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第4話 行軍の背徳、戦場の下着
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小国エステニアへの侵攻路。
そこは「緑の墓標」と呼ばれる、鬱蒼とした密林地帯だった。
道はぬかるみ、至る所に敵の伏兵が潜む気配がある。
バルバドの兵士たちは、普段の平原戦とは違う不自由さに苛立っていた。
「……くそ、視界が悪すぎる。斥候を倍に増やせ! 動きの鈍い重装兵は中央に寄せろ!」
ゾラは苛立ちを隠さず叫んだ。
だが、その声は以前のような力強さを欠き、どこか喘ぐような湿り気を帯びている。
理由は、彼女の革鎧の下にあった。
行軍開始直前、アベルに「防具の調整」と称して細工を施されたのだ。
彼女の柔らかな内腿と、最も敏感な場所に、歩くたびに、あるいは馬の振動を受けるたびに、執拗な摩擦と刺激を与える「仕掛け」が。
(……あ、あいつ……っ。なんて、下劣な……ッ!)
一歩踏み出すたびに、鋭い快感の火花が脳裏を掠める。
ゾラは顔を赤く染め、必死に太腿に力を入れてその「感覚」を押し殺そうとした。
だが、そうすればするほど、アベルが選んだ特殊な布地と細い紐が、彼女の秘部を容赦なく責め立てる。
「戦士長。顔色が悪いですよ。……偵察を、私に任せていただけますか?」
不意に横に並んだアベルが、事務的な口調で言った。
だが、その瞳は嘲笑に満ちている。
彼はゾラの足元――
絶え間ない刺激に耐え、微かに震える脚の動きをすべて見抜いていた。
「……ふざけるな。新兵が……一人で何ができるってんだ……っ、あ……」
言葉の途中で、馬が大きく揺れた。
「仕掛け」が深く食い込み、ゾラは思わず鞍を握りしめて身体を丸めた。
部下たちが不審げに彼女を見る。
「姐さん? 大丈夫ですか?」
「なんでも、ない……! 敵の……呪術かもしれない。私は少し……アベルと先行して地形を確認してくる。貴様らはここで待機していろ!」
屈辱にまみれた命令だった。
アベルに連れ出される形にしなければ、もはや声を出すことすらままならなかったのだ。
部下たちの視線から外れた大樹の影。
ゾラは馬から転げ落ちるように降りると、膝をついて激しく息をついた。
「アベル……っ、貴様! 今すぐ、これを解け! こんな……こんな状態で、戦えるわけ……あぁっ!」
アベルが、彼女の腰を背後から抱きとめた。
そのまま、鎧の隙間に手を差し込み、細工された紐をぐいと引き上げる。
「戦えない? いいえ、逆ですよ。この刺激が、君の生存本能を研ぎ澄ませているはずだ」
「……はぁっ、はぁっ……何が……ッ!」
「この先の谷には、敵の伏兵がいます。正面から行けば、君の部下は半分も生き残らない。……僕の言う通りにするなら、この紐を緩めてあげましょう」
アベルは冷徹に言い放った。
肉体的な「躾」は、今や軍事的な「指揮権」の強奪へと繋がっていた。
ゾラは屈辱に震えた。自分はバルバドの戦士長だ。こんな軟弱な男の指図を受けるなど、死よりも耐え難い。
だが――
アベルの指が、彼女の意志を嘲笑うように一点を強く弾いた。
「あ、が……あぁぁぁッ!!」
白昼の森に、ゾラの高い声が響く。
快楽の暴力に屈し、彼女の瞳からは涙が溢れた。アベルの指先ひとつで、彼女の誇りは無残に解体され、ただの「従順な牝」へと作り替えられていく。
「……分かっ……た……。言う通りにする……。だから、あ……っ、早く……それを……止めて……」
ゾラは自ら、アベルの胸に顔を埋めた。
屈辱を感じながらも、彼の言いなりになることでしか、この恐ろしい快楽から逃げられない。いや、彼に従うことが「唯一の救い」であると、肉体が誤認し始めていたのだ。
数刻後、アベルの奇策――
「あえて弱兵を囮にし、ゾラの精鋭を裏道から通す」という案を採用したゾラは、一人の犠牲も出さずに敵の第一陣を壊滅させた。
返り血を浴び、息を切らすゾラの首筋には、アベルがつけた赤い痕が刻まれていた。勝利の歓声の中、彼女はアベルの背中を見つめ、複雑な感情に身を焦がす。
(あいつの言うことは、正しい……。あいつの指が、私を勝利に導いている……)
それは、誇り高き雌獅子が、ついに「飼い主」を認め、その鎖を自ら首に回し始めた瞬間だった。
そこは「緑の墓標」と呼ばれる、鬱蒼とした密林地帯だった。
道はぬかるみ、至る所に敵の伏兵が潜む気配がある。
バルバドの兵士たちは、普段の平原戦とは違う不自由さに苛立っていた。
「……くそ、視界が悪すぎる。斥候を倍に増やせ! 動きの鈍い重装兵は中央に寄せろ!」
ゾラは苛立ちを隠さず叫んだ。
だが、その声は以前のような力強さを欠き、どこか喘ぐような湿り気を帯びている。
理由は、彼女の革鎧の下にあった。
行軍開始直前、アベルに「防具の調整」と称して細工を施されたのだ。
彼女の柔らかな内腿と、最も敏感な場所に、歩くたびに、あるいは馬の振動を受けるたびに、執拗な摩擦と刺激を与える「仕掛け」が。
(……あ、あいつ……っ。なんて、下劣な……ッ!)
一歩踏み出すたびに、鋭い快感の火花が脳裏を掠める。
ゾラは顔を赤く染め、必死に太腿に力を入れてその「感覚」を押し殺そうとした。
だが、そうすればするほど、アベルが選んだ特殊な布地と細い紐が、彼女の秘部を容赦なく責め立てる。
「戦士長。顔色が悪いですよ。……偵察を、私に任せていただけますか?」
不意に横に並んだアベルが、事務的な口調で言った。
だが、その瞳は嘲笑に満ちている。
彼はゾラの足元――
絶え間ない刺激に耐え、微かに震える脚の動きをすべて見抜いていた。
「……ふざけるな。新兵が……一人で何ができるってんだ……っ、あ……」
言葉の途中で、馬が大きく揺れた。
「仕掛け」が深く食い込み、ゾラは思わず鞍を握りしめて身体を丸めた。
部下たちが不審げに彼女を見る。
「姐さん? 大丈夫ですか?」
「なんでも、ない……! 敵の……呪術かもしれない。私は少し……アベルと先行して地形を確認してくる。貴様らはここで待機していろ!」
屈辱にまみれた命令だった。
アベルに連れ出される形にしなければ、もはや声を出すことすらままならなかったのだ。
部下たちの視線から外れた大樹の影。
ゾラは馬から転げ落ちるように降りると、膝をついて激しく息をついた。
「アベル……っ、貴様! 今すぐ、これを解け! こんな……こんな状態で、戦えるわけ……あぁっ!」
アベルが、彼女の腰を背後から抱きとめた。
そのまま、鎧の隙間に手を差し込み、細工された紐をぐいと引き上げる。
「戦えない? いいえ、逆ですよ。この刺激が、君の生存本能を研ぎ澄ませているはずだ」
「……はぁっ、はぁっ……何が……ッ!」
「この先の谷には、敵の伏兵がいます。正面から行けば、君の部下は半分も生き残らない。……僕の言う通りにするなら、この紐を緩めてあげましょう」
アベルは冷徹に言い放った。
肉体的な「躾」は、今や軍事的な「指揮権」の強奪へと繋がっていた。
ゾラは屈辱に震えた。自分はバルバドの戦士長だ。こんな軟弱な男の指図を受けるなど、死よりも耐え難い。
だが――
アベルの指が、彼女の意志を嘲笑うように一点を強く弾いた。
「あ、が……あぁぁぁッ!!」
白昼の森に、ゾラの高い声が響く。
快楽の暴力に屈し、彼女の瞳からは涙が溢れた。アベルの指先ひとつで、彼女の誇りは無残に解体され、ただの「従順な牝」へと作り替えられていく。
「……分かっ……た……。言う通りにする……。だから、あ……っ、早く……それを……止めて……」
ゾラは自ら、アベルの胸に顔を埋めた。
屈辱を感じながらも、彼の言いなりになることでしか、この恐ろしい快楽から逃げられない。いや、彼に従うことが「唯一の救い」であると、肉体が誤認し始めていたのだ。
数刻後、アベルの奇策――
「あえて弱兵を囮にし、ゾラの精鋭を裏道から通す」という案を採用したゾラは、一人の犠牲も出さずに敵の第一陣を壊滅させた。
返り血を浴び、息を切らすゾラの首筋には、アベルがつけた赤い痕が刻まれていた。勝利の歓声の中、彼女はアベルの背中を見つめ、複雑な感情に身を焦がす。
(あいつの言うことは、正しい……。あいつの指が、私を勝利に導いている……)
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