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世界観には突っ込まないように(笑)
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むか~し昔、ある日の事。お爺さんは山で芝刈りをした帰りに、罠にかかった一羽の鶴を助けます。
その日の夜、一人暮らしのお爺さんの家を娘が訪ねてきました。年の頃は十八、長い黒髪に透ける様な白い肌のとても美しい娘です。
道に迷い、路銀も尽きてしまったという娘を、お爺さんは家に置いてやることにしました。
お鶴と名乗った娘は、「路銀を稼ぐために仕事をしますので、決して覗かないでくださいね」と言って部屋に閉じこもります。
朝になると、顔を火照らせ息を切らしたお鶴が部屋から出てきました。
「これはほんのお礼です」
そう言ってお爺さんに差し出したのは一枚の紙切れ。そこには何やら数字とアルファベットが並んでいます。
「これは?」
「アマゾンギフト券の番号です」
お爺さんがパソコンで確認してみると、それはかなりの額でした。
そんな事が何日も続きます。さすがにお爺さんもお鶴がどうやってお金を稼いでいるのかが気になります。
ついに我慢が出来なくなり、お鶴が引きこもっている部屋の襖に耳を当てました。
「あ、あ、ああ、ああんっ」
それは何やら苦しげな――いえ、どこか艶を帯びた喘ぎ声に聞こえました。
好奇心に負けたお爺さんは襖を一気に開け放ちます。
「きゃっ!」
部屋の中には設置したカメラの前で、大きく脚を広げたお鶴の姿がありました。着物は乱れ、股の間には震える大人のオモチャが――
「お鶴……お前、一体なにを?」
「バレてしまいましたね」
お鶴は悲しげに目を伏せ、お爺さんの疑問に答えます。
「私はあなたに助けられた鶴なのです。こうしてエロ動画配信で投げ銭を稼ぎ、恩返しをしようと。しかし、知られてしまったからには……」
「舐めるな!」
お爺さんの一喝にお鶴は目をパチクリさせます。
「この程度の人気でいい気になるな。ワシがお前をプロデュースしてやろう」
実はお爺さん、かつては超有名なユーチューバーだったのです。
こうしてコンビを組んだ二人は、さらにがっぽがっぽと稼ぎまくるのでした。
めでたしめでたし。
その日の夜、一人暮らしのお爺さんの家を娘が訪ねてきました。年の頃は十八、長い黒髪に透ける様な白い肌のとても美しい娘です。
道に迷い、路銀も尽きてしまったという娘を、お爺さんは家に置いてやることにしました。
お鶴と名乗った娘は、「路銀を稼ぐために仕事をしますので、決して覗かないでくださいね」と言って部屋に閉じこもります。
朝になると、顔を火照らせ息を切らしたお鶴が部屋から出てきました。
「これはほんのお礼です」
そう言ってお爺さんに差し出したのは一枚の紙切れ。そこには何やら数字とアルファベットが並んでいます。
「これは?」
「アマゾンギフト券の番号です」
お爺さんがパソコンで確認してみると、それはかなりの額でした。
そんな事が何日も続きます。さすがにお爺さんもお鶴がどうやってお金を稼いでいるのかが気になります。
ついに我慢が出来なくなり、お鶴が引きこもっている部屋の襖に耳を当てました。
「あ、あ、ああ、ああんっ」
それは何やら苦しげな――いえ、どこか艶を帯びた喘ぎ声に聞こえました。
好奇心に負けたお爺さんは襖を一気に開け放ちます。
「きゃっ!」
部屋の中には設置したカメラの前で、大きく脚を広げたお鶴の姿がありました。着物は乱れ、股の間には震える大人のオモチャが――
「お鶴……お前、一体なにを?」
「バレてしまいましたね」
お鶴は悲しげに目を伏せ、お爺さんの疑問に答えます。
「私はあなたに助けられた鶴なのです。こうしてエロ動画配信で投げ銭を稼ぎ、恩返しをしようと。しかし、知られてしまったからには……」
「舐めるな!」
お爺さんの一喝にお鶴は目をパチクリさせます。
「この程度の人気でいい気になるな。ワシがお前をプロデュースしてやろう」
実はお爺さん、かつては超有名なユーチューバーだったのです。
こうしてコンビを組んだ二人は、さらにがっぽがっぽと稼ぎまくるのでした。
めでたしめでたし。
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