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・番外編・お兄ちゃんは過保護【別視点】
13.勇気(3) 【最終話】
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ここから後日談になります。
勇気視点に戻ります。別視点、最終話です。
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凛と仲直りしてから数日後、教室で中崎とどうでもいい冗談を言ってじゃれ合ってたら、仁見が現れた。
最近コイツは女友達を連れて教室によく現れるようになった。
そして中崎と話していると話に割り込んで来る。その女友達が中崎に気があるらしく、仁見は付き添いのようなモノだと言うが―――正直かなり面倒臭い。2人が話しやすいようにする為だと言い訳をして、仁見は俺の隣を確保して話し掛けて来るのだが……それがどうにも距離が近過ぎるのだ。
仁見は見た目はまあそれなりに綺麗で、胸が大きいのに腰が細いと言う少年誌に出て来る女の子そのものの体付きをしている。何より自分の魅力をよく承知しているようで―――装いや身だしなみに余念が無い。部活動はあまり熱心では無く、去年付き合っていた3年の先輩がいたから野球部のマネージャーをやっていた、というのが本音だろう。最近別れたという噂が流れているが、本当かどうかは分からない。仁見は愛想が良く、部員達にはかなり人気があるので真偽を気にしている男は多かったが。
仁見はノリが良く話しやすいタイプだが―――大人しい真面目な人間やオタクグループ、ノリが悪いタイプなどには厳しい評価をする一面があって、正直俺はコイツが苦手だった。中崎が仁見の女友達のアプローチに満更でも無い顔をしているのでおしゃべりくらいは付き合っているが……最近妙に仁見が馴れ馴れしいので、俺はイライラを募らせつつあった。
「それイイね!ね、日浦も行くよね?」
「……は?」
「聞いて無かったの?今度の土曜、部活帰りに4人でマウンドワンに遊びに行こうって話!」
勿論聞いていなかった。ちなみに『マウンドワン』と言うのは卓球、カラオケ、ボーリング……などなど様々な種類の遊びが楽しめる有料施設だ。俺達の周りでも数人で遊びに出掛ける奴が多い。しかし2対2って、まるでダブルデートじゃないか。
「俺、土曜は用事ある」
即座に断ると仁見の表情がムッとしたものに変わったが、瞬時に笑顔になって代案を口にした。
「じゃ、日曜にしようよ。中崎もいいよね」
「あ、うん」
中崎は少し行きたそうにしていた。
照れくさそうな表情に、ひょっとすると中崎は仁見の連れより仁見自身に興味を持っているのかもしれないと、思い至った。
「日曜も用事がある」
「えー!じゃあ、来週は?」
「たぶん来週も土日は埋まってる」
「え……」
仁見が俺のつっけんどんな言い方に言葉を失った。中崎はピンと来たようでニヤニヤと揶揄うように笑い始めた。
「日浦!お前、もしかして彼女でもできたのか?」
「いや……まだ彼女じゃない」
「おお~なんか意味深な台詞だなぁ!」
「それ誰……?」
「……」
何故そんな事を聞かれなきゃならないのか。ただの知り合い程度の付き合いの女に。
彼女が俺の周りを最近うろついて、周囲を牽制し始めている事には何となく気が付いていた。面倒臭い女に見えるから、籠の鳥の凛に絡まれても困ると警戒し始めていた所だった。
だけどいい加減―――もう誤魔化すのも限界だと感じている。
アイツの兄貴にも「キチンと筋を通せ」と言われた。でなければ品定めのスタートラインに乗せてもやらねぇ、と言い放たれた。
「凛!」
俺は本を拡げる鈴木の机に覗き込んで、こちらに背を向けている凛に声を掛けた。
仲直りしてすっかり落ち着いた凛は、教室で俺に見向きもしない。この間見せた可愛らしい嫉妬心は何処へ行ってしまったのかと、非難したくなった。
大きな声で呼ぶと、それに気付いた鈴木が凛の肩を叩いて俺の方を目線で示す。
すると凛は漸く俺の方を振り向いた。
今まで苗字でしか呼んでいなかったクラスメイトを、急に下の名前で呼んだ俺を仁見と中崎が目を丸くして見守っている。周囲の人間からもジリジリと注目が集まり始める。
「来週の土日、空いてるよな」
俺は教室の前の方、黒板に近い所にいる。一方凛は―――教室の後ろ、窓側の席でポツンと鈴木と小声で話をしていた所だった。ほぼ対角線に大声で話し掛ければ、その会話は教室中の人間に丸聞こえになる。
周囲に俄かに緊張が走る気配を感じる。
俺達が同じ小学校出身とか、幼馴染だとか―――そう言う情報を知っている者も多いだろう。けれども同じクラスになってから、ほとんど教室では会話を交わしてこなかった。下の名前で呼び合う事もしていない。それが突然親し気に休みの予定を聞いたものだから、当然周りの人間は戸惑っている事だろう。
ましてや凛は今や男子生徒の禁域に居て、ただ憧れの目で見守られるだけの存在なのだから。
「……日曜は空いてない。約束あるから」
「昼?夜はいるんだろ」
「うん」
「じゃあ、夜行く」
ざわっと今度こそ周囲がざわめいた。
まあ『夜行く』と行っても、親も兄貴もいる居間で一緒にゲームするくらいの関係だが、鈍い凛と違って、クラスメイトは皆アレコレ深読みしてくれるだろう。
こちらとあちらを指さしてパクパクと口を開け閉めしている中崎と呆気に取られている仁見とその女友達に、俺はニッコリと笑い掛けた。
「そういう事で、俺他の女子とは遊びに行かない事にしているんだ」
「お前っ……そーいう事かあ!だからこういう話に乗って来なかったんだな、今まで。それにしても高坂か~~!う、うらやまし過ぎる……っ」
中崎が頭を抱えて呻き、それから腕組みをして合点が行ったと言うように大仰に頷いた。
「え……高坂さんと日浦君が……?」
パチクリと仁見が瞬きを繰り返した。そんなに世界が違って見えるかね?この間凛を牽制して見せたのは、警戒していたワケじゃなくてただの無差別なアピールみたいな物だったのか?……とどのつまりは単なるマーキングのつもりだったのかもしれない。お陰で凛が小さな嫉妬心を向けてくれて―――俺としては大満足な結果になったのだが。
「そう。―――察してくれる?」
俺が笑みを深めてそう言うと―――仁見は蒼くなって唇を噛み締め、女友達は真っ赤になった。
【お兄ちゃんは過保護 別視点・完】
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この後、凛視点に戻って後日談を投稿します。
勇気視点に戻ります。別視点、最終話です。
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凛と仲直りしてから数日後、教室で中崎とどうでもいい冗談を言ってじゃれ合ってたら、仁見が現れた。
最近コイツは女友達を連れて教室によく現れるようになった。
そして中崎と話していると話に割り込んで来る。その女友達が中崎に気があるらしく、仁見は付き添いのようなモノだと言うが―――正直かなり面倒臭い。2人が話しやすいようにする為だと言い訳をして、仁見は俺の隣を確保して話し掛けて来るのだが……それがどうにも距離が近過ぎるのだ。
仁見は見た目はまあそれなりに綺麗で、胸が大きいのに腰が細いと言う少年誌に出て来る女の子そのものの体付きをしている。何より自分の魅力をよく承知しているようで―――装いや身だしなみに余念が無い。部活動はあまり熱心では無く、去年付き合っていた3年の先輩がいたから野球部のマネージャーをやっていた、というのが本音だろう。最近別れたという噂が流れているが、本当かどうかは分からない。仁見は愛想が良く、部員達にはかなり人気があるので真偽を気にしている男は多かったが。
仁見はノリが良く話しやすいタイプだが―――大人しい真面目な人間やオタクグループ、ノリが悪いタイプなどには厳しい評価をする一面があって、正直俺はコイツが苦手だった。中崎が仁見の女友達のアプローチに満更でも無い顔をしているのでおしゃべりくらいは付き合っているが……最近妙に仁見が馴れ馴れしいので、俺はイライラを募らせつつあった。
「それイイね!ね、日浦も行くよね?」
「……は?」
「聞いて無かったの?今度の土曜、部活帰りに4人でマウンドワンに遊びに行こうって話!」
勿論聞いていなかった。ちなみに『マウンドワン』と言うのは卓球、カラオケ、ボーリング……などなど様々な種類の遊びが楽しめる有料施設だ。俺達の周りでも数人で遊びに出掛ける奴が多い。しかし2対2って、まるでダブルデートじゃないか。
「俺、土曜は用事ある」
即座に断ると仁見の表情がムッとしたものに変わったが、瞬時に笑顔になって代案を口にした。
「じゃ、日曜にしようよ。中崎もいいよね」
「あ、うん」
中崎は少し行きたそうにしていた。
照れくさそうな表情に、ひょっとすると中崎は仁見の連れより仁見自身に興味を持っているのかもしれないと、思い至った。
「日曜も用事がある」
「えー!じゃあ、来週は?」
「たぶん来週も土日は埋まってる」
「え……」
仁見が俺のつっけんどんな言い方に言葉を失った。中崎はピンと来たようでニヤニヤと揶揄うように笑い始めた。
「日浦!お前、もしかして彼女でもできたのか?」
「いや……まだ彼女じゃない」
「おお~なんか意味深な台詞だなぁ!」
「それ誰……?」
「……」
何故そんな事を聞かれなきゃならないのか。ただの知り合い程度の付き合いの女に。
彼女が俺の周りを最近うろついて、周囲を牽制し始めている事には何となく気が付いていた。面倒臭い女に見えるから、籠の鳥の凛に絡まれても困ると警戒し始めていた所だった。
だけどいい加減―――もう誤魔化すのも限界だと感じている。
アイツの兄貴にも「キチンと筋を通せ」と言われた。でなければ品定めのスタートラインに乗せてもやらねぇ、と言い放たれた。
「凛!」
俺は本を拡げる鈴木の机に覗き込んで、こちらに背を向けている凛に声を掛けた。
仲直りしてすっかり落ち着いた凛は、教室で俺に見向きもしない。この間見せた可愛らしい嫉妬心は何処へ行ってしまったのかと、非難したくなった。
大きな声で呼ぶと、それに気付いた鈴木が凛の肩を叩いて俺の方を目線で示す。
すると凛は漸く俺の方を振り向いた。
今まで苗字でしか呼んでいなかったクラスメイトを、急に下の名前で呼んだ俺を仁見と中崎が目を丸くして見守っている。周囲の人間からもジリジリと注目が集まり始める。
「来週の土日、空いてるよな」
俺は教室の前の方、黒板に近い所にいる。一方凛は―――教室の後ろ、窓側の席でポツンと鈴木と小声で話をしていた所だった。ほぼ対角線に大声で話し掛ければ、その会話は教室中の人間に丸聞こえになる。
周囲に俄かに緊張が走る気配を感じる。
俺達が同じ小学校出身とか、幼馴染だとか―――そう言う情報を知っている者も多いだろう。けれども同じクラスになってから、ほとんど教室では会話を交わしてこなかった。下の名前で呼び合う事もしていない。それが突然親し気に休みの予定を聞いたものだから、当然周りの人間は戸惑っている事だろう。
ましてや凛は今や男子生徒の禁域に居て、ただ憧れの目で見守られるだけの存在なのだから。
「……日曜は空いてない。約束あるから」
「昼?夜はいるんだろ」
「うん」
「じゃあ、夜行く」
ざわっと今度こそ周囲がざわめいた。
まあ『夜行く』と行っても、親も兄貴もいる居間で一緒にゲームするくらいの関係だが、鈍い凛と違って、クラスメイトは皆アレコレ深読みしてくれるだろう。
こちらとあちらを指さしてパクパクと口を開け閉めしている中崎と呆気に取られている仁見とその女友達に、俺はニッコリと笑い掛けた。
「そういう事で、俺他の女子とは遊びに行かない事にしているんだ」
「お前っ……そーいう事かあ!だからこういう話に乗って来なかったんだな、今まで。それにしても高坂か~~!う、うらやまし過ぎる……っ」
中崎が頭を抱えて呻き、それから腕組みをして合点が行ったと言うように大仰に頷いた。
「え……高坂さんと日浦君が……?」
パチクリと仁見が瞬きを繰り返した。そんなに世界が違って見えるかね?この間凛を牽制して見せたのは、警戒していたワケじゃなくてただの無差別なアピールみたいな物だったのか?……とどのつまりは単なるマーキングのつもりだったのかもしれない。お陰で凛が小さな嫉妬心を向けてくれて―――俺としては大満足な結果になったのだが。
「そう。―――察してくれる?」
俺が笑みを深めてそう言うと―――仁見は蒼くなって唇を噛み締め、女友達は真っ赤になった。
【お兄ちゃんは過保護 別視点・完】
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この後、凛視点に戻って後日談を投稿します。
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