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第七章 届かない声
VS大型サソリ
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今にも襲い掛かって来そうな巨大なサソリ型の魔物をヴェイトは見据え、大型の銃を構えマッド達の前に立つ。
「サソリ型の魔物は、尻尾の先端に毒がある。尻尾の攻撃に気を付けろ」
「あぁ! この魔物が町を荒らしてるんだろ? なら直ぐに蹴散らしてやるぜ!」
既に戦う気満々なマッドの誠意が伝わったのか、ヴェイトは小さく微笑んだ。
「あまり前に出過ぎるなよ。あの魔物は図体はデカいが、素早さもそれなりにあるからな」
「へっ! 素早さなら俺だって負けねぇぜ! 行くぜ!」
「全く。好戦的、だなっ!」
ヴェイトが大型の銃を撃ったと同時にマッドは走り出し、サソリの身体に目掛けて剣を振り下ろした。
銃弾は虹色の光を帯び、そのままサソリの巨大な鋏に当たり、サソリの動きが一瞬止まった瞬間をマッドは見逃さず、体重をかけてサソリの胴体に斬り込みを入れようとしたが、甲羅が硬く、切り傷一つ入れ込む事が出来なかった。
「ちっ、甲羅がかてぇなコイツ」
「マッド、腹節の間を狙え。尻尾が筋になっているだろう? そこの間を目掛けて攻撃しろ。じゃないと攻撃が通らない」
体勢を整え直すマッドの横をウォックが話しながら横切り、大きく飛び上がるとサソリの腹節を狙い、ヌンチャクを素早く振りかざした。
すると、ヌンチャクが当たった部分から紫色の液体が吹き出し、ウォックは素早くそれを回避する。
「ちっ、毒か」
液体が地面に溢れ落ちると、地面は段々と紫色に変色していきドロドロと溶け出し、辺りに生えていた草や花が枯れていく。
ヴェイトはその変化に顔をしかめ、一度銃を仕舞うと素早く右手を地面に打ちつけた。
足元に青白い魔法陣が浮かび上がり、その魔法陣はマッド達の足元に届く様に大きくなっていく。
「我らに風と光の加護を。ディスペリーション」
ヴェイトが唱えると、マッド達の足元に広がる魔法陣は青白く輝き、マッド達を暖かく包み込む。
暖かい光が身体の中に流れていく感覚に、マッドは何処か不思議な感覚を覚えた。
「な、なんだ、これ。何したんだアンタ」
「ディスペリーション。毒や痺れを一定時間無効化出来る術だ。地面を溶かす程の毒だ。こんなの受けたらひとたまりもないぞ」
「ヴェイトさん、ありがとうございます。一定時間って、どれ位持つんですか?」
ティミーの問いかけに、ヴェイトはサソリを見て再度銃を構えながら口を開く。
「大体三十分位が限界だな。だが、毒を無効化出来るからといって安全になったと言う訳ではない。一気に叩き込んであの魔物を倒すぞ」
ヴェイトが叫ぶと、大型の銃から虹色の光を纏った銃弾が放たれ、サソリの頭に直撃した。
サソリは一瞬動きが鈍くなり、マッドとウォックはそれを逃さず、一気にサソリとの距離を詰める。
「いくぜ! 閃空斬!」
マッドは身体を数回回転させながらサソリの尻尾を目掛けて剣を振った。
腹筋の筋に沿って斬り込みを入れて行き、サソリはバランスを崩し動きが鈍くなる。
サソリの足元をウォックは駆け上がり、一気に背中まで登り詰めた。
「スプラッシュ・ノア!」
ウォックが叫ぶと、足元に水色の魔法陣が現れ、ヌンチャクの周りに水が漂い始め、それをヌンチャクごと振りかざすと甲羅に直撃し、僅かに甲羅にヒビが入った。
そのヒビをティミーは見逃さず、弓に力を入れて素早く矢を放った。
「火閃!」
ヒビが入った所にティミーの放った矢が当たった瞬間、爆炎が発生しウォックは慌てて地面に降り立った。
炎を見て、思わずティミーを振り返る。
「なっ、ティミー、今の技は何だ? 陽術は使えない筈じゃ」
「特殊な鉱石を使った刃を矢尻に装着すれば、その鉱石の種類によって様々な効果を発揮するの。さっきのは火属性の鉱石。何種類か持ち合わせているの。こうでもしなきゃ、足手纏いになっちゃうから」
「精霊の結晶石みたいなものか」
ウォックは関心していると、サソリは尻尾を大きく振りかざし、ヴェイトを目掛けて突き出した。
ヴェイトはそれを素早くかわし、腹部に向けて銃弾を放つ。
銃弾はサソリの腹部に当たるも、弱る気配を見せず、鋏を振り上げてマッドとウォックに向けて振り下ろした。
「おっと!」
マッドはヒラリとかわし、腹節の部分を目掛けて剣を振るうも、サソリは素早くかわし、マッド達に突進する様に身体ごと突っ込もうとしていた。
「ヤバイ、こっちに向かってくる!」
ヴェイトが少し焦った表情を見せると、すかさずウォックが前に出て、拳をかざしそのままサソリに対面で突っ込もうと走り出した。
「おい、ウォック危険だぞ!」
「大丈夫です、サソリの勢いを利用すれば!」
ヴェイトに止められるもウォックは聞き入れず、そのままサソリに向かって突っ走った。
拳からは水の力が溢れ出て、ウォックの辺りには水が舞うように漂い始める。
「掌底!!」
サソリの胴体とウォックの拳が当たった瞬間、凄まじい爆発が発生し、辺りは粉塵に包まれた。
煙が巻き上がり、マッドとティミーは思わず咳き込み、ヴェイトは結界を張ろうと魔法陣を描き周囲を見回した。
「結界を張る! マッド、ティミー! 俺の後ろに付け!」
「んな事言ったって、アンタがどこにいるか見えねぇよ!」
「魔法陣から放たれている光が見える筈だ、それを見つけろ!」
「見つけろって言ったって」
「マッド、あそこ! 左側が光ってる!」
ティミーが指差すと、すぐ近くに青白い光が見えた。
粉塵から人影が見え、身長的にヴェイトだと判断する。
マッドとティミーは光を目指して向かうと、粉塵が肌に当たる感覚が消え、辺りを見回した。
まるでガラスのドームに包まれている感覚を覚え、呼吸も苦しく無く、二人は小さく息を吐く。
目の前を見ると、手を前にかざしたヴェイトの背中が視界に飛び込んできた。
「ヴェイトさん、ありがとうございます。これが、結界......ですか?」
「そうだ。一定の攻撃を防ぐ事が出来る。全くウォックの奴、少しは周りを考えろって」
「アイツ、基本的に容赦し無さそうな奴だもんな」
結界で粉塵から身を守ると、周囲に漂っていた煙が晴れてきた。
サソリとウォックを探すと、目の前でウォックが水を何本もの縄状にしてサソリを縛り上げている状況が見える。
サソリは呻き声を上げて、身動きが取れない状況だ。
「今だ! 動きを捉えたぞ! 甲羅は大分崩れている! 今なら攻撃が通る筈だ!」
「よっしゃ、任せろ!」
ウォックの言葉にマッドは走り出し、一気に飛び上がると崩れた腹部を狙い、剣を振り下ろした。
「これでとどめだ! 襲円斬!」
一回転する様に斬り付けると、サソリは呻き声を上げ、激しく暴れ出し水の拘束から逃れようとする。
ウォックは水の力を込めると水の縄は更に締め付け、サソリの動きは鈍くなっていく。
「やったか!? うわっ!」
マッドはその様子を見ていると、暴れているサソリの尻尾がマッドの横を素早く横切り、マッドは慌ててその場から大きく退いた。
「サソリ型の魔物は、尻尾の先端に毒がある。尻尾の攻撃に気を付けろ」
「あぁ! この魔物が町を荒らしてるんだろ? なら直ぐに蹴散らしてやるぜ!」
既に戦う気満々なマッドの誠意が伝わったのか、ヴェイトは小さく微笑んだ。
「あまり前に出過ぎるなよ。あの魔物は図体はデカいが、素早さもそれなりにあるからな」
「へっ! 素早さなら俺だって負けねぇぜ! 行くぜ!」
「全く。好戦的、だなっ!」
ヴェイトが大型の銃を撃ったと同時にマッドは走り出し、サソリの身体に目掛けて剣を振り下ろした。
銃弾は虹色の光を帯び、そのままサソリの巨大な鋏に当たり、サソリの動きが一瞬止まった瞬間をマッドは見逃さず、体重をかけてサソリの胴体に斬り込みを入れようとしたが、甲羅が硬く、切り傷一つ入れ込む事が出来なかった。
「ちっ、甲羅がかてぇなコイツ」
「マッド、腹節の間を狙え。尻尾が筋になっているだろう? そこの間を目掛けて攻撃しろ。じゃないと攻撃が通らない」
体勢を整え直すマッドの横をウォックが話しながら横切り、大きく飛び上がるとサソリの腹節を狙い、ヌンチャクを素早く振りかざした。
すると、ヌンチャクが当たった部分から紫色の液体が吹き出し、ウォックは素早くそれを回避する。
「ちっ、毒か」
液体が地面に溢れ落ちると、地面は段々と紫色に変色していきドロドロと溶け出し、辺りに生えていた草や花が枯れていく。
ヴェイトはその変化に顔をしかめ、一度銃を仕舞うと素早く右手を地面に打ちつけた。
足元に青白い魔法陣が浮かび上がり、その魔法陣はマッド達の足元に届く様に大きくなっていく。
「我らに風と光の加護を。ディスペリーション」
ヴェイトが唱えると、マッド達の足元に広がる魔法陣は青白く輝き、マッド達を暖かく包み込む。
暖かい光が身体の中に流れていく感覚に、マッドは何処か不思議な感覚を覚えた。
「な、なんだ、これ。何したんだアンタ」
「ディスペリーション。毒や痺れを一定時間無効化出来る術だ。地面を溶かす程の毒だ。こんなの受けたらひとたまりもないぞ」
「ヴェイトさん、ありがとうございます。一定時間って、どれ位持つんですか?」
ティミーの問いかけに、ヴェイトはサソリを見て再度銃を構えながら口を開く。
「大体三十分位が限界だな。だが、毒を無効化出来るからといって安全になったと言う訳ではない。一気に叩き込んであの魔物を倒すぞ」
ヴェイトが叫ぶと、大型の銃から虹色の光を纏った銃弾が放たれ、サソリの頭に直撃した。
サソリは一瞬動きが鈍くなり、マッドとウォックはそれを逃さず、一気にサソリとの距離を詰める。
「いくぜ! 閃空斬!」
マッドは身体を数回回転させながらサソリの尻尾を目掛けて剣を振った。
腹筋の筋に沿って斬り込みを入れて行き、サソリはバランスを崩し動きが鈍くなる。
サソリの足元をウォックは駆け上がり、一気に背中まで登り詰めた。
「スプラッシュ・ノア!」
ウォックが叫ぶと、足元に水色の魔法陣が現れ、ヌンチャクの周りに水が漂い始め、それをヌンチャクごと振りかざすと甲羅に直撃し、僅かに甲羅にヒビが入った。
そのヒビをティミーは見逃さず、弓に力を入れて素早く矢を放った。
「火閃!」
ヒビが入った所にティミーの放った矢が当たった瞬間、爆炎が発生しウォックは慌てて地面に降り立った。
炎を見て、思わずティミーを振り返る。
「なっ、ティミー、今の技は何だ? 陽術は使えない筈じゃ」
「特殊な鉱石を使った刃を矢尻に装着すれば、その鉱石の種類によって様々な効果を発揮するの。さっきのは火属性の鉱石。何種類か持ち合わせているの。こうでもしなきゃ、足手纏いになっちゃうから」
「精霊の結晶石みたいなものか」
ウォックは関心していると、サソリは尻尾を大きく振りかざし、ヴェイトを目掛けて突き出した。
ヴェイトはそれを素早くかわし、腹部に向けて銃弾を放つ。
銃弾はサソリの腹部に当たるも、弱る気配を見せず、鋏を振り上げてマッドとウォックに向けて振り下ろした。
「おっと!」
マッドはヒラリとかわし、腹節の部分を目掛けて剣を振るうも、サソリは素早くかわし、マッド達に突進する様に身体ごと突っ込もうとしていた。
「ヤバイ、こっちに向かってくる!」
ヴェイトが少し焦った表情を見せると、すかさずウォックが前に出て、拳をかざしそのままサソリに対面で突っ込もうと走り出した。
「おい、ウォック危険だぞ!」
「大丈夫です、サソリの勢いを利用すれば!」
ヴェイトに止められるもウォックは聞き入れず、そのままサソリに向かって突っ走った。
拳からは水の力が溢れ出て、ウォックの辺りには水が舞うように漂い始める。
「掌底!!」
サソリの胴体とウォックの拳が当たった瞬間、凄まじい爆発が発生し、辺りは粉塵に包まれた。
煙が巻き上がり、マッドとティミーは思わず咳き込み、ヴェイトは結界を張ろうと魔法陣を描き周囲を見回した。
「結界を張る! マッド、ティミー! 俺の後ろに付け!」
「んな事言ったって、アンタがどこにいるか見えねぇよ!」
「魔法陣から放たれている光が見える筈だ、それを見つけろ!」
「見つけろって言ったって」
「マッド、あそこ! 左側が光ってる!」
ティミーが指差すと、すぐ近くに青白い光が見えた。
粉塵から人影が見え、身長的にヴェイトだと判断する。
マッドとティミーは光を目指して向かうと、粉塵が肌に当たる感覚が消え、辺りを見回した。
まるでガラスのドームに包まれている感覚を覚え、呼吸も苦しく無く、二人は小さく息を吐く。
目の前を見ると、手を前にかざしたヴェイトの背中が視界に飛び込んできた。
「ヴェイトさん、ありがとうございます。これが、結界......ですか?」
「そうだ。一定の攻撃を防ぐ事が出来る。全くウォックの奴、少しは周りを考えろって」
「アイツ、基本的に容赦し無さそうな奴だもんな」
結界で粉塵から身を守ると、周囲に漂っていた煙が晴れてきた。
サソリとウォックを探すと、目の前でウォックが水を何本もの縄状にしてサソリを縛り上げている状況が見える。
サソリは呻き声を上げて、身動きが取れない状況だ。
「今だ! 動きを捉えたぞ! 甲羅は大分崩れている! 今なら攻撃が通る筈だ!」
「よっしゃ、任せろ!」
ウォックの言葉にマッドは走り出し、一気に飛び上がると崩れた腹部を狙い、剣を振り下ろした。
「これでとどめだ! 襲円斬!」
一回転する様に斬り付けると、サソリは呻き声を上げ、激しく暴れ出し水の拘束から逃れようとする。
ウォックは水の力を込めると水の縄は更に締め付け、サソリの動きは鈍くなっていく。
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