記憶屋2

鷲宮@

文字の大きさ
上 下
129 / 142
生徒会長

129

しおりを挟む
その直後、被されていた布を剥ぎ取られ、体のロープと猿ぐつわを取られた。

「嫌ぁぁぁぁぁ~」

叫び声のあと、彼女が私の横で倒れたのがわかった。

全て二階堂凛の企みだった。

学級委員長をやり、誰にでも優しくして、愛想を振るまいていたから気付かなかった。

色眼鏡で見ていたから、本当の素顔を見逃してしまっていた。

私の責任だ。

彼女にこんな事をさせてしまったのも、私の責任だ。

ハッ!

そうだ。

記憶屋に返信するのは今しかない。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

うつ病になったWEBライターの私が伝えたい、今辛いこと

エッセイ・ノンフィクション / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:0

紅~いつもの街灯の下で

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:3

一葉恋慕・明治編

ライト文芸 / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:2

ペガサスの赤い木の実

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:0

ラノベ大好き主人公が幼馴染の告白シーンを目撃!

大衆娯楽 / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:3

[完結]婚約破棄されたけど、わたし、あきらめきれません

恋愛 / 完結 24h.ポイント:7pt お気に入り:46

偽物聖女を愛した国は滅びて当然です。

恋愛 / 完結 24h.ポイント:14pt お気に入り:1,387

アルバイターとJK

青春 / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:2

処理中です...