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初めまして
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翌朝、俺は朝食を取るため食堂に来ていた。
黙って食べてるだけなのに至る所から視線を感じる。それに、何かコソコソと俺を見ながら話してるのもわかった。
「カイラ様おはようございます」
ニアが食堂にやってきた。
「おはよう。ニアが来てくれて助かったよ、ここの生徒にずーと見られてたから、落ち着いて食べれなかったとこだよ」
「昨日のことでみなさんカイラ様に興味があるのでしょう」
「あれは興味の目じゃなくて、化け物を見る目な気がするんだけど」
「気のせいですよ!」
「それと、同じ学生なんだしニアも様はどうかと思うよ?」
「では、どのように?」
「君とか呼び捨てなんてどうだ?」
「よろしいのですか?」
「いいよ。そっちの方が周りも親しみやすいだろ?」
「じゃあカイラ....君....」
「うん。そのほうがいいね」
「慣れるまで時間がかかりそうですね」
ニアと話していると女子生徒が近づいてきた。
「あれー?ニアが誰かと食べてるなんて珍しいね。って噂の編入生君じゃん!」
噂って、まだここに来て1日も経ってないぞ。
「私だっていつも1人でいるわけじゃないよー」
「でも、ほとんど1人じゃん?それより、編入生君昨日の勝負見てたよ。すごいね、あの使い魔達!あんなの見た事ないよ!狐は何がしたかったか分からないけど!」
「そうかな?普通だと思うけど。使い魔に関してはちょっと事情があってね。った....!」
コンが足を噛んできた。
(この小娘、しばいてええか?)
普通にだめだから。大人しくしてて。
「あら!狐ちゃんいたの!」
「この子はコン、なぜか消えない僕の使い魔だよ。ところで名前をまだ言ってなかったよね?」
「カイラ君でしょ?あれだけのことをしたんだから昨日見ていて知らない人はいないと思うよ?」
「ちょっとマヤ!私がいること忘れてない?」
「忘れてないよ~。そんなことより、私マヤ ライラよろしく!気軽にマヤって呼んでね」
「こちらこそよろしくね。じゃあ僕は先に職員室に行かなくちゃならないから」
なんだか嫌な予感がしたので、逃げるように職員室に向かった。
職員室で担任に挨拶をしクラスに案内され、廊下で待機するよう言われた。
それにしてもあの教師達の目、何か言いたそうな目をしていたな。
などと考えていると担任に呼ばれ教室に入った。教室を見渡すと、ニアとマヤがいた。
「皆さんも知っての通り今日からクラスの一員になったカイラ君です。カイラ君自己紹介をお願いします。」
「カイラ ティアです。今日からよろしくお願いします」
「じゃあ席は、窓側の空いてる席に座ってもらいます」
ニアの後ろの席だ。知ってる人が近いと心強い。
「今日編入したばかりで分からない事が多いと思います。なので皆さんがいろいろ教えてあげてください」
俺の紹介でHRは終わった。
「カイラさっ君、あの時逃げたでしょ?あのあと色々マヤに聞かれて大変だったんだからね」
逃げて正解だったな。まぁ同じクラスになった事で逃げ道なくなったけど....
「まさかカイラがうちのクラスに来るとわねー」
マヤが話しかけてきた。てかいきなり呼び捨てか。
「僕も驚いたよ。ニアとマヤがクラスメイトだなんて」
「そうだ、今朝聞きたかった事なんだけどさー、カイラって本当に魔力無しなの?」
「本当って言ったらどうする?」
「別にどうもしないよ。私魔力の有無とか正直どうでもいいからさ。ま、こんな考えを持ってるから周りから変人扱いされるんだけどね」
「そっか、そんな考えの人もいるんだな」
「変人って思ったでしょ?」
「いや、全く思ってないよ。」
「へー、珍しいね。ニアはどう思ってた?」
「私?特に何も考えてなかったよ」
「いっつも何考えてるかわかんないもんねー」
「それにしても周りからの注目がすごいね?」
「そりゃ、変人と魔力無しが話してたら変に注目を浴びるよ」
その日の帰り道なぜか俺は絡まれていた。
黙って食べてるだけなのに至る所から視線を感じる。それに、何かコソコソと俺を見ながら話してるのもわかった。
「カイラ様おはようございます」
ニアが食堂にやってきた。
「おはよう。ニアが来てくれて助かったよ、ここの生徒にずーと見られてたから、落ち着いて食べれなかったとこだよ」
「昨日のことでみなさんカイラ様に興味があるのでしょう」
「あれは興味の目じゃなくて、化け物を見る目な気がするんだけど」
「気のせいですよ!」
「それと、同じ学生なんだしニアも様はどうかと思うよ?」
「では、どのように?」
「君とか呼び捨てなんてどうだ?」
「よろしいのですか?」
「いいよ。そっちの方が周りも親しみやすいだろ?」
「じゃあカイラ....君....」
「うん。そのほうがいいね」
「慣れるまで時間がかかりそうですね」
ニアと話していると女子生徒が近づいてきた。
「あれー?ニアが誰かと食べてるなんて珍しいね。って噂の編入生君じゃん!」
噂って、まだここに来て1日も経ってないぞ。
「私だっていつも1人でいるわけじゃないよー」
「でも、ほとんど1人じゃん?それより、編入生君昨日の勝負見てたよ。すごいね、あの使い魔達!あんなの見た事ないよ!狐は何がしたかったか分からないけど!」
「そうかな?普通だと思うけど。使い魔に関してはちょっと事情があってね。った....!」
コンが足を噛んできた。
(この小娘、しばいてええか?)
普通にだめだから。大人しくしてて。
「あら!狐ちゃんいたの!」
「この子はコン、なぜか消えない僕の使い魔だよ。ところで名前をまだ言ってなかったよね?」
「カイラ君でしょ?あれだけのことをしたんだから昨日見ていて知らない人はいないと思うよ?」
「ちょっとマヤ!私がいること忘れてない?」
「忘れてないよ~。そんなことより、私マヤ ライラよろしく!気軽にマヤって呼んでね」
「こちらこそよろしくね。じゃあ僕は先に職員室に行かなくちゃならないから」
なんだか嫌な予感がしたので、逃げるように職員室に向かった。
職員室で担任に挨拶をしクラスに案内され、廊下で待機するよう言われた。
それにしてもあの教師達の目、何か言いたそうな目をしていたな。
などと考えていると担任に呼ばれ教室に入った。教室を見渡すと、ニアとマヤがいた。
「皆さんも知っての通り今日からクラスの一員になったカイラ君です。カイラ君自己紹介をお願いします。」
「カイラ ティアです。今日からよろしくお願いします」
「じゃあ席は、窓側の空いてる席に座ってもらいます」
ニアの後ろの席だ。知ってる人が近いと心強い。
「今日編入したばかりで分からない事が多いと思います。なので皆さんがいろいろ教えてあげてください」
俺の紹介でHRは終わった。
「カイラさっ君、あの時逃げたでしょ?あのあと色々マヤに聞かれて大変だったんだからね」
逃げて正解だったな。まぁ同じクラスになった事で逃げ道なくなったけど....
「まさかカイラがうちのクラスに来るとわねー」
マヤが話しかけてきた。てかいきなり呼び捨てか。
「僕も驚いたよ。ニアとマヤがクラスメイトだなんて」
「そうだ、今朝聞きたかった事なんだけどさー、カイラって本当に魔力無しなの?」
「本当って言ったらどうする?」
「別にどうもしないよ。私魔力の有無とか正直どうでもいいからさ。ま、こんな考えを持ってるから周りから変人扱いされるんだけどね」
「そっか、そんな考えの人もいるんだな」
「変人って思ったでしょ?」
「いや、全く思ってないよ。」
「へー、珍しいね。ニアはどう思ってた?」
「私?特に何も考えてなかったよ」
「いっつも何考えてるかわかんないもんねー」
「それにしても周りからの注目がすごいね?」
「そりゃ、変人と魔力無しが話してたら変に注目を浴びるよ」
その日の帰り道なぜか俺は絡まれていた。
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