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また後で!
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土曜日
待ち合わせ場所に行くと、すでに楓が来ていた。
「楓が1番か?早いな」
「そんなことないよ、10分早く着いただけだし」
レナとレンはまだ来ていないみたいだ。
「タイガさんともみじさんですか?」
後ろから声をかけられ、振り向くと女性が2人立っていた。
「そうですけど、もしかしてレナさん?」
背の高い女性が答えた。
「いえ、私はレンですよ。隣にいるのがレナです」
想像してた人と違い過ぎるし、レンって弟って言ってなかったか?
「やっぱり混乱しますよね。あはは」
レンの隣にいた小柄な女性が話し始めた。
「うちがレナや、どうや?イメージとちゃうやろ?」
「違うって言うか、レン君じゃなくてレンちゃんだったの!?レナさんもイメージより背が低いし!」
「背が低いは余計や!」
「もともと、私と姉さん2人でゲームをするつもりだったんです。それで、変な男性に絡まれないよう男性でやってました」
なるほどな、姉弟ではなく姉妹だったわけか。
「自己紹介がまだだったな、改めて俺が大河。プレイヤー名そのままだ」
「私がもみじの....」
「楓ちゃんやろ?大河がたまに楓って言ってるの聞こえてたで」
「そうだったの!?大河、ゲームの中で本名はどうかと思うよ!一応個人情報だし!」
「それはごめん、まさか聞こえてるとは思ってなかった」
「うちは麗奈、言わんでも分かると思うけどレナや」
「そして私が恋華です」
「自己紹介も終わったとこやし、近くのカラオケで打ち上げ開始や!」
そうして俺たちは、カラオケに移動した。
「お疲れ様ー!」
ジュースで乾杯をした。
「カラオケに来たのにゲームの話ばっかりしてるな」
「いいじゃない。歌うの得意じゃないし、なんなら歌っとく?」
「俺も歌は苦手だからいいや」
「打ち上げは、カラオケがお決まりやろ?」
「いや、決まってはないだろ」
「それより、今回の騒ぎ運営も知らなかったみたいですよ?今日緊急メンテナンスするって告知がありましたし」
「じゃあ、運営の誰かが勝手にクエストを組み込んだってこと?」
「組み込んだのか、消したつもりやったんかは分からんな」
「それに、あのクエストを失敗していたらリゴンは鬼に乗っ取られて、リスキル地獄になってたみたいです。」
「それは流石にサービス終了の危機だろ....」
「遅かれ早かれ、運営が気づいてメンテナンスするのは変わらんかったって事やな」
「でもクリアできたじゃん!まさか他のプレイヤーが乗り気だったのが意外だったけど!」
「たしかに、状況を説明してた時、絶対批判されると思ってたからな」
「そんなの決まってるわ!私のカリスマよ!」
新手のボケか?なんだそのドヤ顔は
「終わりよければ全てよしや」
「勝てたから笑い事だけど、負けてたらお通夜ムードだぞ」
「そもそも、負けてたら打ち上げはせーへんよ?」
それもそうか
「それはそうと、大河さんの職業ってEX職業なの本当ですか?」
「言ってなかったか?」
「タンクとしか聞いてへんよ?」
「タンクはタンクだよ。ただ、戦車だけど」
「笑っちゃうよねー、人間戦車なんだもん」
「戦ってる姿見て気づいてはいたけど、人間戦車はふざけすぎやろ」
「俺は真面目だったが?それに戦車だって召喚できるんだからな」
「そのスキル、1回しか使ってないじゃん。ミニタンクは何回か見たけど」
「使い道ほとんど無いんだよ。でも、最後は役に立っただろ?」
「爆散してましたけどね」
たまに思うけど、恋華って毒吐くよな。悪気はなさそうだけど。
「そんなこと言ったら麗奈さんだってシスターじゃなかったよな?」
「麗奈でええよ。それに、ちゃんとシスターしてたやろが!」
「殴るシスターなんて聞いたことないよ!」
「まともなの、恋華ちゃんと私だけじゃん!」
「それもおかしいやろ、楓が最後に出したケルベロスも大概や」
「あれスキルじゃないもん、武器の効果だもん」
「にしてもや、上級魔法以上の威力やったであれ」
「じゃあ、まともなのは私だけってことですね!」
「いや、恋華もおかしかったからな?」
「普通にバーサーカーしてましたよ?」
「確かに戦い方はちゃんとバーサーカーだったよ。でも、当たり前のように分身してたよね?」
「あ、気づいてました?」
「それ私も思った!思わず2度見しちゃったもん!」
「バーサーカーじゃなくて、暴れるのが好きな忍者やん。以外と恋華もえぐいことしてたんやな」
このパーティーにまともな奴は居なかったのか。
「でも、良いんじゃない?個性が出てて」
「せやな、みんな同じやとおもんないしな」
ゲームの話ばっかりしてると、やりたくなってきた。
「なぁ、メンテナンスが終わるのって何時だっけ?」
「20時だったはずですよ?」
話に夢中でもう18時か。
「もしかして大河も?」
「って事は皆んなも、もしかして?」
「多分同じですね」
「今日はお開きにしよか!どうせすぐ会うことになると思うけど!」
全員が同じ思いだったか。
「集合時間は21時でいいか?」
「いつもそのくらいの時間だし、いいよ」
「ええで~」
「私も大丈夫です!」
「じゃあ今日はストーリー攻略と行きますか」
俺たちは店を出て、ストーリを攻略するために帰路についた。
「じゃあ、また後で!」
THE END
初めましての方も、そうでない方も、最後まで読んでいただきありがとうございます!オルです!
今回はゲームを題材に書いてみたのですが、正直難し過ぎました....
やりたい事を詰め込んだ話がよく分からない終わり方をしたりして、かなり頭を悩めました(笑)
でも、自分の中では楽しく書けたのでとても満足はしています!
次は挑戦した事のないジャンルで行こうと思っているので、暇があれば見に来ていただけると幸いです。
ではでは、この辺にしてまた会いましょう!
待ち合わせ場所に行くと、すでに楓が来ていた。
「楓が1番か?早いな」
「そんなことないよ、10分早く着いただけだし」
レナとレンはまだ来ていないみたいだ。
「タイガさんともみじさんですか?」
後ろから声をかけられ、振り向くと女性が2人立っていた。
「そうですけど、もしかしてレナさん?」
背の高い女性が答えた。
「いえ、私はレンですよ。隣にいるのがレナです」
想像してた人と違い過ぎるし、レンって弟って言ってなかったか?
「やっぱり混乱しますよね。あはは」
レンの隣にいた小柄な女性が話し始めた。
「うちがレナや、どうや?イメージとちゃうやろ?」
「違うって言うか、レン君じゃなくてレンちゃんだったの!?レナさんもイメージより背が低いし!」
「背が低いは余計や!」
「もともと、私と姉さん2人でゲームをするつもりだったんです。それで、変な男性に絡まれないよう男性でやってました」
なるほどな、姉弟ではなく姉妹だったわけか。
「自己紹介がまだだったな、改めて俺が大河。プレイヤー名そのままだ」
「私がもみじの....」
「楓ちゃんやろ?大河がたまに楓って言ってるの聞こえてたで」
「そうだったの!?大河、ゲームの中で本名はどうかと思うよ!一応個人情報だし!」
「それはごめん、まさか聞こえてるとは思ってなかった」
「うちは麗奈、言わんでも分かると思うけどレナや」
「そして私が恋華です」
「自己紹介も終わったとこやし、近くのカラオケで打ち上げ開始や!」
そうして俺たちは、カラオケに移動した。
「お疲れ様ー!」
ジュースで乾杯をした。
「カラオケに来たのにゲームの話ばっかりしてるな」
「いいじゃない。歌うの得意じゃないし、なんなら歌っとく?」
「俺も歌は苦手だからいいや」
「打ち上げは、カラオケがお決まりやろ?」
「いや、決まってはないだろ」
「それより、今回の騒ぎ運営も知らなかったみたいですよ?今日緊急メンテナンスするって告知がありましたし」
「じゃあ、運営の誰かが勝手にクエストを組み込んだってこと?」
「組み込んだのか、消したつもりやったんかは分からんな」
「それに、あのクエストを失敗していたらリゴンは鬼に乗っ取られて、リスキル地獄になってたみたいです。」
「それは流石にサービス終了の危機だろ....」
「遅かれ早かれ、運営が気づいてメンテナンスするのは変わらんかったって事やな」
「でもクリアできたじゃん!まさか他のプレイヤーが乗り気だったのが意外だったけど!」
「たしかに、状況を説明してた時、絶対批判されると思ってたからな」
「そんなの決まってるわ!私のカリスマよ!」
新手のボケか?なんだそのドヤ顔は
「終わりよければ全てよしや」
「勝てたから笑い事だけど、負けてたらお通夜ムードだぞ」
「そもそも、負けてたら打ち上げはせーへんよ?」
それもそうか
「それはそうと、大河さんの職業ってEX職業なの本当ですか?」
「言ってなかったか?」
「タンクとしか聞いてへんよ?」
「タンクはタンクだよ。ただ、戦車だけど」
「笑っちゃうよねー、人間戦車なんだもん」
「戦ってる姿見て気づいてはいたけど、人間戦車はふざけすぎやろ」
「俺は真面目だったが?それに戦車だって召喚できるんだからな」
「そのスキル、1回しか使ってないじゃん。ミニタンクは何回か見たけど」
「使い道ほとんど無いんだよ。でも、最後は役に立っただろ?」
「爆散してましたけどね」
たまに思うけど、恋華って毒吐くよな。悪気はなさそうだけど。
「そんなこと言ったら麗奈さんだってシスターじゃなかったよな?」
「麗奈でええよ。それに、ちゃんとシスターしてたやろが!」
「殴るシスターなんて聞いたことないよ!」
「まともなの、恋華ちゃんと私だけじゃん!」
「それもおかしいやろ、楓が最後に出したケルベロスも大概や」
「あれスキルじゃないもん、武器の効果だもん」
「にしてもや、上級魔法以上の威力やったであれ」
「じゃあ、まともなのは私だけってことですね!」
「いや、恋華もおかしかったからな?」
「普通にバーサーカーしてましたよ?」
「確かに戦い方はちゃんとバーサーカーだったよ。でも、当たり前のように分身してたよね?」
「あ、気づいてました?」
「それ私も思った!思わず2度見しちゃったもん!」
「バーサーカーじゃなくて、暴れるのが好きな忍者やん。以外と恋華もえぐいことしてたんやな」
このパーティーにまともな奴は居なかったのか。
「でも、良いんじゃない?個性が出てて」
「せやな、みんな同じやとおもんないしな」
ゲームの話ばっかりしてると、やりたくなってきた。
「なぁ、メンテナンスが終わるのって何時だっけ?」
「20時だったはずですよ?」
話に夢中でもう18時か。
「もしかして大河も?」
「って事は皆んなも、もしかして?」
「多分同じですね」
「今日はお開きにしよか!どうせすぐ会うことになると思うけど!」
全員が同じ思いだったか。
「集合時間は21時でいいか?」
「いつもそのくらいの時間だし、いいよ」
「ええで~」
「私も大丈夫です!」
「じゃあ今日はストーリー攻略と行きますか」
俺たちは店を出て、ストーリを攻略するために帰路についた。
「じゃあ、また後で!」
THE END
初めましての方も、そうでない方も、最後まで読んでいただきありがとうございます!オルです!
今回はゲームを題材に書いてみたのですが、正直難し過ぎました....
やりたい事を詰め込んだ話がよく分からない終わり方をしたりして、かなり頭を悩めました(笑)
でも、自分の中では楽しく書けたのでとても満足はしています!
次は挑戦した事のないジャンルで行こうと思っているので、暇があれば見に来ていただけると幸いです。
ではでは、この辺にしてまた会いましょう!
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