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結婚式までのあれこれ
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正式にプロポーズをして指輪も渡した。
先日は、結納も納めた。
あとは、結婚式に向かって準備をして行くだけだ。
すでに校長には転勤願いを出してある。新居は無難なところで妥協しようと思ってるが、彼女の生活しやすいところを選ぶつもりだ。
色々業者とも相談していると、ちょうど春休みは企業の転勤や大学生の入学時期と重なり、住居物件が少なくなったり、引越し業者が捕まらなかったりするので、住居の確保と引越しは早めに手を打っておいた方がいいという事になり、年明け早々に、まず彼女と不動産屋巡りをすることになった。
結局、無難に駅前の2LDKのマンションに決めた。
少し早いが、彼女の嫁入り道具を入れた。今気づいたんだけど、俺の荷物って衣服と簡単な身の回りのものだけで、後は全て彼女が用意してくれたもののような気がする。
これって男としてどうなんだろう?ちょっと男としてのプライドが折れかけてしまったけど、その分ハネムーンにつぎ込む事でよしとしよう。
結婚迄、もう2ヶ月しかない。招待客の選定から招待状の発送。2人の衣装(主に彼女)や引き出物の選択、披露宴での食事や演出の打ち合わせなど、もう、嫌になる程の強行スケジュールだった。
結婚を何度も繰り返す人の気が知れない。
毎週彼女と会ってるのに、会えば式や披露宴の話ばかりで時間に追われ、甘い雰囲気どころかデートらしきものもとんとご無沙汰だ。
婚約したら、彼女を抱くつもりでいたのに。
最近では、俺の相棒は常に臨戦態勢だと言うのに。
結局、衣装合わせでドレスを着た彼女が可愛くて、我慢できなくなった俺は、その後めでたく狼さんに変身し、彼女を美味しく頂きました。
彼女に呆れられたらどうしようなんて心配してたけど、彼女はとても嬉しそうで、あれから俺に可愛く甘えてくるようになった。
俺、幸せ過ぎて、職場でも常に幸せオーラ全開で、地に足が着いてないんじゃないかとからかわれることしきり。
で、その彼女の目下の悩みは、彼女の母上から俺たちの新居の合鍵が欲しいと迫られている事らしい。
結婚後も共働きをする予定なので、昼間は我が家は留守になる。
だから、彼女の母上が自分の友達とお茶をする場所にしたいんだとか。
は?なんだそれ?
一応、それには母上なりの理由があって、新婚だから全てが新しくてお茶をするのに気持ちが良さそうだから、らしい…。
ンなもん、どこか他所でやれよ。いくら留守だからって、お茶するための場所を提供する義務はない。天然にもほどがあるだろう。
俺が母上にハッキリ言おうか?と言ったら、彼女は父上に〆てもらうから大丈夫と言っていたが、あれからどうなったんだろう。
取り敢えず、早急に彼女の父上と仲良くしておく必要がありそうだ。
「なっちゃん、なんで私に合鍵くれないの?お友達も楽しみにしてるのに」
「あんたの友達にまともな神経の奴はおらんのか!類は友を呼ぶってよく言ったもんだ!あんたに渡す合鍵はない!」
「え?なんで?いいじゃない、留守なんだし」
「留守だからダメなんだよ!」
「え?じゃぁ、お休みの日ならいいの?」
「誠さんがいるでしょ?」
「誠君にはこっちに来てもらったらいいじゃない」
「あんたがお茶会を、この家ですれば良いだけじゃないの」
「嫌よ!」
「お父さん、コイツ何とかしてよ!」
「ああ!うるさい!そんなにこの家が嫌ならいつでも出て行ってくれて構わない。お前の実家に連絡しといてやる!」
「え?お父さんまで私を苛めるの?もういいわよ!合鍵なんていらない!」
これが50歳過ぎてるおばさんの言う事なんて、誰が信じる?
先日は、結納も納めた。
あとは、結婚式に向かって準備をして行くだけだ。
すでに校長には転勤願いを出してある。新居は無難なところで妥協しようと思ってるが、彼女の生活しやすいところを選ぶつもりだ。
色々業者とも相談していると、ちょうど春休みは企業の転勤や大学生の入学時期と重なり、住居物件が少なくなったり、引越し業者が捕まらなかったりするので、住居の確保と引越しは早めに手を打っておいた方がいいという事になり、年明け早々に、まず彼女と不動産屋巡りをすることになった。
結局、無難に駅前の2LDKのマンションに決めた。
少し早いが、彼女の嫁入り道具を入れた。今気づいたんだけど、俺の荷物って衣服と簡単な身の回りのものだけで、後は全て彼女が用意してくれたもののような気がする。
これって男としてどうなんだろう?ちょっと男としてのプライドが折れかけてしまったけど、その分ハネムーンにつぎ込む事でよしとしよう。
結婚迄、もう2ヶ月しかない。招待客の選定から招待状の発送。2人の衣装(主に彼女)や引き出物の選択、披露宴での食事や演出の打ち合わせなど、もう、嫌になる程の強行スケジュールだった。
結婚を何度も繰り返す人の気が知れない。
毎週彼女と会ってるのに、会えば式や披露宴の話ばかりで時間に追われ、甘い雰囲気どころかデートらしきものもとんとご無沙汰だ。
婚約したら、彼女を抱くつもりでいたのに。
最近では、俺の相棒は常に臨戦態勢だと言うのに。
結局、衣装合わせでドレスを着た彼女が可愛くて、我慢できなくなった俺は、その後めでたく狼さんに変身し、彼女を美味しく頂きました。
彼女に呆れられたらどうしようなんて心配してたけど、彼女はとても嬉しそうで、あれから俺に可愛く甘えてくるようになった。
俺、幸せ過ぎて、職場でも常に幸せオーラ全開で、地に足が着いてないんじゃないかとからかわれることしきり。
で、その彼女の目下の悩みは、彼女の母上から俺たちの新居の合鍵が欲しいと迫られている事らしい。
結婚後も共働きをする予定なので、昼間は我が家は留守になる。
だから、彼女の母上が自分の友達とお茶をする場所にしたいんだとか。
は?なんだそれ?
一応、それには母上なりの理由があって、新婚だから全てが新しくてお茶をするのに気持ちが良さそうだから、らしい…。
ンなもん、どこか他所でやれよ。いくら留守だからって、お茶するための場所を提供する義務はない。天然にもほどがあるだろう。
俺が母上にハッキリ言おうか?と言ったら、彼女は父上に〆てもらうから大丈夫と言っていたが、あれからどうなったんだろう。
取り敢えず、早急に彼女の父上と仲良くしておく必要がありそうだ。
「なっちゃん、なんで私に合鍵くれないの?お友達も楽しみにしてるのに」
「あんたの友達にまともな神経の奴はおらんのか!類は友を呼ぶってよく言ったもんだ!あんたに渡す合鍵はない!」
「え?なんで?いいじゃない、留守なんだし」
「留守だからダメなんだよ!」
「え?じゃぁ、お休みの日ならいいの?」
「誠さんがいるでしょ?」
「誠君にはこっちに来てもらったらいいじゃない」
「あんたがお茶会を、この家ですれば良いだけじゃないの」
「嫌よ!」
「お父さん、コイツ何とかしてよ!」
「ああ!うるさい!そんなにこの家が嫌ならいつでも出て行ってくれて構わない。お前の実家に連絡しといてやる!」
「え?お父さんまで私を苛めるの?もういいわよ!合鍵なんていらない!」
これが50歳過ぎてるおばさんの言う事なんて、誰が信じる?
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