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第八章 護りたい想い
居場所を求めて
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ヴェイトの家に匿わせる。
その言葉に、ティミーは小さく息を呑んだ。
「ヴェイトさんのお家、ですか?」
「そう。隣町にあるんだ。三週間もの間、此処にいさせるわけにはいかない。どの道、マッドも精密検査をしないといけないし治療にも時間がかかる。面会は当分出来ないよ」
「そう、なんですね」
治療に時間がかかるとは言え、暫く会えないとわかり、どこかホッとしてしまう自分がいて、ティミーは胸が締め付けられる感覚に拳を強く握った。
マッドの体質の問題もあるが、時間がかかってしまうのは仕方の無い事なんだと強く言い聞かせる。
しかし、不安そうな表情は隠せず、ティミーは俯き、どうするべきか悩んでいた。
此処に居場所が無いなら、確かに軍から出ていかなければいけない。
でも、邪魔になってしまわないだろうか。
その先に、自分の居場所はあるのだろうか──。
「ティミー?」
「は、はい!」
「大丈夫か?」
もやもやと悩んでいるとヴェイトが声をかけてきて、ティミーは思わず声を上げた。
無理に笑顔を作ろうとするも、表情が強張ってしまい、ヴェイトはベルスに視線を向ける。
「お前、何かしただろ」
「別にぃ? さっきも言っただろ、ここは危険な場所だって事を伝えただけだっつーの」
「普通に話しているが、お前はやり方に問題が有るって事を自覚しろよな」
ヴェイトがため息を吐きながら話すと、苦笑いしながらティミーに視線を向けた。
「大丈夫。家には一日中妻がいる。妻は元軍人でもあるし、俺の家は安全だし軍の者は俺の許可が無いと行けないようになってるから」
「そう、なんですか。でも......」
「でも?」
ティミーは不安な気持ちでヴェイトを見上げた。
「私、邪魔じゃ無いですか......? 三週間もそんな、お邪魔してしまって」
「そんな事を気にしていたのか?」
ヴェイトは意外そうな表情でティミーを見ると、優しく微笑み、再びティミーの頭を優しく撫でた。
「邪魔だなんて一つも思わないよ。寧ろお客様は歓迎している。部屋もいくつか空いているからね。俺も家に帰れない事も多いし、妻のエリシアはとても優しい人だよ」
「本当、ですか?」
「本当だよ。それに、息子の遊び相手になってくれると嬉しいな。ヤンチャな子だけど甘えん坊でね。きっと毎日遊びたがるから」
ヴェイトの言葉にティミーは拍子抜けした表情をするも、直ぐに笑みを溢した。
歓迎してくれる。その言葉だけで、救われた気がした。
「本当に、本当に良いんですよね? お邪魔じゃ無いんですよね?」
「大丈夫だよ。それに、ヴェノルも一緒だからね」
「......ありがとうございます。是非、お邪魔させて下さい」
「勿論」
ヴェイトは微笑むとティミーは安堵の表情を浮かべ、ホッと息を吐いた。
そうと決まれば、ヴェノルにも伝えないといけない。
「そしたらヴェノルにも伝えないとですね。えっと、ヴェノルは......」
「あー、アイツならプリムに任せてあるぜ」
ベルスが思い出したかのように言うと、ヴェイトは若干焦った表情を浮かべた。
「プリムに? 大丈夫か、迷子になってるかもしれないぞ」
「知ったこっちゃねーよ。アイツらの事だから多分食堂にでもいるんじゃねーの」
「なら、お前が連れて来いベルス」
ヴェイトの言葉に、ベルスは面倒臭そうな表情を浮かべた。
「はぁ? 嫌だね。俺はウォックの様子を見て」
「俺もウォックの様子を把握したい。お前が二人を追い払ったなら、お前が連れて来い」
ヴェイトはベルスに強い視線を向けると、ベルスはニヤリと笑い、左手をヒラヒラさせながらティミーとヴェイトの真横を通った。
「へいへい、じゃあそっちは任せたぜ。ウォックのカルテ、後で返せよ」
「分かってる。頼んだぞ」
ベルスの姿が見えなくなると、ヴェイトはティミーの肩をポンと叩いた。
少しビックリしたのか、慌ててヴェイトを見上げるとヴェイトは苦笑いをしながら申し訳無さそうにティミーを見詰めていた。
「ベルスに何か酷い事言われなかったか?」
「あっ、えっと......」
「はぁ。全くアイツは。すまないな、口も悪くて乱暴な奴で」
「いえ! はい、まぁ......大丈夫です」
何とも言えない表情で視線を逸らすと、やっぱりな、とヴェイトは溜息を吐く。
するとティミーは慌てて弁解を始めた。
「ち、違うんです! その、なんかその、ヴェイトさんとベルスさんって仲良いなぁって思って!」
「仲が良い、のはどうなんだろうな。聞き分け悪いぞアイツ。いつもいつも喧嘩も絶えないし」
「そうなんですか? でもほら、喧嘩する程仲が良いって言いますし、そのですね、えっと......えっと」
失礼な事を言ってしまったと思ったティミーは慌てて言葉を返すも、ヴェイトは拍子抜けした表情をしていた。
必死になるティミーに、プッと吹き出し、ティミーは顔を更に赤くする。
「わ、笑わないで下さい、違うんです私失礼な事言ってしまったと思って」
「ははは、ごめんごめん、大丈夫だよ。アイツは......まぁ、俺が育てた様なものだから」
「ヴェイトさんが......?」
意外な言葉が返ってきて、ティミーは続きを聞こうとするも、ヴェイトは背中を向けて笑いを堪える。
ティミーは恥ずかしくなり、思わずヴェイトを睨み付けた。
「もう! ヴェイトさん笑い過ぎです!」
「ご、ごめんごめん。さぁ、ベルスがヴェノルを連れて来るまで俺の部屋で待ってよう」
「は、はい......あっ、でも」
「大丈夫。アイツの事だ、すぐ見つけて来るよ。俺も少し私室で仕事したいから。本でも読んでゆっくりしているといい」
ヴェイトが歩き出すと、ティミーは、一度ふとマッドのいる病室に視線を向ける。
(......ごめんね、マッド。私、居ない方がいいもんね)
ティミーは申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら、ヴェイトの後を追った。
一方ベルスは、食堂を目指して歩いていた。
ウォックの手術をする為二人を追い出したのは良いが、何処に行ったのかまでは聞いていなかった。
しかし、おおよその検討はついている。
「あの感じだと間違い無く食堂だろうな」
医務室の外でヴェノルがお腹を空かせている声が聞こえていた為、食堂にいるだろうと目星を付けていた。
のんびり歩いていると食堂の扉が見え、その周りを複数の軍人が立ちすくんでいた。
(何だ?)
何かあったのかと思い食堂に近付くと、軍人達が動揺している様子が窺え、ベルスは眉を潜ませる。
「おい、何があった」
近くにいた軍人に声を掛けると、若造の軍人は顔を引き攣らせながらベルスを見た。
「ヒィ! べべべべ、ベルス中将!」
「何だよそんなに怯えて。脳味噌開かれてぇのか?」
「ちっ、違います! ヒィ、殺さないで!」
「うるせぇ! 人を外道の様に見やがって! で? 何があった」
自分に怯えているのか他の事に怯えているのかイマイチ分からない若造の軍人の胸倉を掴むと、若造の軍人はプルプルと食堂の扉を指した。
「あ、あの、子供が、食堂の食べ物を食い荒らしている様でして」
「子供?」
「とにかく食堂の食材が尽きそうな位食べているそうなんです! プリム少尉が止めようにも止められなくて......中が悲惨な事になっているそうで」
「プリムが......? って事は、まさか」
ベルスは群がる軍人達を蹴飛ばし押し退けると、食堂の扉を思い切り蹴破った。
するとそこは、食べ散らかした皿や食材が散乱し、食堂のテーブルは見るも無惨な状態となっていた。
プリムがベルスに気がつくと、慌ててベルスに泣きつき、この事態を引き起こした張本人を指差し情け無い声を出した。
「うわぁぁあ~ん! ベルス中将、助けて下さい! ヴェノルさんに滅茶苦茶ご飯のおかわり強請られて、もう私止められなくて......」
ベルスは顔を引き攣らせながらも、未だに食べ続けるヴェノルを見た。
「あ、ベルス~! おかえり! ここの食堂のご飯美味しいね~! ベルスも一緒に食べようよ!」
泣き付くプリムと何も気にせずにムシャムシャとパスタを食べるヴェノルに、ベルスはワナワナと肩を震わせ、足元に旋風が立ち込めた。
その言葉に、ティミーは小さく息を呑んだ。
「ヴェイトさんのお家、ですか?」
「そう。隣町にあるんだ。三週間もの間、此処にいさせるわけにはいかない。どの道、マッドも精密検査をしないといけないし治療にも時間がかかる。面会は当分出来ないよ」
「そう、なんですね」
治療に時間がかかるとは言え、暫く会えないとわかり、どこかホッとしてしまう自分がいて、ティミーは胸が締め付けられる感覚に拳を強く握った。
マッドの体質の問題もあるが、時間がかかってしまうのは仕方の無い事なんだと強く言い聞かせる。
しかし、不安そうな表情は隠せず、ティミーは俯き、どうするべきか悩んでいた。
此処に居場所が無いなら、確かに軍から出ていかなければいけない。
でも、邪魔になってしまわないだろうか。
その先に、自分の居場所はあるのだろうか──。
「ティミー?」
「は、はい!」
「大丈夫か?」
もやもやと悩んでいるとヴェイトが声をかけてきて、ティミーは思わず声を上げた。
無理に笑顔を作ろうとするも、表情が強張ってしまい、ヴェイトはベルスに視線を向ける。
「お前、何かしただろ」
「別にぃ? さっきも言っただろ、ここは危険な場所だって事を伝えただけだっつーの」
「普通に話しているが、お前はやり方に問題が有るって事を自覚しろよな」
ヴェイトがため息を吐きながら話すと、苦笑いしながらティミーに視線を向けた。
「大丈夫。家には一日中妻がいる。妻は元軍人でもあるし、俺の家は安全だし軍の者は俺の許可が無いと行けないようになってるから」
「そう、なんですか。でも......」
「でも?」
ティミーは不安な気持ちでヴェイトを見上げた。
「私、邪魔じゃ無いですか......? 三週間もそんな、お邪魔してしまって」
「そんな事を気にしていたのか?」
ヴェイトは意外そうな表情でティミーを見ると、優しく微笑み、再びティミーの頭を優しく撫でた。
「邪魔だなんて一つも思わないよ。寧ろお客様は歓迎している。部屋もいくつか空いているからね。俺も家に帰れない事も多いし、妻のエリシアはとても優しい人だよ」
「本当、ですか?」
「本当だよ。それに、息子の遊び相手になってくれると嬉しいな。ヤンチャな子だけど甘えん坊でね。きっと毎日遊びたがるから」
ヴェイトの言葉にティミーは拍子抜けした表情をするも、直ぐに笑みを溢した。
歓迎してくれる。その言葉だけで、救われた気がした。
「本当に、本当に良いんですよね? お邪魔じゃ無いんですよね?」
「大丈夫だよ。それに、ヴェノルも一緒だからね」
「......ありがとうございます。是非、お邪魔させて下さい」
「勿論」
ヴェイトは微笑むとティミーは安堵の表情を浮かべ、ホッと息を吐いた。
そうと決まれば、ヴェノルにも伝えないといけない。
「そしたらヴェノルにも伝えないとですね。えっと、ヴェノルは......」
「あー、アイツならプリムに任せてあるぜ」
ベルスが思い出したかのように言うと、ヴェイトは若干焦った表情を浮かべた。
「プリムに? 大丈夫か、迷子になってるかもしれないぞ」
「知ったこっちゃねーよ。アイツらの事だから多分食堂にでもいるんじゃねーの」
「なら、お前が連れて来いベルス」
ヴェイトの言葉に、ベルスは面倒臭そうな表情を浮かべた。
「はぁ? 嫌だね。俺はウォックの様子を見て」
「俺もウォックの様子を把握したい。お前が二人を追い払ったなら、お前が連れて来い」
ヴェイトはベルスに強い視線を向けると、ベルスはニヤリと笑い、左手をヒラヒラさせながらティミーとヴェイトの真横を通った。
「へいへい、じゃあそっちは任せたぜ。ウォックのカルテ、後で返せよ」
「分かってる。頼んだぞ」
ベルスの姿が見えなくなると、ヴェイトはティミーの肩をポンと叩いた。
少しビックリしたのか、慌ててヴェイトを見上げるとヴェイトは苦笑いをしながら申し訳無さそうにティミーを見詰めていた。
「ベルスに何か酷い事言われなかったか?」
「あっ、えっと......」
「はぁ。全くアイツは。すまないな、口も悪くて乱暴な奴で」
「いえ! はい、まぁ......大丈夫です」
何とも言えない表情で視線を逸らすと、やっぱりな、とヴェイトは溜息を吐く。
するとティミーは慌てて弁解を始めた。
「ち、違うんです! その、なんかその、ヴェイトさんとベルスさんって仲良いなぁって思って!」
「仲が良い、のはどうなんだろうな。聞き分け悪いぞアイツ。いつもいつも喧嘩も絶えないし」
「そうなんですか? でもほら、喧嘩する程仲が良いって言いますし、そのですね、えっと......えっと」
失礼な事を言ってしまったと思ったティミーは慌てて言葉を返すも、ヴェイトは拍子抜けした表情をしていた。
必死になるティミーに、プッと吹き出し、ティミーは顔を更に赤くする。
「わ、笑わないで下さい、違うんです私失礼な事言ってしまったと思って」
「ははは、ごめんごめん、大丈夫だよ。アイツは......まぁ、俺が育てた様なものだから」
「ヴェイトさんが......?」
意外な言葉が返ってきて、ティミーは続きを聞こうとするも、ヴェイトは背中を向けて笑いを堪える。
ティミーは恥ずかしくなり、思わずヴェイトを睨み付けた。
「もう! ヴェイトさん笑い過ぎです!」
「ご、ごめんごめん。さぁ、ベルスがヴェノルを連れて来るまで俺の部屋で待ってよう」
「は、はい......あっ、でも」
「大丈夫。アイツの事だ、すぐ見つけて来るよ。俺も少し私室で仕事したいから。本でも読んでゆっくりしているといい」
ヴェイトが歩き出すと、ティミーは、一度ふとマッドのいる病室に視線を向ける。
(......ごめんね、マッド。私、居ない方がいいもんね)
ティミーは申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら、ヴェイトの後を追った。
一方ベルスは、食堂を目指して歩いていた。
ウォックの手術をする為二人を追い出したのは良いが、何処に行ったのかまでは聞いていなかった。
しかし、おおよその検討はついている。
「あの感じだと間違い無く食堂だろうな」
医務室の外でヴェノルがお腹を空かせている声が聞こえていた為、食堂にいるだろうと目星を付けていた。
のんびり歩いていると食堂の扉が見え、その周りを複数の軍人が立ちすくんでいた。
(何だ?)
何かあったのかと思い食堂に近付くと、軍人達が動揺している様子が窺え、ベルスは眉を潜ませる。
「おい、何があった」
近くにいた軍人に声を掛けると、若造の軍人は顔を引き攣らせながらベルスを見た。
「ヒィ! べべべべ、ベルス中将!」
「何だよそんなに怯えて。脳味噌開かれてぇのか?」
「ちっ、違います! ヒィ、殺さないで!」
「うるせぇ! 人を外道の様に見やがって! で? 何があった」
自分に怯えているのか他の事に怯えているのかイマイチ分からない若造の軍人の胸倉を掴むと、若造の軍人はプルプルと食堂の扉を指した。
「あ、あの、子供が、食堂の食べ物を食い荒らしている様でして」
「子供?」
「とにかく食堂の食材が尽きそうな位食べているそうなんです! プリム少尉が止めようにも止められなくて......中が悲惨な事になっているそうで」
「プリムが......? って事は、まさか」
ベルスは群がる軍人達を蹴飛ばし押し退けると、食堂の扉を思い切り蹴破った。
するとそこは、食べ散らかした皿や食材が散乱し、食堂のテーブルは見るも無惨な状態となっていた。
プリムがベルスに気がつくと、慌ててベルスに泣きつき、この事態を引き起こした張本人を指差し情け無い声を出した。
「うわぁぁあ~ん! ベルス中将、助けて下さい! ヴェノルさんに滅茶苦茶ご飯のおかわり強請られて、もう私止められなくて......」
ベルスは顔を引き攣らせながらも、未だに食べ続けるヴェノルを見た。
「あ、ベルス~! おかえり! ここの食堂のご飯美味しいね~! ベルスも一緒に食べようよ!」
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