11 / 20
反省会とお説教
しおりを挟む
寮で休めって言われても場所知らないしな。
「カイラ様、お疲れ様でした」
ニアが俺を見つけ声をかけてくれた。
「ニアも見ていたの?」
「見てましたよ、旦那様と戦った時よりも強くなってません?」
「準備していたからね」
「それはそうと、こんなところで何を?」
「寮の場所がわからなくってさ、彷徨ってた」
「あー、案内無しだったんですね。私が案内しますよ?」
「いいの?僕と一緒にいる所見られたら色々まずいんじゃ?」
「大丈夫だと思います。それにこの学校じゃ私結構強い方ですから!」
「じゃあ、お言葉に甘えて。ニア先輩お願いします!」
頭を下げた。
「カイラ様!?なにを!頭をあげてください!」
少しからかうつもりだったが、想像以上に焦ってて面白かった。
「それはそうと、兄様達はいる?」
「アース様たちでしたら昨日、王城へ行かれましたよ」
「そっか、久しぶりに会えると思ったんだけど」
兄達は魔力無しの俺を普通の人として接してくれる唯一の人達だ。
「ここがカイラ様の部屋です。少し狭いですが1人部屋ですよ」
他の人と相部屋なんかにされたら問題が起きかねない。
「じゃあ、私は部屋に戻りますね。明日の初授業頑張ってください」
「案内ありがとね」
「いえいえ、では!」
ニアが帰ったのを確認してから、コンが人型に変化した。
「やっとこの姿になれた~、狐の姿って動きにくいんよな。それにこっちの方が色々楽やし」
「狐が狐の姿嫌って....そんなことよりコン、なんで試験の時にあんな事言ったんだよ?」
「ん?あー、あれな。どのくらい妖力が扱えるかテストしただけや。それと、どんな風に相手を倒すかも把握しておきたかったし」
「それでも、いきなりあんなことされたら調子狂うだろ。コンが出てくれたら直ぐ終わった気がするんだが?」
「私最強やし?奥の手はあんまり人に見せへん方がええかなーって」
自分で最強って普通言わないよな。
「主人様?考えてる事が私にも分かるって事忘れてへんやろな?」
「忘れてたよ」
「まぁええわ。それより、なんやあの戦い方?」
「何かおかしかったか?」
「アンデッドに対しなんで骸武者やねん。アラクネの時もそうや、似たような妖怪出してどうすんねん」
「似てるもの同士の方が倒しやすいかなーって」
「百歩譲って女郎蜘蛛はええよ。でも、アンデッドが火に弱いって分かったんやったらなんで火車にせんかったんや?」
「そんな妖怪もいたな」
「9年かけて私が教えたはずやけど?」
あ、やばい
「それを忘れるなんて、ええ度胸しとるな?」
「違うんだよ、種類が多すぎてとりあえず似たようなのぶつけとけって考えになったんだよ」
「その割には迷いなく召喚してたよな?」
だめだ、嘘が通じない
「えっとー、それはー....ごめんなさい、忘れてました」
「なんで最初っから素直に謝らへんねん」
「だって怒るじゃん?」
「嘘ついてる方が怒るに決まってるやろ!」
コン相手に嘘はすぐバレるけどつい、嘘を言ってしまう。
「今度嘘ついたら閻魔のとこ連れて行くからな」
「それ実質死刑宣告じゃ無い?」
「殺されるのが嫌やったら嘘つかん事やね。それと、勉強し直しやで」
その後もコンに怒られた。そして長い説教が終わった。
「流石の私も今日は疲れたし、勉強は明日からや」
「明日からもっと忙しくなるんですが?」
「寝る前は暇やろ」
そう言ってこんは狐の姿に戻り眠りに入った。
明日は初登校だ。だいたい予想はつくけど、どんな対応されるんだろ。絶対歓迎はされないだろな。下手したらいじめとか?面倒ごとは勘弁してほしいな。
「うるさい、主人様もはよ寝ろ」
「はい、寝ます」
明日の準備をしてから俺は眠りについた。
「カイラ様、お疲れ様でした」
ニアが俺を見つけ声をかけてくれた。
「ニアも見ていたの?」
「見てましたよ、旦那様と戦った時よりも強くなってません?」
「準備していたからね」
「それはそうと、こんなところで何を?」
「寮の場所がわからなくってさ、彷徨ってた」
「あー、案内無しだったんですね。私が案内しますよ?」
「いいの?僕と一緒にいる所見られたら色々まずいんじゃ?」
「大丈夫だと思います。それにこの学校じゃ私結構強い方ですから!」
「じゃあ、お言葉に甘えて。ニア先輩お願いします!」
頭を下げた。
「カイラ様!?なにを!頭をあげてください!」
少しからかうつもりだったが、想像以上に焦ってて面白かった。
「それはそうと、兄様達はいる?」
「アース様たちでしたら昨日、王城へ行かれましたよ」
「そっか、久しぶりに会えると思ったんだけど」
兄達は魔力無しの俺を普通の人として接してくれる唯一の人達だ。
「ここがカイラ様の部屋です。少し狭いですが1人部屋ですよ」
他の人と相部屋なんかにされたら問題が起きかねない。
「じゃあ、私は部屋に戻りますね。明日の初授業頑張ってください」
「案内ありがとね」
「いえいえ、では!」
ニアが帰ったのを確認してから、コンが人型に変化した。
「やっとこの姿になれた~、狐の姿って動きにくいんよな。それにこっちの方が色々楽やし」
「狐が狐の姿嫌って....そんなことよりコン、なんで試験の時にあんな事言ったんだよ?」
「ん?あー、あれな。どのくらい妖力が扱えるかテストしただけや。それと、どんな風に相手を倒すかも把握しておきたかったし」
「それでも、いきなりあんなことされたら調子狂うだろ。コンが出てくれたら直ぐ終わった気がするんだが?」
「私最強やし?奥の手はあんまり人に見せへん方がええかなーって」
自分で最強って普通言わないよな。
「主人様?考えてる事が私にも分かるって事忘れてへんやろな?」
「忘れてたよ」
「まぁええわ。それより、なんやあの戦い方?」
「何かおかしかったか?」
「アンデッドに対しなんで骸武者やねん。アラクネの時もそうや、似たような妖怪出してどうすんねん」
「似てるもの同士の方が倒しやすいかなーって」
「百歩譲って女郎蜘蛛はええよ。でも、アンデッドが火に弱いって分かったんやったらなんで火車にせんかったんや?」
「そんな妖怪もいたな」
「9年かけて私が教えたはずやけど?」
あ、やばい
「それを忘れるなんて、ええ度胸しとるな?」
「違うんだよ、種類が多すぎてとりあえず似たようなのぶつけとけって考えになったんだよ」
「その割には迷いなく召喚してたよな?」
だめだ、嘘が通じない
「えっとー、それはー....ごめんなさい、忘れてました」
「なんで最初っから素直に謝らへんねん」
「だって怒るじゃん?」
「嘘ついてる方が怒るに決まってるやろ!」
コン相手に嘘はすぐバレるけどつい、嘘を言ってしまう。
「今度嘘ついたら閻魔のとこ連れて行くからな」
「それ実質死刑宣告じゃ無い?」
「殺されるのが嫌やったら嘘つかん事やね。それと、勉強し直しやで」
その後もコンに怒られた。そして長い説教が終わった。
「流石の私も今日は疲れたし、勉強は明日からや」
「明日からもっと忙しくなるんですが?」
「寝る前は暇やろ」
そう言ってこんは狐の姿に戻り眠りに入った。
明日は初登校だ。だいたい予想はつくけど、どんな対応されるんだろ。絶対歓迎はされないだろな。下手したらいじめとか?面倒ごとは勘弁してほしいな。
「うるさい、主人様もはよ寝ろ」
「はい、寝ます」
明日の準備をしてから俺は眠りについた。
0
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
悪役令嬢が処刑されたあとの世界で
重田いの
ファンタジー
悪役令嬢が処刑されたあとの世界で、人々の間に静かな困惑が広がる。
魔術師は事態を把握するため使用人に聞き取りを始める。
案外、普段踏まれている側の人々の方が真実を理解しているものである。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる