広い会場で一人、心細そうにしている。
自分が杏理を探したように、杏理も自分を探しているに違いない。
「杏理!」
駆け寄って、小柄な杏理をぎゅっと抱きしめた。
「大輔!ちょっと、やめてよ」
いきなりの抱擁に驚いた杏理は大輔の身体を離した。
「なんだよ、久し振りに会ったのに…」
「そうだけど」
杏理は大輔を見ようとしないで、また会場の方に目をやった。
「誰か探してるの?」
杏理の視線は今でも会場を彷徨っていて、杏理が探していたのが自分じゃなかったことに大輔はやっと気づいた。
「ねえ、大輔、尊を見なかった?さっきから探してるんだけど…」
「……なんで?」
急に杏理の存在が遠くに感じて、自分でも信じられないくらい冷たい声が出た。
「なんでって、一緒に帰るからに決まってるじゃない」
不破が真理と一緒にホテルを出ていった姿を思い出す。
大事そうに真理の細い肩を抱いて、不破は行ってしまった。
杏理をここに一人、置き去りにして。
杏理はいつだって本当のことは何も知らない。
だから自分が守ってやらなければならない。
「大輔、元気だった?」
不破を探すのを諦めたのか、やっと杏理が正面を向いて微笑しながら聞いてくれた。
「…うん。杏理は?」
「引越しとかで忙しかったけど、やっと落ち着いたわ」
はじけてしまった気持ちはもとには戻らず、ぎこちなさを感じながらも大輔は言った。
「この間は…ごめん」
「どうしたの、急に。気にしてないわよ」
素直に謝ってみれば、杏理は屈託なく許してくれる。
くすぐったくなるような、大輔の大好きな微笑が返ってきて、大輔は嬉しくなった。
「杏理!」
嬉しくてたまらなくて、もう一度、杏理を抱きしめようと腕を伸ばす。
「だめよ、大輔」
アメリカで生まれ育った帰国子女の大輔が、親愛の情の意味でハグするのは昔からで、今まで杏理に拒まれたことなどなかった。
今さらどうして「だめ」なのか、大輔には理解出来ない。
「なんで」
「だって、私は尊と結婚するのよ。大輔と、たとえ友達同士のスキンシップでも、もう出来ないわ、わかるでしょう」
わかるわけがない、どうしてそういうことになるのか。
「なに、言ってんの。だって…偽装でしょ?不破君とは」
大輔の「偽装」という言葉に、杏理は傷ついた顔をする。
「そう…だけど。でも、大輔は、私の気持ち、知ってるでしょう」
杏理が、以前から不破を愛していたことは、他の誰も知らなくても大輔は知っていた。
不破と真理が、ROSYのメンバーに付き合っていることを打ち明けたとき、その場には杏理もいた。
自分の気持ちを隠すことが苦手な不破の態度から、そのことはROSYのメンバーには周知の事実であり、みんなは驚くこともなく、祝福の言葉を口にした。
はじめてその事実を知ったはずの杏理もまた同じように、二人の告白を、喜んで受け入れた。
「世間がなんと言おうと、私は二人の味方よ。真理、家のことなら心配しないで。私が跡を継ぐから大丈夫」
あの時の杏理の言葉には嘘はなかった。
大好きな兄と、愛する男の幸福を、杏理は心から願ったのだ。
けれどその夜、杏理が朝まで泣き続けたことを、大輔だけは知っている。
「それ、どういうこと…」
杏理は毅然とした顔で言った。
「尊を愛してるの。必ず、振り向かせてみせる。だから、大輔のことは大好きだし、親友だと思っているけど、尊に誤解されるようなことはしたくないの。わかってくれるでしょう?」
目の前が真っ暗になって、人々のざわめきも何も感じなくなった。
心臓の音だけがやけに大きく聞える。
「親友」なんて、そんな言葉は要らない。
今更ながら大輔は自分がどれだけ強く杏理を必要としていたのかを知った。
杏理に自分が必要だったんじゃない、自分に杏理が必要だったのだ。
勝気で嘘の苦手な杏理は他人に誤解されやすく、芸能界には敵も多かった。
本当は弱いくせに、人に弱みを見せない杏理を知っているから、大輔は自分が守ってやっているつもりだったのだ。
けれど、そうじゃない。
杏理は自分が思っていたほど、弱くはない。
自分の力で、愛を手に入れようとしている。
杏理を失う今になって、大輔は自分の気持ちに気づいた。
自分は、杏理を、誰より愛しているのだ。
「そうそう、さっき有沢さんに会ったわよ」
いきなり話題を変えた杏理を、大輔は冷めた目で見下ろす。
「有沢さんにノロケられちゃったわ。あの二人、相変わらずラブラブみたい」
兄と友人の幸福を、自分のことのように喜べるのは、自分も同じように幸せだからだ。
大輔の怒りは静かに杏理に向けられた。
本当は、全部、嘘なのに。
みんな嘘の上にありもしない偽りの幸福を演じているだけなのに。
それを知らないで、嘘の中で幸福になろうとしている杏理を許せないと思った。
「……ラブラブなんて、そんなわけない」
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