記憶屋2

鷲宮@

文字の大きさ
上 下
101 / 142
いじめられっ子

101

しおりを挟む
目を覚ますと辺りは薄暗く、自分がどこにいるのか把握するのに時間がかかった。

ここって…

荒川大橋の高架下…

二階堂さんに思い切り蹴られた顔とお腹が痛く、しばらく立ち上がれなかった。

鞄から取り出したスマホの電源を入れると、時刻は19時を過ぎていた。

生徒会長からLINEと着信が入っていた。

直ぐに折り返しの電話をかけた。

『もしもし、今どこにいるんだ?』

呼び出し音が鳴るか鳴らないかのタイミングで電話が繋がった。
しおりを挟む
1 / 3

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

君に春を届けたい。

ライト文芸 / 連載中 24h.ポイント:28pt お気に入り:1

浜辺で暮らす少女は、王子様を拾う

恋愛 / 完結 24h.ポイント:14pt お気に入り:5

ウクレレ

現代文学 / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:1

最強格の竜種に転生したから好き勝手に生きます

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:6

【完結】ちょっと待ってくれー!!彼女は俺の婚約者だ

恋愛 / 完結 24h.ポイント:7pt お気に入り:65

処理中です...